英雄たちの談話室:ガンダムパイロット番付会議(※オリキャラ狂言回し注意)   作:梨織

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歴代のガンダムパイロットたちが一堂に会し、強さ番付を決めるためのお祭り騒ぎな群像劇です。

はじめに断っておきますが、本作に登場するオリジナルキャラクター(アイオス)は、作者の自己投影(分身)でも、俺TUEEEをするための主人公でもありません。
彼は、アムロやカミーユ、バナージたち「原作の英雄(主人公)たち」の業や本音を炙り出すための、ただの『狂言回し(劇薬)』です。

※本作はPixivでも投稿している作品の再構成(または同一世界線の話)です。アイオスがなぜマリーダと結婚しているのか等、重めの過去編(地獄)が気になる方はPixivの方も覗いてみてください。

それでは、平和なラウンジでのマウント合戦をお楽しみください。

pixivアカウント【https://www.pixiv.net/users/62657305


英雄たちの集結、そして狂言回しは圏外に沈む

次元の狭間か、あるいは平和になったどこかの宇宙か。広大な多目的ラウンジには、ふかふかのソファと円形のテーブルがいくつも並べられ、壁面の巨大なモニターには「第1回 全ガンダムパイロット強さ番付会議」という手書き風の文字がデカデカと映し出されていた。

 

部屋の片隅、間接照明が落ちる落ち着いたテーブル席で、アイオスは手元のデータパッドをスクロールしながら、頭を抱えるように唸っていた。

 

アイオス

パイロット番付があったら!!上から10、、、いや20、、、、、、もういいや自信ないや100番以内には居るはず!

 

向かいの席で温かい紅茶のカップを傾けていたマリーダが、フッと優しく微笑む。

 

マリーダ

人口で考えたら100番以内に居るのは凄い事なんですけどね

 

その隣で、上品な所作でティーカップをソーサーに置いたオードリーが、静かに事実を告げた。

 

オードリー

しょうがないわよ、、、アイオスに近くにいたパイロットはアムロとシャアとカミーユとジュドーとハマーン様とかだからね

 

マリーダ

うーむ、、、強さ的には信頼出来るくらいなんですけどね

 

オードリー

撃墜数少ないからね、、基本私の護衛だったから、、、多分二桁も倒してない気がするわ、、グリプスでは

 

オードリーの身も蓋もない言葉に、アイオスはテーブルに突っ伏した。そんな彼の背中を見つめながら、マリーダの瞳には真っ直ぐな敬意が宿る。

 

マリーダ

、、、、、、、、、彼が殺しを選ばなかった、、、それだけで私は彼を尊敬出来ますよ

 

オードリー

マリーダらしいわ

 

突っ伏していたアイオスが、ガバッと顔を上げる。その視線は部屋の反対側、和やかに談笑している別宇宙のパイロットたちへ向けられていた。

 

アイオス

、、、、あれ、、、、、キラさんとか、、刹那さんも含めると、、、、、俺、、、1000番、、、、いや、、、1万番までの中に居るはずでしょ!

 

マリーダ

、、、、、、、うーん、、、自信が、、、、、

 

オードリー

自己評価低いからね仕方ないわね

 

そこへ、ホワイトボード用のマーカーを片手に持ったバナージが、苦笑いを浮かべながら近づいてきた。

 

バナージ

俺も1000番くらいですよ、、、アイオスさん

 

慰めのつもりで肩をすくめたバナージだったが、アイオスは彼を指差し、後ずさるようにソファの背もたれに張り付いた。

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、バナージはちょっとパイロット能力的には別枠だから、、、ユニコーンでコロニーレーザー防いだ人は、、、、 ちょっと、、、、

 

バナージ

いきなり壁!?な、、、なんでですか!?

 

アイオス

、、、、、、、、、、、俺のガンダムも変形するけど、、、ユニコーンで世界の果てを見たらしいバナージは、、、、なんか、、パイロット枠じゃない感じする、、、

 

バナージ

お、、、俺も他のシルバとか乗ったりしてますよ!?

 

タジタジになるバナージだったが、やがて何かを決意したようにマーカーを強く握り直し、部屋の中央にある演台へと駆け寄った。マイクをオンにし、ラウンジ全体に響く声で宣言する。

 

バナージ

こ、、こうなったらガンダムパイロットだけの番付を!!俺が作ります!

