【読者参加型】名も無き英雄?の活動記   作:ヒラーズ

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シリアス回です


SideOPS⑤ 奇妙な情報

あの依頼から1ヶ月後。俺は南アフリカのアンゴラ・ザイールでSideOPSを繰り返して資金を稼いでいると、ノモンから連絡が来る。

 

『ジュン。単独で資金稼ぎしてるところ悪い。一度マザーベースに戻ってくれ』

「何があった?」

 

大至急支援ヘリを呼んでマザーベースへと戻る。

それから数時間、マザーベースのヘリポートに降り立つ。そこにはテオや他の戦闘班が待っていた。

 

「どうしたんだ?」

「ああ。実はな…アフガンで謎の兵器の姿があったと諜報班から連絡があった。一度司令室に来てくれ」

 

 

「おいおい…こいつらって」

「ああ、こいつらを見た時はこっちも驚いたよ」

 

司令室でナガノが見せてきたのは、PWをやったことがあるPLなら知ってるであろう。ピースウォーカー計画で作られたAI兵器たちの姿だった。

何でアフガニスタンにあるんだ!?

 

「この写真に写ってるのはピューパか…懐かしい相手だ」

「こっちはコクーンだ。唯一見つかっていないのはクリサリスだね。まぁ、あれバカでかいヘリのようなAI兵器だし、すぐ見つかるよ。あの兵器は」

 

俺はテオや来ていた各班のスタッフたちにAI兵器の説明をする。フブキは前世の記憶から知ってはいたが、ミオは元MSFのスタッフであるためそれなりの知識があった。

 

「ヒューイ…エメリッヒとストレンジラブ博士が作った過去の遺産か…」

「信じられないが、諜報班の情報は嘘をついていない。だが、見かけてない機体もあると言ったな?」

「ああ。ピースウォーカーという機体だ。ザ・ボスのAIとレプタイルポッドを組み合わせた核搭載二足歩行戦車…そう、BIGBOSSの世代ではRAXAの他の原初たるメタルギアの1機だ」

「またの名を「AI搭載自動報復歩行戦機」と呼ばれており、BIGBOSS及びMSFが最終的に撃破した最後のAI兵器…だったはずだ」

 

こいつが映ってないというだけでまだ安心できるが、もしあったら最優先で破壊しないといけない。

ザ・ボスのAIポッドであるママルが無いとはいえ、レプタイルだけでも厄介だ。特にこいつの弐型と改には手を焼いた。

出来れば二度と戦いたくない相手だ。あいつのドリルミサイルウザかったしな。

 

「後にこいつの破壊を依頼してくる可能性はある。戦闘班は対AI兵器の武装も視野に入れろ。もし、ジュンやナガノ、フブキ、ミオの話が正しければ、今後関わる可能性がある」

「それとテオ」

「何だ?」

「この兵器を持っている勢力はわかったのか?」

 

俺が気になっていたのはそこだ。いくら破壊されて放棄されていたとはいえ、これらの兵器をアフガンに持ち出すのは無理がある。

となれば相手は相当でかい組織だ。

 

「それなら判明している。……ヴェノムの遺体を探している時に遭遇したPF「ブルー・ジャイアント」だ」

「あいつらか…アフガンで何を企んでる…?」

「わからん。少なくてもソ連軍と共生しているのは確かだ」

 

まるでXOFの連中と同じだな。

声帯虫はもう絶滅したから大丈夫だが…。

 

「次の相手は…ナチ残党の連中か……」

 

俺は呟き、拳を強く握る。

 

「ジュン…」

「ああ、ストレンジラブとエメリッヒの亡霊が次の相手らしい。気合い入れないとな」

 

何がともあれ、あの兵器たちは危険だ。AI兵器だとは言え、もし有人機なら単純な動きはしてくれないだろう。

連中……なんつう遺産引っ張り上げてきてやがるんだ……!!




PWのAI兵器か…作者たる私はクリサリスとピースウォーカーに手を焼いたな…。
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