デュエル・マスターズDD 〜Dream creatures & Dragon girls〜   作:特撮恐竜

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今回と次回のエピソードはすずぽよとゼオちが加わるまでの空白の期間に起こった事です。
2人の出番はもう少し時間が掛かります。もう暫くお待ち下さい。


アーシュ、メガ、ギャイのデュエマデビュー(前編)

ブラック・フェザーの騒動から翌日、ツルギは校長室に呼び出されていた。ツルギが校長室に入ると校長は嬉しそうな声を上げた。

 

「おお、よく来てくれたな。蒼井ツルギ君。」

「約束通り来たよ。コイツも一緒にな。」

 

ツルギは警戒した顔でドギラゴンのカードを出す。するとドギラゴンもデフォルメされた姿で実体化し、ツルギの肩に乗る。その顔は目の前の小さな老人に対して警戒の意志が見てとれた。特にツルギに関しては普段年上には敬語を使うのに校長にはタメ口になってる辺り、相当警戒している様子である。

 

「ホッホッホ、そんなに警戒するでない。」

「そういう訳にはいかねえ。何せこっちはアンタの真の姿を見てるだけじゃなく、流星が生徒会長になった経緯も彼女から聞いたんだからな。」

『まさかこの世界にいたとは思わなかったぜ、天龍神アークゼオス‼︎』

 

『天龍神アークゼオス』それは太古の超獣世界を支配していた五龍神と呼ばれる5体の強力なドラゴンの1体である。その中で光文明を支配していたアークゼオスは強き戦士を求めていたと言われている。そのご本龍がツルギ達の目の前にいるのだ。アーシュが生徒会長になった経緯を本人から直接聞いた2人は警戒しながら校長に向き合う。

 

「そうか、全て聞いた上にワシの正体も看破しておったか。」

『ミラクルスターが治める光の国でも言い伝えにあったからな。テメエ、人間に化けて学校の校長になり、アイツらにドラゴンの力を与え、何を企んでやがる⁉︎』

「別に何かを企んでおるつもりは無いぞ。話しても良いが、その前にお主達の事を教えてくれてもいいんじゃないかのう?そっちだけワシの事を一方的に知るのは不公平じゃ。そのドラゴン、あの禁断及びにその眷属と戦ったといわれるあのドギラゴンじゃろう?」

『俺の事、知ってたのかよ⁉︎』

「勿論じゃ。お主程のクリーチャー、知らぬ訳ないわい。お主らがどのように出会い、共に戦う事になったのか気になるのう。」

「どうする?」

『しゃあねえ、いいぜ。』

「分かった・・・俺らの事を話してやるよ。」

 

ツルギは入学式の時に起きた事を話す。ツルギの話を黙って聞いた校長は全てを聞き終えると口を開いた。

 

「成る程、ならほぼ同じようなものじゃな。ワシはただ、彼女達にクリーチャーを退治出来る力を与えただけじゃよ。この学校にクリーチャーの魔の手が忍び寄り、学校生活を脅かしておるのは事実じゃからな。」

『はあ⁉︎ふざけんな、俺の何処がテメエと一緒なんだ⁉︎』

「何を言う。ドギラゴン、お主も人間に力を与えて、クリーチャーと戦っておるではないか?ワシとどう違うと言うんじゃ?」

『ぐっ・・・。』

 

ドギラゴンはアークゼオスの口から告げられた言葉に思わず胸を痛くする。幾らツルギの同意があったとはいえ危険な事に巻き込んだ罪悪感を確かに感じていたのだ。するとツルギがドギラゴンを庇うように口を開く。

 

「校長先生、コイツは・・・ドギラゴンはアンタとは違えよ!」

『ツルギ・・・。』

「ほう。」

「アンタは3人の了承も無しにドラゴンの力を渡した。望んで力が欲しいと言った訳でも無いにも関わらず強引にだ。そりゃ俺もクリーチャー騒動に巻き込まれた時はかなり戸惑ったさ。けど、コイツはちゃんと俺が聞きたかった事全てに答えてくれた‼︎それだけじゃねえ‼︎アンタと違ってドギラゴンは俺の意思を尊重してくれたし、ちゃんと俺達と一緒にクリーチャーと戦ってくれてる‼︎デュエルでもそうじゃなくともな‼︎だから、俺も自分の意思でコイツに力を貸すと決めたんだ‼︎俺の相棒をアンタと一緒にすんじゃねえ‼︎」

