のび太のバイオハザード ~第三次世界大戦~   作:ネトウヨクリーパー

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奇妙な再会

――――――――200XX年

地球は危機に瀕していた。

 

アンブレラ社は遂に知的BOWを開発し、世界各国に売り始めていた…

アメリカとロシアがBOWをめぐって対立し、冷戦の再現が起こっていた。

 

その最中、悲劇は起こった。

 

アラスカのBOW研究施設が、ロシア襲われたのだ。

そしてそれをきっかけに全世界にTウィルスが蔓延し始めたのだった…

 

「寒い…ドラえもん…」

 

「我慢しろよ、のび太。もうドラえもんはいねえんだ。」

 

「そんなの分かってる。ジャイアン、いつになったら此処を出れるかな?」

 

「さあな…俺たちの頑張り次第だな。」

 

「そうだよね…あのとき見たいに…」

 

「ああ。」

 

のび太とジャイアンが再会し、アメリカの地下シェルターに入ってからもう2ヶ月経つ。

彼らは、武器を持ち勇敢に戦って、シェルターまで辿り着いた。

八年前、バイオハザードが起こったときと同じように…

 

「まさかのび太に再会できるとは思っても見なかったぜ。」

 

「ジャイアン…その話、何回目?」

 

「しゃあねえだろ。話すことなんて無いんだから。」

 

そんなたわいもない事を話して過ごしていた。

 

シェルターにはラジオを聞いて、世界各国から来た人々が大勢いた。

のび太たち日本人はその三割をも占めていた。太平洋を横断するのは、楽だったようだ。

シェルター内では植物の栽培から学校、ビル等、文明が栄えていた頃の様子が再現されていた。

 

18歳ののび太たちは、ゾンビから地上を取り戻すべく、『奪還軍』なるものに入隊していたのだった。

既にゾンビ化を防ぐ薬は開発されていたので、今は訓練に励んでいた。

 

ウーウーウーウーと、サイレンが鳴り響く。

3日に一回は聞く音だ。だが、出動するのは初めてだった。

 

「今日は僕たち二人が当番だったね。」

 

「そうだったな。面倒だ。」

 

「そんなこと言わずに行こう。」

 

サイレンはシェルター付近にBOWが近づいている合図だった。

のび太とジャイアンは自室から、自衛隊基地から盗った愛銃の、89式小銃をとってシェルター外にでた。

 

「怖い?」

 

「当たり前さ。でも必ず生き残る。」

 

「へえ。ジャイアンも怖いものあるんだ。」

 

「う、うるせえ」

 

そうか。ジャイアンでも怖いんだから僕は怖くて当然さ。

そう自分に言い聞かし、のび太は自我を保った。

本当はとてつもなく怖かった。この近くはBOW最弱の人形ゾンビしかいない。そうわかっていても、だ。

 

「のび太、びびんなよ」

 

「分かってるよ…」

 

 

シェルター外に出ると、一面の草原だった。そして、少し先にはホワイトハウスが見えた。

二人は銃を構え、近くを見回った。

と、ホワイトハウスの方から人影が近づいて来た。

近づくにつれ、姿が良く見えるようになってきた。角のような特徴的な髪型。細い体型。

 

そして何より、歩きがしっかりしていてゾンビでは無いようだった。

 

「ジャイアン、あれ。人…」

 

「ゾンビじゃ無いな。」

 

「僕が見てくる。」

 

のび太は人影に向かって駆けた。と、人影は二つに増えた。どうやら1人が怪我をしておぶっているらしい。

 

「シェルターの人ですかー!」

と威勢の良い声が聞こえた。のび太は銃を構えるのを止め、歩み寄った。

 

「ええ。そうです。こちらへ来てくだ…さ…」

 

のび太は最後まで言葉を続けられなかった。

何故なら、その男は…

 

「す…ね夫……」

 

「のび太………よお。」

 

「のび太…君。八年ぶりね…」

 

スネ夫が腕を貸していたのは、黒髪の美しい女性…

 

「聖奈さん…ですね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




方向性を見失いそうだ…
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