最近、狐ちゃん組出してないなと思って書きました。
それと、後書きうるさいの許してくださいテンション上がってたんですよ…
星乃あかりの家では、今日も三匹の小さな狐娘たちで賑やかだった。
朝ごはんの時間。
あかりは、今日は小さく切ったりんごを三つの皿に並べていたが、少し実験をすることにした。
魔物といえど、栄養バランスは大事かもしれない——この子達は、ずっとお菓子や菓子パンしか食べてないから…そんな軽い気持ちで、冷蔵庫からにんじん、ピーマン、ミニトマトを取り出し調理した後に置いてみた。
「みんな、今日は、野菜も食べてみようね」
あかりが床に三つの皿を並べると、3匹がちょこちょこと近づいてきた。
狐ちゃんはまずりんごを一口食べてから、野菜の皿に興味を示した。
「ふわ!」
と言いながら、にんじんを小さくかじってみる。
「んむんむ…もぐもぐ…んぴ!」
平気な顔で、ぱくぱく食べ始める。
どうやら狐ちゃんは野菜が好きらしい。
しかし、問題は残りの二人だった。
ぴーちゃんは、りんごを二口食べた後、野菜の皿に近づいた。
にんじんの匂いを嗅いで、
「ふわ……?」
一瞬だけ興味を持ったように見えたが、
すぐに
「んぴ!」
と短く鳴いて、顔を背けた。
更にピーマンを食べた瞬間、耳がぴたりと倒れて、尻尾の動きが止まる。
「ん……んぴぴ……」
明らかに嫌そうな声に加えて顔が明らかに「にがい!」と言いたげだ。
更にミニトマトを一口だけかじってみたが、すぐに
「ふあっ!」
と飛び退いて、りんごの皿に全力で戻っていった。
そして、ゴムちゃんはもっと露骨に嫌がった。
野菜の皿を見た瞬間、
「ふわぁ!!?グルルルル…!」
と大きな声で鳴いて、後ずさりして唸っている…まるで天敵でも見たみたいだ。
にんじんを指でつついただけで
「んぴぃぃぃ!?」
と悲鳴のような声を上げ、ピーマンに至っては、匂いを嗅いだだけで体を丸めてクッションの陰に隠れてしまった。
「え、ゴムちゃん、そんなに野菜嫌い?」
あかりが驚いて声をかけると、ゴムちゃんはクッションの隙間から紫色の瞳だけを出して、
「ん……んぴ……ふわー…」
と情けない声で訴えてくる。
尻尾が垂れていて元気が無い、完全に拒否モードだ。
ぴーちゃんも、りんごを食べながら時々野菜の皿をチラチラ見るが、絶対に手を出そうとしない。
代わりにあかりの指を軽くつんつんして、
「ふわぁ…んぴ!んぴ!」
と「他のちょうだい!」とねだる仕草をする。
あかりはため息をつきながら、3匹を観察した。
「うーん…苦手かぁ~…本当に小さい子を相手してるみたいだなぁ…いや小さけどさ…どうしようかなぁ…」
狐ちゃんは淡々と野菜も食べ進めていて、「んむんむんむ」と言いながら、すでに野菜を半分くらい平らげている。
一方、ぴーちゃんとゴムちゃんは、好きな物だけをむしゃむしゃと食べた。
お腹がぽっこり膨らむまで好きな物を食べ続け、野菜には一切手をつけない。
「案外、野菜嫌いなんだね……ぴーちゃんとゴムちゃん」
あかりがそうつぶやくと、二匹は同時に「んぴ!」と返事した。
まるで「そうだよ!」と言っているみたいだった。
午後になると、あかりはもう一度挑戦してみて別の野菜を試してみた。
「これなら食べられるかも?」
狐ちゃんはすぐに食べて
「ふわぁ〜!んぴ!」
と満足げに鳴いた。
しかしぴーちゃんは、ブロッコリーを一瞬だけかじったが、すぐに
「んぴぃっ!」
と顔をしかめて、鉛筆の髪飾りをぶんぶん振って拒否。
ゴムちゃんは匂いを嗅いだだけで「ふあっ!」と後ろに飛び退き、ソファの下に潜り込んで出てこなくなった。
「ゴムちゃん、出ておいで……」
あかりがソファの下を覗くと、暗がりの中でゴムちゃんが小さく丸まって、
「ん……んぴ……」
と情けない声で鳴いている。
消しゴムの髪飾りが少しだけ見えていて、なんだかとても可哀想だった。
結局、その日の夜ごはんも、狐ちゃんだけが野菜をしっかり食べ、ぴーちゃんとゴムちゃんは好きな物オンリーで乗り切った。
次の日の夕方、三匹が少し疲れてきた頃、あかりは三匹を膝の上に集めてみた。
狐ちゃんは普通に座って、
ぴーちゃんはあかりの左膝、
ゴムちゃんは右膝。
「野菜、嫌いなら無理に食べなくていいけど……
少しずつ慣れたらいいな」
あかりが優しく言うと、
狐ちゃんが
「ふわ!」
と同意するように鳴いた。
ぴーちゃんは鉛筆の髪飾りを傾けて、
「んぴ……」
と少し申し訳なさそうに鳴く。
ゴムちゃんはあかりにぎゅっとしがみついて、
「ふあふあっんぴぃ…!」
と「やだやだ食べたくないよ!」言いたげに鳴いた。
本当に「ごめんね、でも本当に嫌いなんだよ」という気持ちが伝わってくる鳴き声をしていた。
夜になると、三匹はいつものようにあかりの周りで丸くなった。
狐ちゃんは野菜を食べた満足感からか、穏やかな寝息。
ぴーちゃんは夢の中で鉛筆を握っているのか、手が小さく動いている。
ゴムちゃんは枕を抱えるように丸まって、時々
「んぴ……」
と寝言を言う。
あかりは三匹をタオルで優しく包みながら、静かに微笑んだ。
「好きな物だけで元気いっぱいなんだから、野菜嫌いでも……まあ、今は仕方ないか…」
あかりは今は仕方ないが今後は少しずつ食べさせようと考えた。
部屋の中には、三匹の小さな寝息と、
ちりん、ちりん、という鈴の音が、
優しく響いていた。
その頃、璃音とマグノリアちゃんとファットちゃんは『あかり』、『凛』、『みゆき』の誰かが戦闘をしないかあらゆる方法を使い見守っていた。
親方!評価バーに色がァ!
評価ありがとうございます!
こんな作品ですが、これからも楽しんで読んで頂けると嬉しいです!
よーし、書くゾー☆
そろそろ、新狐も出したいし璃音と魔法少女を合わせたいなァ!自分にそこまで書けるか微妙ですけどォ!
やってやりますよォ!読者様の為にィ!