すごいですね。いつもの日常でここまで熱い論争を繰り広げているとはは……。
柚子木くんの苦労が伺えます。
「よう!」
「よ〜う!」
門川である。それと広路も一緒に来た。
「あっ!ブチョーだ!それに真那も。いつも仲良し二人だね」
「ああ、そう言われてみれば確かにそんな気がするような……。あっ!まさか二人ってできてます?」
「な訳ないだろ。お前一旦絞め殺すぞ」
待って!何でいきなり恐喝?いや、貴方が言うと冗談でも冗談じゃなくなるから‼︎
「何〜?柚子木くんが生徒会に奪われたからって春(春之)生徒会に嫉妬しているの〜?」
「それも確かにあるが、一番イラつく事は何故柚子木が一番出ているのかだ」
しょうがないでしょう‼︎だって主人公‼︎俺はこの小説の主人公‼︎
「そこでだな。今日は会議をする」
「会議?」
「ああ。今後のこの小説の会議だ」
「へぇ〜(棒)」
「おい!だるいみたいな顔をするな!だってこれは今後の展開に大切な会議なんだぞ!」
「いや、でもねぇ〜。作者が考えてくれれば……」
そうである。何故俺たちGHB部員が考えないといけないのか。せめて考えさせるとしてもアニ研だろ‼︎
「あれ〜?舞ちゃんと和穂ちゃんは〜?」
「ああ、あいつら二人とも風邪で休みです」
「そうか。まぁしょうがない。五人で考えるぞ。じゃあまずは案を出そう。直す事と新たに取り入れる事の案を出してけよ〜」
すると広路が一番に手を挙げた。
「じゃあ広路!」
「は〜い!私は〜、もっと部活動的な事をする!」
いや、少なくとも俺は十分すぎるほどやっていると思うのだが……。やってないのは他の人たちじゃないのか?
「んじゃ次は私〜」
すると次は五条が手を挙げる。
「私はもっと戦闘シーンを取り入れるのがいいと思う!」
嫌な予感しかしないんだが……。
「ち、ちなみにそれは誰が?」
「そりゃもちろん柚子木、お前自身だよ」
ですよね〜。やっぱり人任せだよね〜。
自分が出来るような案にして欲しいんだが。俺が大変になるだけだとも思うぞ。現時点で俺はこの部活のパシリ的な役割なんだから。
「わ、私……」
次は神崎が手を挙げた。
「わ、私は、もうちょっと幽霊ネタを……」
幽霊ネタはやめてくれ!もうココだけで十分だから。それ以上いると俺の身体が持たない!
すると門川がこんな事を言い出す。
「う〜ん。いい案が出ないなぁ。あっ!こういうのはどうだ?」
「どんなのっすか?」
「もう生徒会を出さない!」
それは個人的な意思ダロォ!生徒会が出ない学園物は俺が許さんぞぉぉぉ!
誰か、ちゃんとした意見はないのか?
「じゃあ、もう主人公を変えるのは?」
そうくる⁉︎根本的なところから?
「ああ、それはいいな。俺も賛成だ」
「私もです」
「わたしも〜」
お前らぁぁぁ!やるならやるでちゃんとしろよぉぉぉ!
「やるならちゃんと考えてくださいよ!」
「おっ?いつになく柚子木が本気だぞ!」
「とにかく、個人的な意見は無し!大変だから。根本的なのも無し!俺の地位が危うくなるから」
「えっ?じゃ、じゃあ、何も思いつかないですぅ」
「ほら!そこ!諦めない!」
「いや〜。でも、柚子木?流石になぁ〜」
このヒモ人間め!少しでもダメって言うとすぐにやる気失せる!
しかし、このままじゃ、俺が主人公解任の危機も……。どうにかしなければ……。
そうですね、ファンタジーも週一で出してみようかな。