【完結予定】転生って人の心とかないんか?―有象無象のヒーローごっこ、三歩下がってついといで。 作:まだら模様
(……プロのトップ10、それに死線を越えた隠居人や『元』ヴィランか。あの辺はもう、設計図が血と硝煙で完成されとるさかいな。空写で読むのも一苦労や)
ええでしょう。これが俺の選ぶ、現代ヒーロー社会の「骨組み」の評価や。
一線級のプロ、あるいは一度は設計が壊れながらも「再建」を果たした執念の持ち主たち。
(……正直、彼らの歩んできた道は俺の『雅』な美学とは相容れん泥臭いもんばかりや。でも、その泥の中にこそ、設計図を動かす本当の動力が詰まっとるんかもしれへんな)
忖度なし、敬意(リスペクト)混じりのドブカスな本音で行かせてもらうわ。
プロの看板を背負っとるなら、この程度の批評、笑って流しなはれ。
※本作には筆者独自の解釈および、禪院直哉というキャラクターの視点による評価が多分に含まれます。
原作とは異なる捉え方をする部分もありますが、その違いも含めてお楽しみいただければ幸いです。
キャラの語彙などの崩壊、ストーリー崩壊などの可能性ございます。
ご注意ください。
お気に入り登録、感想、評価付与は直哉が扇子を仰いで雅に「おおきに」と言うかも…?
いや綺麗なドブカス(?)は存在しないかもしれません。
意図的に分析の批評は他人が見る(広まる)批評、評価という設定にしているので評価を見る人のために
地の文の部分だけ標準悟にしているという設定があります。
G3、他学校の生徒の批評をした後日。
砂藤に「現役のトップ層はどう見えてるんだ?」と訊かれた。
(……プロのトップ10、有力サイドキック、それに死線を越えた隠居人や『元』ヴィランか。あの辺はもう、設計図が血と硝煙で完成されとるさかいな。空写で読むのも一苦労や)
ええでしょう。これが俺の選ぶ、現代ヒーロー社会の「骨組み」の評価や。
一線級のプロ相手やからこそ、忖度なしのドブカスな本音で行かせてもらうわ。
【トップ10&上位プロ】
一 ベストジーニスト(袴田維)
評価:「設計の『制約』を、美学という名の執念で統治しとる男や」
「ファイバー」——繊維を自在に操る。
(……デニムのような硬い繊維しか操れんという『縛り』。設計としては不自由極まりないが、その一本一本に神経を走らせる緻密さは、俺の投射呪法にも通じる『1/24秒の美学』やな。死の淵から戻ってきた執念も含め、設計の強度が格段に上がっとる。雅やない私服の奴らを否定するその傲慢さ、嫌いではないわ)
【総評】繊維制御の精密設計S。美学の徹底度S。その首元の長さだけは、設計ミスやろ。
二 エッジショット(袴田慎也)
評価:「設計の『極薄化』によって、物理法則の隙間を抜ける忍や」
「紙肢」——体を薄く引き伸ばす。
(……音速を超える速度で薄く、鋭く。俺の速さとはまた違う、空間の『密度』を無視した設計やな。自分の命を、爆豪くんの心臓(臓器)の補修に捧げようとしたあの決断……。個を捨てて全体を活かすその設計思想、前世の『守り神』に近い気高さを感じるわ)
【総評】音速の穿孔設計S。自己犠牲の覚悟A。忍んでる割に目立ちすぎやけどな。
三 クラスト
評価:「設計の『盾』が、散り際の一瞬で『矛』を凌駕した男や」
「盾状」——体から盾を出す。
(……防御特化の退屈な設計やと思っとったが、死柄木の崩壊の中で相澤先生を救うために見せたあの最期の咆哮。設計図の完成は、その引き際で決まるんやなと教えられたわ。雅な散り際やった。それだけに、あそこで失ったんはドブカスに惜しいわ)
【総評】防御設計の完成度A。散り際の雅度SSS。
四 ウォッシュ
評価:「設計の『清浄』が、戦場というドブ川で一番異質な存在や」
「洗濯」——泡を操る。
(……見た目は完全にふざけとるが、空写で読むその気配は驚くほど『真っ白』や。戦場の汚れ(負傷や恐怖)を文字通り洗い流す。救助と洗浄に特化した設計は、ある意味で根津校長より底が知れへん。何を考えてるか分からん怖さがあるわ)
