ポケモントレーナーの日常?   作:チャンピオンズやってる人

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リーフグリーンやってました。
バトル描写って難しいですよね。頭抱えながらチョコ食べて最終的に投げ出しました。


棚ぼたというかわらしべ長者って本当にあることをしった。モモンのみ味

 お邪魔するわよー。

 審議に審議を審議で審議した結果、本場のポケモンバトルを体験しようということでニビジムにやってきた。

 

 いわタイプっていう個性のある建物だよ。

 

「ピッカ!」

 

「…ブ、ブイ……」

 

 やる気満々のピカチュウとびびり気味のイーブイと正反対の反応を見せている。ピカチュウは野生で戦ってきた戦闘経験がある。

 

 覚えていると思われる技はスパークとでんこうせっか。あとは…尻尾を使って叩きつける?攻撃…んー打点がなーい。

 

 ゴリゴリの近接アタッカーです。

 10万ボルト!って高らかに叫んだら首を傾げられましたよね。

 

 ゲームみたく正確に技を把握できる訳じゃないから手探りになる。もしかしたら間違っているかもしれないし他に覚えている技があるかもしれない。

 

 イーブイは戦いのたの字すらしたことがないのが分かる。オーキド博士が緊急で用意したといっていたように研究用のポケモンだったんだろう。

 

 とすればたいあたりやすなかけ、なきごえ辺り。…今回は観客としてポケモンバトルを肌で感じて貰いましょう。

 

 行きますか!

 

 扉に手を付けて押し開ける。

 中は薄暗く先には開けた空間がある。人の気配も感じる。

 

 扉を閉めて奥へと進んでいく。

 あ、やっぱバトルフィールドだ。…結構大きいんだな。公式で定められてたりするのか?

 

「挑戦者か」

 

 明かりがつき情景反射で振り返る。

 

「…………」

 

 声の正体はもちろんタケシです。

 …やっぱアニメだと上裸じゃないんすね。

 

「沈黙は肯定と取ろう。…そのピカチュウ」

 

「ピカ?」

 

 …やっぱ親子なんだなぁ。

 で、ピカチュウがどうしました?

 

「しっかり育てられている。ジムの試合も初めてじゃないだろう。……ピカチュウとはどれくらいつきあっているんだ?」

 

 育てた記憶…ないしジム戦もはじめてデス!

 ピカチュウとのつきあいか……確か……。

 

「………4年」

 

 だよなぁ。…6歳の頃だったはず。

 あれから4年も経ってんのね。…あの時に比べたら強くはなってるよな。

 

「それじゃ相棒と言ったところか。…それに比べてイーブイはまだ成長途中。…君なら問題ないだろう」

 

 …凄いな。流石は世界一のポケモンブリーダーを目標とし最後にゃポケモンドクターにジョブチェンした漢。

 

 …思ったよりタケシから評価が良いし…驚いてる。てっきりサトシみたいに止められると思ってたなぁ。

 

「それじゃ使用ポケモンは2体。いいな?」

 

 問題ないでーす。

 頷いて同意する。

 

「わかった。今からステージを展開する。フィールドから離れてくれ」

 

 了解でーす。

 フィールドの外に出る。タケシが指を鳴らすとライトが全点灯。明るくなったことで視界に映る両サイドのシャッターが開き岩だらけのステージが現れた。

 

「ふん!」

 

 立ち上がると跳躍しフィールドの前に立つ。

 モンスターボールを前に出し──

 

「試合開始だ!」

 

 バトル開始のコングが鳴り響く。

 ……そいやジムに入ってからやけに振動が響く。あとイーブイがひとことも…。

 

「……ィ」

 

 あ、ダメっぽい。

 全身バイブレーション。タンスの中に入れたらガタガタとリズムを刻んでくれそうなくらいにびびり倒していた。

 

 この先イーブイが戦う日が来るのだろうか。

 

「………ピカチュウ」

 

 勝っても負けてもいい。

 ……楽しもうぜピカチュウ!

 

「ピッカ!」

 

 肩から飛び出し一回転しながらフィールドに着地する。頬をバチバチに鳴らし臨戦態勢。

 

 ああ、対戦相手はもちろん。

 

「いけ!イワーク!」

 

 イワークですよね。雄叫びをあげながらピカチュウを見下ろしている。しかしデカイ…。

 

「…ピカ」

 

「怯みもしないか。イワーク!たいあたり!」

 

「ガオー!」

 

 体をしならせピカチュウに向けて頭を叩きつける。…それはたいあたりというより頭突きでは?

 

「………ピカチュウ」

 

 おっと…?これ…もしかして指示できない感じですか?あ、マジで!?…不味いのでは?

 

 ピカチュウ!避けて!

