ポケモントレーナーの日常?   作:チャンピオンズやってる人

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ぽこあやってました(なう)


遭遇イベントに乱入イベント、進化イベントとイベントにつきませんがジム戦?んなものはありません

 森を抜け川を渡り山を越えた先。

 ……ハナダシティ。

 

 え、あ…着くんですね、はい。

 かれこれ数日は彷徨っていたわけですが無事に町に辿り着いたというわけでポケモンセンターに駆け込んで部屋を借りて久々のシャワーを満喫。

 

 水浴びはしてたけどやっぱシャワーは最高よな。ピカブイとヒンバスも丹念こめて洗って今は散策中。

 

「ヮ…!」

 

 初めて?の街の景色に興味津々のヒンバス。

 バケツの中で水と共に揺られている。

 

 …ポケモンセンターを出たあと直ぐにフレンドリィショップでバケツを買ったんだ。

 

 ヒンバスを繰り出しバケツの中に入れて上から水をかけて出来上がり。気持ち良さそうにしていたよ。

 

 ピカブイも肩に乗って準備完了。

 街の中を歩く。……人は少ない。

 

 赤い赤い空。沈みかけの夕焼け。

 少しずつ闇に染まっていく。

 

 はい、夜です。

 着いたのが夕方前であれこれ準備していたらあっという間に時間が溶けて寝る時間になりました。

 

「……ピィ…」

 

 ……うたた寝してますもん。こくこくと上下するピカチュウの頭。今にも落ちそうなのに落ちない。体幹が強いのか俺だったら速攻で顔面ダイブよ。

 

 イーブイはもう頭に寄りかかって器用に寝ています。

 

 疲れが溜まってたんだろうなぁ。

 テントや寝袋はないし基本野宿。食料も森で採れたきのみやきのこを食べる。

 

 あの森はきのみが育ちやすいのか様々なきのみが生えていた。森に住むポケモンに配慮して少量拝借したよ。ハナダシティに着く頃には殆ど残ってなかったけど。

 

 あと夜はやっぱり冷えるのよね。暖を取る方法が焚き火ぐらいしか思いつかなくてさ。…ただ火を怖がるポケモンもいるし火事の危険性を考えて断念しましたけどね。

 

 木の根を枕にし両サイドにピカブイを添え上着を毛布代わりに。……起きたら様子を見に来たであろうポケモン達がいて。

 

 挨拶したら逃げられたよなぁ。…トキワの森の様にはいかんかーと思っていた。

 

 翌日には野生のポケモン達と仲良くなれたよ。トキワの森の生態系とは少し違っていて見たことないポケモンもいた。

 

 しかもピカブイの助力もあり図鑑埋めの為にお願いしたら捕まえさせてくれたんだわ。感謝しかないぜ。

 

 もちろん直ぐに出して…またモンスターボールの処遇に困った。一度自宅に帰ろうかなと思ったくらい。だけどポケモン達が大切そうに手に抱え、口に咥えながら嬉しそうにしていた。……本人達が良いのならとそのまま渡しちゃった。

 

 その日はポケモン達に囲まれながら一夜を明かして大所帯で行動し森の出口でお別れ。

 

 頃合いを見て一度戻り移住を進めようとは思う。……責任云々ではなく仲間になったからこそね。

 

 ……戻ろうかヒンバス。

 ポケモンセンターに戻る。

 

「おや?もしかしてサートシくんかい?」

 

 後ろから声がかかる。

 聞き覚えのある声に思わず振り返る…ことはなく歩き続ける。

 

 振り向きたいけど…ね。

 

「まさか君がもうハナダシティまで来ているとは驚き……… 待ってくれよ。話の一つ二つしてもいい」

 

 駆け寄ってくるのでゆっくり振り返った。

 

「…………」

 

「だろサトシ……」

 

 うん、シゲルだよね。サートシくんなんていう人はシゲル以外いないだろう。…すんごい驚いてるよ。

 

 …ニャースもそうだったけどそんなサトシに似てるか?似てないと思うけど。オーキド博士は見間違えることなかったし。

 

 そう遠くない未来。ピカチュウと帽子だけで間違えられそうだよなぁ。…ちょっと複雑だわな。

 

「……すまない。知り合いに似ていて…」

 

 シゲルってサトシに対しては嫌味をいうけど逆に他の人には普通なんだよな。

 

 優等生である故の…サトシに執着していると凡人の俺には分からない悩みってやつ。

 

「…………大丈夫」

 

「ありがとう。…イーブイ。もしかして君はおじい様がいっていたトキワシティの……このポケモンは?」

 

