博麗神社
霊「はぁ〜全く、どこのどいつがこんな事したのかしら。」
紅く染まった世界を見て霊夢が溜息をつく。どうやらこれから異変を解決しに行くようだ。
霊「さてと、そろそろ行きますか。」
魔「おーい!霊夢ー!」
箒にまたがった魔理沙が空から飛んでくる。どうやら魔理沙も調査に行くそうだ。
霊「何しに来たの?」
魔「決まってるだろ? 私も行くんだぜ!」
霊「だと思った。足だけは引っ張らないでよ。」
魔「任しとけ!」
そうこうしている内に朱人も神社に着いたようだ。
朱「おいーっす、博麗、霧雨。」
霊「あんたまで何しに来たの朱人?」
朱「八雲にお前らの手伝いしろって頼まれたんだよ。家の借り有るから断れねぇしよ、面倒くさいけど。」
魔「大丈夫なのか? 能力も無い普通の人間なんだろ?」
朱「大丈夫じゃねぇの? 俺は何もする気無いし。」
キャラの性格とかは分かってるからそこを駆使してなんとかするしな。
霊「……言っとくけど、あんたがピンチでも私は何もしないからね。」
朱「肝に銘じとくよ。」
魔「私は出来るだけサポートするぜ。」
朱「よろしくな。」
霊「ほら、そろそろ行くわよ。」
魔「場所は分かってるのか?」
霊「勘だけど、大体ね。」
魔「そうか、そう言えば私達は飛んで行くけど、朱人はどうするんだぜ?」
朱「俺は歩いていくしかねぇよ? 心配すんなお前らが行く方向へ行って大体の場所を予想するから。」
霊「そう、じゃあお先にね。」
魔「待ってるぜ!」
そう言って霊夢と魔理沙は飛んで行った。さてと、どうしましょうかねぇ?
朱人が紅魔館へ向かう途中、黒い球体がふよふよ浮いている。
朱「あれは……ルーミアか? 霊夢達にやられなかったのか?」
ル「うー、危なかったのだー。もうちょっとでピチュるところだったのだー。」
どうやらギリギリのところで逃げてきたらしいな。どうすっかな、ここは気付かれないように行きたいけど。
ル「ん? 人間なのだー!」
無理らしいな、ここはあの手で行くか。
ル「ねぇ、あなたは食べてもいい人類?」
朱「残念ながらダメな人類だ。」
ル「そーなのかー、でもお腹すいたしな〜……いただきま〜す!」
朱「やっぱそうくるか。」
「宵闇の妖怪」ルーミア
対
「自称普通の人間」嵐間朱人
朱「 ちょっと待て!」
ル「なんなのだー?」
朱「まずはお互い自己紹介といこう、俺は嵐間朱人、人間だ。そっちは?」
ル「ルーミア、妖怪なのだー。」
朱「そうか、ルーミアお前腹減ってるのか?」
ル「そうなのだー、だから朱人を食べるのだー。」
朱「俺を食っても美味しくねぇぞ? 代わりに良いもんをやろう。だから俺を食うのはやめてくれ。」
ル「良いもの? なんなのだー?」
朱「ほら、チョコだ。知ってるか?」
そう言ってポケットから板チョコを取り出した。名付けてお菓子を作り出す能力……そのままだな、まぁどうでもいいや。
ル「知らなーい。美味しいのかー?」
朱「食えば分かる。やるよ。」
ルーミアが疑いながら一口食べる。その瞬間、物凄い勢いでチョコを食べだし一瞬にして食べ終わった。
ル「美味しいのだー!」
朱「そうか、まだまだ有るから遠慮せずに食え。」
ル「ありがとうなのだー!」
こうやって餌付けしてれば今後襲ってくる事はないし、寧ろ役に立ってくれるかも知れん。まさに一石二鳥だな。
神『腹黒じゃの〜……』
いいんだよ、食われるよりよっぽどましだ。子供は純粋なほど可愛いんだよ。
神『まぁ、お主のやる事に口はださんよ。』
なら今度は睡眠の邪魔すんなよ?
神『……それは分からん。』
おい、そこは分かったって言えよ。さっきと言ってる事違うぞ。
神『分かったわい。』
それで良いんだよ。
ル「美味しかったのだー!ありがとう朱人!」
朱「良いってことよ、ほれお土産にポテチとクッキーもやるよ。全部美味いぞ〜?」
ル「わはー!やったー!朱人大好きなのだー!さっきの奴等とは全然違うのだー!」
さっきの奴等って霊夢と魔理沙か? 何したんだよあいつら……
朱「そうだ、代わりと言っちゃなんだが、紅い館を知ってるか? 紅魔館って所なんだけどよ。」
ル「知ってるのだー。」
朱「だったらちょっと案内してくれるか? そこに用があんだよ。」
ル「朱人の為ならお安い御用なのだー!」
朱「マジか!あんがとさん。」
ル「ついてくるのだー。」
こうして初めての戦闘は終わりを告げた。これ戦闘にって呼べるのか? ……呼べるわきゃねぇよな。でも平和に終わりゃそれで良いか、面倒くさいしな。
とゆうわけで初戦闘?でした。
次は大チルと美鈴の予定ですのでお楽しみに!
それではまた次回(`・∀・´)ノシ