 

「ピカ!」

 

 飛び退いてなんとか回避してくれた。

 地面にイワークの頭が叩きつけられ地響きが起こり砂煙が舞う。

 

「イワーク!たいあたりで追い詰めるんだ!」

 

 それは不味い。砂煙で視界が狭まっている。

 

「………ピカチュウ」

 

 岩を利用して回避するんだ!……口が動いてくれねえ…!!頼む!なんかこう…テレパシー的なので通じてくれ!!

 

「ピカ…ピッ!」

 

 ヘドバンの如く頭を叩きつけるイワークの攻撃を掻い潜るピカチュウ。

 

 針に糸を通すように横をすり抜け岩に立つ。

 ……ピカチュウ…実は強かった系?

 

 一緒ん時はそんな素振り見せなかったじゃん。能ある鷹は爪を隠すってやつかい?

 

「強いな。イワークの攻撃を意図も簡単に躱していくとは。…ここからは本気でいかせてもらう!イワーク!いわおと」

 

「兄ちゃん!!」

 

 タケシ似の少年が現れる。なんだなんだ?

 

「ジロウ?悪いがポケモンバトルをしているんだ。後にして……」

 

 ジロウ?…タケシの兄弟なのはわかった。

 それ以外は何も分からないです。

 

「ムツコが…ムツコが……!」

 

 ムツコ…ムツコ。うん、わかんないっすね!

 うーん蚊帳の外。隙だらけだし攻撃を叩き込んでもいいですか?

 

「…ジロウ?」

 

「ビードルに刺されたんだ!」

 

「なんだって!?」

 

 ビードルに刺されたか。…あれクソ痛いんだよな。じゃれ合ってた時に愛情表現?で飛び込んできて腹部をぶっ刺されたことがあるが丸一日寝込んだっけか。

 

 全身が痺れて頭痛に腹痛、動悸が酷くなり高熱に魘され床に伏すことになる。まぁ症状が酷くなる前にモモンのみを食べれば解毒されるからビードル系統に刺される度にモモンのみに齧り付いたよ。

 

 ……え!?ビードルに刺されたの!?

 ヤバいじゃん!

 

「イワーク戻れ!…すまない!バトルは中止にさせてもらう」

 

「…ピカ」

 

 いいよいいよ!手遅れになったら困るし行ってあげて!バトルはいつでもできるからさ!

 

 駆けるタケシとジロウを見送る。

 

「ピカピ」

 

 肩に戻ってきたピカチュウが何か言いたげな眼差しを向ける。…どしたん?

 

 イーブイ?イーブイは途中からモンスターボールに戻ったよ。ヘドバンイワークの所で限界に達したらしい。試合が中止になったのに出てこないもん。

 

 落ち着いたら出てくるでしょう。

 

「ピカ、ピカピ…ピカチュ」

 

 背中に周りリュックを漁ってモモンのみを取り出し最後は尻尾を出入口に向ける。

 

 モモンのみ。方向…!はいはい!

 

「タケシを追いかけるってことね」

 

「ピカ!」

 

 正解!…って急がなきゃ!!

 

「いくよピカチュウ!」

 

「ピッカ!」

 

 ──────────ー

 

 ジロウと自宅に帰る。

 息を整えつつ兄弟に囲まれ布団に眠るムツコに駆ける。

 

「ムツコ!…大丈夫かムツコ!」

 

「…お兄ちゃ……いた、い…」

 

 顔色は蒼白く震えている。

 ……毒の症状だ。ビードルは鋭く細い針に毒を持っている。

 

 とても強力で迅速に対応しないと…全身に毒が回り最後は……!

 

「…お兄ちゃん」

 

「大丈夫だから」

 

 今すぐにでも病院に行かなければいけない。

 だが…ムツコを背負ってとなると…間に合わない。ポケモンセンターはポケモン専門だ。

 

 …どうする…どうすればいい……!!

 

「誰?今はムツコが…あ、待って!」

 

 ゴロウの声?誰か来たのか……。

 

「申し訳ない。立て込んでいる…!」

 

 焦る気持ちを押さえ断りつつ振り返ると──

 

「ピカ」

 

 挑戦者の少年がいた。肩にはピカチュウが桃色のきのみを持っている。そのきのみはとても甘い匂いを放っていた。

 

「君か。急に中止してすまなかった。妹がビードルに毒を受けて……何をしようと…!」

 

 少年はピカチュウからきのみを受け取りムツコに迫る。止めに入る……が、少年の鋭い目を見てたじろいでしまった。

 

 そっと手を当てられ優しく押し退けられる。

 見ることしかできなかった。……兄弟達も黙って少年を見ていた。

 

「…だ……れ…?」

 

「…………」

 

「…あま、い…に…おい…」

 

「…………」

 

 きのみがムツコの前に出される。

 

「…たべれば…いい、の?…うん…わかった…」

 

 口を小さく開け齧る。…甘かった匂いが更に甘い匂いを漂わせていく。

 

「…おいし…い…」

 

「…ムツコ?…ムツコ!?」

 

 …眠っただけか。…顔色が良くなってる?

