『我が征くはIS学園成り!』   作:ひきがやもとまち

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第16章

 ラウラ・ボーデヴィッヒは、敗北する寸前にあった。

 敗北寸前の頭に甦ってくるのは、走馬灯のような過去の記憶。尊敬している織斑教官との輝かしき思い出。――彼女から聞かされて嫉妬した弟の話。

 

 DamageLevel・・・D.

 MindCondition・・・Uplift.

 Certifcation・・・Clear.

 

《Vaikyrie Trace System》・・・・・・boot.

 

「あああああっ!!!!」

 

 それ故に悪魔の契約書にサインして、唯一無二の力を得る。

 《ヴァルキリー・トレース・システム》の力を得て【VTラウラ】として敗北の縁から復活した彼女は、立ち塞がる敵を全てなぎ払い、ただひたすらに勝利だけを手に入れようとして! そして!!

 

 

 バキィッン!!!

 

「ぎ、ぎ・・・・・・ガ・・・・・・」

 

 

 ――アッサリ敗北させられてしまった!! 一撃である! 瞬殺である!!

 バケモノ包丁サイズの零落白夜を、普段よりも細く鋭く、生身の人間が問題なく振れる程度にサイズを縮小させて、速さが自慢のISの癖してポン刀もった生身の男子高校生に掠らせることも出来ぬままに、素早くすり抜けられて一刀のもとに切り裂かれて両断させられる。

 機体を覆っていた泥が崩れ去り、敗れた機体の中から生まれたままの素っ裸で放り出されてくるドロンジョ様状態の恥態を晒され、自分を倒した同級生男の一夏に素手で生肌を優しく抱き止められてしまう屈辱を甘受させられた挙げ句。

 

「・・・まぁ、ぶっ飛ばすのは勘弁してやるよ」

 

 と、敵に情けをかけられ免罪され、文句の付けようのないほど完全に敗北させられてしまったのであった。

 

『強さっつーのは心の在処。己の心の拠り所。自分がどうありたいかを常に思うことじゃないかと、俺は思う。』

 

 そして、次に始まるケバケバしい蛍光色の謎空間で全裸になって向かい合って語り合う、風呂場ではなく精神世界での裸の付き合いシーン。

 

『――お前はなぜ強くあろうとする? どうして強い?』

『強くねぇよ。俺は、まったく、強くない』

 

 敗者が勝者に強さの理由についてを尋ね、勝者は自分は弱い、強くないと断言し、『弱い自分に負けたお前は俺よりもっと弱いザコだ』と遠回しに意味してしまう暴言とかを幾つか吐き終わった後に精神体同士の会話も終了。現実世界に帰還してくる。

 

 

 ・・・・・・一度負けた後に姿を変えて再戦を挑んでくるボスキャラポジションにしては、あまりにも呆気なく敗れ去ってしまったVTラウラと《ヴァルキリー・トレース・システム》であったが、考えてみると致し方のない当然の帰結であったのやもしれない。

 

 もともと、『私は強いから二対一でも圧勝できる!』と驕り高ぶりまくって舐めプする前提で勝負を挑んできた、元部隊内最弱まで落ちこぼれたことある出戻り最強少女が、敗北が迫ってきた途端に手の平返しで他人に助けと力を求めて、誰でもいいから力くれ!と祈り縋って恵んでもらえただけの借り物だったし。

 自分が内心でバカにしていた『近接戦でなければダメージを与えられない機体』に自分の機体もしてしまってたし、全距離対応強襲型に分類される自機の長所を殺しまくることを代償として支払ってまで得た力は、文字通りの『付け焼き刃』を1本だけ。

 

 ―――これで勝てると思う方がおかしかった。

 って言うか、力くれるならエネルギーを回復してくれた方が遙かに有り難かったのだが、それはなく、敗北寸前になって形振り構わず神頼みに縋った少女の機体に一撃以上の攻撃を耐え抜く力なんて残っているはずなかった訳だし。

 いんじゃね? 別に。順当通りに妥当な結果って感じでさぁ。

 もともと、負けそうになったから『助けてヴァルえも~ん!』した奴が勝てる道理もないんだし、普通の結果って事でとりあえずおK。

 

 

 

「うむ。これ即ち、一件落着。すべて世は事もなし、と言ったところかな織斑君よ?」

「・・・周囲に広がる、この惨状を見た上でも本気でその言葉を言えるお前の精神こそが、俺には一番問題ありすぎるように思えるんだがなハイドさんや・・・」

 

 脂汗を額に滲ませまくりながら、頭痛をこらえる表情と口調で背後で仁王立ちして腕組みしながら評してきているハイドに向かって返事をする織斑一夏。

 色々あった勝負が終わった直後に、これである。

 思わずシャルルも、「あはは・・・ハイドらしいよね。本当に・・・」と苦笑いを返す以外に感情の表現しようがないほど、どうしようもない相手の心理状況。

 

「しかし相変わらず見事な勝ち方よな、織斑君。

 服は斬っても、肉は斬らず、敵女は脱がして倒して惚れさせる。ドレス・ブレイカー剣術の極意、しかとこの目で見させてもらった。感服している。これぞまさに心の戦!!