 バケツの中のヒンバスに気付きポケモン図鑑を取り出しかざす。流石は未来の天才研究者。ピカチュウにサポートしてもらった俺とは大違い。

 

『データなし この世界にはまだ知られざるポケモンがいる』

 

「データがない。……新種のポケモン!?」

 

「ヮ?」

 

 確かに新種のポケモンではあるよ。カントー地方には生息してないから。

 

「急いでおじい様に知らせないと!ポケモンセンターに一緒に来てくれないか?」

 

 全然いいっすよ。丁度ポケモンセンターに帰ろうと思っていたし。

 

 頷くとシゲルと共にポケモンセンターに向かった。ただ研究者肌が隠しきれないのかヒンバスのことはもちろんピカチュウとイーブイのことも詮索されてひっじょーに困った。

 

 ポケモンセンターに入って直ぐにモニター付き公衆電話(仮名)でオーキド博士に連絡する。

 

 研究所でカレーを食べているオーキド博士が映される。おおシゲルか、もうハナダシティに着いたんじゃなと呑気に喋るオーキド博士と若干興奮気味のシゲル。

 

 俺を見つけて…君も来ていたのか。早いのう……ん?そのポケモンは?コイキング…?と首を傾げるオーキド博士にシゲルが新種のポケモンだよ!と声を上げる。

 

 ああ、ピカブイが起きるから声量は押さえてください。あー!!オーキド博士も新種じゃと!?と叫び散らさないでください!!

 

 というか白衣でカレーは自殺行為では?

 急ぎ足で食べると……あ、あー……。

 

「白衣がー!?」

 

 ……そうなりますよね、はい。

 その後はシゲルと同様根掘り葉掘り追求されて写真を取られ一度預けて欲しいといわれたけどヒンバスは離れたくないみたいなのでお断りした。

 

 一度研究所へ戻ることを約束して話は終わり。……疲れたし腹減った。察してくれたのかシゲルが夕食に誘ってくれて食べた後は部屋に戻って泥にのように眠りについた。

 

 明日はゆっくりできるといいなぁ。

 

 ──────────

 

 彼がおじい様のいっていたトレーナー。

 ジャケットに帽子。…後ろ姿だけならサトシと似ているが……全く違う。

 

 別物だ。サトシと違い無口で無表情。

 何よりあの瞳だろう。…真紅の如く深い瞳。

 

 まるでルビーを思わせる程に綺麗だった。

 思わず見惚れてしまうほど。

 

 ……同時にぼくは恐怖した。

 勝てるビジョンが見えなかった。

 

 手持ちはピカチュウとイーブイ。後は新種のポケモン。見た目はコイキングに近い。

 お世辞にも強いとはいえないポケモンだ。

 

 彼の両肩で眠りについていて可愛いと思えるぐらい。……だけどどう頑張っても勝てないと嫌でも理解してしまう。

 

 強い……これがぼくと同じ日にポケモントレーナーになっただって?冗談にして欲しいくらいだ。

 

 でも…ぼくは負けないさ。

 彼にも……サトシにも、ね。

 

 ────────────

 

 朝起きて改めてハナダシティを散策中。

 

「ピカ」

 

「ブイッ」

 

 ぐっすり寝られてご機嫌のご様子。

 ヒンバスは昨日の出来事でお疲れちゃんみたいでバケツの中で眠っているよ。

 

 そーいやハナダジムは水中ショーをたびたび開催していて今日もやるらしいことを通行人から聞き耳した。

 

 …美人三姉妹が…と鼻の下を伸ばしだらしがない男性を素通りして興味があるので足を運ぶことに。

 

 場所は分からないけどさっきの男性に着いていけば着くだろうと思いUターンして後を追う。

 

 少し歩いたところで遠目からジム?…しては疑問符が残る建物が見えた。ジュゴンの看板に……どう見てもジムには見えないよな。

 

 入るっちゃ入りますけどね。

 中に入れば満席一歩前の観客。

 

「ブイ?」

 

「……ピカ」

 

 きょろきょろと見回すイーブイ。

 

 とジト目で見てくるピカチュウさん。

 俺にそんな趣味はありません。折角だし記念に見に来ただけです。

 

 歯抜けの様に空いてる観客席に座る。

 肩のままだと隣の席に迷惑なので膝の上に降りてくださいな。

 

 足元にヒンバスの入ったバケツを、膝にピカブイを座らせた所でアナウンス。

 

「ご来場の皆様。長らくお待たせ致しました。美人三姉妹による──シンクロナイズドスイミングショーの始まりでーす!」

 

「ブイッ!?」

 

「……ピカ」

 

 観客の歓声と拍手にビビったイーブイは顔を押し付けてピカチュウは詰まらなさそうに見る。……ヒンバスも大音量で起きたみたいだ。

 

 ……うん、記念にといったが興味を惹かれなかった。うるさいし…来た以上は終わるまで待つけどね。

 

 震えるイーブイを落ち着かせながらのんびりとシンクロナイズドスイミングショーを眺めていた。

 

 眺めていたかった。

 大きな地響きが起こる。

 

 歓声は鳴り止み戸惑う声。

 アナウンサーも困惑しているしプールなのに揺れにより波立っている。三姉妹もショーを止め驚いていた。

 

「……ピカ?」

 

 なんだこれ。揺れている?