『ツルギ・・・お前・・・。』

 

会ってまだ一ヶ月も経っていないのに思ったより自身の事を大切に思ってくれているツルギに感動する。それを聞いた校長は何かを悟った声を上げる。

 

「そうか・・・。」

「で、校長・・・アンタが俺らを呼んだ訳はなんだ?まさか俺達の関係が気になるからだけじゃねえだろうな?」

「そうじゃな、本題に入ろう。お主、生徒会に入ってくれんか?」

「は?俺が生徒会に?」

「そうじゃ。本来ならこの学校の生徒会メンバーはドラゴン娘・・・しかし、この先彼女達だけでは対処出来ない程の力を持つクリーチャーが出てくる可能性も否定出来ん。そうなった場合に備えてお主みたいに強力なクリーチャーと絆で結ばれ、真のデュエルでクリーチャーと戦える存在が必要なのじゃよ。どうか引き受けてくれんか?」

 

ツルギはドギラゴンと目を合わせて考え込む。数十秒の沈黙が校長室に流れた後、先に沈黙を破ったのはツルギの声だった。

 

「これまで生徒会なんて柄じゃねえって思ってたけど・・・今回に関してはそうはいかなそうだな。分かったよ、生徒会メンバーになってやる。」

「おお!引き受けてくれるか‼︎」

「勘違いすんなよ。俺はアンタの為にじゃなく、アイツらを助ける為に自分の意思で決めたんだ。アンタの言いなりになるつもりはこれっぽっちも無え!そこんとこ忘れんじゃねえぞ‼︎」

 

ツルギは校長を睨みながら強く断言する。次に口を開いたのはドギラゴンだった。

 

『俺もツルギと一緒に彼女達に手を貸すぜ。本来なら俺達がやるべき事だからな。』

「おお、そうか‼︎侵略者、禁断及びその使徒と激戦を繰り広げたお主程のクリーチャーの協力があるのは有難いのう‼︎」

『勘違いすんじゃねえぞ。俺もツルギ同様戦う意思を見せてない奴らに力を与えて戦わせてるアンタのやり方は認めてねえ!もし、アイツらを使って何か目論んでいたら容赦しねえぜ‼︎』

「抜かすわい。お主などワシからすればひよっこの青二才ドラゴンじゃ。戦いと生きた年数ならワシの方が圧倒的に上じゃよ。そんな貴様がワシに挑んで勝てると思っとるのか?」

『んだとテメエ・・・ドギラゴールデンの姿で相手してやってもいいんだぜ‼︎』

 

校長の挑発を聞いたドギラゴンが本来の力を解放しようとする一方で、校長もオーラを放ち本来の姿に戻ろうとする。そのままドギラゴンVSアークゼオスの大怪獣バトルが始まろうとする中、ツルギが必死に静止を掛けた。

 

「よせ、ドギラゴン‼︎お前が本気で校長と戦えばこの学校が吹っ飛ぶぞ‼︎」

『ツルギ・・・。』

「ここで奴とぶつかり合って学校が崩壊したらこの世界で暴れているクリーチャー達と何も変わらねえ!この世界の為に来たお前にとってそうなるのは嫌だろ⁉︎」

『そうだな、悪いツルギ。』

 

ツルギの言葉で頭を冷やしたドギラゴンがツルギの元に戻ると校長もオーラを治める。校長は戦闘態勢を解くと穏やかな声で口を開いた。

 

「では頼んだぞ。蒼井ツルギ君、そしてその相棒ドギラゴン。」

「アンタに言われなくともやってやるぜ。」

「あ、それと流星君達に伝えて欲しい事があるんじゃが。」

『何だよ?』

「言い忘れておったんじゃがな実は・・・。」

 

校長の口から驚くべき言葉が飛び出す。全て一通り聞いたツルギとドギラゴンは同時に怒鳴り声を上げた。

 

