東方怠惰人   作:栗ンプ

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一話です。楽しんでください(^ ^)



ps 文章を付け足しました。



幻想郷突入


ここは幻想郷、人や妖怪、神様など様々な種族が暮らしている外とは隔離された世界。

そんな摩訶不思議で奇想天外な世界にある一人の男がやってきた……いや、ビュービューと冷気に全身を包み込まれ重力に抵抗すること無く、本来ならばこんな事をする時は必ず着用するパラシュートも付けずにその人間は、落ちてきた。

 

「はぁ、どんだけ高い所から落としてんだよ? 転生させといて速攻殺す気か? あの神いつか絶対に殺す…あ言っちまった。」

 

何だこれ? 雲の上じゃねぇか、軽く見ても1万メートルはあるぞ? 宇宙の方が逆に近いと思う、幻想郷に宇宙ってあったっけ? まぁ月があるなら有るのかもな。悪かったなにわかで。はぁ〜もうこのままもう一回死んじまおうかな、その方がいい気がしてきた。…うん死のう。

 

『馬鹿者!何死のうとしとるんじゃおぬしは!』

「あれ?何でお前の声がすんの?」

『頭の中に直接話しかけとるんじゃ、「こいつ直接脳内に・・・!」ってやつじゃな』

 

ウゼェ…

 

『それはそうとおぬし!何もう一度死のうとしとるんじゃ!寝ようと思っておったのに飛び起きたわ!折角転生させたのに無下にする気か⁉︎』

「うるさい、頭に響くからでかい声出すな。てか元をたどればテメェのせいだろうが、ジジイ。」

『それはそうじゃが、もっと命を大切にせんか!』

「お前は俺のオカンか? 大体なんでこんなに高い所から落とすんだよ、殺す気マンマンじゃねぇか。」

『スマン、それもミスじゃ。』

 

あの野郎っ……!悪びれも無くいけしゃあしゃあと言い放ちやがって!

 

「今すぐここに来いクソジジイ、ぶち殺してやるよ。」

『悪かったって、それよりもうすぐで地上じゃぞ?はよう能力使わんか。』

「あ〜、面倒くさ能力とか使うのも怠い、貝になりたい、チーズ蒸しパンになりたい、絨毯のシミになりたい…。」

『もはや面倒くさがりを通り越してネガティヴじゃな…ほれもう地上じゃ!はよはよ!』

「うるせえなわぁったよ、ったくよ。誰のせいだと思ってんだよ…。」

 

えーと何をオンにすれば良いんだ? てか能力ってどう使うんだ? ……そういやその辺の説明聞くのすっかり忘れてたな、まぁあのジジイが何の躊躇も無く落としやがったけど。

 

『頭の中でイメージすれば出来るぞ?』

「何さらっと人の考えてる事よんでんだよ?」

『フヒヒwwwサーセンwwww』

 

もう相手にすんのやめよ怠い以前に疲れる…てか、あれ? なんか地面が近いようn

 

\ドゴーーーーン‼︎‼︎‼︎‼︎/

 

爆音が響き渡り地面にポッカリとクレーターが出来上がる。普通ならば大抵の物は落下の衝撃に耐え切れずバラバラになるのがオチである。にもかかわらず、その中から何の変化も無く俺はむくりと起き上がる。

 

「……あれ?なんで生きてんの?」

『あ、危なかった…ワシが不死をオンにしてなかったら死んどったぞ(汗)』

「おお、サンキュージジイ助かった、感謝する。」

『ならジジイはやめてほしいんじゃが』

「それはやだね。」

『酷い(;_;)』

 

だって絶対付け上がるから、さて涙目でしょんぼりするジジイは放って置いてこの後どうすっかな〜

 

「てか、こんな事したら目立つじゃねぇか⁉︎しまった〜!絶対面倒くさい事になる!」

『いや、その前におぬしが幻想郷に入った時点でほとんどが気付いておるぞ?』

 

は? なんで?

 

『だっておぬし相当強い力持ってんだもん。まぁワシがあげた力じゃから当然じゃがな!』

 

……マジかよ、俺の平凡平和人生終わったな(笑)

 

『ほれ、もうすぐおぬしの元にいろいろ来るぞ? てかもう来てるの。』

 

マジだ、見たことある奴がいるよ。

はぁこれから色々聞かれるんだろうなぁ、面倒くさ〜。

 

 

 

少し時間は戻り、朱人が幻想郷に入った直後。

 

とある神社

「はぁ〜、平和ねぇこのまま何も起きなければ良いけど。でも異変が起きないと御賽銭が……はぁ。」

 

と中でお茶を飲んでいる紅と白の服を着た少女がため息混じりに呟く。巫女服の様な格好をしており、傍にはお祓い棒が置かれている。おそらく少女はこの神社の巫女で有ると予想できる。そういっていた直後に。

 

「残念ながらそれは無さそうね。」

 

自分以外は誰も居ない筈の神社に女性の声が届く。声が聞こえたと思った直後、何もない空間に突如、裂け目が現れた。裂け目は開き無数の目玉が蠢いている。その中から一人の女性が出てきた。

 

「珍しいじゃない。あんたが真面目な顔して現れるなんて、紫。」

 

裂け目から現れた女性は紫と言う名前らしい。何とも言い難い変わった帽子を被り手には日傘の様なものをぶら下げている、もう方の手には扇子もっており口元を隠しているまるで何処かの貴婦人の様だ。裂け目から出てきた彼女は少女の前に座りニコニコと笑いながら口を開く。

 

「あら? 私は常に真面目よ? 何を言ってるのよ、霊夢。」

 

紅白の服を着た少女は霊夢と言う名前のようだ。何が常に真面目よ、と誰に言う訳でも無く呟く少女は目を半開きにしてじと〜っと紫を睨みつける。

 

