ペルソナ5の世界に転生したアルジュナオルタ   作:レイ50

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覚醒

2話

 

 

 

 「なんだこれ!!!」

 

 坂本は叫んだ。でも俺は、画面越しになんども見ていたからここが何処なのかを知っている。パレスだ!

 

 スマホを確認すると、見覚えのある目のマークのアプリが入っていた。つまり、もう監視されているということだ。気をつけて行動しようと考えていたとき···

 

 

 「おい、零、雨宮」ここ、秀尽だよな?」

 

 「多分?」

 

 

 「とりあえず中に入ってみるか?」

 「そうするか」 

 

 

 坂本と、雨宮と一緒に入って行く。 ここで一緒に行かなくても特に問題ないが、一緒にパレスを攻略するつもりなので、ここらでペルソナを覚醒させておこうということだ。もしも、なんかのイレギュラーで主人公が死ぬとかがあったら困るからな。

  

 

 

 ······まあ俺がついていれば問題ないからな。

  

 

 

 物語通りに、鎧の騎士たちが出てきた。坂本と、雨宮は油断しすぎじゃないか? 

 

 

 「ちょっといいか?ここ、秀尽だよな?」

 

 

 「侵入者発見」 

 

 「はぁ!?」

 

 「なんかヤバそうだ、逃げるぞ。」

 

 「おう」

 

 

 

 ******

  

 

 

 

 「ハァ、ハァ」

 

 「何処まで追ってくるんだよ」

 

 

 「おい、囲まれたぞ」

 「後ろ、危ない!?」

 

 「ゴン」

 

 雨宮が鎧の騎士にやられたようだ。俺なら容易に倒せるが、物語を進めるため気絶しておこう。

 

 「おい、やめろよ謝るから許してくれよ。」

 

 

 坂本が喋っているが、意味はなく、気絶させられた。

 

 

 ******

 

 

 チュートリアルに出てくる、牢屋に入れられた。

 

 まぁ俺はダメージは一切ないけれど坂本が起こしに来るタイミングで起きよう。

 

 「···おぃ、起きろよ」

 

 坂本が起こしに来たらしい。

 

 「ッたく、何なんだここは」

 

 

 坂本が牢屋に向かってガンガンって暴れている。ちなみに、雨宮はおこされていた。雨宮も牢屋を見ている。ゲームでは、見られないような所も見れたりするな。なんだか、ワクワクするな。 

 

 そうしていると、鎧の金属音が聞こえてきた。

 

 「おぃ、何か来るぞ!」

 

 そうして見えたのは、ゲーム通りの鴨志田のシャドウだった。

 

 「おぃ、侵入者ってのは貴様らか」

 「な、鴨志田!?」

 

 雨宮は、まだあまり知らないらしく、疑問に思っていた。

 

 「坂本に神木、それに雨宮じゃないか。」

 

 「揃いも揃ってゴミばかり、侵入者は処刑だ!」

 

 

 

 「なぁッ」

 

 「当然だろうが、俺の城に入ってきたんだからな」

 

 「テメェ」

 

 坂本は言い返すが蹴り飛ばされて、ゲーム通りの状態にされた。どうしようか考えてると、雨宮がやめろと鴨志田にいい

 

 

 「そこまで言うなら先に貴様を殺してやる。」

 

 雨宮は壁に押し付けられ、槍を向けられていると、鴨志田が

 

 「おぃ、そこに突っ立っているゴミ」

 

 「貴様には感謝しているよ。」

 

 「貴様が鈴井のことを気にかけているから鈴井は貴様のために、頑張ってくれるからな」

 

 そう言ってきた。知ってるんだよ、そんなこと。知っていて1年間も放置して見て見ぬふりをしてきたんだよ。俺クズだよ自分の目的のために知り合いですら見捨てて、だが、もう我慢はしない。願いを叶えるために、さらなる力を求めるんだ!!!

 

 ******

 

 「アハハハ!!!とてもクズだな···」

 

 わかっているよ。

 

 「自分がクズだと分かっていながら、変えようとはしない」

 

 転生しようと、自身の性格は変えられないし、変える必要もない。

 

 「そんな貴様が、皆に好かれると思っているのか!」

 

 信じたいんだ。こんな俺でも好かれたいと!!!

 

 だから力を寄越せ!

 

 「それでこそ貴様だ。」

 

 「契約の時間だ。」

 

 「――我は汝、汝は我!」 

 

「貴様の夢を叶えるんだ!!!!」

 

 

 

 ******

 

 

 「ぐっ――グワァー!!!!」

 

 仮面が顔に覆う感覚があり、力があふれ出てくる。そして雨宮も、原作通り覚醒していた。

 

 

 「「ペルソナ」」

 

 二人が同時に動き出した。

 

 

 「やれ、アルセーヌ」  

 

 「滅ぼせアルジュナ」

 

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