アルフィア狂い 作:PETTA
件名
太陽神ソールのファミリアに関する報告書
提出日
5月23日
提出者
所属:ギルド職員
氏名:アーサ・ウェイリー
1.概要
本報告書は、ソールファミリアについての実態・影響を報告するものである。
2.ファミリア詳細
本部 第六区画
団長 ビクトール・レイ LV 10
団員数 60名 (内上級冒険者50名 第二級冒険者25名 第一級冒険者15名)
現在 冒険者の3割が下級冒険者。上級冒険者のうち4割がLv2である事を鑑みるとゼウス・ヘラに劣らない勢力であると言わざるを得ない。
彼らはスパルタンと呼ばれるほど質素で厳格な生活をしており、癖の強い団員たちは狂信的なフレイヤファミリアの次に敬遠されている。
友好派閥はガネーシャ・フレイヤ・デメテル
知名度はある意味オラリオトップクラスである。
探索系ファミリアの中では遠征数が最も多く、ロキ・ファミリアの上位互換と言える。
団長ビクトール・レイは実際はLV11程度の能力を保有しているとの噂がある。
3.経歴
12年程前に主神ソールが天界より降り、ビクトール・レイを眷属とする。
その3か月後 ビクトール・レイが強化種を討伐し上級冒険者となる。
その後彼は順調にランクアップするため割愛させていただく。
3年前に後述する2週間戦争を起こす。
その2年後、三大依頼の内ベヒーモスとリヴァイアサン討伐に参加する。
黒竜には先遣隊として他ファミリアを策源地に留めておきながら単身突入
「人生で2番目に楽しいダンスだった」と言いつつも討伐は叶わなかった。
致命傷を負わせたは良いが何処かに飛び去ってしまい行方不明に。
先日ヘラとゼウスの抗争に第三勢力として介入し、全員を撃破した。
等級は「S」であるが 2週間戦争により「D」となった
挙句黒竜を見失う結果となったためしばらく昇格は出来そうにない。
多くのファミリアがSへの再任を求めている。
4.事件とその影響
・2週間戦争
3年前ソールファミリアの団員たちが全てのファミリアへ戦争遊戯を挑んだ。
「ソール以外は逃げてもヨシ」「人数・所属の制限なし」の圧倒的有利な条件であった為各ファミリアは結託しテングになっているファミリアを潰そうとした。
ソールファミリア25名に対してオラリオの5割ものファミリア連合がぶつかった。
最初の戦闘 第一次カイオス会戦
内容は阿鼻叫喚の嵐であった。
連合は瓦解し、総司令であったlv6のバーナード・ベルクは腰を抜かし失禁したという。
ソールは8割以上のファミリアを撃破しヘラ・ゼウス連合が辛勝してようやく終息した。
ソールは隠れた闇派閥をも見つけ出し、路上で命乞いをさせた。
それは釣り人が餌となる虫を探すために石を裏返す様に行われたという。
「身体が闘争を求めた」という理由で始まった大抗争は8割の冒険者をランクアップさせた結果、都市の平均Lvが3となった。
・団長(当時Lv8)を撃破した静寂・暴喰の両名は共にLv8へと至った。
また闇派閥も壊滅し、治安が劇的に改善されたのは数少ない純粋な善行であろう。
・三大冒険者依頼 関連
当初はゼウス・ヘラ両ファミリアで行われる予定だったが、ソールを筆頭に様々なファミリアが参加することになった。
これはソールが無理を言ってねじ込んだ結果であり、殴られて参加させられた者も少なくない。
黒竜突撃事件
ビクトール・レイが単身で黒竜に挑んだ事件
勝てる筈がないものの善戦し、ゼウス・ヘラ両ファミリアが来るまでの剣舞はまさにダンスの様に優雅であったと言う。
手痛い損害を与えたが、討伐には至らなかった。
5.現状
問題行動はしばしば見受けられるが、許容範囲内。
最近は慈善事業にも力を入れており冒険者への好感度を高めている。
一方で団長に関しては 夜明けの叫びへの苦情が多く寄せられるもののそれはギルドに集中しており彼のファミリアには苦情は一切寄せられていない。
6.所見
本件について、以下の点が確認された。
・団長の常識外れの行動。
・団員は真面目に生活し、更生している。
7.今後の対応
今後は、団長への指導を実施し、これまで通り大抗争の再発防止に努める。
ロイマン
「また冒険者が暴れたんか・・・」
オラリオの冒険者の5割が再起不能
ロイマン
「ふぁっ!?」