前までの物を一つにまとめました、お楽しみ下さい!
とある山の中
「ん?なにやら物凄い妖力を感じるわね。これはスクープの予感がするわ!」
「こんな所に居ましたか文さん!捜しましたよ!」
「ん?椛じゃない、どうしたの?そんなに慌てて。」
黒い羽を生やした少女と白い尻尾と犬耳を生やした少女が話している。
話を聞く限り黒い少女が文で白い少女が椛と言う名前らしい。
「どうしたの、じゃないですよ!気付いてますよね?この大きな妖力。何者か分かりませんがとんでもない者が幻想郷にきたんですよ!まさか今から行こうなんて思ってませんよね?」
「当然!今から見に行こうとおもってるけど?」
「ダメです!こんな力を持った者が現れた以上、ここに被害が無いとは言い切れません!文さんにもここに居てもらいますからね!」
「どうせ後でここに来るかも知れないなら今から行っても一緒じゃない。それに…こんなスクープを見逃すなんて記者として出来ないわ!」
そう言うと文は凄まじいスピードで何処かへ飛んでいった。
「あ!ちょっと!文さーん!……はぁまた身勝手な事ばかりして、後で大天狗様から怒られても知りませんからね!」
しかし椛の言葉は文には届かなかった。
とある湖
「チルノちゃ〜んルーミアちゃ〜ん、待ってよ〜。」
「遅いよ大ちゃん、早く早く!」
「遅いのだー。」
霧がかった大きな湖の側で三人の幼j…ゲフンゲフン!少女が遊んでいる。もう面倒くさいので紹介するが、水色の髪に氷の羽を生やしている少女がチルノ、金髪で両腕を広げている少女がルーミア、緑の髪に羽を生やしている少女が大ちゃんこと大妖精だ。
「大ちゃん遅〜い、そんなんじゃアタイは捕まらないよ〜。」
「も〜ちょっとは手加減してよ〜……ん?」
「どうしたの大ちゃん?もしかして油断させる作戦だな、そんな事にアタイは引っかからないよ〜!」
「早く追いかけてくるのだー。」
「ううん、そうじゃなくて…あれ。」
「ん?あ、なんか落ちてくるね。なんだろ?」
「おー、なんなのだー?」
「分かんない。(けどなんだろ?この感じ)」
「面白そうだしアタイ達も行こルーミア、大ちゃん!」
「え?ちょっとチルノちゃん!危ないかもしれないよ⁉︎」
「へ〜きだって!だってアタイは最強だもん!行こ!」
「行くのだー!」
「ちょっと、チルノちゃ〜ん!」
とある館Part2
「フン!ハァ!……ふぅ、今日はこのくらいにしておこうかな。」
「妖夢〜?ご飯はまだ〜?」
「あ、はーい!今作ります!……はぁ、幽々子様も少しは自分で作ろうとしてくれば良いのにな。」
今話している銀髪で剣を持っている少女は魂魄妖夢。ここ白玉楼の庭師兼門番の様なもの、そしてピンク色の髪にどこかおっとりした雰囲気を持つ女性は白玉楼の主、西行寺幽々子である。
「ありがとう妖夢、ごめんね剣術の練習途中に頼んじゃって。」
「そう思うなら少しは自分で作ろうとして下さい。」
「だって妖夢のご飯が食べたいんだもの、美味しいし。」
「それは嬉しいですけど…もう、今度からは努力して下さいね。」
「は〜い。じゃあ、いただきま〜す。」
「いただきます……ん?」
「あら?何かしら?この気配。すごく大きな力ね。」
「そうですね、ここまで気配が届くなんて…どうします幽々子様?」
「ん〜まぁ放っておいても良いでしょ、それよりも今はご飯を食べましょう。」
「幽々子様がおっしゃるなら良いですけど…(これでいいんでしょうか?)」
とある森の中にある家
「さて、今日も人形作り頑張りましょう。上海、手伝ってね。」
「シャンハーイ」
この金髪の少女の名前はアリス・マーガトロイド、魔法使いであり人形を使った魔法を得意とする。横で喋っているのは上海人形、アリスが作った人形である。なお言葉はシャンハイとしか喋れない。
「それじゃあまずは……?」
「シャンハーイ?」
「何かしら、この魔力…こんな大きな魔力持った奴幻想郷に居たっけ?」
「シャンハーイ」
