白百合の騎士団交流会   作:レリケ・コーサエ

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鼻セレブ部隊との交流

 

「あぁーっ!疲れた!」

「うおっびっくりしたどしたんや櫂」

「どうしたもないですよ。この書類作業の量!もう少しどうにかならないんすか?」

「しゃあないやろ。ワイが書いた報告書はもう受け取って貰えんくなった。」

「あ、遂に拒否されるまで行ったんすね」

「鬼子でギリや」

「あの人の報告書、パンツに関係する場所消せば結構使えるんすけどね、消す場所多すぎて普通に書くのとあんまり変わんないんすよ。」

「検閲必須の報告書ってなんかかっこええな」

「何が悲しくて文字媒体のパンツを検閲しなきゃならないんすか」

「テツさん少しでいいんで手伝って下さいよ…ってなんか今日小綺麗じゃないっすか?」

「あ?櫂、お前聞いてないのか?今日は別部隊との交流会があンだよ」

「え、聞いてないっすよそんなの!」

「そりゃァ残念。もう鬼子とハルで呼びに行ってるぞ」

「だから居なかったんすか。報連相がなってなさすぎる」

「ワイも知らんかったから安心せぇ」

「あぁもう報連相の概念から無いんすね」

「え、相手ってどんな部隊なんすか」

「あぁ、『白百合の騎士団』って部隊でな」

「お、ワイその部隊知っとるで。レリケちゃんとこの部隊やろ?」

「そォそォ。櫂とか鬼子が来る前に関係があった部隊でな、活動休止してたんだが最近また動きがあったみたいでな、うちと一緒の少数精鋭の部隊って事と別ンとこからのよしみで交流会ってワケ」

「へぇー」

「櫂はまだ会った事無いからな、いい事教えたるで…あそこの部隊は女性しかおらん!」

「なっっっ…?!」

(女性比率の高いハーレム部隊、本当に存在したのか…)

「おぉw目に見えて身だしなみを整え出したなww」

「本気だなwww」

「そういうテツさんだって身だしなみ整えてるじゃ無いっすか!」

「ばっ、俺ァちげぇって旧友とかそういう…」

 

「オラー戻ったぞ野郎ども〜」

「お、言ってたら来たみたいだぞ。」

「あ、話題逸らした」

「ちげぇって」

「よく来たなァ!ワシの部隊にィ!」

「パンツ野郎も帰ってきた」

「なんじゃァ?ワシがおらんくて寂しかったのか?」

「そんなんじゃないっすよ」

(おぉ…ホントに女しか居ねぇ…)

 

 

「よし!それじゃァここに来た事だし、早速自己紹介と共にパンツを貰おうかのお!」

「うわっマジか。アイツ初対面っすよね?」

「相変わらずやな」

「そこの緑ツインテールから!」

「二人いるわよ」

「うっさいわハル!わかっておる!えぇい!じゃあちっこい方!」

 

「…あ、わたしか…!わたし、レリケ・コーサエ…パンツは……あ、履くのまた忘れちゃった…」

「パンツを履いてないのか?おかしな奴じゃのぅパンツは履いた方がいいぞ?」

「お、鬼子さんがマトモな事を言ってる…」

「そんなこともあるんやなぁ…」

「下手な常識でも数うちゃァ当たるってか?」

 

「私はレリケ・ナイトメアと呼ばれている。パンツか、何が嬉しいのか分からないが…ほら。」

「おぉ!流石はツノ仲間、話のわかるやつじゃ…ってなんじゃァ?!このボロい布切れは?!」

「私が下着としているものだが…?」

「こ、これが、か?!」

「せめて何かしら付けていないとリーベが悲しむ。」

「ワシの鬼のパンツより酷いんじゃないか?!」

「さっきノーパン見たせいでインパクト薄くなってんな」

「インパクトとかいらないのよ」

 

「わ、わたしは!リーベ・ナイトメアっていいます!冒険者初心者です!」

「パンツは…」

「無しだ。次リーベに向かってその発言をしたら発砲も辞さない」

「…レリケ様の通りです。」

「…ちぃっ!じゃが、今のパンツよりこれから手に入るパンツじゃ!」

「あかん、カスの統計学を語り出した」

「統計学をなんだと思っているんだ君たちは…」

 

「ワタシはパジーミ・フライメ。よろしく頼む」

「パンツは?」

「きっ君はいきなり何を言い出すんだ!!」

「お、一番マトモな反応じゃねぇか」

「普通こうよね」

「パンツに普通の反応とか無いんすよ。」

「もっとこういう物には順序というものがあるだろう?!…まぁ、機械人形の斡旋をしてくれるなら、幾許か思案せんでも…」

「あー、あかんっぽいわ」

 

