それではどうぞ!(^ ^)
どうしてこうなった……
今、俺こと嵐間朱人の目の前には地獄絵図が広がっている。よこたわる人々、散乱している酒瓶、所々にクレーターのある神社、へし折れている木々。なにがどうしてこうなった……
遡ること10時間前……
レ「ホラホラ朱人、もっと飲みなさい。」
朱「馬鹿!やめろ!俺は飲めねぇんだよ!」
レ「何言ってるのよ、これは宴会よ? 飲むのが普通でしょ?」
朱「だとしても鬼殺しってなんだよ!せめて甘い物にしてくれ!」
紫「なに子供染みた事言ってるのよ、ほらもっとグイッと。」
朱「ムグゥ⁉︎」
こ、こいつら、俺で遊んでやがるな。覚えてやがれよこの野郎!……あ、野郎じゃねぇか……ってんなこたどうでもいいんだよ!このままじゃマジでヤバイ!
朱「ちょ、マジ、やめ……」 バタッ……
レ「あ、少しやり過ぎたかしら?」
フ「朱お兄ちゃん倒れちゃった。」
咲「どうするんですか、お嬢様?」
美「大丈夫ですか、朱人さん⁉︎」
レ「彼なら大丈夫でしょ。フフッやっと弱点を見つけたわ。」
勇「ん? 朱人の奴どうしちまったんだい?」
レ「飲み過ぎて倒れたのよ、全く……フランを倒したとは思えないわ」
咲「お嬢様、それは流石に。」
そこには両腕をダランと垂らした、だらしない朱人の姿があった。明らかに様子がおかしい。
レ「ちょっと、朱人? どうしたの?」
朱「う……」
全員「う?」
朱「うぉおおおらぁああああ!!!!!」
朱人は某サイヤ人の様に声をあげ全身から妖力を出し戦闘態勢に入った。
霊「ちょっと朱人!落ち着きなさい!ここで暴れるのは無しよ!」
レ「良いじゃないの、ちょっとくらい。これも宴会の醍醐味でしょ?」
フ「朱お兄ちゃん頑張れ〜!」
美「止めなくて良いんでしょうか?」
咲「放っておきなさい、突っ込んでも巻き込まれるだけよ。」
朱人は戦闘体勢に入り今まさに戦おうとしている。周りは焦っている者や楽しんでいる者など様々だ。しかし、これだけは言える。このアホを止められるものは居ない。
レ「ちょっと朱人! 落ち着きなさい!」
朱「うるせえ!」
レ「いきなり五月蝿いなんてちょっと酷くない?」
咲「十中八九お嬢様の所為だとおもわれますが……。」
朱「おい!神!てめえ俺にこんな事させてタダで済むと思ってんのか⁉︎」
『儂のせい⁉︎」
霊「何もないところに向かって喋ってるわ。」
美「本当に大丈夫ですか? 流石に飲ませ過ぎたんじゃないですか?」
酔っ払い過ぎて謎の発言すらしだす朱人、もはやこの暴走特急を止める事は出来ないだろう。
朱「てめえの所為だろうが!あぁ⁉︎」
美「取り敢えず、彼を大人しくさてきます。朱人さん落ち着いて下さい!」
美鈴が朱人に向かって走り出す。そして拳を作り思いっきり腕を引き一気に朱人へと突き刺す。これには朱人もひとたまりもなく、ぶへっと情けない声をあげ、吹っ飛ばされる。
美「これで大人しく……。」
朱「いてぇ。」
美「あれ?」
朱「……今のは痛かった…痛かったぞーーー!!!」
美「うぇ⁉︎ 手加減したとは言え人間が妖怪の拳に耐えるんですか⁉︎」
朱「うー、吐きそう。」
美「ちょ、やめて下さいよ!」
どうやらでかい声をあげたせいで気分が悪くなったようだ。自業自得である美鈴が朱人から離れようとしたその瞬間……
朱「うぉええええええ……おぇ……」
美「あーーー!!!!! 何考えてるんですか⁉︎」
霊「何にも考えてないんでしょ。」
朱人は盛大にゲロをぶち撒けた。哀れ美鈴。
朱「もう無理、限界。」
美「ううう、もうお嫁に行けない。」
朱「面倒くせぇ……」
美「え?」
朱「面倒くせぇって言ってんだよー!!!」
朱人は全方位に無数の弾幕を撒き散らし辺りを破壊していく、その光景は正に地獄といっても良いだろう。
美「ぎゃあぁぁ!!」
霊「やめなさい朱人!ここを消滅させる気⁉︎」
魔「落ち着け朱人!神社が滅茶苦茶になるだろ⁉︎」
フ「朱お兄ちゃん凄〜い!」
レ「そんな事言ってる場合じゃないでしょ⁉︎ 早く朱人を止めるわよ!」
咲「畏まりました!」
慧「一体なんの騒ぎだ⁉︎ ……おい!朱人君!やめるんだ!」
妹「これは、一筋縄じゃいかないみたいだね。」
文「あやややや⁉︎ これはマズイですね流石に私も動かないと!」
皆がパニックになり朱人を止めようとする。それでも彼の猛攻は止まらず、神社一帯がボロボロになって行く。朱人を止めようとした者は皆巻き添えをくらい次々と倒れていく。そして全員が倒れ静かになった神社には一人朱人だけが立っていた。
朱「……やっと静かになった。」
朱人はその場にバタッと倒れてしまった。どうやら寝てしまったようだ。こうして朱人の幻想郷初の宴会は幕を閉じたのであった。
そして冒頭へと戻る。
朱「あ〜頭が痛い、しかも何にも覚えてねぇ。一体何があったんだ?」
紫「貴方が酒に溺れて派手に暴れたのよ。」
朱人の横に突然スキマが現れその中から紫が出てくる。どうやら隠れて全ての事の内容を見ていたらしい。
朱「……八雲か、お前見てたんならなんで止めなかったんだ?」
紫「だって面白そうだったんだもの、それに貴方の実力も見てみたかったしね♪」
朱「お前……いつか博麗にぶっ飛ばされるぞ?」
紫「バレなきゃいいのよ。」
朱「じゃあ俺がチクっといてやるよ。」
紫「ちょ!やめてよ!あの子本気で怒ったら怖いのよ⁉︎」
朱「俺を止めなかった罰だ、ざまぁみやがれ。」
紫「うぅ……その前に、スキマ送り!」
朱「あ!てめぇ!」
紫「じゃあね〜。」
朱「またかよチクショー!」
そして朱人は家に無事? 帰ることが出来たとさ。
朱「おい!何終わったみたいにしてんだよ!しかもまたケツから落ちたしよ、これで終わりじゃねぇからな!覚えてろよ八雲!」
申し訳ありません!皆様大変お待たせしました!
ここ最近とても忙しく、なかなかアイデアも出てこず、一旦行き止まりましたが無事、帰ってこれました!
失踪する気などは全くありませんのでこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m
さて、次回は少し趣向を変えて朱人の日常のような物を書こうと思っております。異変はもうちょっと先になりそうですのでご了承下さい。
それではまた次回!(`・∀・´)ノシ