「……まぁいいわ、それよりも人形ね。」
「シャンハーイ!」
とある屋台
「よし!準備完了!今日も繁盛しますようにっと。」
「おはようミスティア、もうやってる?」
「おはようリグル、ええ大丈夫よ。あなたも早いわね、お腹空いてたの?」
「ちょっとね、早速だけど注文いい?」
「ええ、何にする?」
「うーんと、じゃあとりあえず大根とゆで卵でお願い。」
「はーい、ちょっと待ってね。」
鳥のような羽を生やした少女はミスティア・ローレライ、屋台を経営しており中々の人気がある。触角にマントを羽織っている少女の方はリグル・ナイトバグ。
「それはそうとミスティアは最近どう?繁盛してる?」
「まぁまぁね、あなたはどう?最近なんかあった?」
「私は特に何も無いよ、いつも通り虫達と平和に暮らしてる。」
「そう、なにか面白い事でもあったら良いのにね。」
「ははは、そんな簡単に起きないy……あれ?」
「どうしたの?空なんか見て。」
「いや、なんか変な感じがして…私は一応蛍の妖怪だからさ、所謂虫の知らせ的なものを感じられるんだけれど…気のせいかな?」
「ふーん、それよりも変な感じねぇ……はい!大根とゆで卵お待たせ。」
「あ、ありがとう。じゃあいただきます。(ほんとに何だったんだろう)」
人里
「うーん!……はぁ今日は授業休みだし、ゆっくり出来るな。」
「おーい慧音、いるか?」
「妹紅か、どうしたんだ?」
「今日寺子屋休みだろ?だからご飯でも食べに行こうかと思ってね。どうする?」
「そうだな、久しぶりにゆっくり食事でもするか。」
「なら早く行こうか。」
この寺子屋で教師をしている女性は上白沢慧音、半獣人ではあるが人が好きな友好的な人物。もう一人の銀髪にもんぺを履いている少女の名前は藤原妹紅、一見普通の人に見えるが完全な不老不死であり、ある竹林の案内人である。
「それより妹紅、道案内は大丈夫なのか?」
「今日は休み、私も偶にはゆっくりしたいからね。それに、あんな所誰も行かないよ。」
「まぁそうだろうが…もし怪我人や病気の人が出たらどうするんだ?」
「あ…まぁ食事が終わったらすぐ戻るし大丈夫だろ。」
「だといいけど…ん?」
「どうしたんだ?」
「いや、大きな妖力も持った者の気配がしてな。こんな奴は初めてだ、外の世界から来たのか?」
「確かに凄い妖力だな、どうする?行くか?」
「……そうだな、もしかしたら里の人達が危ないかもしれない…行こうか。」
とある竹林
「コラー!てゐ!また悪戯して、待ちなさい!」
「ふふ〜ん♪引っかかる方が悪いのよ。」
この頭にうさ耳がある二人の少女、名前は因幡てゐと鈴仙・優曇華院・イナバ。二人とも兎の妖怪であるがてゐは悪戯好き、鈴仙は常識人と全く性格が違う。
「も〜頭にきた!絶対許さないんだかr…うわぁ!」
「あはは!また引っかかった!鈴仙ってばホント引っかかりやすいなぁ。」
「う〜、ムカつくぅ!」
「あはははは!……ん?」
「隙あり!……ってどこ見てんのよ?」
「ん?んー何だか変な気配を感じてね?気になったの。」
「変な気配?……確かに、凄い妖力を感じるわね。」
「でしょう?でもこんな大っきい妖力の奴幻想郷に居たっけなぁ?」
「とりあえず師匠に報告しに行く?」
「そうだね、でも師匠も気付いてそうだけどね。」
「一先ず永遠亭に戻りましょう。」
「はーい。」
「それはそうと!さっきの事は忘れないからね!」
「はいはい。」
永遠亭
「ん〜暇ね〜…ねぇ永琳、何か面白い事無い?」
「そんなに暇ならお外にでも行ってくればどうですか?姫様。」
ここは永遠亭、幻想郷の病院でありある住人達の家である。今話している人達は八意永琳と蓬莱山輝夜。永琳は医者であり幻想郷内でもトップクラスの天才である。輝夜は蓬莱人と呼ばれる人種であり、妹紅と同じく不老不死である。
「外ねぇ…行ったところで何かある訳でもないしねぇ。強いて言うならご飯くらいかしら。」
「なら食事にでも行ってくればどうですか?」