「そんな事よりも無さそうってどういう事よ?」

 

霊夢が質問を言った直後紫はニコニコと笑っている顔から真剣な表情で霊夢を見つめる。

 

「…ついさっき、かなりの力を持った者が幻想郷内に入って来たわ。私達の結界を無視してね。」

「…そう言えば何だか妙な気配がするわね。」

 

二人はどこか遠くを見つめて話し合う。どうやら霊夢と紫は朱人が幻想郷に入り込んだ事に気付いている様子だ、神が言った通りどうやら朱人と言う存在は幻想郷中に知れ渡っているのかも知れない。

 

「私は入り込んだ者を見つけて話してくるわ、話し合いで済むようなら良いけど……貴女もくる? 霊夢。」

「んー……悪いけど私はパス、面倒事に巻き込まれたく無いしね。」

「あらそう、まぁ良いわ。じゃ行ってくるわね。」

「行ってらっしゃい。後でどんな奴か教えてね?」

「はいはい。」

 

少し考えた後、霊夢は拒否した。どうやら今日は余り動きたくないらしい。そういって紫は再び裂け目の中へ消えていき空間は元に戻った。

 

「はぁ面倒くさい事にならなきゃ良いけど…」

 

そんな霊夢の呟きは誰にも聞こえる事なく消えていった。

 

とある森の中

 

「お、これは新しい魔法の実験に使えそうだな!。」

 

白黒の服を着た大きな帽子をかぶった少女がお目当ての物を見つけたと言わんばかりに嬉しそうに呟く。大きな帽子に片手には箒、その格好はまるで御伽噺に出てくる魔法使いの様だった。

 

「さてと、今日はもう帰って…ん? 何だ、このでかい魔力、こんな力持ってる奴ここに居たっけ? どこにいるんだ?…。」

 

そう言って辺りを見回している。が人どころか動物の姿すら見当たらない、ふと少女は視線を上へとあげる。

 

「もしかして…上か?」

 

まさかそんな、と思いながらも上を見てみると人が落ちてきている。

 

「本当に居た……あいつが魔力の正体か、なんだか面白い事になりそうだせ!」

 

まるで新しいオモチャを見つけた!と言わんばかりの嬉しそうな表情の少女、そう言って少女は箒にまたがり朱人が落ちていく方向に飛んで行った。

 

とある館

「何でしょうか?このとてつもなく大きな気は…」

 

余すところなく紅く大きな館の門の前で腕を後ろで組みながら立っている女性が言う、見た目は綺麗な赤のロングの髪に緑を基準とした服その服装正に中国の功夫使いの様な格好をしている。門の前に立っているあたりこの館の門番なのだろう。そして、彼女もまた朱人の存在を感知し額に冷や汗をかいていた。

 

「嫌な予感がしますね。お嬢様の計画の邪魔にならなければ良いのですが。」

 

場所は変わり館の中。

 

「…何だか面白い奴がやって来たわね。」

 

淡いピンク色の服を着た少女がつぶやく。背中に羽が生えているので人間では無い事がはっきりと分かる、まだ幼さを残しているが何処かしらに強者のオーラを匂わせる。

 

「どうしますか?お嬢様。ご命令とあらば見に行き、必要とあらば排除しますが。」

 

羽の生えた少女の側に立っていた女性が少女に語りかける。透き通る様な銀の髪をしておりメイド服を着た女性は手にナイフを数本持ち何処かを睨みつける。そう言われた少女は必要無いと言い手をあげる、お嬢様と呼んでいるあたりかなりの権力者のようだ。

 

「問題無いわ。それよりも咲夜、例の準備は?」

 

メイド服を着た女性は咲夜と言う名前らしい。

 

「はい、順調です。後1週間で全てが終わります。」

「そう、ならいいわ。行って良いわよ。」

「失礼致します。」

 

咲夜がそう言うと同時に消えた。ドアすら開いておらず、まるで最初からそこに居なかったと錯覚させる行為。

 

「なんだか大変な者が来たようね、レミリア。」

 

分厚い本を抱え眠そうに目を擦りながらドアを開け入ってくる紫の髪との服を着た少女が喋る、ピンク色の服を着た少女はレミリアというらしい

 

「あら?珍しいわね?貴女が図書館から出てくるなんてね、パチュリー。」

 

紫の少女はパチュリーという名前のようだ

 

「大きな魔力を感じてね、気になったのよ。」

「そうね、それなりの力を持った奴が来たようね。でも関係無いわ。」

「…まぁあれをするなら関わるかも知れないし別に良いわ。それじゃ、またね。」

「ええ、またね。パチュリー。」

 

そう言ってパチュリーは奥へと行った。

 

「もう少しで全てが変わる…フフフ

ッ」

 

場所は薄暗い何処か

 

「…何だかすごい大っきい力を感じる。強そう。」

 

狭く暗い部屋の中で少女がつぶやく。その部屋はそこら中に元は生き物であっただろう何かの肉塊が転げ落ちて、辺り一面を血と腐臭で埋め尽くしていた。まるで戦争が起きた後の様な有様だった。

 

「どんな人なんだろう?会いたいな〜これなら簡単に壊れなさそう。フフフフッ…フフフフフフッ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とりあえず幻想郷に着きました。大体の人物が朱人が幻想郷に入った事に気付いてます(笑)人物によって力の事を魔力や気など言い方を変えていますが元は同じものだと思ってもらって構いません。
次回もこんな感じに東方メンバーの反応を書くか、朱人と合流させるか迷っています。
もしよろしければどちらが見たいかを感想に書いてくれるとありがたいです(;_;)

それではこの辺で、また次回(`・∀・´)ノシ
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