「『アンタ(テメエ)それドラゴンの力を渡した時に言えよ‼︎』」

『やっぱテメエはここでぶっ潰す‼︎』

「ドギラゴン、今はこの爺さんに構ってる場合じゃねえ‼︎早く流星達のとこに行くぜ‼︎」

『わ、悪いツルギ‼︎』

 

ツルギがドギラゴンを抑えて校長室から急いで飛び出す。ドギラゴンはカードに戻り、ツルギがアーシュ達の姿を探す。

 

「ヤベエな、放課後とはいえまだ部活などで残ってる生徒はいるし・・・知らずに」

「ええええええ⁉︎」

 

ツルギが不安な思いでアーシュ達を探していると廊下でドラゴンの角が出て困惑する本人の姿が見えた。彼女の様子に不安が的中し、思わず彼女に駆け寄る。

 

「流星‼︎」

「あっ、蒼井君⁉︎どうしましょう⁉︎何故かドラゴン化しちゃって‼︎」

「生徒会室でやり過ごすぞ!場所を教えてくれ‼︎」

「は、はい‼︎」

 

アーシュの案内で2人は生徒会室に飛び込む。すると既にメガとギャイの姿があり、2人は不思議そうに首を傾げる。

 

「2人ともどないした?血相変えたような顔してたで。」

「い、いえ・・・実はここに来る途中でくしゃみしたら何故かドラゴン化しちゃって・・・。」

「それで慌てて入ってきたんか。」

「は、はい。」

「やっぱり聞いてなかったんだな。」

「何をです?」

 

アーシュが首を傾げるとツルギは先程校長から聞いた伝言を彼女達に伝える。その内容を聞いた3人は驚きの表情を隠せなかった。

 

「そのドラゴン化は感情の起伏やくしゃみ、咳などの生理現象でも起きてしまうらしいぞ。」

「ええっ⁉︎それじゃあ私達、日常でもドラゴンになっちゃうって事ですか⁉︎」

「何それ〜、聞いてないよ〜‼︎」

「あのジジイ、ちゃんと説明せえや‼︎ていうか何でツルギはん、それを知っとるんや⁉︎」

「ここに来る前に校長から直接聞いたんだ。3人にまだ話してないって言うからそれを伝えに来たんだが遅かったみたいだな・・・。」

「い、いえ!蒼井君が伝えてくれたお陰で周りにバレずにここに逃げ込めました。本当にありがとうございます。」

「気にすんなって。」

 

ツルギの判断で何とかドラゴンである事がバレずに済んだアーシュは安心したのかドラゴン化が解けていた。アーシュが落ち着いたタイミングでツルギが再び口を開く。

 

「ああ、そうだ。3人とも俺も生徒会に入るからよろしくな。」

「「「ええっ⁉︎」」」

「?・・・何でそんなに驚いてんだよ?」

 

3人が驚いている様子にツルギは疑問を浮かべる。アーシュは昨日ツルギの口から生徒会に興味はないと聞いた事で、ギャイとメガはこれまでツルギも生徒会メンバーだと思っていたので先程の発言に驚きを隠せないのだ。

 

「あ、蒼井君、確か生徒会には興味ないって言ってませんでした⁉︎」

「ああ、これまではな。だけどクリーチャー退治も生徒会の仕事だって言うなら話は別だ。本来なら俺らがやらなきゃいけない事だから、俺も力を貸すぜ。」

「ツルっちって生徒会メンバーじゃなかったの⁉︎前にかいちょーとチラシ配ってたよね?」

「ああ、あれはただ単にチラシ配りを手伝っただけだ。何つーか、流星が明らかにチラシ配りとか苦手そうだったから見てられなくなってな。」

「それでアーシュはんの手伝いしてたん?ツルギはん、結構なお人好しやな。」

「んな事ねえよ。俺はただあそこで手伝わなきゃ後悔すると思っただけさ。それで・・・話は戻るけど、俺も生徒会役員になる。正直生徒会役員になった経験なんて無いし、俺じゃ力不足かもしれねえが」