「わたくしはメロ・イプシア。イプシア家の娘として、神のもと、信心深くあるもの。わたくしが予備の下着を持っていないとでも?拾ってくださいまし」

「おおおお!これは…良いものじゃ…!」

「すげぇ、パンツ1つ渡すのにも品がある」

「まぁ、確かに。」

「金持ちってこと?アタシに仕事くれないかな」

「後で言ってみたらええんちゃう?屁負比丘尼(雇用主がしたおならの身代わりとなる人)なら受けとるかもしれんで」

「アンタ、交流会の途中でホントよかったわね」

 

・鬼子:レリケ・コーサエ

「のぉ、レリケとか言うやつ!」

「…?………!鬼子さん…!さっきはごめんね」

「いや、よいのじゃ…いやよく無いわ!お主、パンツを履いてないとは本当か?!」

「?うん。そうだよ?」

「カァッ…!やはりマジで言っておるのか…やはり、パンツは履いた方が良いぞ!」

「うーん、やっぱり?リーベさんに結構言われてるんだよね…でも、いつも忘れちゃう。」

「ワシには考えられん…ワシが…どんな思いでパンツを集めておるのか…」

「だって、履かなくても生活できるし…履くの面倒だし…」

「うおおっ!!有り得んことばかり言っておる」

「あ、でもアレは付けてるよ。ブラ…?ってやつ」

「ほう?」

「胸を守るんだって。私に守る胸もないと思うけど…これ付けないとリーベさんすんごい怒るんだよ…」

「はぁ〜その意識もパンツに向けば良いのになァ」

「うーん…どうだろ…そこまで言うならちょっと意識してみる。」

「そうじゃそうじゃ。良いパンツは生活を変えるぞ?いっその事上質な物を買ったらどうじゃ?」

「そう…?私、洋服もあんまり買わないからなぁ…」

「なっ…?!…本当に不思議なやつじゃのォ…」

 

 

・葉沼 櫂:リーベ・ナイトメア

「櫂さん、でしたよね?お仕事中でしたか?」

「へっ…?!は、はいっ!でも今はリーベさんと交流を…!(キリッ」

「そう言ってもらえてると、私も嬉しいです!」

「…そうだ!私も、手伝いますよ!その仕事、そしたら、気兼ねなく交流会も出来ますし…私も、事務作業の経験は積みたかったので…いかがですか?」

「いいんですか?!はっ、はい!ぜひ!」

「はい!よろしくお願いしますね!」

「…リーベさんは、いつもこうやって事務仕事してるんすか?」

「ええ、ですが、もっぱらレリケ様が…」

「おや、リーベ、仕事を手伝ってあげているのかい?優しいね」

「あ、レリケ様!はい!櫂さん、とってもいい人なんですよ!」

「仲の良さそうに話をしていたね。…ふむ。せっかくだ、お邪魔でなければ、私にも手伝わせてくれないか?」

「えっ!あっありがとうございます!お願いします!」

(やっべぇぇぇ…!俺、タッパのでっけえねぇちゃんとメイドと一緒に事務仕事してやがる…こんな事あって良いのか…?!)

(ユメじゃねぇよな…書類、結構あるしかなりの時間出来るんじゃね…?大量の書類がここまで嬉しい時が来るとは…!!)

「おい。ほら、終わったぞ」

「…はっ?」

でっけぇねぇちゃんに肩を叩かれて気づいた。

数分、ほんの数分で目の前の書類が消えていた。

「え…は?お、おわり…?」

夢の時間は呆気なく終わった。俺のハーレムは最高速度でブチ抜かれた

「流石レリケ様です!私も、レリケ様みたいに、もっと早くこなせれば良いのですが…」

「良いんだよ。今のままでも、リーベはよくやってくれているよ…」

「もう、レリケ様ったら…!」

もう既に会話の中には俺が入っていない。

「い、いやっあはーっ!いやぁーホント早いっすね。仕事」

「ん、あぁ、この程度の事務仕事、作業フォーマットと並列作業でさっさと終わらせるに限る。」

「な、なるほどぉ…」

こいつは何を言っているのか、自分はねぇちゃんの光のない目と深く刻まれたクマが途端に恐ろしくなった。

「ではお疲れ様。『葉沼櫂』くん。そろそろ行こうか。リーベ」

「はいっ!櫂さんも事務作業お疲れ様でした!私達はまだここにおりますのでひと段落したらまた話しかけて下さいね!」

「え、えぇっ!もちろんです!」

俺はフルネームをねぇちゃんに教えていないし、メイドと話していた時ねぇちゃんの目はずっと、笑っていなかった気がするが、考えるのは怖かったのでやめた

 

 

