デュエル・マスターズDD 〜Dream creatures & Dragon girls〜   作:特撮恐竜

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お待たせしました。いよいよ王道篇のメインキャラであった夜の四天王にスポットライトが当たります。
生徒会結成編×デーモン・オブ・ハイパームーンと謳っておきながらドラゴン娘達との出会いか彼女達のデュエルに尺を使ってデーモン・オブ・ハイパームーン要素に触れるまで時間が掛かってしまった・・・。


その名はエルボロム(前編)

ドギラゴンとツルギはアボルの口から出たジャシン帝の肉体を奪った敵の名前を噛み締める。ドギラゴンの方は初めて名前を知った様子を見せていた。

 

「光喜の夜・・・エルボロム・・・。」

『アイツ、エルボロムっていうのか・・・。』

「その様子だとお前も名前は初めて知った感じか?」

『ああ・・・、あの時は名乗ってなかったからな。』

「そっか・・・月軍とか夜の四天王とか言ってたな。月『軍』に四天王って事は他にもいるのか?」

「ああ、どうもかなり大きい組織的な規模の勢力らしい。」

「どういう訳でソイツらと遭遇したんだ?」

「あれは一週間前、高校の入学式が終わってすぐの出来事だったよ。」

 

アボルは窓から月を眺めながらエルボロムと接触する事になった自身の通う高校の入学式の日を思い出しながら語り始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今から一週間前、アボルは自身が入った押目高校の入学式を終えて教室で中学からの友達と雑談をしていた。

 

「アボル、お前は部活入るのか?」

「ん〜、まだ考え中。」

「そっか。俺は中学同様バスケ部に入る予定だ。お前はどうする?」

「私もまだ考え中。入るとしたらまた美術部かな〜?」

「今日は入学式だからまだ部活勧誘期間だけど、アボルはどうする?」

「僕は今日はこのまま帰るよ。丁度新しいカードの発売日だからさ。」

「そっか、じゃあな‼︎」

 

アボルは教室で友達と別れるとそのまま学校を出て帰路につく。そして帰路の途中でカードショップに立ち寄り、デュエマのパックを数袋買うとそれを開けて中身を確認する。

 

「さーて、何かいいカード無いかな〜・・・お、これは・・・。」

『アボル、アボルよ!』

「何、ジャシン君?今買ったばかりのカードのチェックを」

『クリーチャーの気配を感じるぞ。それも大勢のな。』

「えっ⁉︎場所は⁉︎」

『ここからそう遠くない。』

「分かった。」

 

アボルは先程買ったパックに入ったカードのチェックを終えてカードショップを出るとジャシン帝の案内で彼がクリーチャーの気配を感じた現場に向かう。その途中でジャシン帝が何かに気付いた様子を見せる。

 

『むっ⁉︎』

「どうしたの?」

『この気配は・・・まさか⁉︎アボル、急げ‼︎』

「何?何があったの⁉︎」

『大勢の小物共に加えてそれなりの大物の気配を感じる。しかもこの気配・・・前に余が戦った奴だ‼︎』

「えっ⁉︎」

『急げアボル‼︎』

「わ、分かった‼︎」

 

ジャシン帝に促され、アボルが足を早めると小さな鼠みたいなクリーチャーが瀕死の重傷を負って倒れているのが見えた。アボルはすぐさまそのクリーチャー『お騒がせチューザ』に駆け寄る。

 

「おい君‼︎大丈夫か‼︎」

『う・・・うう・・・。』

「かなりボロボロだ・・・おい君僕が分かるか⁉︎」

『うう・・・人間か・・・早く・・・ここから離れろ・・・奴は・・・。』

「おい‼︎しっかりしろ‼︎おい‼︎」

 

お騒がせチューザは最後まで言えずに力尽きて生き絶える。アボルは目を閉じたボロボロのドリームメイトに必死に呼び掛けるが虚しくその体は消滅する。

 

「一体何が・・・。」

『喜ーッ喜ッ喜ッ喜ッ‼︎』

 