「そんな事ありません‼︎入ってくれるだけで凄く助かります‼︎心強いです‼︎」

「そうだよ〜。ボクだって生徒会なんてやった事ないしお互い様だって‼︎」

「ウチら全員生徒会の経験なんて無いんや。お互い頑張っていこな。」

「そ、そっか・・・だったら・・・これからよろしくな、3人とも。」

 

アーシュ達の真顔の中の真っ直ぐな瞳にツルギは呆気になるがすぐに気を取り直して笑顔を向ける。メガは新たに疑問が湧いた様子を見せる。そんな幼馴染にギャイが思わず訊ねた。

 

「どないした?何か気になる様やけど。」

「あ、うん。ねえ、ツルっち。ツルっちも生徒会に入るんだよね?」

「ああ。」

「それって、ツルっちもドラゴンに?」

 

その言葉にアーシュとギャイは思わず顔を合わせる。自分達に起きた事を考えたら、もしかしたらツルギもと考えたからだ。しかし、その予想はツルギの口から否定される。

 

「いや、俺はドラゴンの力は渡されてねえ。」

「ええっ⁉︎ドラゴンの力、持ってないの⁉︎」

「んー、まあ俺にはコイツもいるし、必要ねえと思ったんじゃねえか?」

 

ツルギはアーシュ達にドギラゴンのカードを見せる。するとメガがある事に気付いて口を開いた。

 

「ねえねえ、そのカードがあの時のドラゴンなんだよね?」

「ああ、俺の相棒ドギラゴンさ。」

「あの時、ボク達助けて貰った訳だし、折角だからお礼も言わせてよ。それにツルっちが入るって事はドギっちとも関わる事になりそうだし。」

「そうですね。改めて挨拶させて下さい。」

「確かにウチら自己紹介すらしてへんかったな。」

 

アーシュ達の声を聞いてドギラゴンが出て来る。先に口を開いたのはドギラゴンだった。

 

『確かに俺も自己紹介すらしてなかったな。んじゃ改めて俺の名はドギラゴン。クリーチャーワールドランド大陸にある火の国出身で、人間の味方になりに来た。よろしく頼むぜ。』

「私、流星アーシュです。この間は助かりました。ありがとうございます。」

「ボクは真久間メガ。この間はありがとね、ドギちゃん。」

『ドギちゃん?俺の事?』

「ウチはギャイ。地封院ギャイや。この間はホンマありがとな。お陰で命拾いしたし、クリーチャーにもアンタみたいにいい奴もおるって分かったからな。」

『へへ・・・アーシュ、メガ、ギャイ、これからよろしくな。』

 

ツルギとドギラゴンはアーシュ達に受け入れられた事で笑みを見せる。ツルギは席に座るとズボンのポケットに手を入れて何かを探し始める。

 

「メガとギャイは俺の事も友達として受け入れてくれたよな?流星も同じだよな?」

「えっ?ええ、まあ。」

「突然やろ。」

「それがどうしたの?」

「いや、この高校で初めての友達が出来た事だし・・・早速出来た友達とこれでもやらないかと思ってさ。」

 

ツルギが取り出したのはデュエマのデッキだった。カードを見た瞬間、アーシュ達は昨日の真のデュエルを思い出して顔を引き攣らせる。

 

「え?それってデュエマのカードですか?」

「まさかボク達もあんな感じで・・・。」

「命を賭けろと・・・。」

「待て待て‼︎勘違いすんな‼︎普通だったらこれはただのカードゲームだから‼︎あんな感じのデュエルが出来るのはこの世界では多分俺だけだ‼︎」

 

アーシュ達が安堵の息をつく中、メガとギャイが更なる問題点に気付き、ツルギに指摘する。

 

「あ、あのさツルっち折角誘ってくれたところ悪いんだけど。」

「ウチらデュエマやった事ないし、ルールも全く知らへんのや。」

 

その言葉を聞いてツルギはとんでもなく驚いた顔をする。その表情にアーシュとギャイは思わずツッコミを入れた。

 