【総評】洗浄設計の異質さS。意思疎通の困難さD。
五 ヨロイムシャ
評価:「設計の『賞味期限』を見誤り、晩節を汚した老兵や」
(……引退の際のあの気配。長く積み上げてきた設計図を、恐怖という一滴のインクで台無しにした。前世の禽院家にもおったわ、地位に胡坐をかいて土壇場で逃げ出す老害。過去の功績がどうあれ、逃げた瞬間にその設計は『不細工』に固定されるんや)
【総評】過去の設計A。引き際の不細工さG。
六 ミルコ(兎山ルミ)…はもう批評したったな。次に行くか。
七 Mt.レディ(山嶺山)
評価:「設計の『肥大化』が、虚栄心から『柱』へと変貌した女や」
巨大化——。
(……最初はただの売名、脚光を浴びるための派手な設計図やった。空写で読んでも、情報の密度が低うて、ただデカいだけ。雅やない。……でも、終末決戦での彼女は違ったわ)
自分の体が崩れようが、ギガントマキアという絶望の塊を食い止めるために巨大であり続けた。
(……『目立ちたい』という不細工な欲求を、そのまま『盾になる』という誇り高い設計に書き換えたんやな。設計のスケールが、精神の大きさにようやく追いついた。今はもう、ただのデカいだけの女やない。この国の地盤を支える、太い設計の柱や)
【総評】個性の設計A。精神の巨大化S。……まあ、私生活のドブカスなだらしなさだけは、縮小できんみたいやけどな。
八 シンリンカムイ(西屋森児)
評価:「設計の『柔軟性』が、一番人間臭く成長した若手や」
樹木——。
(……元々は生真面目すぎて、遊びのない硬い設計図やったわ。でも、Mt.レディという扱いにくい『異分子』を隣に置いたことで、彼の枝葉は驚くほどしなやかになった。拘束と救助、そのバランスの良さはプロの中でも随一やな)
自分の身を挺して炎の中へ飛び込む設計。
(……木でありながら火を恐れん。その自己矛盾すらもヒーローとしての『正解』に昇華しとる。若手トップクラスの気配、認めんこともないわ)
【総評】拘束設計の精密さS。パートナーへの忍耐力SSS。木のくせに熱い男やな。
八 リューキュウ(竜子)
評価:「設計の『王道』を往き、後進に道を譲る度量のある人や」
「ドラゴン」。
(……圧倒的な強者でありながら、自分を律し、波動さんたち若手を育てることに設計の重きを置いとる。強すぎる力に溺れん冷静な気配……。前世の家長連中に、爪の垢を煎じて飲ませたいわ)
【総評】ドラゴンの出力S。指導者としての設計A。
九 ギャングオルカ(逆蓮次海人)
評価:「設計の『恐怖』を、正義という名の調律で支配しとる冷徹な指揮官や」
「シャチ」——シャチの身体能力と超音波。
(……空写で読んだ時、この男の気配は一番「ヴィラン」に近かったわ。ドブカスに怖気が走るほどの威圧感。水陸両用の万能設計に加えて、超音波による広域麻痺。設計図のどこを切り取っても、雅なヒーローというよりは『深海の虐殺者』やな)
でもな、その暴力的な個性の内側には、驚くほど精密な「教育者」としての設計が組み込まれている。
(……仮免試験で受験生をボコボコにしとった時の気配、あれはただのイジメやない。敵(ヴィラン)という絶望を設計して、ガキどもの甘い認識を粉砕しとった。自分の容姿や恐怖を、あえて『壁』として提供するその献身……。前世の家長連中が持っとった、歪んだ選民思想とは真逆の強さや)
サイドキックを軍隊のように統率する指揮能力。
(……個を活かしつつ、組織としての『波』を作る。海の王者としての誇り高い設計図、認めんこともないわ。……まあ、見た目だけで言えば、鏡を見るたびにヴィラン連合と間違われへんか心配になるレベルやけどな)
【総評】捕食設計の完成度S。教育的恐怖の活用S。そのスーツ、水に濡れたらクリーニング代がドブカスに高そうやな。
(ふぅ…ひとまずtop10に近いヒーローは批評し終わったわ…やはり強い個性が多いやん。流石はtop10。
…称号に酔いしれるだけの有象無象じゃあらへんな…)
(次は有力なヒーローやサイドキックにも触れていく…独立しても十分通用する奴はいるやろうしな)