お騒がせチューザの最期を見届けたアボルの耳に聞いた事もない笑い声が響く。するとそこにはアボルがこれまで見た事のないクリーチャーが周りに横たわるボロボロのドリームメイト達を見下しながら高笑いする姿が見て取れた。そのクリーチャーはメカ・デル・ソルのような女神像を思わせる神々しい姿だがその手でヘルメットを被ったリスのドリームメイト『韋駄天モー』の首を絞めている。

 

『く、苦しい・・・。』

『やはりいい物だな、弱い者が苦しむ様は‼︎必死に無駄な足掻きを見せる無様な姿、我が最高の喜びだ‼︎』

『皆・・・助けて・・・。』

『この状況で貴様を助けにくる者などいるものか。さて、そろそろ楽にして』

「おい。」

 

モーの首を絞めるクリーチャーが後ろから聞こえてきた声に振り向くとそこにはアボルが怒りの形相で睨んでいる。女神像のクリーチャーは自身を恐れない人間に疑問を覚えた。

 

『ほう、この世界の人間か?・・・それにしては我を恐れる様子がないな。』

「その子を離せ、それとお前に聞きたい事がある。」

『何だ?』

「さっきそこでボロボロの鼠のドリームメイトが消滅する所を見たがあの子を痛め付けたのもお前か?」

『鼠のドリームメイト?ああ、そういえば逃げ出した奴が1匹いたな。それがどうした?』

「そうか、だったら話は終わりだ‼︎お前を倒す‼︎」

『倒す?人間風情がこの我を?喜・・・喜喜・・・喜ーッ喜ッ喜ッ喜ッ喜ッ喜‼︎笑わせる‼︎貴様みたいな弱い人間に何が出来るというのだ‼︎』

 

モーの首を絞めていたクリーチャーはアボルを嘲笑う。するとアボルの背後からジャシン帝が現れてクリーチャーに進言した。

 

『久しいな、機械悪魔よ。』

『何だ貴様?貴様のような奴は知らんぞ。』

『ほう、気が付かぬか?この世界に来る途中で余の戦いに乱入して来た無礼者が。』

『半年前・・・まさか貴様ジャシン帝か⁉︎随分と小さな姿になったものだな。』

「ジャシン君、アイツを知ってるのか?」

『前に話したであろう。余とドギラゴンの戦いに乱入してきおった無礼な機械悪魔だ。』

「えっ⁉︎」

 

アボルは思わずジャシン帝に振り返る。一方で女神像みたいなクリーチャーは思わぬ場所で因縁の相手に巡り会えた事、そして自身を睨む目の前の人間の少年が何故クリーチャーを恐れないのか納得したらしく喜びの笑いをあげ始める。

 

『喜・・・喜喜・・・喜喜喜・・・喜ーッ喜ッ喜ッ喜‼︎成る程!何故貴様が我々クリーチャーを見ても怯えんのか納得がいったぞ‼︎まさかあのジャシン帝が人間如きに力を貸すとはな‼︎』

「僕と真のデュエルで勝負だ‼︎ジャシン君とドギラゴンの戦いを邪魔した奴‼︎」

『それでは呼び辛いだろう。実に面白く喜ばしい物を見せてくれた貴様には特別に我が名を教えてやろう‼︎我が名は光喜の夜 エルボロム‼︎『暗黒剣 フラヴナグニル』が治めし月軍を率いる夜の四天王の1人‼︎』

「月軍に・・・夜の四天王だと⁉︎」

『そうだ!我は喜びの感情を司る四天王、弱き者を虐げ、弱者の悲鳴を聞く事が我が最高の喜びよ‼︎』

 

ジャシン帝と因縁を持つ目の前のクリーチャー『光喜の夜 エルボロム』の口から出た言葉はアボルを更に怒らせるには充分だった。アボルの怒りの感情に釣られてジャシン帝も本来の姿に戻る。

 