・テツ:パジーミ・フライメ

「パージミ、だっけか。そっちの部隊は、みんな何かしら武器使ってんのな」

「テツと言ったな。あぁ。メイス、ハルバード、銃、レイピア…確かに素手で戦う者は居ないね。」

「いやぁ、オレはステゴロでさぁ。専用武器とか無いわけ、そういうのにも憧れるなぁと思うわけよ。」

「ふむ…試しにこういうのはどうだ?ちょっと手を出してくれ」

「あ?あぁ。こうか?」

ボォッ

「おおっ!?黒閃みてぇ!」

「『黒炎』私はそう呼んでいる。如何なる状況、物体でも点火、延焼が可能な代物だ。」

「なるほどなぁ…専用武器は己の拳って訳か…」

「まぁ、こういうものもあるというだけだ。」

「いや、ありがてぇぜ。考えるキッカケになった。」

「…お、良い事思いついたぜ。」

「ほぉ…?」

「この炎、何にでも燃え移るんだよな?」

「あぁ。」

「じゃあよぉ…」

「これでタバコに火ィ付けたらめちゃくちゃに燃えてうめぇんじゃねぇの?!」

「………いやそr」

「んじゃ早速」

「あぁ待て!!」

「うおびっくりしたタバコ落とし…って、あぁ?タバコどこ行った?」

「…その黒い煤がタバコだ。」

「ん?いや、ちょっと目を離しただけじゃねぇか」

「黒炎は扱いが難しくてな。黒炎でタバコに点火なんかするとタバコを導火線にして頭が燃える。」

「は?こっっわ」

「いやぁ、かく言う私も三度ほどやらかしてな…」

「一回で諦めろよそこは…」

「いやはや、顔から火が出るような思いさ」

「出たんだろうがァ火が」

「でも実際タバコはめちゃくちゃ燃える」

「煤になってんだよな…」

 

 

・ハル:メロ・イプシア

「あ、そうだイプシア"さん"アンタ金持ちなんだって?」

「あら、ハル様。いかにも。----をルーツに持つイプシア名家第---代目--である---の------とは----・メロ・イプシア----、私の事ですわ。」

「………(ヤベッ途中から何言ってるか聞いてなかった)へぇ、じゃあアンタ結構偉いんだ。」

「まぁ、そういう事ですわね。」

「そういうアンタに提案があるんだけどさ、私に仕事を任せてみる気は無い?」

「あら、随分とお話が早いコト。」

「にへへ、そこまでの地位があるんだ、公的に頼めないような事の1つや2つあるでしょ?」

「流石のリサーチ力。あなたの言う通り、私も困り事がありますの」

「へぇ…アタシらに何をさせたい?政敵の排除?その地位を持ってしても手に入らない物が欲しい?それとも…」

「ボディーガードですわ」

「…は?ここなら、そこらに強い奴らなんか幾らでも居るでしょ?何に困るのよ」

「はぁ〜。それが困るのですよ。」

「公的に動きがあったり、厳格な部隊である面々はある程度訓練を行なっている物ですわね?」

「まぁ、そうなんじゃない?」

「上流階級に溶け込む為と訓練なんかで学んだ仕草がむしろ不自然になることもあるんですの。」

「はぁ」

「そこで貴女ですわ。公的な形式を持たず、お金さえあれば仕事をこなす。言わば信用売り。そして、容姿端麗。」

「ふぅん…分かってんじゃん」

「と、言うことで受けてくださるならまたお会いしましょう?報酬もその時に。…弾みますわよ?」

「思ってたのは違ったけど…よっしゃ。考えとく」

 

 

・アザラシ:レリケ・ナイトメア

「レリケちゃん…でええんか?」

「ん、アザラシが喋っているのか…本当に色々な事が起きるな。この世界は。ふむ…私はその呼び方はされる事は少ないな…それに、『ちゃん』を付けられるガラじゃない」

「え、じゃあどう呼ばれてるん?」

「む…『メア』か……?」

「メアちゃん?」

「はは。まぁ、自由に呼んでくれて構わない」

「なぁ、メアちゃん、レリケちゃんとはどんな関係なん?」

「うーむ、生まれた境遇が違う、『あったかも知れない私』とでも言おうかな」

「はえー。ペル⚪︎ナみたいなもんかと思ってたわワイにもおらんかな『あったかも知れん未来』」

「ほぉ、たとえば?手足が長いのもいるかもしれんな」

「あ、それはもう出来るわ」

「………そうか。顔つきが違うと言うのはよくある話だ。」

「それも会得済みやで」

「………………」

「………種族が違うかもな」

「それや!いやー美少女のワイとかおらんかなぁ〜」

「なんでもありえるさ。私だって、あの子のような可能性があるとは思わなかった。」

「いやぁこれからが楽しみやな」

「ン。それでは私はここで。」

「おお、分かったで。」

「櫂の方行ってしもたな…アイツ、モテ期か?」

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