今回は題名からして怪しいですね。でも、まだ、内容はそこまでではないです。そういう回は最後に持ってきますから。
赤石は今コンビニの中にいる。そして赤石を尾行中の俺と倉本、湯島の三人は交差点の角で赤石の行動を伺うかがっている。
「なんか、探偵みたいだな」
「そうね。でも舞ちゃんには言わなくて良かったの?」
「まぁ、いいだろう。……あれ?湯島、お前は何でここにいるんだ?」
湯島はいつになくやる気満々の格好である。ハンチングの帽子を被って、メガネをかけている。
「お前、探偵装備一式揃えたのか?」
湯島は目をキラキラさせて、まるでシャキーンと効果音が出るようなほどの服装をしている。そこまで楽しみだったのか?と言いたいが、後で返り討ちにあうのでやめておく。
「お前本当に暇人だな。こんな事が楽しいのか?」
「まぁ、結構面白い!それに私運動できないから外であんまり遊んだ事ないから」
へいへい、そうですよね。どうせあなたから見たら遊びですよね。
ずっと赤石の動向を見ていた倉本が出てきたという合図をした。見てみると赤石は雑誌を買っていたようである。雑誌を鞄の中に入れるとコンビニをあとにした。俺たちはそんな赤石について行く。
次に彼女は近くにあるカフェに寄った。俺たちも変装してカフェに寄った。俺はホスト風に変装を。倉本はオタク少女みたいにメガネをかけてみた。湯島は……。
「おい、湯島。お前それはアウトだ」
「えっ?何で?どこがダメなの?」
湯島の格好。それは甲冑かっちゅうである。いかにもお城の廊下とかにありそうな銀色の甲冑。
「いやいや、その格好で店に入るの?」
「うん」
「どう見たって目立つだろ!お前、変装の意味わかってる?」
「ばれないようにだろ?」
「そうだけど、目立っちゃったら元も子もないじゃん!」
「大丈夫!ばれないよ!」
湯島は兜を被った。確かに誰だかわからない。だが、しかし、変装以前の問題もある。
「どうだ!これで目立ってもばれないよ!」
「そうか……。じゃぁ、それで歩いてみろ」
「そうだ…………あれ?動かないんだけど、ってか重っ!」
そう、湯島は体が弱い。だからまともに運動をした事がない。つまり筋力が全然ない!あるとすれば胸だけ!
甲冑の重さを見誤っている。馬鹿め……。
という事で湯島の変装を強制的に変えて眼帯少女にした。しかも、カチューシャをつけてみた。これならばれないだろう。
俺たちは赤石が入ったカフェに入った。カフェで三人分の飲み物を頼んで席に座った。その席は赤石からは見えないが、こちらからは見えるという感じ。
赤石はカフェオレを飲みながら雑誌を読んでいる。
俺は赤石が読んでいる雑誌をそぉっと見た。どうやら女性向け雑誌のようである。
やはり赤石は腐っても女子である。冷徹、静かであっても心は女子。
しかし俺は二つの事に気付いた。
一つは俺がしているのは変態行為であるという事。赤石は女子で、倉本と湯島も女子。だからおふざけとして捉えられるが、俺は男子である。つまり、捉え方によっては変態になってしまう!
それともう一つは赤石が見ていたページである。ページにはこう書いてあった。
好きな男を落とす5つの方法‼︎
ま、ま、まさか、やっぱり、赤石には好きな人がいたのかっ‼︎