【読者参加型】名も無き英雄?の活動記   作:ヒラーズ

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24話 実験体の確保①

とある日にて、俺は空中司令室(ACC)で次の仕事を探していた。

地雷撤去、才人の救出、よく囚われる男、百戦錬磨の精鋭、装甲車・戦車部隊の撃破などなど、できる依頼はほとんど行い。

気が付けば、GMPが3億を悠々と突破していた。そう…金持ちになったのだった。

 

『流石だな、ジュン。もはや国家予算レベル並みに俺達の活動資金が潤ってる。何もかも、お前と戦闘班のおかげだ』

「当然の事だが、各班も立派な縁の下の力持ちだ。その力が無ければここまではいけないさ」

 

戦闘班が戦場に赴き、研究開発班が装備を作り、拠点開発班が人員を増やし、支援班と諜報班が任務をサポートし、医療班が任務で負傷した人を助ける。

それらがループしながら今のSBを支えている。正直このまま資金を稼いでも3億程度ではほとんどプラットフォーム増設で消える。

FOB強化だとほとんどそれに消えるしなぁ…。

 

英雄度:20468

 

英雄度も結構溜まったし、これから高いランクのスタッフが来てくれること間違いなしだな。俺がTPPをやっていた時は英雄度はかなりあった気がする。

 

『それにしても、働きすぎなんじゃないか?疲れを感じないのか?』

 

ノモンやドーソンからは「過労死だけはするなよ」とは言われたが、前世の俺自身とは違い、あまり疲れを感じない。

傭兵の身体だからか?いやそんなはずは……。

 

『それと、メリッサから依頼が来ている』

「彼女から?」

『ミッションブリーフィングのテープを流す。よく聞いておくように』

 

俺は受け取ったカセットテープをセットし、起動させる。

 

『まずは願いを聞き届けてくれて、ありがとうございます。

私がBIGBOSSの遺伝子細胞を持って生まれたことをご理解してる体で話を進めます。

実はアフガンにあるソ連軍の「アフガニスタン中央ベースキャンプ」に、とある少女兵の目撃談がありました。

情報を持って帰って来た諜報班スタッフは「深緑のように緑色の短髪で、紫色の瞳を持ち、持っている散弾銃(ショットガン)は戦車の装甲を貫通し、マシンガンはヘリのミニガンに近いものだった」という目撃情報がありました。

その特徴に、私は身に覚えがあります。私と同じ愛国者たちによって作られた兵士…所謂同胞です。名は「エリカ=ファウスト」。同じくBIGBOSSゲノムの実験体であり、二つ名は「破壊者(デストロイヤー)」と呼ばれています。

無茶を承知で頼みます。彼女…を回収してください。仲間にできれば、きっと我々の力になると思われます。手を焼くことになるかもしれませんが、断じて損はありません』

 

テープが切れる。どうやら内容はこれだけのようだ。

 

「元実験体の救出か…人手が不足していたとはいえ、ここまで都合のいい依頼とは…」

『ああ。そいつを回収してやろう。味方になればより強い戦力になるだろう。この瞬間を…逃すには惜しい。頼んだぞ』

 

俺は急遽班の編成を行う。

恐らく大所帯で行けば被害が大きいから、今回は3人で潜入することにする。

メンバーは…

 

A班 自分、アナスタシア、フブキ

 

この編成で潜入する。

 

このことを伝え、俺はマザーベースから二人を回収し、任務地へとヘリを飛ばさせた。




クリサリス改戦はもう少し先です…許して
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