エンジンの起動音が鳴る。
俺の予想を裏切らない構えだな。
「捕虜は荷台に乗せていく。俺が運転するから、ドーソンは補助席に、セルペンは荷台に入って捕虜を守ってくれ」
「「了解」」
各々役割とフォーメーションを持ってトラックに乗る。
「こちら戦闘班。目標を回収に入りたいが、目標が重傷を負ってるため、フルトン回収では無理だ。支援ヘリをよこしてくれ」
『わかった、クロムウェルを向かわせる。指定されたランディングゾーンへ移動してくれ』
留置場に来る前にできるだけ敵兵は無力化しているから、帰りは楽だ。
敵に遭遇することはないし、ランディングゾーンまではタバコでも吸って駄弁ってもいいぐらいだろう。
……そう考えてる時だった。
「ん?あの兵器はなんだ?班長?」
「こっちも後ろから来てるぞ」
二足歩行で右側にミサイルやミニガンをセットしている。
そして人が乗っている…という事は。
「ウォーカーギアじゃねぇか!なんで
原作崩壊もいい所だ!
ウォーカーギア。TPPで登場した二足歩行兵器の一つ。ヒューイが開発したもので、裏切りの容疑者から初登場する。
赤道のウォーカーギアでもPFの兵器として登場し、立ちふさがったこともあったし、後にD-Walkerというバディを作るきっかけにもなった。
「総員!荒い運転になるぞ!恐らく捕虜を持って行ったのは気づかてる!いつでも発砲できる準備をしておけ!!」
「畜生…!楽に帰れると思ったのにな…!!」
「退屈しないな…!」
俺はハンドガンを取り出し、僅かな隙間にできた穴に向かって発砲する。ウォーカーギアに乗っていたモスキート兵を撃ち抜き、気絶させる。
「ドーソン!俺のライフルを使え!そのほうが撃ちやすい!」
「頼りになるぜ。班長!」
ドーソンは俺のアサルトライフルをぶんどり、ウォーカーギアに乗っている敵兵を撃ち抜く。
だが、影響は背後にもあった。
乗りこもうとしてくる敵兵を撃ち抜きながら捕虜を守ってるセルペンも流石に焦り始めた。
「班長!速度を上げろ!敵がよじ登ってる」
「わかってる!もう少しでランディングゾーンに着くから耐えてくれ!」
速度を上げる。迎撃しながら移動を始める。幸い装甲車や戦闘ヘリは見当たらない。
多少の被弾は免れないため、目の前に立ちふさがったウォーカーギアを轢き倒し、強行突破していく。
『こちらクロムウェル。ランディングゾーンに到着した。待機する』
「了解。総員、後は追手を殲滅するだけだ!」
「あと少しで片付く」
消費しながらランディングゾーンを目指す。トラックも大破こそしてないが、ボロボロになって、煙を上げている。
追手を撒き、ランディングゾーンに辿り着く。そこには支援ヘリが待っていた。
「捕虜を乗せろ。トラックはフルトン回収で持っていく」
セルペンは
「ふぅ…まさかウォーカーギアまで持ってくるとは…どんだけ金持ちなんだ?あいつら…」
何がともあれ、任務は完了した。
次回はSideOPSにしようかな…