今回から話が急展開!
ではその内容を見てくださいまし〜。
いつしか、日は暮れ、空が青黒くなっていった。
浜辺に来ている客はもういない。
俺たちは帰る事にした。次に会うのは9月1日。それまでは何かない限りはもう顔を合わせない。
「じゃぁねぇ〜」
さよならの挨拶が駅前で飛び交かった。
俺は北瀬、赤石、湯島にもさよならを言った。
「じゃぁな!」
「おう!じゃぁ9月な」
「またね」
「じゃぁね〜」
俺は彼らに挨拶をし終わり、帰ろうかと思って切符売り場でPA◯MOのチャージをした。
すると白浜と倉本が声をかけてきた。
「私たちはもう帰ります」
「じゃぁ、今度は2日だな。忘れるなよ」
二人はそう言うと電車に乗って帰っていった。
次に会うのは確か8月2日。合宿だったような。……でも、場所を聞かされてないなぁ。
俺も家に帰んないとな。ココが待っているだろ。食材を買って帰るか。
俺も帰ろうとしたら、小深に止められた。
「何だ?何か用か?」
「ええ。そうよ」
「簡潔に話してくれないか?早く家に帰りたいんだが……」
「その件なんだけど、何で家に帰ろうとしているの?」
「……は?」
「だって、あなたは私のボディーガードでしょ。私を守らないつもり?」
「えっ?だってあれは俺たちと遊びたいための嘘じゃ……」
「いや、嘘じゃないわよ」
なっ⁉︎何だって‼︎嘘じゃないだと‼︎俺はてっきり小深のでっち上げかと思っていたが……。
「まだ、終わりじゃないわよ」
「マジで?」
「マジで」
「俺がお前の家までついてくの?」
「そう。何か文句ある?」
「いや、ありありだよ!俺が家に帰るのが遅くなる!今日見たいテレビ番組があるの!」
「じゃぁ、私とテレビ番組どっちが大事?」
「そりゃぁ、断然テレ……」
俺がそう言おうとしたら小深がめっちゃ怖い顔で睨んできた。
「小深様です」
「よろしい!」
結局、俺は小深の家までついてく事となった。
以外と俺と小深の家は近く、二駅ぐらいしか離れていなかった。
しかし、二駅でも土地は変わるものである。俺が閑静な住宅街に住んでいるのなら、小深の家は煌きらびやかな所であった。
田舎生まれの田舎育ちの人から見てみると異次元にでも来たかのような場所だった。
俺と小深が電車から降りて、駅の外へと出る。
すると、小深が買い物したいと言いだした。
「それは俺がいないところでやってくれよ。それに夜遅いぞ」
「大丈夫!まだ7時!」
「お前、そんなんだから変なのに付きまとわれるんだよ」
「えっ?今何て言った?」
「いや、だから付きまとわれてるって……」
「へぇ、よく気づいたね。流石ゆずポンだね」
ゆずポン?新たなあだ名だな。
「あれが付きまとう奴か?」
「……うん」
彼女は少し怖気おじけづいた。
その時、俺は思わされた。
怖い……か。
小深にストーカー行為をしているという男は海の時からずっといた。ずっと見ていた。小深をずっと見ていた。
どこにでもいそうなおっさんだ。あんな奴もストーカーってするんだな。
小深は怖がっている。
「おい、小深。大丈夫だ。お前は俺が守ってやるからもう怖がんな」
俺がそう言うと小深はこう言った。
「あんたって強いんだね」
「あったりめーよ!柚子木光牙をナメんなよ。伊達に汚れ仕事人名乗ってるんじゃねぇんだ」
彼女はそれを聞くと俺を頼った。こんな時に素直になりやがって。コンチクショー。