今回はまぁ、後々使う事があるかもしれない事を載せました。
この次の話に赤石さんの秘密を載せます。これはほぼ確実です。
ちなみにこれまでは全てノープランです。やばいです。まず、赤石さんの編じゃなかったんですよ。episode5は。本当は門川と広路の編だけだったんですよ。
昼休みに俺は安平に会いに行った。赤石についての事である。
俺はクラスを出て新聞部に行くために廊下を歩いていた。すると、廊下の壁側に人がたくさん集まっていた。
何だ……?
俺は何故みんなが集まっているのか見てみた。廊下の壁には紙が貼ってあった。
校内色々ランキング‼︎と紙には書かれていた。どうやら新聞部が作った今月の新聞のようだ。
「どれどれ……」
内容を見てみた。食欲ランキング、背の高いランキング、天才ランキングなどあった。天才ランキングの中には赤石の名前もあった。
俺がランキングを見ていると安平から声をかけた。
「どう?私たちが作ったランキング!」
「まぁ、いいと思いますよ。でも、流石にこれはないでしょ」
俺はランキングの目玉といってもいい校内美女・イケメンランキングトップ10に指をさした。校内美女ランキングでは植木が3位、赤石7位、小深1位で白浜9位という結果である。
しかし、問題はそこではない。イケメンランキングの方である。そこには清戸、北瀬がいる。二人はとてもふざけた性格の持ち主だが、イケメンである事は確かである。清戸が6位、北瀬が7位。でも、何故ランキングトップ10の中に入っているのだろうか‼︎俺が‼︎
「えっ?何で?柚子木くんイケメンじゃん!」
「全然っすよ」
「そう?だって、一部の人には人気だよ」
へぇ、そうなんだ!俺って人気なんだ!よかったぁ!みんなから怖いって思われているかと思ってた。
「で、一部の人って?」
「まぁ、スポーツが得意な人の事が好きな女子とか腐女子とか」
「えっ?何で腐女子?」
「そりゃ、いつも北瀬くんと仲良いじゃん?だから腐女子たちの目の保養なんだってさ」
……それはそれでなんかやだな。俺と北瀬のBLとか誰も望んでないし。少なくとも俺は嫌だ。
「あっ、そういえば聞く事があったんだ。先輩に」
「何?何でも聞いて!」
俺は安平に赤石に何があったのか教えてくれと頼んだ。すると安平は意外な反応をした。
「あ〜、その事か〜。まぁ、そうだよねぇ、柚子木くんが赤石さんと友達だったらいつかは聞かれるよねぇ」
「その、何があったかだけでいいんです。いじめられてたとか、転校してきたとか」
「まぁ、教えられるけど、彼女が中三の頃の事は知らないよ。その時は私、もうこの高校に入ってたし。でも、それまでの事なら教えてあげる」
「本当ですか?」
「うん」
安平はニヤリと笑った。
「その分の対価は支払ってもらうけどね」
……え?まじで?タダじゃないん?
「じゃぁ、教えてあげる。彼女の秘密を。でも、話すなら人のいない所がいいでしょ。屋上に行こう」
安平はそう言うと俺の手を引っ張った。
屋上までの階段を上がり、ドアを開けた。まだ9月の上旬。夏の余韻よいんがまだ残っている。その中で安平は淡々と話し出した。中学の事から知っている後輩の赤石の事を。