「そうか、だったらお前を生かしておく訳にはいかないな‼︎お前みたいな奴はここで僕がぶっ潰してやる‼︎」

『ククク、いい顔をしているなアボル。』

『ひっ⁉︎あ、アビスベル・・・ジャシン帝まで・・・。』

『喜喜喜・・・実に喜ばしい出会いだ。貴様のその顔が絶望で歪む様が見たくなってきた・・・いいだろう‼︎貴様の相手になってやる‼︎集まれ、我が月軍の精鋭達よ‼︎』

 

モーが本来の姿を見せたジャシン帝に怯えを見せる。エルボロムがモーの様子も気にせず、その小さな体を投げ飛ばすと右手を翳す。するとエルボロムの右手にカードが集まり出した。そして40枚全てが集まるとエルボロムもデッキを構え、アボルに向き合う。

 

『貴様を倒してジャシン帝の身も我が月軍の物にしてくれるわ‼︎』

「お前なんかにジャシン君を渡してたまるものか‼︎おい、そこのドリームメイト、仲間達を連れてはやくここから逃げろ‼︎」

『えっ⁉︎』

「急げ‼︎」

『う、うん‼︎』

 

エルボロムに投げられたモーは体を強く打ったものの力を振り絞って立ち上がり、仲間達を起こして逃げる。そしてアボルがデッキを暗く光らせると邪神ゾーンが展開される。そしてお互いにデュエル台にデッキ、シールドをセットした。

 

「今回は真のデュエルだ。お前だけは絶対にここで倒す‼︎」

『喜喜喜喜・・・ジャシン帝がいるとはいえ貴様如きがいつまで持つかな。』

「『シールドON‼︎真のデュエルスタート‼︎』」

 

こうして始まったアボルVSエルボロムの真のデュエルはお互い2ターン目から準備を始めた。先攻を取ったアボルはツインパクトカードで呪文側を使用する。

 

「呪文『「こっちは甘いぞー」』‼︎山札から3枚を表向きにしてクリーチャー1体を手札に加え、残りを墓地に‼︎ターンエンド‼︎」

『我がターン、『超化の守護獣レイガー』召喚。』

「何だあのクリーチャーは⁉︎」

『ほう、その様子では我ら超化獣の力知らぬ様だな。ならば我らの恐ろしさをその目に焼き付けるといいわ‼︎』

 

アボルは自身にターンが回るとエルボロムの盤面と自身の盤面を見比べて考え始める。既にアボルの墓地にはアビスラッシュで出せるアビスが入っていた上、先程の呪文で引いたクリーチャーに目を向ける。

 

「僕のターン‼︎アビスラッシュで『ハニー=マーガニー』を召喚して攻撃‼︎その時革命チェンジ発動‼︎手札の『フォック=ザ=ダーティ』をバトルゾーンに‼︎」

『ハニー=マーガニー‼︎アボル様の命令だ‼︎私と入れ替われ‼︎』

 

蜂蜜のアビスロイヤルは黒い革ジャンと赤いマントを纏ったフォークのような槍を持つアビスロイヤルと入れ替わる。フォック=ザ=ダーティはアボルに振り返った。

 

「登場時能力で山札から4枚を表向きに‼︎」

『アボル様、我が能力で表向きにしたカードの中から1体手札かマナに出来ます。今回はどちらをお選びになりますか?』

「そうだね、今回はマナを増やすよ。そして残りを墓地に置き、そのままシールドを攻撃だ!」

『畏まりました‼︎』

 

フォークのアビスロイヤルは手に持つ槍で早速エルボロムのシールドを1枚貫く。エルボロムはシールドだったカードを手札に加えるも余裕の表情を見せていた。

 

『流石アボル様‼︎早くも先手を取りましたね‼︎』

「油断しちゃ駄目だ。相手は未知のクリーチャー・・・どんな戦術を使ってくるか分からない。用心していくよ。」

『畏まりました。』

 

アボルがターンを終え、エルボロムにターンが回る。エルボロムは余裕な様子で手札からクリーチャーを出した。

 

『我が僕『獲銀月 ラ・ウラ・ギガ』を召喚。』

「ラ・ウラ・ギガだって⁉︎」

 

エルボロムが召喚したクリーチャーを見てアボルは驚きを見せる。何故ならエルボロムが召喚したガーディアンはアボルにとっても見覚えのあるクリーチャーによく似ていたからだ。

 

(あのクリーチャー『蒼天の守護者ラ・ウラ・ギガ』によく似ている・・・というかそのものじゃないか⁉︎何故月軍に?)