 君こそまさに、ハーレム征服王少年剣士!! 自覚なき天然たらしの天才女殺し美少年!!!

 私はハイド帝国初代皇帝の名の下に、君の武勇と業績を称え、【クイーンズ・美剣士】の称号を送りたく思うのだが受けてもらえるだろうか? 織斑一夏君・・・いや。クイーンズ美剣士イチカ・オリムラ卿よ・・・」

「断る!! 意味はさっぱり分からんし、なんか分かりたくない気持ちでいっぱいになってる不思議な感覚だが、とにかく断る! 俺の全存在の全てをかけて何故だか絶対に断りたい気持ちになっているから絶対に断固として! 断固!!」

 

 一夏、世界観が違うから言葉の意味は全く理解できないながらも、本能的に拒絶するファインプレイ。たしかにこれは受けたらマズい。特に彼の場合は色々とマズいことになるだろうから、色々と。

 

 ・・・やがて教師部隊を率いて織斑千冬もやってきて、負傷はしてないまでも精神的ダメージが巨大すぎるあまり意識を失ったままのラウラも担架に乗せられ運ばれていき、トーナメントの中止もウヤムヤのうちに決定せざるを得なくなって、それでも今後の個人データと関係するため。

 

 『全ての一回戦だけは全試合分、場所と日時を変えて行うこと』

 

 ――が、駆けつけてきてラウラを見送り、気が緩んでいたらしい学園教師の織斑千冬から何気ない口調での予測として聞かされた瞬間。

 

 キュピーン!!と、ハイドの脳裏に閃く閃光が幻視されたように彼女自身には感じられた。

 錯覚かもしれないけども、むしろ100パーセント以上の確率で間違いなく錯覚に過ぎない幻覚でしかないんだろうけれども。

 彼女自身は光を見たと確信した。自分の頭に光る閃光なんて自分の視点からは絶対に見えるはずないんだけれども、それでも彼女は見たと信じていた。

 自分が絶対にそうだと信じさえすれば、現実がどうあろうと自分の中の精神世界でだけは絶対であり真実であり現実である。

 自己満足と評する者もいるだろう。欺瞞や自己陶酔と呼ぶ者もいるかもしれない。

 だが関係はない。

 

 何故なら『自己満足だから』である。

 自己満足で行動している人間に、他者から評される言葉になんの意味と価値があると言うのだろうか? 自分の中だけ納得できりゃそれでいいのである。それ故に自己満足である。

 

 

 ―――まっ、要するにだ。

 

 

 

「さて、前座は片付いたようだな・・・・・・ではっ、とう!!!」

「え? ハイド・・・?」

 

 突然に大ジャンプして、試合中は映像を流すために使われている巨大モニターの上まで飛び立ち着地するハイド。

 バカとなんとかは高いところが好きだという諺は正しかったことを証明する無意味な行動をとってから、訳が分からず小首をかしげながら自分を見上げてきている周囲の者たちを睥睨した後。

 

 ハイドはゆっくりと片手を上げて両目をつむり、そしてゆっくりと腕を振り下ろしながら両目を薄く見開いていき。

 改めてここに宣言するものである。

 

 

「ならば、そろそろ決着を付けるとしよう・・・・・・シャルル・デュノア君!!!

 私と君、どちらの方が強いのか、真の最強はどちらなのかを決めるために!!!!」

 

 

 

「え?」

「・・・え?」

「―――え?」

 

『ええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!???』

 

 

 絶叫。そして驚愕。一難去ってまた一難。

 しかも今度のは・・・・・・トンデモナイ。

 

「ちょ、待っ・・・!? どういうことだよハイド!? 今勝負終わったばっかりなのに決着って一体!?」

「笑止! 所詮は前座の道化が敗れただけのこと! 本番前のにぎやかしとしては役立ってくれたが、あの程度では真の最強には程遠い! 

