【読者参加型】名も無き英雄?の活動記   作:ヒラーズ

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23話 予想外の強敵の姿

ピューパを撃破して1カ月。俺はナガノとフブキは個室で独自の作戦を練っていた。

自爆する兵器。爆発力がとても高い。迂闊に急所を狙い、運が悪ければボカンだ。

 

「問題はパイロットがいるという事だ。しかもヘッドショットを食らっても耐えてやがる」

「対物ライフルの弾丸で撃ち抜くのはどうだ?愛銃には無理だけどよ」

 

今思えばヘッドショットを食らっても耐えているのはまるでPWのコマンダーと同じだ。

たまにグレードの低い武器でヘッドショットを狙っても耐える時がある。

あれと同じなら、倒すのは難しくないが、面倒さが出る。

 

「次はAIポッドの形をしたコックピットの障壁の耐久力だ。PWで言う戦闘ヘリ戦のキャノピー破壊と同じなら、より強力な武器で破壊できる」

「それこそ、レールガンの出番じゃないか?」

「あんなデケェ武器を持ち歩くのか?逆に目立ちそうだ」

 

スナイパー的に言えばそうだろう。あの武器はあくまでCOOP専用かつボス戦用だ。

 

「なら、S-Walkerの強化はどうだ?あのレールガンをその仕様にするとか」

「いい案だね。採用しよう。ただ、相当時間がかかるよ」

「構わない。手札が多ければ対抗策が多いという意味だからな」

 

各々話し合ってると、突然平スタッフが入ってくる。

 

「班長と3人とも!テオ司令が呼んでいたぞ!」

 

 

十数分して司令室。

テオは俺達に1枚の写真を手渡した。

 

そこに写っていたのはピースウォーカー計画の兵器たちの内の1機の姿があった。

ハチドリのような姿をしたヘリのような兵器。PWの経験者ならわかるだろう、PLを悉く苦戦させてきたAI兵器「クリサリス」だ。

 

「ん?このカラーリング…まさか」

 

写真に写った機体のカラーリングをよく確認する。その姿に俺、ナガノ、フブキは戦慄した。

オレンジ色に近い装甲のカラーリング。間違いない…PWのPL達の鬼門、改仕様のAI兵器だ。

 

最も高い体力と装甲力。よりグレードの高いミサイルやマシンガンが無いと削るのが難しく、補給を挟まないと倒しづらい。

まさに鬼門と呼ばれるのにふさわしいほどの強さを持つ。それが改仕様のAI兵器だ。

 

こいつらが敵に回るってなると相当考えて攻略に入らないといけなくなる。

現状、SBの中で高い火力を持つ武器はCGMとレールガンだ。

 

「こいつはちょっと参ったな…クリサリス改は厳しいぞ」

「改?」

 

そういえばテオたちは知らなかったな。

後で説明するとして…。

 

「話を戻そう。この写真が来たという事は…こいつの破壊がミッションになるな?」

「ああ……しかも反政府ゲリラの連中だ」

 

いくらブルー・ジャイアントの連中が手引きしてるとはいえ、こんなにAI兵器持ってるのかが不明だな。

あっちにヒューイの生まれ変わりでもいるのか?

 

「だが…あれだけのデケェ砦を吹っ飛ばされてるのにまだ戦争してるのか?あの連中」

「よほどソ連軍が気に入らないのか…普通ならあの爆発物が出てきたら戦争どころではないだろうに…」

「そういえば、あの後砦はどうなった?」

「再建されているという話だ。流石のソ連軍は阻止に入ってないらしいが」

 

どうやら今回の戦いは頭が痛くなりそうだな。




改仕様のAI兵器…多くのPLはクリサリスで投げ出したイメージが強いが…私は何とか倒しました。けど、かなり強かったです。硬いわ威力が高いわで…どんだけやられまくったことか……。
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