支援ヘリに乗って今後を考える。
今回のミッションも二手に分かれる潜入任務だ。しかも灼熱の空港と言えば、武器業者の戦闘ヘリが巡回している。
迂闊に手を出せば見つかるだろう。まぁヘリを撃墜すれば設計図を落としてくれるからありがたいが。
そしてシャドウジュンの依頼だ。どうやってヴェノム・スネークの遺体を探すかだ。
もし、爆撃で木っ端みじんになってなくてもその要塞はなくなってる可能性が高い。その為、遺体を探せなくなることも視野に入れないとな。
「あ、ブリーフィングを聞かなきゃな」
端末を起動させ、ブリーフィングを聞く。
『現地
CFAは
UNITAに武器の提供も行っている。背後には社会主義政権の
当然だが、MPLAとしてはそれを妨害したい。……典型的な東西代理戦争だが、どうも今回の
『内戦が終われば、武器の需要も減ってしまう。UNITAを助けはするが勝ってもらっても困る』という事らしい。
内戦を長引かせて民衆の生き血を啜る。まさに戦場の寄生虫だ。
ノヴァ・フラガ空港跡から外に出ることは少ないが、近々西側の武器業者が空港跡の視察を行うという噂がある。
その隙を突いて狙撃すれば排除は可能だろう。視察が終われば国外に退去するという情報もある。
この機を逃さないようにしてくれ』
原作通りだな。実力の高いPLによく遊ばれていた幹部と武器業者に涙を禁じ得ないが、仕事だ。恨むなよ。
そして今回のチーム分けだが。
A班
ジュン、メリッサ、クリス、フブキ
B班
ドーソン、セルペン、アナスタシア、レベッカ
この構成となった。
「それじゃあ、俺のいるA班は武器業者とCFAの幹部を回収だ」
「そうなると…オレたちのチームはヘリの撃墜だな」
お互いに役割を決め、ヘリを撃墜を任せられるようにミサイル武器を一人だけは所持しておく。
因みに今回は俺が「ファルケンベルグ」のグレード5を持っていく形になった。
「気を付けろよ。近くにはウォーカーギアに乗った敵兵もいる」
「ああ。援護は任せてくれ」
作戦を伝え、支援ヘリがランディングゾーンに到達し、俺の班は降下する。
「任務開始だ」
しょっぱなから全員で突っ走り、空港に急接近する。ノヴァ・フラガ空港跡の近くに付き、各々隠れる。
敵兵を無力化しながら、俺は敵兵を尋問する。
どうやらもう武器業者を乗せた戦闘ヘリが近づいてきてるらしい。
「行動が早いな。急ぐ必要がある」
各々フォーメーションで敵兵の無力化、隠して進むを繰り返し、空港内に入る。
それと同時に上空からヘリのローターの起動音が聞こえる。もう到着したのか。
「会話は…聞く必要は無いな」
「それには賛成だな」
フブキも了解して隠密行動を続ける。
適当な場所にアクティブデコイを設置して起動させる。
ものの見事、敵兵……CFAの幹部と武器業者の男が来た。やはりこれで引っかかる敵兵が無能すぎる。
4人で囲んで無力化し、増援が来ないように退路を確保する。
その後、外に出し、フルトン回収装置を引っ付けて回収した。
『そいつらを回収するのか?まぁいいだろう』
テオから回収の確認ももらった。
「後は邪魔なヘリを落とすだけだ」
と言い終えたとたんに上空で爆発音が聞こえた。上を見上げると武器業者の戦闘ヘリが黒煙を上げてクルクルと回りながら地面に落ち、爆散した。
ドーソン達もうまくやったようだ。
「これで任務は完了だ。ホットゾーンを離脱するぞ」
数分後、ドーソンのチームはコンテナのフルトン回収装置に捕まり、支援ヘリに帰還。
俺を除くチームのメンバーは少し遠い場所で支援ヘリを呼んで乗ってもらう。
「班長はどうするんだ?」
「俺はまだやるべきことがあるから、先に戻っててくれ」
残すはシャドウジュンの要望を叶えるだけだ。