 地震か?それにしては長いし…何かが砕ける音が響いている。

 

 …何かがここに向かっている?音は…下?

 

 !?さっきより強い!…みんな掴まれ!

 バケツからヒンバスを抱えあげてピカブイと一緒に抱きしめる。

 

「ギャアアァッ!!」

 

 地中から床をぶち壊しながら飛び出す青い鱗に覆われた龍。怒りの形相で荒れ狂う。

 

 ……ギャラドスだった。

 いやいやいやいや!?ギャラドスってマ!?

 

「ヒッ!?ギャラドス……!?」

 

 叫びを皮切りに逃げ惑う観客。怒号が鳴り響き我先にと逃げ仰せていく。なんでギャラドスが……?

 

 理由は分からないけど対処しないといけない。このままだとハナダジムが崩壊する!

 

 ……ピカチュウいけるか?

 

「ピカ」

 

 顔を見ると電気袋を鳴らし問題ないと言いたげのピカチュウ。イーブイはダメだった…一度モンスターボールに戻しますね。

 

 ヒンバスは……。

 

「ンヮ!」

 

 大丈夫そうだ。

 初戦闘でギャラドスは難関だがピカチュウがいる。……行くよ!

 

 膝から飛び降りプールにかけ出すピカチュウ。観客の不規則な足元をすり抜けていく。……やっぱ強いよなぁ?

 

 後に続きヒンバスを抱えながら観客に逆らいプールへ向かう。その間もギャラドスは手当り次第破壊行為を繰り返していく。

 

 観客席や飛び込み台などが壊れ破片が飛び散る。……三姉妹はどこにいるんだ?

 

 …まだプールの中にいるの!?

 いやプールのすぐ側にギャラドスがいる。仕方ないことかもしれないけど……。

 

「ピッカ!」

 

 一足先にプールに辿り着いたピカチュウがギャラドスを見据える。遅れて辿り着く。

 

「……貴方は」

 

 プールの中で金髪の女性が声をかける。

 どうでもいいから早く逃げて欲しい。幾らジムリーダーでもポケモンがいなきゃただの人。

 

「………逃げて」

 

「…え、ええ!アヤメ!ボタン!行くわ……キャッ!」

 

「グルギャァァア!」

 

 ピカチュウ!スパーク…!

 

「ピッカ!」

 

 三姉妹に牙を向けんとするギャラドスに向けて電気を纏い突っ込む。

 

「ギャギャァ!?」

 

 土手っ腹にスパークを喰らって倒れ込むギャラドス。……場所が問題だった。丁度プールから出ようとする金髪の女性に向けて落ちていった。

 

「サクラ姉さん!!」

 

 大きな水飛沫。溢れ出る水に沈んでいくギャラドスと女性。……ああ、もう!!…服が洗えると考えたらいいか!!

 

 ヒンバスを抱えたままプールに飛び込んだ。

 ……潜って女性に向かい手を伸ばす。…よし、届いた……!

 

 後は引き上げるだけ……ヒンバスも大丈夫そうだな。……なんとかな…!

 

 動く尾が見えた。よく見たら周りをギャラドスが泳いでいる。…ピカチュウのスパークを食らったのにまだ動けるのかよ。

 

 やっぱギャラドスって強いわ。

 うぐわっ!?

 

 水中はギャラドスのテリトリー。あと一応空中。あっという間に女性と纏めて捕まり締め上げられる。

 

 これ…不味……息が持たな……。

 …ヒンバス?ダメだ!

 

 水の中で喋れるわけなくヒンバスがギャラドスに突っ込んでいく。

 

 が…ギャラドスの尾ひれに返り討ちにあう。

 バチンッと飛ばされていき……横に倒れ動かなくなった。…おいヒンバス…?ヒンバス!……ヒンバス!!

 

 テメェ!誰に手を出してんだコノヤロウ!

