今回は題名が謎何ですが、まぁ、見れば分かります。
では本編をお楽しみになってくださいませ。
海!それは青く壮大で生命の起源となりし場所!
とまぁ、海好きの人なら言うかもしれないが俺はそんなに好きじゃない。やっぱ山だろ!
「どうしたんですか?柚子木くん。何かつまらなそうですね」
「まぁ、お前たちの水着姿を見たし、もう俺の目的はほぼ達成だからな」
俺がそう言うと小深が突っ込んできた。
「あれ?私のお願いは?」
「知らん。他の男にでも守ってもらえ。……あっ、でも北瀬はやめとけよ。あいつは危険だからな」
「柚子木くん!私たちGHBのお仕事を放棄したらメッ!ですよ!」
「……いや、すまん。もう一度今のを白浜。やってくれないか?」
「そうだな。愚民に続いて私も白浜さんのメッ!が聞きたいな。ワンモアプリーズ」
俺と倉本がふざけていると湯島に叩かれた。
「あんたたち二人はまた舞ちゃんで遊んで!」
「痛って!お前なんで俺だけなんだよ!」
「だって倉本さんは女の子だし」
「そうだぞ。私はか弱い女の子なんだからな」
「ずりーいぞ!お前!」
俺たちが変な喧嘩をしていると小深はクスクスと笑いだした。
「うふふっ!うふふふふっ‼︎」
……怖い。
「い、いや、その、ごめんなさい。私、笑いのツボが浅くて」
「いやいや、今のは怖すぎて俺でも引いたぞ」
「あっ、ヤバイっ!笑い泣きしてきた!うふふふふっ!」
小深さんはどうやら特殊体質をお持ちのようです。
「おーい!みんなぁ!ビーチバレーやろうぜ!」
北瀬が俺たちをビーチバレーへと誘った。
「いいぜ!じゃぁ、チーム分けしよう!」
「そうですね!でも、七人(柚子木、北瀬、白浜、倉本、赤石、湯島、小深.)じゃいい感じに分けられませんね」
白浜がそう言うと小深はこう言った。
「えっ、じゃ、じゃぁ、私が抜けるよ。そうすればちょうど三人、三人で」
小深はみんなに気を配って辞退しようとした。
「いやいや、それじゃぁ、つまんねぇだろ」
「えっ?」
「だから、お前がいるから楽しいんだろ」
「い、いや、でも……」
「まぁ、とにかくやってみろ。文句は後で聞くから」
俺は小深を無理矢理やらせた。
「でも、どうするの?七人だよ」
「じゃぁ、俺と柚子木でいいだろ」
……えっ?マジで?流石にキツくない?
すると女子たちはあっさりとオッケーしてしまった。
柚子木と北瀬VS女子五人
よし!本気でやったるわ!
ゲームは15点マッチ!
ちなみにみなさんはどっちが勝つと思いますか?
まぁ、大人気おとなげなく俺と北瀬の圧勝!
15-8という大差をつけて勝った。
いや、にしても女子たちが予想以上に弱かった。
「よし!勝ったぁぁぁぁ!ジュース一本な!」
「うー!悔しい!柚子木くんに負けました!」
いや、お前はもう少し基礎体力をつけろ。ばてすぎだ。
「ちっ!愚民のくせに!」
お前はみんなと協力しろ!みんなの胸の揺れを見るためにやってたのがバレバレだったわ‼︎
「まぁ、こんなものかしら」
赤石さん。あんたは全然触れてなかったよ。ボールに。ボールめっちゃ怖がってて可愛かったぞ。
「まぁ、負けたわよ」
湯島よ。お前、意外と強かったな。お前だけちゃんとしていたような気がするが。五点ぐらいはお前のソロだったような……
「初めて、友達としたビーチバレーまけちゃったなぁ」
俺たちを責めるように言うなよ。ってか、お前は毎回の動きが綺麗すぎだ。この職業病め!
「まぁ、負けたのは事実だし、海の家でカキ氷でもいかがですか?お代は私が出しますんで」
「えっ⁉︎舞ちゃんはいいよ!私が!」
「じゃぁ、お願いしようか。湯島さん」
「おい、倉本!お前ケチだな」
「まぁ、貧乏なんでな」
いい所にその言葉を出すなよ。
……するとある事に気がついた。
そう言えば俺、地味にまだ海に入ってねぇよ。
「あっ!ごめん!ちょっと先に行ってて!」
「どこ行くんですか?柚子木くん!」
「いや、ちょっと汗かいたから海に入ってこようかなぁ。なんちって!まぁ、とにかく海に入ってくるわ!」
俺は海へと向かう。
初めての海なので少し試したい事があった。
海の水は本当にしょっぱいのか⁉︎
俺は海に入るとペロッと水を舐めてみた。
オエッ!しょっぱっ!口がっ‼︎
俺が馬鹿な事をしていると後ろから声をかけられた。
「馬鹿なの?」
「うるせえなぁ……って小深じゃん。なんでここにいるんだ?海の家にいるはずじゃぁ」
「だって、ボディーガードがどっか行っちゃったら誰が守るの?」
「他の男じゃね?」
「でも、その人たちはどうせ、私を惹かせるためにしていて……」
「何だ?私はモテますってか?」
「いや、別にそんなんじゃないけど……」
小深は下を向いて黙り込んだ。
「ねぇ、今のあんたには私ってどう映る?」
小深は勇気を振り絞ってそう聞いた。
「あ〜あ。そうだなぁ。コバンザメ?コバンザメビッチかな」
「コバンザメビッチ?」
「うん。何か俺につきまとうビッチ。的な」
俺がそう答えると彼女はまた笑った。
「あははっ!やっぱり面白いね!」
「何だ?試しているのか?」
「いや、そうじゃないけど、やっぱり君といると何か余計な心配をしなくてすむよ」
「何だ?またモテますアピールか?」
「だ・か・ら!違うって!あっ、早く戻らないと!一緒に行こ!」
彼女は俺の手を取った。
そして、俺はその手を振り払った。
「えっ?」
「そんな手を繋いでないで走るぞ!競争だ」
俺はそう言うと小深を置いて海の家に向かって走る。
「あっ‼︎ズルい!」
彼女は俺を追って走る。
夏の晴天。ビーチの上にて太陽に照らされ彼女の仮面は現れてきた。