今回は日常回となっております。
まぁいつもみたいにノープランですが、そんなに長くはならないかと思います。
いつもの日常 その一
「コンチワース!」
俺はいつもの挨拶をしながら部室に入った。
部屋には五条しかいないようだ。
「よう!柚子木!この頃大変だったみたいだな」
五条が俺に声をかけた。
「いや、それはもう。だって自殺とか出ちゃったんですよ」
「うわ〜。それはそれは。でも、お前と白浜だけずるくないか?」
「何がですか?」
「いや、だってお前ら二人はepisode3にずっと出てたじゃん。しかもお前なんか毎回毎回出てきて」
「いや、それはしょうがないじゃないですか。だって主人公とメインヒロインですよ」
「でも、私たち他のGHB部員はepisode2から一回も出ていないんだぞ」
「そ、それは……」
「それに、門川なんてこんな事言ってたぞ」
俺はもう出番はないのか……用済みは捨てられるのか……
「うわっ‼︎それは重い!結構心にきてますね」
「ああ、あいつは意外とガラスのハートの持ち主だからな」
「でも清戸さんとのお話中は凄いカッコよかったですよ」
「本当か?私には”仁義なき男の戦い”に見えるけどな」
「そうですか?」
俺は五条と談笑していると神崎も部室に入ってきた。
「あっ!神崎先輩!ちわす!」
「あっ!柚子木くん……」
神崎は俺を見ると声のトーンを低くした。
……えっ?どうしたの?あれ?俺って何かしたっけ?
「どうしたんだ〜?千鶴〜。まさか柚子木が気になるのか?」
五条は小指を立てながら神崎にそう言った。
いやいや、流石にそれはないでしょう。だってまだ出会って二ヶ月だよ。
先輩と後輩……。それもそれでいいかもな。何だか結構エロい展開にいけるかも。読者の皆さんにエロい展開を用意出来るかも。
「う、うん……」
俺と五条はその言葉を聞いた瞬間体が震えた。
……えっ?マジで?嘘でしょ?
いやいや、待てよ俺‼︎流石にないよ。きっと冗談か何かだよ。だって第三者がいるのに堂々と気があるとか言わないよ。普通は。
「え?おい、千鶴は本当にこの運動バカが気になるのか?」
「うん」
いやいや、待てよ。ちょっと整理をさせてくれ。
神崎が俺の事を好きだった?
やっぱり考えられん。まあ、好きになってもらうのは嬉しいよ。でもこのタイミングで言う?
俺はそう思いながら神崎を見る。
ヤバい!こうやって改めて見ると、神崎先輩って可愛く見えてきた。さっきまでふざけて「エロい展開にできる」とか言ってたけど本当にできるぞ!おかしい!だってこの小説は年齢制限がないんだ!そんなラブラブエッチな展開はない!
すると神崎は俺の方を指差した。
「その、柚子木くんの肩に霊の気配が……」
えー、そういう事なのね。気になるっていうのはそっちの意味ね。好きとかじゃないのね。
……凄いショック。何か勝手に先走った俺が馬鹿に思えてきた。恥ずかしい。
ちなみに神崎が見えているのはココのせいだろう。
毎日一緒にいるため、ココの霊の力の影響だろう。
そっか、神崎は神社の跡取りだから霊的な物が見えるのか。
俺と五条はそれを知ると緊張感が一気になくなった。
「なんだ〜。千鶴はそういう奴が見えるもんな。ビビった〜、私はてっきり千鶴が柚子木の事が好きなのかと」
「俺もそう思いました」
「そ、それはないよ……」
「だってさ柚子木!」
「この話はやめましょう。お願いだから俺の傷をえぐらないで」
何か悲しい。それはないよとか言われてしまった。
ガラガラガラ!
扉が開く音がした。
今度は誰だ?
何も書く事は無いっす。