 こいつ……なんとかピカチュウにスパークを指示できれば…ダメだ。

 

 女性を怪我させる訳にはいかない。イーブイは…流石に……と、いうか。息が………やば………。

 

 酸素が空になる。息苦しくもがきたくなる。…これガチでダメな…。視界も霞んでいき落ちる瞼。光もない…深海のように……。

 

 ……光がある?眩しい………?

 微かに開いた視界の先には…え?ヒンバス?

 

 がぼっ……マジで死ぬ!ほんと…死……。

 うぐぇ!?

 

 衝撃が走り解放される体。…逃げられる!…体が思うように動かず直ぐに巻取られた。

 

 にしてはギャラドスの時と違いキツくないしスベスベというか……。次の瞬間。

 

 海面から飛び出した。

 プールサイドに降りる。

 

 …生きてるぅ!深呼吸深呼吸……!

 ……はぁ…シャバの空気は美味い!

 

「ピカピィ!」

 

 涙目のピカチュウが飛びかかる。

 抱きとめて頭を撫でた。心配かけてごめんなぁ。

 

 ……で、だ。

 プールから出してくれたポケモンの正体。

 当然知っている。……まさか──

 

「みるろぉ」

 

 ミロカロスに進化するなんてさ。

 早過ぎないかい?なんで進化した?

 

 森でうつくしさが上がるきのみは食べていたけど…ゲームの知識は当てにならないってことか?

 

「サクラ姉さん!!…え、綺麗……」

 

「この美しいポケモンは……」

 

 青髪の女性とピンク髪の女性。どっちがアヤメでボタンかは知りませんがミロカロスに見惚れている。

 

 それは別にいいのだけど水中デスゲームの間にポケモンとか用意して…くれてませんよね。

 

 ま、まぁ…お世辞にも強くないもんな。

 バトルはカスミ一強だと思います。

 

「グギュガァァァ!」

 

 まだギャラドスは倒れていない。

 けれど……プールから出ればこっちのもんだぜ!!ピカチュウ!ミロカロス!

 

「ピッカ!」

 

「みろぅっ!」

 

 誰に喧嘩を売ったか分からせてやろうぜ!

 ……とピカチュウとミロカロスにかかればギャラドスの鎮圧にそう時間はかからなかった。

 

 ただこの騒動は大きなニュースになり鎮圧後には無数のパトカーが突撃。ミロカロスを目撃し心奪われ数分後、我に返ったジュンサーさんから事情聴取。解放された時にゃ夕方だった。

 

 あのギャラドスは遊泳中のコイキングが進化したらしく…進化のストレスにより暴れ回ったとのこと。

 

 いやー……俺には手が追えないわ。

 はははミロカロスのことは伏せた。見られちゃいるけど喋る義務はないからさ。

 

 写真を撮られたけどまぁ…いいでしょう。

 その後は三姉妹に感謝を伝えられたぐらいだろうか。……お礼にとブルーバッジを押し付けられたのはもう諦めている。

 

 …三姉妹よりギャラドス単体の方が強いしあれがジム戦だと思えばよし!

 

 もう一度ミロカロスを見せて欲しいといわれ繰り出したら三姉妹はメロメロ。なんでもするから譲ってくれといわれたのでバトルに勝ったらいいよといって黙らせた。

 

 ピカチュウで瞬殺します。

 

 お生憎様美人だろうとなんだろうと関係ない。…ヒンバスだったら譲って欲しいなんていわなかっただろうから。

 

 明日会いに来るとか抜かされたので夕方だけどハナダシティから飛び出します。面倒事は勘弁なので……。

 

 しっかし…バケツ……1日だけだったなぁ。

 ペシャンコになったバケツを見下ろす。傍ではしゅんとしているミロカロス。

 

 姿は変わっても中身は変わんないもんな。

 意気揚々とバケツに入ろうとしてたもん。

 

 ……仕方ない。

 今はモンスターボールに戻ってもらう。

 人目のつかない場所で出したげるからな。

 

 次はどこに向かうかねえ。

 安直で行くならクチバシティ。…ヤマブキシティでもいいかもしれない。

 

 というかヤマブキシティは行ったことがあるからある程度道は把握している。

 

 適当にぶらり旅かね。

 ……さっきから黙ってるけどどしたんピカブイ。

 

 落ち着きがないというか…ミロカロスがバケツをクラッシュした辺りからだんまりだけど。

 

 …まぁいいか。

 それじゃ……次の町へ。




もう進化しました()
進化したからなんだという話はありません。
美人三姉妹?…どう扱えばいいか分からない筆頭です

またアンケ置いときます
ハナダシティとクチバシティの間といえば……はい

やってきました御三家ターンです(寝るので起きたら確認します、タイプ被りは考慮しません)

  • フシギダネ
  • ヒトカゲ
  • ゼニガメ
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