『レイガーをタップし、ラ・ウラ・ギガのハイパーモードを解放だ。』

「ハイパーモード⁉︎」

 

虫のようなクリーチャーから粒子状の光が溢れる。粒子状の光がラ・ウラ・ギガに降り注ぐ。するとラ・ウラ・ギガの色が黒くなり、更に黒い翼まで生やした。クリーチャーが変化した事にアボルは動揺を隠せない。

 

「なっ、姿が変わってパワーが上がった⁉︎進化した訳でもないのに‼︎」

『教えてやろう‼︎我ら超化獣は他のクリーチャーから力を奪う事で秘めた力を解放する事が出来るのだ‼︎」

「な、何だと‼︎」

『今の我が僕はパワー6500のブロッカー・・・今貴様の場にいるアビスなど敵ではないぞ‼︎』

「くっ‼︎」

『そうだ‼︎いいぞ‼︎その焦る顔が絶望に変わる所を見せてみろ‼︎その顔こそが我が最高の喜びなのだからな‼︎』

 

エルボロムがターンを終え、アボルにターンが回る。するとアボルは目を閉じて、山札の1番上に手を付けて考え出す。

 

(落ち着け・・・ここで焦ったら駄目だ‼︎このターンで引けば一気に状況を変えられる‼︎)

 

冷静になるよう自身に言い聞かせたアボルは山札の1番上を力強く掴む。そして覚悟を決めて引いた。

 

「我がアビスの前では善も悪も、生も死も、火も自然も水も光も、闇さえも無力!世界よ跪け!我こそは、全てを統べる王なり‼︎」

 

アボルが力強く引いたのは彼の切札であり、相棒の強化体『アビスベル=覇=ロード』であった。アボルは引いたカードを確認して勝利を確信した笑みを浮かべる。

 

「僕のハート、ウィンウィンして来たよ‼︎まずは『ア:エヌ:マクア』を召喚‼︎登場時能力で山札の上から2枚をタップ状態でマナに置き、1枚を手札に‼︎そしてマッハファイターを持つア:エヌ:マクアでラ・ウラ・ギガを攻撃‼︎」

『ガアアアアアア‼︎』

『馬鹿め‼︎返り討ちだ‼︎』

「革命チェンジ発動‼︎」

『何⁉︎』

 

鵺を思わせる姿のアビスはラ・ウラ・ギガに向かっていく。その時、空間にヒビが入ると蛸のような意図が施されたこの世の物とは思えないバイクに乗るジャシン帝が飛び出して来た。

 

『フハハハハハハハハハ‼︎』

唸れ、邪神エンジン‼︎アビスベル=覇=ロード‼︎」

『アボルよ、またしても速いタイミングで余を呼びおったな。』

「仕方ないだろ。相手は未知のクリーチャーなんだ。早めに打てる手は打つべきだよ。それに君だって奴に一泡吹かせたいと思ってんじゃないの?」

『フッ、見抜かれたか。まあ良い。思わぬ場で半年前の借りを返せる日が来たのだ‼︎存分に暴れさせて貰うぞ‼︎』

「そのままアビスベル=覇=ロードでラ・ウラ・ギガを攻撃‼︎」

 

バイクに乗ったジャシン帝が黒い翼のガーディアンに向かっていく。ジャシンはバイクを走らせ、そのままラ・ウラ・ギガを撥ね飛ばす。アボルが勝ちを確信した時、エルボロムが笑い出した。

 

『喜ーッ喜ッ喜ッ喜ッ喜ッ喜、馬鹿め‼︎レイガーのセイバー能力発動‼︎コイツが身代わりになる事でラ・ウラ・ギガは生き残るのだ‼︎』

「何だって⁉︎」

 