 

ラウンジの中央、一番大きなL字ソファに深々と腰掛けていたアムロが、面白そうに身を乗り出した。

 

アムロ

、、、、面白そうだな、、、、

 

その隣、ワイングラスを優雅に揺らしていたシャアが鼻で笑う。

 

シャア

だが戦場にてそれは無意味だ

 

ソファの肘掛けに腰掛けていたカミーユが、ジト目でシャアを見下ろした。

 

カミーユ

じゃあシャアさんは最下位ですね、、戦場には関係ないんでしょう?

 

シャア

む、、、、良いだろう、、、、当然私が一位だ!!

 

シャアがグラスをテーブルにドンと置くと、バナージは慌ててホワイトボードの前に立った。

 

バナージ

まずは基準から決めます、、、、、

 

少し離れた指揮官用の椅子から、ブライトが腕を組みながら口を開く。

 

ブライト

どうせアムロが一位なんだ、、、アムロを一位基準でいいんじゃないか?

 

アムロ

ブライト、、、、流石に俺はもう30だぞ?そんな強くねぇよ

 

ブライト

ふむ、、、、ならνガンダムでどこまで相手するんだ?

 

アムロ

戦場に出たらやるしか生きる道はないさ

 

ブライト

なら一位で良いだろ、、、アムロに一部の能力で敵う奴が居ても戦闘能力の総合値でいったら敵う奴は居ないからな

 

アムロ

、、、、褒めすぎじゃねぇか?、、、バナージとか刹那とか居んだろ

 

ブライト

なら負けるか?

 

アムロは少しの間、天井を見上げて思案する。その瞳の奥で、恐ろしいほどの演算処理が行われているのを周囲の者は感じ取った。

 

アムロ

、、、、、、、、ふむ、、、、、、、、、、、、、、、いや?勝てるね

 

バナージ

、、、、、え、、今、、あの、、、俺の事殺すシミュレートしてました!?

 

アムロ

え?、、あー、、、まぁ、、、、バナージの強さは結局の所認識出来なきゃ意味ないだろ?ならまぁ認識外からの一撃なら行けると思ってな

 

バナージ

ひぃぃぃ!!!???

 

ドン引きして震えるバナージに、オードリーが歩み寄って優しく声をかける。

 

オードリー

大丈夫よバナージ、貴方に強さは関係ないわ、、、希望ですから貴方は

 

アムロ

それなら番付決める意味ねぇな、、時間の無駄無駄

 

アムロが手をひらひらと振ると、ブライトがやれやれとため息をついた。

 

ブライト

まぁ、、アムロは政治に関わるとすぐ拗ねるからな、、、そう考えるとバナージが上か

 

アムロ

む、、、、、、、、MSなら負ける気はないな

 

ブライト

だろうな、、、じゃ基準はMSの扱いだ

 

バナージ

おぉぉ、、、さすがブライト艦長、、、、アムロさんの扱い分かってるなぁ、、

 

バナージは咳払いをして、気を取り直すようにホワイトボードを叩いた。

 

バナージ

という事でまずは、、、、流石に人数多すぎるんで各世界から5人ずつ、、、上位5名のガンダムのパイロットで比べていきます!

 

アムロ

宇宙世紀はどうすんだ?

 

バナージ

えっと、、、戦った戦場ごとにということで

 

アムロ

俺、、割といろんな戦場居るんだが?

 

ホワイトボードの前で、バナージは完全にキャパシティオーバーを起こし、マーカーを持ったまま固まった。

 

バナージ

、、、、、、、、、、、、、、、宇宙世紀からはガンダム乗ってたら全員ですね、、、もう、、、、はい

 

ブライト

投げたな

 

アイオス

、、、、、、それって俺も入るんですか?

 

勢いよく立ち上がったアイオスに、アムロが冷酷な事実を突きつける。

 

アムロ

あー、、、、、、、いやガンダムで縛ったら、、、、お前ギリ五位圏外だもんな

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、今純粋に貶されました?

