こんな奴でも青春したいっ‼︎   作:Gヘッド

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はい!Gヘッドです!

今回はまぁ、遊びに行く回ですね。



バカな二人の『一気にハッピー計画』

さぁ、今日は日曜日。俺の大好きな日曜日。毎日が日曜ならいいのにといつも考えてしまう。

 

そんな日に俺はある駅に来ていた。その駅の近くには大きなショッピングモールがある。もちろんこれは北瀬に教えてもらった場所。もともとは赤石のためじゃなくて門川と広路のために聞いたんだけども、まぁ、そこらへんは臨機応変に対応を。

 

でも、そこで終わる俺じゃない。門川と広路のための場所を俺たちだけで使うのはもったいない。そこで俺は考えた‼︎

 

「ごめん。委員長。待った?」

 

「いや、別に待ってはないが……何故、倉本さんがここにいるんだ?」

 

「私は無視してくれて構わない。委員長は愚民とイチャイチャしていてくれ」

 

「いっ、イチャイチャ⁉︎そ、そんなのはで、できません……」

 

あら、可愛い。……じゃなくて‼︎違うんだよ。イチャイチャすんのは俺と赤石じゃないんだよ。

 

俺たち三人が駅の改札の所で話しているとある人たちの気配を感じた。俺と倉本は赤石の口を閉じて気配を消した。

 

「えっ、ちょ、ちょっと、なんですか……」

 

「いいから少し黙れ」

 

俺たちが壁側の方で静かにしているとある二人組が改札を出た。門川と広路である。

 

「なぁ、真那。柚子木と倉本まじでねぇわ」

 

「まぁ、しょうがないよ〜」

 

「いや、でも、あいつらから映画館誘っておいて当の本人はドタキャンだぜ」

 

「でも、チケットはもらってるよ〜」

 

「そう言う事じゃなくて……はぁ、いいや。行こ」

 

門川はそう言うと広路の手を引っ張った。その姿を見ていた俺と倉本はお互いにアイコンタクトで「よしっ‼︎」と言い合った。

 

「何なんだ?いきなり私の口を閉じるわ、静かになるわ、アイコンタクトまでするし。どうした?何を企んでいる?」

 

まぁ、企んでいるといえば企んでおります。

 

さぁ、ここで解説しよう‼︎成績バカの俺と倉本の二人で考えた”門川と広路と赤石を一気に幸せにしちゃおう”計画!

まぁ、これは名の通り、一気に幸せにしちゃう。ただそれだけである。俺は赤石を、倉本は門川と広路を見張って、いい感じの事態に動くように工作する。そんな計画。

 

「おい、愚民。私はこれから二人を見張っているから赤石さんは頼んだぞ」

 

「ああ」

 

「ちなみに、赤石さんの弱い所は”脇”と”首筋”だ‼︎」

 

「いや、そんな情報はいら……いるわ。うん。実践してみるよ」

 

「じゃぁ、グットラック‼︎」

 

倉本はそう言い残すと二人の後を追った。なんか、ラストの言葉が非常にうざかったのは俺だけだろうか。まぁ、そんな事はいいや。倉本に教えられた弱い所をイジ……赤石を幸せにしちゃおう。

 

「おい、赤石。行こうぜ」

 

俺は赤石の手を引っ張った。

 

…………あれ?このシチュエーションってなんかさっきあったような気が……。まぁ、いいか。

 

「まっ、待ってくれ」

 

赤石は俺の手を振りほどいた。

 

「何だ?嫌だったか?」

 

「いや、そうじゃなくて、手、手をつ、繋ぐというのは、その、こ、こ、恋人とかじゃ……」

 

……えっ?何?この子って意外と白浜みたいにピュアなの?ってか何これ。超可愛いんですけど。いじめたい……じゃなくて彼女にしたい。

 

「いや、大丈夫だって。他の人から見ればいい感じのカップルだろ」

 

「なっ⁉︎な、か、かかかカップル⁉︎お、お前と私が⁉︎」

 

えっ?何?そこまで言われると心折れちゃうんだけど。

 

「まぁ、別に、嫌というわけではないが……」

 

むしろ心パワーアップしたーーーーー。最高!

 

「ねぇ、委員長。もう一回さっきの言葉言ってよ」

 

「そ、それはむ、無理だ。…………ほら、行くぞ」

 

赤石は俺の手を引っ張った。俺は人差し指で赤石の手のひらをそおっと撫でた。

 

「ひゃんっ‼︎ち、ちょっと、な、何をする!」

 

「いや、ご、ごめん」

 

赤石は少々怒っている。まぁ、ここまで弱いとはな。

 

研究結果:赤石は脇と首筋だけでなく手のひらも弱いようです。

 

という結果が出てしまった。さぁ、この後のお買い物は無事に終わるのかが心配だ。

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