 彼女の敗退は私とシャルル君、真の最強決定戦を止めるべき理由にはなったりはせぬ!! どのみち彼女は敗れ去る運命だったのだ!!」

 

 ラウラ、気を失って保健室に運ばれてるから知ることが出来ない間に、超ディスリまくられるの図。

 ハイドとしては、ラウラの一件が片付いただけでデュノア家の問題解決には何の役にも立ってくれなかったラウラとの勝負を最大限利用して人助けしようと考えた結果としての行動であり。

 

 ラウラを貶めまくることでシュヴァツェア・レーゲンの評価も下げさせ、今回の一件も含めてトライアルから完全に脱落させてしまい、代わってシャルルの愛機ラファールの評価を上げさせようという当初の計画と予定を初志貫徹して遂行しようとしているだけなのだったが。

 

 当事者たちとしては堪ったものではなく、特にメンツの中だと一番事情に詳しくなってしまっている一夏が一番慌てて、他者に聞こえないようプライベートチャンネルで必死に呼びかけて説得と状況説明を求める心の声を叫びまくる!!!

 

『ハイド! 聞こえているだろハイド!? 返事をしろぉー!!』

『おお、いつぞやの男ではなく織斑君。どうしたのかね? 何か私に質問でも?』

『大ありだ! これは一体どういうことなんだよ!? なんで今さらシャルルとお前が勝負することになってるんだ!? 道理も話もまるで通ってねぇぞ!?』

 

 一夏、激怒。・・・まぁ、解らぬ話でもない。

 たしかにトーナメントは中止され、観客たちは皆避難して、会場であるアリーナ内に残っているのは自分たちと教師部隊ぐらいなもの。

 撮影班など、とっくの昔に逃げてしまった後だし、撮影そのものは逃げ出すより先に止められてしまった後なのは言うまでもなし。

 まして、これほどの不祥事である。学園側もIS委員会も箝口令と、厳重な情報統制を敷くのは明らかなのだ。

 今更どう足掻いたところで、デュノア社の家族問題にこれ以上の戦闘続行が役に立つはずがない。

 

 一夏はそう思ったし、常識的に考えても、それが妥当で正しい考え方というものだろう。

 だが、中途半端な現代っ子であるシュトロハイド・フォン・ローゼンバッハの考え方は、彼らとは少しだけファウルラインが違っているようだった。

 

『フッ・・・そんなことを気にする必要はない。なぜなら今の時代は、超高度情報集積社会!!

 自分で撮影した映像をパソコンやスマホを使ってネットにアップしてしまいさえすれば自動的に拡散していくものである!! 現代社会に情報規制など意味はない!!!』

『最低だ!? 千冬姉の偽物以上に最低過ぎるヤツがすっげぇ身近にいやがった!!』

 

 一夏、これ以上なく正しい物の見方でハイドを正確に評価するの図。ほんとーにネットリテラシーが無いにも程がある行動だったが、一夏の乏しい知識であっても反論することぐらいは簡単な幼稚すぎる手であることもまた事実。

 

『そ、そんな事をしてしまったら学園側も委員会も黙っていないぞ!? 懲役ウン十年じゃ済まないレベルの厳罰がくだされるんじゃ・・・・・・』

『犯罪を防ぐこともできずに、罪を犯した後の犯人を捕まえて難癖を付けて罰を与えたところで、ネットに流れた情報という現実の過去がなくなる訳ではない』

『本気で最低だコイツ!!』

 

 割と本気で、犯罪者の思考を人助けのため平然とやりに来ている、主観的正義の権化シュトロハイド・フォン・ローゼンバッハ。

 彼女がやると決めて、進むと決めた道のりを止めるためには力を持ってするしか他に手段は存在せず、口先だけの詭弁や正論に意味は持てない。認めてもらえることは決して無い。

 

「ま、待てローゼンバッハ! そんな勝手は許さんぞ!! 私は宣言しておいたはずだ!! 学年別トーナメントまで私闘は一切を禁止すると!

 たしかにトーナメントは中止になったが、学園警備主任としてISを使った私闘を見逃すわけにはいかん! どうしてもと言うなら力尽くで止めさせてもらうことになるぞ! それでもいいのか!?」

 

 元世界最強ブリュンヒルデ織斑千冬による、視線だけで人が殺せそうな目つきで睨み付けながらの恫喝説得。

 普通の生徒だったらと言うか、普通の人間だったら問題無用で言葉だけで止められたかもしれない制止の脅迫。

 

 だが――しかし。

 

「どうとなりとするが良かろう。私の目的は最初からデュノア君ただ一人のみ・・・他はザコに過ぎんと言ったはずだ。聞いていなかったかね?