エルボロムのバトルゾーンにいるレイガーが爆発すると撥ね飛ばされたラ・ウラ・ギガが平気な様子でバトルゾーンに戻ってくる。その様を見て今は攻撃しても防がれるだけだと感じたアボルはターンの終了を宣言した。

 

「ターンエンド‼︎その時、アビスベル=覇=ロードの効果でコスト6以下のアビスを墓地から場に‼︎冥府より出でよ、『邪闘シス』‼︎

 

ターン終了と同時にジャシン帝に似た体のアビスが黒い穴から姿を見せる。バトルゾーンに出てきたシスは右手をラ・ウラ・ギガに向けると何かを吸収し出す。

 

「登場時能力でラ・ウラ・ギガのパワーを−∞だ‼︎」

 

シスによってラ・ウラ・ギガはパワーを吸い取られ、大爆発する。エルボロムにターンが回るとエルボロムは青い体で頭に長い髪の様な先端に発光器官を生やしたクリーチャーを召喚する。

 

『我がターン。『アクア・スーパーエメラル』を召喚だ‼︎登場時能力で手札のカードをシールドと入れ替えるぞ‼︎ターンエンドだ。』

「トリガーをシールドに仕込んだな・・・。」

 

アボルは自身にターンが回るとエルボロムが何かをシールドに仕込んだ事を察知し、シールドを割るか悩み始める。そしてバトルゾーンにいるクリーチャーに目を向けた。

 

(奴がシールドに何かを仕込んだのは明白だが・・・何を仕込んだんだ?もしもスパーク系のS・トリガーならシスの能力でメクレイドしてもやられるぞ・・・。)

 

アボルは悩んだ末にアビスベル=覇=ロードのカードに手を付ける。そしてそのまま決意を固めた。

 

「アビスベル=覇=ロードでダブルブレイクだ‼︎」

『月軍の機械悪魔よ‼︎あの時の借りを返させて貰うぞ‼︎』

 

ジャシン帝はそのままバイクを走らせ、シールドに向かっていく。そしてアクア・スーパーエメラルの効果で何かが仕込まれたシールドを避け、2枚のシールドを突き破る。エルボロムはシールドだったカードを回収して確認する。そしてその内1枚をそのまま使用した。

 

『S・トリガー『青守銀 ルヴォワ』‼︎邪闘シスをタップだ‼︎』

「しまった‼︎」

 

青い体の人型メタリカが放った光輪がシスの動きを封じる。どちらにしても敵のシールドを全て削り切るのは無理だと察したアボルはターンを終える事にする。

 

「仕方ない・・・ターンエンドだ。」

『我のターン、呪文『熱線と照射の決断(パーフェクト・フレア)』‼︎効果で我が僕『獲銀月 ペトローバ』をバトルゾーンに出し、呪文の効果でスピードアタッカーに‼︎更にルヴォワをタップし、ペトローバのハイパーモードを解放だ‼︎』

 

呪文の効果でエルボロムのバトルゾーンに女神像のようなクリーチャーが現れる。ルヴォアがタップされた事でペトローバに力が送られると黒い翼を生やして体の色も黒くなった。

 

「またしても超化獣か。しかも既にハイパー状態に・・・。」

『ペトローバで攻撃‼︎その時、攻撃時能力発動‼︎山札の上からシールドを1枚追加だ‼︎そしてシールドの数以下のコストのクリーチャーを手札からバトルゾーンに‼︎』

「何⁉︎」

『出でよ、我と同じ月軍を纏める夜の四天王の1人『楽識の夜 フミビロム』‼︎』

 

エルボロムのシールドが1枚回復し、3枚になる。するとエルボロムの手札からカードが飛びだし、青い体の4本の腕を備え、その手に本を持つクリーチャーが現れる。エルボロムと同じ夜の四天王の1人にして楽しみの感情を司る悪魔が姿を見せた瞬間であった。




今回のデュエルを見れば分かると思いますが今回はアボル視点で進む為、ドラゴン娘達の出番はツルギ以上に少ないです。
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