 ……もしかして…!

 

「……このきのみは…!?」

 

 少年がいない。気づいたらもう外に出ようとしていた。

 

「待ってくれ!」

 

 慌てて少年を追いかけた。

 

 ────────

 

「待ってくれ!」

 

 ん?…タケシに呼び止められた?

 外に出たところで足を止める。

 

「ムツコを助けてくれてありがとう!」

 

 深々と頭を下げられました。いやいや!

 モモンのみを出しただけだし…まだおやつ用に残ってるからね。

 

「ピカチュ」

 

「ははっ!ピカチュウはお喋りだが君は寡黙なんだな。とても良いコンビだよ。…先程のきのみは…」

 

 モモンのみのことです?

 取り出して見せる。

 

「これが……毒を…」

 

 そりゃモモンのみですし……?

 ポケモンブリーダー志望のタケシがモモンのみを知らない?

 

 …フレンドリィショップの店員もモモンのみとは言わずオレンのみやカゴのみ関わらず全てきのみと言っていたよね。

 

 ……もしかしてきのみに名前付いてなければ効能ってか効果知らない感じ?ならば教えてあげないと。このきのみは毒を治してくれるんですよ。

 

「………毒に効く」

 

「ピカ!」

 

「おれもまだまだ勉強不足か。ああ、そうだ。……これを受け取ってくれないか?」

 

 懐を探り取り出したのを…石……じゃなくてバッジ。…グレーバッジ!?なんでぇ!?

 

 当然首を振るよね。

 バトルに勝ってないし…緊急事態でバトル中止になったんだから無効でしょうよ。

 

「そうはいかないさ。私情でポケモンバトルを中止にしたし、あのままいけば君が勝っていただろう」

 

 いや?負けてたと思いますよ?ピカチュウは強いけど技の問題でジリ貧になってコテンパンになってましたよ?

 

「…ピカチュウとひとこといっただけでピカチュウは適切に対応していった。まるで通じ合っていると思わせる。…君とピカチュウがとても深い絆で結ばれていることがわかった」

 

「チャァ」

 

 照れながら耳を掴むピカチュウさん。

 …え?いやコミュ障拗らせてピカチュウBOTと化してただけだよ?

 

 ピカチュウが有能過ぎてそう見えただけで…。

 

「…それにムツコの命の恩人だ。本来なら規定に触れてしまうが…おれ個人として君を素晴らしいトレーナーと認めたい。是非受け取って欲しい」

 

 ええ、あぁ…ええ………。

 モモンのみがグレーバッジになったぞい?何を言ってるかわからないが俺も分からん。

 

 でも…ここまで言われてお断りはできないよなぁ。……貰おう。…これサトシよりもおこぼれさんじゃね?

 

 ははは…三番煎じは辛え。

 

 グレーバッジを受け取る。

 …えーと…グレーバッジ…ゲットだぜ…?

 

 ……モモンのみ1個とグレーバッジは割に合わないよな。…渡せるもんとか…これしかない。リュックに沢山詰まった…!

 

「……これは」

 

 きのみでぇーす!

 モモンのみで解毒はできたろうけど数日は安静にしないといけないしモモンのみとオレンみを渡しちゃいましょう!

 

「いいのか?」

 

 もちろん!まだビードルの毒に犯される可能性もあるしね。それに安価だしおやつとしても最適よ!兄弟沢山いるなら尚更ね。

 

「ありがとう」

 

 きのみを受け取り微笑むタケシ。

 

「…………また」

 

「ああ」

 

「…………バトルしよう」

 

「もちろんだ!」

 

 タケシに見送られながらポケモンセンターに戻る。…兄弟達も出てきてお礼をいわれたがコミュ障なので無視するのは許してね。

 

「タケシは強かったか?」

 

 ポケモンセンターの入口で声をかけられる。

 あ、ムノーさんじゃないっすか。そりゃ強いでしょ?ジムリーダーよ?

 

 アニメだと非公式ジムとかある中で公認のジムに務めてるマジモンジムリーダー。

 

 弱いわけがありません。

 頷くことで返事を返す。

 

「そうか。…それと」

 

 まだ何かあります?

 

「ありがとう」

 

「ピカチュ!」

 

 ……意地を張んなきゃいいのにさ。

 これは俺の役目じゃなくて主人公であるサトシくんの役目。

 

 何も言わずポケモンセンターに入った。

 




三番煎じが行先は何処になることやら……

バトルが中途半端になってしまいすみませんでした。
またアンケ投げときます。

行先

  • ハナダシティまでカット
  • おつきみやま
  • どっか寄り道
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