「ええっ⁉︎そんな驚く事ですか⁉︎」

「何に対してそんな驚いとんねん‼︎」

「マジで⁉︎20年以上続くカードゲームだぞ⁉︎一度もやった事ねえの⁉︎」

「あ、ありませんよ‼︎そもそも私、カードゲームが出来る友達なんていませんでしたし・・・。」

「ボクも弟がやってるのは見てるから存在は知ってるけどやった事は・・・。」

「ていうかツルギはん、女子がこういうカードゲームやると思うんか?」

 

ギャイの言葉を聞いてツルギは思わず目を瞑る。そしてメガを見て口を開いた。

 

「メガ、昨日俺にも幼馴染が2人いるって話したの覚えてるよな?」

「え?あ〜、確かに言ってたね。」

「東北に引っ越した方の幼馴染、女子なんだけどさ・・・俺らと一緒にデュエマやってたからそいつ、かなりのデュエマ好きになってさ・・・こんな楽しくて面白い物を男子しか知らないなんて勿体ないってクラスの女子にデュエマを教えまくってたんだよ。で、そこからデュエマにハマった女子が他の友達に教えて、最終的には俺が通ってた小学校の女子、みんなデュエマやってたからな。」

「そ、そうなんですか⁉︎」

「でもそれ小学生の頃の話やろ?流石に中学生の時はちゃうやろ?」

「いや、中学の頃も小学の時同様にクラスの女子にデュエマ教えて、結果的に俺らの学年だけじゃなく、後から入った学年も女子含めて全員デュエマにハマってた。」

「そ、それは大層やな。」

「それだけじゃねえぞ。中学2年の時に東京○ームシ○ィで中学生以下が集まる全国規模のデュエマの大会があったんだけどその大会にクラス全員で出たからな。」

「ええっ⁉︎く、クラス全員って男子だけじゃなくて女子も⁉︎」

「女子も。男子も女子も全部ひっくるめて。部活で出れなかったのも沢山いたけど、それでも俺らの中学の生徒はその大会、大半が参加したぜ。」

 

ツルギの小学生、中学生時代の同級生の達のデュエマのハマりっぷりに唖然とするアーシュ達。それを聞いて3人はデュエマが気になり始めていた。

 

「す、凄い人気なんですね。」

「ツルっちのいた小学校、中学校の女子の殆どが夢中になるなんて・・・どんなカードゲームなんだろ?」

「気になってきたけど、どないしよ?ウチらデュエマのカード1枚も持ってへんし。」

「安心しな。デュエマやった事ないって言った時の為にコレを用意してきたんだ。」

 

ツルギは鞄からデュエマのカードが収まったファイルを数冊程取り出す。思わずアーシュが中身を訊ねた。

 

「そ、それ、何のファイルですか⁉︎」

「俺が集めてきたデュエマのカードが入ったファイル。デッキ3つ分なら余裕で作れるぜ。ルールなら俺が教えるからさ。試しにやってみないか?デッキだったらそこから作っていいからよ。」

「いいの?教えて教えて‼︎さっきの話を聞いてボクも気になって来たんだ〜‼︎」

「よーし‼︎こうなったらウチも付き合うで‼︎ウチにもデュエマ教えてや‼︎」

 

メガとギャイがツルギの持ってきたカードファイルを見てデッキ作り及びデュエマのルールを教わる中、アーシュは何処か気乗りしない様子だった。

 

(高校生になって折角出来た友達と一緒にやるのがカードゲームなんて・・・もうちょっとJKらしい事したかったな。)

「アーシュはん、どないした?」

「かいちょー?」

「流星?」

(でも蒼井君、折角私達と仲良くなりたいって思って用意してくれた訳だし、それを無下にするのも悪いよね。)

「もしかして気に入らなかったか?もし嫌なら」

「大丈夫です‼︎私にもデュエマを教えて下さい‼︎」

「そ、そっか・・・んじゃデッキを作るのに何か気になるカードを選びな。」

「はい‼︎」

 

アーシュも席に座り、ツルギの持ってきたカードファイルを開いてデッキを作るためのカード選びを始めた。




このSSではドラゴン娘達もデッキを持ち、デュエマをします。特に生徒会組は全員がデッキを持つ予定です。
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