まあ、題名が謎なんですが、まあ、本編をお楽しみください。
ある日の放課後。
「おい!柚子木!俺と一緒に来い!」
門川が俺を呼んだ。どうやら他の部に行くらしい、
「どうしたんですか?」
「いや、生徒たちの情報をある奴に依頼していたんだ」
「情報?依頼?」
「ああ、生徒たちの個人情報を聞きに行く」
「それって法律違反じゃ」
「いいんだよ。こっちは知る権利がある」
いや〜、ダメだろ〜。
「でもなんでですか?」
「いや、部活動の悩み相談の時に必要になる時があるから。一応、全生徒の何か変わった所があるか。そんな事を聞きに行く」
ヘェ〜。部長って意外と大変なんだね。
…………何で俺が行くの?
「あの、部長。何で俺も行かないと行けないんですか?」
「まあ、大人の事情で……」
そんな事を言った門川の心は非情であった。同じ部活の仲間を犠牲に情報を引き出す。この時の俺はまだ知らない。この後、門川が会う人は俺の天敵ファンである事を……。
俺たちはある部室についた。ー新聞部ー
うわっ‼︎ザ・情報!って感じ!何か警察の捜査みたい。……ちょっとかっこいいかも。
門川は部室の扉を開けて、中に入った。俺もそれに連れて中に入る。
新聞部の部室の第一印象はダンボールが多いというところである。ダンボールの中は紙が色々入っていて、本当の新聞社に来たような感じである。
「ここが新聞部だ。部員は日本全国にいて、毎日色々な情報が入ってくる。中にはマニアックな物もあるらしい」
全国⁉︎それって凄くない⁉︎新聞社並みだよ⁉︎
「それってこの学校の生徒だけで?」
「何を言っている。そうに決まっているだろ」
全国の情報をこの学校の生徒だけで?高校生だけで?……プロの方じゃなくて?
俺はそれを聞いた時、驚きとともに心配もあった。
心配とは、簡単に言うと”勉強”の事である。全国にこの学校の生徒がいるということはこの学校に来れない人もいるはず。
「あの、部長。この学校の生徒の人たちの勉強は?」
「ああ、姉妹校でしているらしい」
姉妹校……。この学校ってこんなに凄かったっけ?
俺と門川が雑談をしていると例の人が来た。
「すいませ〜ん!待たせてしまいました!」
女の人が俺たちの所に来た。
「よう。安平。こいつが柚子木だ」
「ほうほう!これが”東北の鵺・・・・”と呼ばれる柚子木くんですか!よろしくデス!私の名前は安平。安平空です!新聞部の部長をやらせてもらっています」
「よろしくっす。俺の名前は柚子木光牙です。……よく知ってますね。俺の中学の時のあだ名」
本当によく調べたな。このあだ名はあっちのヤバい世界でしか知られてないはずなんだけどなぁ〜。恐るべき新聞部!
「いやいや。だって私柚子木くんのファンですもん!」
「ファン?」
「はい!この前の西枝くんの事を聞いて驚きました!まさか至近距離で銃をかわすなんて!名探偵コ◯ンの技を出来る人がいたとは」
「いやいや、たまたまですって」
「いや!私は確信したんです!あなたは大物だって!だからあなたの事を隅々まで調べたんです。あなたが生まれた日とか、生まれた場所、育った場所に通った学校、今住んでいる所に、体型の情報など……」
安平は俺の情報をスラスラと読みだした。俺はその時、安平はヤバい奴だと確信した。安平の読み上げた情報は全て当たっているからだ。どこから聞いたのかは知らないが、安平は俺の全てを知っているようにも思えた。そう思うと背筋がぞくっとした。
「あっ、そういえば今日は何のようですか?」
「この前の情報を知りたいんだが……」
「わかりました!約束は守ってもらえますよね」
「ああ。いいぞ」
約束?………………何かヤバそう。俺の本能がこう言っている。ここにいたらヤバいと。
「あの、部長」
「ん?何だ?」
「その……、約束って?」
「ああ、そういえば言ってなかったな(まあ、わざと言ってないんだけど)。お前は今日安平の地獄質問責めをくらうぞ」
その時の門川の顔は非情であった。
裏切り者めぇぇぇぇ‼︎‼︎
その後、俺は安平の質問責めにあった。主に、中学時代の事、身体能力、部活動の事などの質問をされた。そりゃ、もうたくさん。
門川は俺を犠牲に必要としていた情報を得た。そして、安平も必要?としていた情報を得た。
その後、俺は部室に戻ると広路にこう言われた。
「どうしたの〜?やけにボロボロだね〜」
それを聞いた門川は俺ににっこりと笑いかけた。
……この恨み、いつか絶対に晴らしてやる!
えー、今回は安平さんをやりたいとおもいます。
安平 空 高二 新聞部部長
やすひら そら
身体/身長157センチ。体重48キロ。いつもツインテールにしているがあまり気にしてもらえない。Eカップ。
性格/爽やか変態。知りたい事は何でも調べちゃう。金より情報。
好きなもの/情報。新聞。柚子木。
悩み/若者が新聞から離れている事。