【提出】魔王軍人事評価記録及び褒章状案文の提出について←人事担当 作:ポチエナ
下記の作戦が終結したため、その経過と成果の概略について報告する。
記
作戦名:クシナダとクサナギ作戦
参加者:ジェクト(吸血鬼)以下4名
作戦概要:勇者の在住するアルペン領アカライ村を襲撃し、脅威を排除する。
経過:
7月35日2100
ジェクト(吸血鬼)により対象地域に経空侵入
7月35日2400
偵察の結果、作戦の実行は可能と判断
7月36日0432
対象地域南約2km地点に必要資機材の配備完了
7月36日0612
対象地域南側森林内に作戦参加者終結完了
人員、魔力等異常無しを確認
7月36日0630〜2000
各員休息(食事・睡眠・点検等を含む。)
7月36日2127
勇者の帰宅を目視確認
勇者以外に人間雌個体を家屋内に確認
上記雌個体は母親と判断
7月36日2145
作戦参加者に作戦の開始を下達
7月36日2200
ワカムラサキ(女郎蜘蛛)が勇者と接触
幻覚能力は正常に発動
勇者の村外れへの誘致を開始
7月36日2213
勇者の誘致完了を確認
7月36日2215〜2301
対象地域の焼き討ちを実行
目立った抵抗は確認できず。
7月36日2302
全家屋の焼失及び対象地域全域への毒散布が終了
ワカムラサキ(女郎蜘蛛)は勇者から離脱
7月36日2304
ワカムラサキ(女郎蜘蛛)の離脱、異常無しを確認
7月36日2307
ワカムラサキ(女郎蜘蛛)を除くジェクト(吸血鬼)以下3名は対勇者戦闘態勢を完了
7月36日2310〜2345(推測)
勇者の毒吸入を確認し戦闘開始
ムハンマド(ナーガ)による3級攻撃魔法が予期の通り反射されたことから、物理攻撃による白兵戦を敢行
ディダ/エーン/アウン(ケルベロス)による攻撃により、勇者の流血を確認し、効果有りと認める。
戦闘開始から体感5分後、勇者の絶命を確認
絶命の2分後、村内で存命し隠れていたと思料される人間雌個体が勇者近傍に接近、数秒後死亡
雌個体の死亡後、勇者復活
勇者は雌個体を視認、咆哮するとともに特級魔法「デンライカ」に類似する魔法を作戦隊へ指向
ムハンマド(ナーガ)及びディダ/エーン/アウン(ケルベロス)近傍へデンライカ着弾
勇者復活後、再度散布された毒を吸引したことを確認
作戦隊は撤退を開始
7月37日0002
対象地域を離脱完了
成果:
対象地域の焼き討ちは完了
勇者抹殺は未完(毒により一定の効果ありと判断)
被害:
ムハンマド(ナーガ)は上半身蒸発により死亡
アウン(ケルベロス第3頭)は蒸発し死亡
総括:勇者抹殺は未完であるが、復活後についても毒の吸引を確認したため、再度の勇者行動開始まで時間の余裕を獲得したと判断し、作戦失敗と断ずることはできないと思料
文書作成者:ジェクト(吸血鬼)