こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

今回はまぁ、新学期が始まったよ。っていう回です。ちなみにこのepisodeは長くなります。まぁ、episode4ぐらい。

まぁ、本編をお楽しみください。



episode5 秋には色々赤く色づいて
さぁ、新学期が始まりました


今日から二学期が始まる。すごく憂鬱だ。また学校という束縛がきてしまう。ああ、できることなら学校を破壊したい。

 

そんな事を思いながら一度起きた俺は二度寝を図る。しかし、それはある人によって阻止された。

 

ゴンゴンゴン!

 

鍵のかかったドアを叩く音が聞こえる。開けろという合図なのだろう。

 

何だ、ココか。そう思った俺はそれを無視して寝ようとした。

 

するとドアがガチャッと開いた。

 

俺は思わずドアの方を見た。そこにいたのはココではなく、光(母親)であった。

 

「こ〜うちゃ〜ん!」

 

俺がベッドで寝ていると光は飛び込んできた。

 

「ちょ、ちょっと邪魔だって」

 

「えっ?ひどい!」

 

光は瞬間に涙をポロポロと流す。

 

「小さい頃は一緒に寝よう!って言ってくれてたのに……」

 

「小さい頃はな。ってか、今は朝だし」

 

「そう言って私を除のけ者にする……」

 

「違うって!それより仕事は?」

 

「ああ、サボってきた」

 

光はそう言うと堂々と親指を立ててきた。

 

仕事をサボった?何を考えているのやら。そう思った俺は光をまずリビングに連れて行った。

 

「あっ、光牙様〜、おはようございますですぅ〜」

 

「おはよう。ココ。それより飯は?」

 

「それなら光様が朝ご飯をお作りになられました。なんでも、光牙様のために母親の愛情ご飯を食べさせたいだとか」

 

光は俺の方を向いてまたもや親指を立てた。光のドヤ顔は非常に殺意が湧いてくる。負けてもないのに何かウザい。

 

俺は朝食を食べ終わると、着替える準備をした。光のせいでいつもの順番が逆になってしまった。

 

着替え終えた俺はしぶしぶ学校に行こうと家を出ようとした。光がいるために学校に行かざるおえない。もし行かなかったら結構だるい事態が起こるだろう。

 

俺が家を出ようとすると光もついてきた。

 

「今から仕事行くの?」

 

「まぁね〜」

 

俺は家の玄関を開けると家の目の前には黒い高級車っぽい車が止まっていた。

 

「うわぁ〜。すげ〜、高そ〜」

 

俺は駅に向かおうとすると光が俺を止めた。光は車の扉を開けながら俺に手仕草で来いと言っていた。

 

「何?どうしたの?」

 

「まぁ、特別に学校まで送ってあげようと思ってね」

 

「いや、いいよ。電車で行くし」

 

「えー、いいじゃん。家族との時間を大事にしたい〜」

 

それはダメである。だって、俺が学校までこの車で送ってもらえばボンボンである事がばれてしまうではないか。

 

しかし、光を怒らせるとやばい。最強の女ヤンキーはマジで怖い。

 

俺はその怖さに負けて車で送ってもらう事にした。

 

車の中でもたくさんの話をさせられた。彼女はいるのか、友達はどうだ、部活は楽しいかなど聞かれた。

 

俺はその質問全てにおいてテキトーに返しておいた。

 

しばらくすると学校に着いた。俺は車を降りて学校に向かった。

 

その時、俺は見られていた。車から降りる所を。

 

「柚子木くん」

 

俺はその声にドキッとする。

 

その声の主は赤石であった。

 

「や、やぁ、委員長」

 

俺がぎこちない挨拶をすると彼女はじーっと俺を見た。

 

「えっ?ど、どうしたの?何か頰に付いてる?」

 

「いや、付いてませんが。それよりさっきの車は何ですか?」

 

バレてたーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎‼︎めっちゃバレたくない所じゃん!

 

「えっ?何それ。俺、知らない」

 

「嘘です。私見ましたよ。あんな高級車っぽそうな車。何ですか?」

 

「まぁ、お、お隣さんに送ってもらって……」

 

「本当ですか?隣に綺麗な女性がいましたよね」

 

「いや!あれは綺麗じゃないな。絶対に。綺麗ってのはもっと他にもあるだろ」

 

「ふぅん」

 

彼女は俺の目を見ている。それは疑いの目である。

 

「まぁ、いいです」

 

彼女はそう言うとクラスの方へ行ってしまった。

 

……新学期早々、見られたくない事を見られてしまったぁぁぁ!

 

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