DUELISTOFIRIGALWORLDBRAKE 作:カオスサイン
プロローグ
Side?
「「俺/私のターン!」」
「グギャアアアー!?……」
「ふう!そっちはどうだい?姫音」
「此方も終わりましたわ、光夜義兄様」
俺の名は暁城 光夜、生粋のデュエリスト兼カードゲーマーだ。
ある日、義妹の姫音が行きずりの不審な男が引き起こした連続通り魔に巻き込まれてしまった。
慌てて庇った俺は犯人にブッ刺されてその直後に犯人から逃げ切れなかった姫音も結局刺されて殺されてしまった。
「本っ当に申し訳無い!…」
「ええ…」
「(#^ω^)」
どうやら俺と姫音だけでなくあの通り魔事件で殺されてしまった人達の死は悪神の企みのせいによるもので完全に予定外のものであったようで件の悪神は断罪されて俺達には異世界に転生する権利が与えられたらしい。
ちなみに他の人は既に転生していったとの事。
兎に角姫音と離れ離れになる事なんてなさそうだと一安心した。
「流石に寿司やジャンクフードばかりってのはちょっと飽きてきたなあ…」
「確かに…いい加減別の物が食べたいですね…」
転生特典として俺達は遊戯王や他のTCGに関する力を貰った。
だが転生先の世界がどんな世界なのかが分からずに遭遇するモンスターを倒しながら進んでいた。
「俺が知っている異世界だと良いのだがな…もしかしてモンスターだらけの人類衰退しているディストピアとかじゃないよな?…」
「あるいはこの場所がダンジョンであるかもしれないとか…」
「その可能性も少なくはないな」
ま、どんな世界だったとしても最悪Dホイールに組み込んで貰った転移システムを使ってマシな世界を探せば良い話なのだが。
そうして結局出口らしき所迄は出れた。
「マジで只の長ったらしいダンジョンだったみたいだな…街が見えてきたぞ!」
「漸くですか!」
そうして目に入った街中に入った俺達だったが…
「「へっへへ!…」」
「何だお前等?…」
街の人達の様子が明らかに可笑しい。
荒くれ者達が幅を利かせているようだな…。
俺達を取り囲んできた荒くれ者達は拳を構えている。
「オイ、ガキ俺達と力比べしようじゃねえか」
「いきなり集団で取り囲んできておいて一体何を言っている?」
「おいおい、この国じゃ弱い奴はまともに過ごす事なんて出来ないんだぜえ?」
「ほーん?それじゃあ受けてやろうじゃねえか、姫音は下がっててくれ」
「分かりました!」
俺は荒くれ者達からの挑戦を受け取るしかないと思い了承し姫音を下がらせる。
「おいおい、あんちゃん一人で俺達を相手取ってくれるってか?」
「先手必勝、お前等あのガキをボコボコにしてやれえい!」
「「ヒャッハー!」」
丸腰(だと思っている)俺に対し集団で殴りかかってこようとしてくる。
がそうは問屋が卸さない。
「先手必勝か、お前等が先に言った事だからな!文句は一切受付ねえ!」
「何をゴチャゴチャと!」
「俺のターン!」
「「!?」」
俺がお決まりの言葉を発すると荒くれ者達の動きが急に止められる。
「か、体が全く動かせねえ!?…」
「な、何をしやがったんだテメエ!?…」
驚く荒くれ者達に俺は冷酷に言い放つ。
「俺は決闘者だからな…だからこそ俺のターンだと言ったんだよ!」
「「????」」
デュエリストではない彼等にこの言霊を破る術はない。
「俺はリバースカードをセット!ターンエンド!
さあ、お前達のターンだぞ」
「!体が動く!今度こそかかれええー!」
「「イーヤッハー!」」
俺がターンエンドを宣言したので奴等の体は動き仕掛けてくる。
だがな!
「フッ!…底知れぬ絶望の淵へ沈むがいい!リバース罠オープン!【聖なるバリア-ミラーフォース】!」
「な、何だ!?…」
俺がミラーフォースを発動させた事でカッと眩き輝きが放たれ、光が止むと荒くれ者達は全員残らずノックアウトされていた。
「一ターンキル、大勝利ィー!」
くう~!決まったぞミラフォの舞!
やっぱ何度やっても気持ちいいものだなあ~!
「終わりましたか」
「ああ、俺達は念の為に何処かに身を潜めた方が今は良いかもしれんな…情報収集はモンスター達に任せよう!」
「それもそうですね」
一方的なデュエルが終わり駆け寄ってきた姫音に俺はそう告げる。
「てな訳で忍者シリーズを召喚!」
「頼みましたよマスカレーナ、千代丸ちゃん!」
「OK~マスター!」 「御意!」
「「ははっ!」」
俺は忍者シリーズのモンスターを召喚し、姫音はIPマスカレーナとSF千代丸を召喚しこの街の城へと情報収集に向かわせたのだった。