あっ、投稿自体は続けますよ。
匿名にして理由はあれです、ゲームやってるとたまに別アカでニューゲームして違う気分を味わいたくなるでしょう?大体あんな感じです。
『困惑、何故皆当機を食い入るように見つめるのでしょうか?このメイド服がおかしいのは認めます。
しかし、この都市で私のような者はさして珍しくもないものだと思われますが、何がそこまで彼らの琴線に触れたのでしょう?』
あれから引きずられるようにしてカーリー様に連れられ、結局私は旧研究所まで来てしまいました。
旧研究所、友人によれば○ョッカーなみの悪の組織と聞いていたのですが、思いのほかそうでもないようですね。
皆様エノクとリサに優しくしてくれますし今のところ問題はありません。
これがどうやったら友人から聞いたような反体制派テロ組織になるのでしょう?
ただ少し気になる事はあります、時々センサーが感知する謎の高エネルギー反応に量こそ少ないですが極めて強力な危険物質反応。
この研究所、核爆弾でも作っているのです?明らかに異常値を記録していますし少し怖いですね。
しかし、此処に来てからというもの外郭でまともに会話を出来る相手を探し回っていた2週間に比べてエノクとリサも落ち着けているようですし、出来ればこのまま平和であって欲しいのですが...無理なのでしょうね。
それと、本当になぜ皆私を見つめるのです?そこまで目新しい技術は使われていないと思うのですよ。
この研究所に所属している技術者や研究者たちは皆〝翼〝という巨大企業が管理する〝巣〝と呼ばれる場所からわざわざこの研究所にやって来た人たちの筈なのです。
ならば、私程度では彼らの研究に役立たないと思います。
なのに、何故皆酷く興奮した様子で私に詰め寄るのです?流石に私の装甲を削り取ろうとするのはやめて頂きたく...もしサンプルが必要なのであれば、言ってくだされば幾らでも提供させていただきます故。
特に紫髪と青髪の方、あなた方は駄目です!後離れた所からじっと見てくる黒い髪の方はなんなのでしょうか?
こんなことになるなら、友人からちゃんとこの世界の話を聞いておくべきでしたね。
あの子ら元気にしているでしょうか...わが友イリス。
「ハイドが遠い目をしているわ、どうしたのかしら」
「多分、毎日研究所の皆にじっと見られて疲れちゃったんじゃないかな?」
お二人とも、そんな哀れむような顔で私を見ないで頂きたい、泣きますよ?機械なので涙は出せませんが全力で泣きますよ!?
「あの、サンプル採取のご協力をお願いしても良いでしょうか?」
『了承、皆様が貴女のように先んじて確認を取ってくれれば助かるのですが』
「ど、どうも」
この酷くおどおどしている方はミシェル様というらしく、他の方と違って先に確認を取ってからサンプル採取をしてくださるので助かっています。
ところで、何故此処まで震えているのでしょう?やはり私が怖いのでしょうか...確かに全長2メートルの巨体が目の前にいれば怖いかもしれませんね。
やはりこの肉体が少々ネックになっていますか、近々サイズダウンを行えないか試す必要があるかもしれません。
『警告、言い忘れていましたが、そのサンプル...間違っても電気や電磁波は流さないようにお願いします』
「えっ、どうしてですか」
『返答、最悪の場合暴走を引き起こし重篤な金属汚染を引き起こす可能性があります』
「えっ」
『提案、私から半径50メートル以内であれば暴走を防げます、実験を行う際はお声掛け頂ければご協力致しますよ』
「ありがとうございます」
あぁ、また怖がられる原因が増えたような気がします。
後はそうですね、やはりこの研究所のトップの方が少々苦手です。
カルメン様とおっしゃられるのですが、どうにも危ない空気を纏っておりまして、何だかエノクとリサに近づけてはいけないような予感がするのです。
友人から聞かされていた情報も断片的かつ、年月によって劣化し始めていますから、その記憶に頼るのは少々危ういところがあるのですよ。
私はあくまでもエノクとリサを守るのが目的です。
それ以外の事は全て些事ですが、あの2人に危害が及ぶのなら、もうしそうだとするならば、カルメン様を事前に殺害しておくのも良いかもしれません。
私に搭載されている装備であれば、誰にも気づかれずにそれが可能です。
ですが、この研究所の皆様方はどうにもカルメン様に並々ならぬ執着というか、信仰心のようなもの?そのような感情を持っておられますから、もし彼女を殺せば連鎖的に彼ら、或いは彼女らが暴走し、エノクとリサに危害が及ぶ可能性がないとも言えません。
今は時期尚早でしょうか?ですが2人に危害が及んでからでは遅いのですよね。
仕方ありません、今のところは様子を見ましょう。
エノクとリサも研究所の皆様に心を開き懐き始めていますし、もしこのまま2人に危害が及ばず全てが終わるのなら、私は2人を送り出して消えることもやぶさかではないのですよ。
やろうと思えば消えること自体は簡単なのです。
何故かやろうとすると2人に気づかれてしまうのが難点ですが、最終的には私から心が離れるでしょう。
私はあくまでも2人を守る護衛に過ぎず、家族と呼ぶには少々遠い存在ですから。
まぁこの作品メインはロボトミ編までなので、そこが終わったら後は図書館までですね多分(タイトル的にもリンバスは多分合わないし)