 どうしても私を止めたくば、力尽くで止めてみせるがよかろう!! 織斑千冬くん!! 私の行く手を阻もうとする者はすべて切り捨てて先へ進むまでのことよ!!」

「ぐ・・・お・・・、そ、そう来たかぁ・・・・・・ッ!!」

 

 元世界最強、織斑千冬も呻く。

 なんと言っても彼女自身とハイドの実力は拮抗している。あくまで今までの力比べというか、千冬の技に馬鹿力だけで対決してきただけの評価基準だけど、そのぶん本気でやり合った場合には結果がまったく予測できない。

 最悪、自分が勝ったとしても学園クビにさせられるほどの被害を周囲に及ぼしまくっちまうかもしれないという、弟を養う身として最悪すぎる結果さえ覚悟して挑まなければならない相手なのである。

 

 これがデュノアの命がかかった戦いならば、教師生命をかけてでも止める価値がある問題だったのだが、生憎とハイドが求めているのは『決着』であって『デュノアの命』ではない。

 死にそうになったり、殺されそうになったら絶対に割り込んで止めるけど、今の時点でそこまで未来の危機という可能性上の危険を理由に決断しろと言われたらちょっとだけ・・・・・・二の足踏んじゃいます。元世界最強にも守りたいものぐらいあるものです。

 

 

「フッ・・・納得してくれたようだな。――では、行くぞ! デュノア君! 覚悟ぉぉぉっ!!」

「え!? あの、ちょっと待ってハイ・・・ッ!?」

「問答無用! チェストォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!!」

 

 

 超高速で迫ってくるハイドの斬撃!!

 さっきまで一度も見せてこなかったイグニッション・ブーストよりも更に速い、人間の限界超え過ぎた速度で超速接近してきて、一瞬の内に視界のど真ん中にハイドの顔面がいきなりドアップで映り込んできやがった末に。

 

「う、うおわぁッ!?」

 

 驚きまくったシャルルからの無意識に手が伸びただけの、どっちかと言うと女の子として身の危険を感じたときに思わず手が出ちゃった的一撃でもって反撃してしまっただけの一撃を食らわれてしまい。

 

「なんだとっ!? う、うおわぁぁぁぁぁッ!?」

 

 ドゴォォォォッン!!

 ・・・・・・そして、ド派手に吹っ飛ばされていくハイドと専用ISの一人と一機組。

 

「・・・・・・え?」

 

 思わず、襲ってきた敵を倒したことにされてしまったシャルルの方が唖然としてしまう程、見事なまでのフッ飛ばされっぷり。

 

 放物線を描き、指先は綺麗に伸ばされて姿勢を保ったまま、長い黒髪が小さな体をハラハラと包み込み、太陽の光を反射させながら眩しく煌めきながらキラキラと吹っ飛ばされていく、見事すぎるほど見事なまでの負けっぷり。

 ものすごく長い滞空時間を経た末に、飛んできた最初のスタート地点であるモニターの上まで舞い戻されてから「ドサリ!」と盛大に落下音を轟かせ、それでいてモニターには一切の損害も負わせない匠の技を見せつけながら、呻くように小さな声のクセして何故かアリーナ中にいる全員に耳に同音量で聞こえてくる弱々しい声を敗れ去る前に言い残す。

 

「・・・見事・・・だ、デュノア君・・・・・・。君は今、名実ともに・・・私を・・・超え・・・た・・・・・・ガクリ」

 

 そして、力尽きて目をつむりながら首を傾けて眠りにつく。

 今、髪の毛が一本落ちてきて唇の近くに垂れ下がっている。

 背後にバラが咲き誇ってるバックの絵柄が一瞬だけ見えたように感じる程の見事すぎるほど見事すぎて、なんかもう色々とどうでもよくなってきそうな事件を締めくくる決着の仕方。

 

 そして、他の者たちには聞こえることなく、知ることもできない舞台裏とも呼ぶべき一夏宛のプライベートチャンネルが一言だけ。

 

 

『尚、この映像は放送するときに美味しく見えるように編集してお送りするので大丈夫である』

『もうお前、一度でいいから死んどけ本当に・・・・・・』

 

 

 斯くして、死して屍拾う者なくIS学園学年別トーナメントは幕を閉じる。

 

 

 

つづく

 

 

 

オマケ『ハイド流哲学の語録』

 

ハイド「人生とはフリーダムであり、強さと正義はデストロイである。

    自らの自由を守らんがため、自由を奪おうとする者たちをデストロイする力。

    それこそが強さであり、白色の最強機体である。

    自分の自由を守るために、他者の生きる自由を奪う・・・・・・悲しい現実よな。

    そして、それ故にガンダムは儚くも永遠に美しく、よい物である」

 

一夏「お前の考え方って本当に最低なんだな・・・・・・」

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