「いやよ、永琳のご飯の方が美味しいもの。」
「ふふ、おだてても何も出ませんよ?」
「事実なんだけどね、はぁ〜何かないかしらねぇ…あら?」
「どうしました?…って、なにかしらこの気配?」
「どうやら、面白い事が起きたらしいわよ?」
「……その様ですね。」
「姫様ー!師匠ー!」
「おかえり、優曇華どうしたの?そんなに慌てて。」
「凄い大きな妖力を感じたので報告しに戻って来ました!」
「結構ヤバそうだよ〜?」
「知ってるわ、ちょっと遅かったようね?鈴仙、てゐ。」
「やはり知ってましたか、どうするんですか?」
「決まってるでしょ?見に行く!」
「えぇ〜!危険ですよ姫様!」
「いいじゃない、ちょっと見るだけなんだし、いいでしょ永琳?」
「行くなって言っても行くんでしょう?なら止めませんよ。」
「やった!じゃあ行ってくるわね〜!」
そう言って輝夜はすぐさま飛び出して行った。
「あぁ!姫様!」
「行っちゃったね〜。」
「優曇華、てゐ、姫様に危険が無いように護衛して来てくれる?」
「分かりました!行ってきます!」
「は〜い、行こっか鈴仙。」
「……何も起きないと良いのだけれど。」
とある花畑
「あら? なにかしら、この妖力……凄いわね。」
向日葵畑で傘をさした緑の髪の女性がつぶやく。彼女の名前は風見幽香、数いる妖怪の中でもトップクラスの実力を持つ妖怪である。
「これはまたおもしろそうな奴が来たわね……しばらく退屈しないですみそうね。早くこっちに来てくれないかしら、フフッ……」
地獄
「全く貴女と言う人は何故仕事をサボるんですか、死神としての自覚が足りてません。」
「はい、すみません。」
幼い外見の割に妙に威厳のある緑色の髪をした少女が癖のある赤い髪をツインテールにした女性を正座さて何やら話している。
女性が少女に説教されている。はたから見れば凄くシュールな光景だ。
彼女達の名前は小野塚小町と四季映姫・ヤマザナドゥ、小町はともかく映姫は大変面倒くさい名前である。小町はここ地獄で死神をしており、主に三途の河で働いている。が、彼女はサボり癖があり少々問題児。映姫はかの有名な閻魔様であり幻想郷の中でもかなり偉いのである、見た目からは想像も付かないであろ今日もまた小町が仕事を放棄して何処かでフラフラしていたようだ。
「大体貴女が働かなければなら誰が死者の魂を運ぶのですか?貴女が仕事をしないと周りにも迷惑がかかるのです、もっと責任感を持ちなさい。」
「はい、すみません。」
「それとこの前の事についてですが貴女は……ん?」
「どうしました、映姫様?」
「気付かないのですか?この異常な妖力に。」
「……確かに凄いですね、一体誰でしょうか?」
「分かりませんがこれだけの力を持つ者は幻想郷の中でも数える程しか居ません、もしかしたら外から来たのかもしれませんね。」
「外から? 外の世界にはこんな奴が居るんですか?」
「私も知りません。とにかく小町貴女も気をつけなさい、もしかしたらの可能性も有るのです。」
「分かりました。」
天界
「はぁ……暇ね、衣玖。」
「でしたらお勉強をしましょう、総領娘様。」
「嫌よ、面倒くさいもの。」
地面(雲の上)に寝そべっている少女と側で立っている女性が話している。彼女達は比那名居天子と永江衣玖。天子は天人と呼ばれる種族で衣玖は竜宮の使いと呼ばれる妖怪で天人のお目付役である。
「ねぇ、なんか異変起こしても良い?」
「駄目に決まっているでしょう。そんなに暇なら昼寝でもしてはどうですか?」
「だって眠くないも〜ん、まだ朝だし……って、なんの音これ?」
「……何か、上から降ってきますね。」
「上から? ……ってうわぁ!」
突然上から何かが降ってきて雲を突き抜け下へ落ちていった。まぁ主人公なのだが。
「なに今の?」
「よく見えませんでしたが、人の様でした。」
「人? なんで上から降って来るのよ?」
「私に聞かれても……」
「ねぇ、見に行っていい?」
「駄目です。」
「……ケチ。」