 

アイオスが再びソファに崩れ落ちると、少し離れた席からルーとエルが呆れたような声を上げた。

 

ルー

、、、、、アイツ、、、アタシらより強いんだけど、、、圏外以前の私らってなんだよ

 

エル

いやもう、、、、止めよ、、、、、うん、、、ガンダムチームとか言われてたけど、、、ジュドー以外正直私らそんな強くないし

 

ルー

アイオスの印象がガンダム乗ってるのに全然戦わないから印象薄いのが悪い

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、いや、、あの、、、色々、、、いや、、でも、、なんでもないです

 

エル

ある意味印象強いよ、、、プルとかプルツーとかマシュマーとかキャラが濃すぎて印象食われてたけど

 

アイオス

、、、、、俺も強化人間なのに、、、どこに差が、、、

 

ジャンクフードをつまみながら聞いていたジュドーが、のんきな声でフォローを入れる。

 

ジュドー

アイオス、真面目だからなぁ、、、まぁ大丈夫だ、、、多分

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、フォローの甲斐そんなないですか、、、、、俺、、

 

カミーユ

事実は事実だ

 

アイオス

!?????????

 

カミーユの身も蓋もない一言に、アイオスは目を見開いて硬直した。マリーダがそっと手を伸ばし、ショックで固まるアイオスの頭を優しく撫でる。

 

マリーダがアイオスを撫でながら

ショック受けて言葉出なくなりましたね

 

その頃、別のテーブルではコズミック・イラや西暦のパイロットたちが顔を見合わせていた。

 

キラ

、、、、、、、、コズミックイラって、、、、ガンダム多くない?、、、、そうなると

 

アスラン

ふむ、、、クルーゼも入るな、、、

 

シン

レジェンドガンダム乗ってるからレイも入るっすよ!

 

刹那

ふむ、、、、、リボンズも入るのか、、、ガンダムだから、、、そうか

 

ロックオン

流石の刹那も顰めっ面になるのかリボンズの事は

 

ラウンジ全体がざわつき始めたのを見て、バナージが慌てて手を叩く。

 

バナージ

ではみなさん!ちょっと世界ごとにお願いします!

 

ブライト

、、、、、、丸投げしたな

 

アムロ

、、、、、、、、、、、、なんでシャアも居るんだ?、、ガンダムのパイロットだろ?

 

アムロが怪訝な顔で隣を見ると、シャアは腕を組み、自信たっぷりに胸を張った。

 

シャア

ふっ、、、百式はガンダムの系列だ

 

カミーユ

あー、、、そこも含めんのね

 

周囲から次々と声が上がり始める。

 

シロー

ふむ、、、、、、俺が1番弱くねぇか?、、地上戦だし

 

クリスチーナ

えと、、あの、、一応アレックスのパイロットなんですけど、、、私正規じゃなくてテストパイロットなので、、、そこまで、、

 

ルー

なぁ?そうなると私らも入るの?、、、、、Zガンダムの改良型乗ってたから

 

アイオス

、、、、、、えと、、、、ネオジオン所属なんですけど、、、良いんですかね、、、、俺、、、

 

フロンタル

ふっ、、、シナンジュはユニコーン計画の一部だ当然私もガンダムのパイロットだ

 

赤い彗星の再来の堂々たる宣言に、バナージは頭を抱えた。

 

バナージ

、、、、、嘘だろ、、、、フロンタルも居る、、、、、

 

一方で、静かな空気が流れる一角もあった。

 

マリーダ

よろしく、、、、リディ中尉

 

リディ

、、、、、、、、、、、、、、、、、マリーダクルス、、、、すまない、、、俺はお前を撃ってしまった

 

かつての因縁を前に顔を伏せるリディ。しかし、マリーダは清々しい表情で首を横に振った。

 

マリーダ

ここでは無しにしよう、、、平和だからな

 

リディ

、、、、、、、、、、あぁ

 

そこへ別の年代のパイロットたちも口を挟んでくる。

 

コウ

え!?じゃあガトーも居るのか!?

 

ガトー

ふむ、、、ガンダムか、、、連邦の象徴、、、いや、、、強さの象徴か、、、、

 

リタ

私もなのね、、、、でも、、正直私強くないわ?

 

ヨナ

僕もか、、、、機体が強いだけで、、、、僕はそこまで、、、

 

リタ

大丈夫よヨナなら、、、貴方が一位だわ

 

ヨナ

リタ、、、、、勘弁してくれ、、、、

 

壁際でひっそりと聞いていた青年が、ぽつりと呟いた。

 

ハサウェイ

俺も、、、、ここに入るのか、、、、

 

その姿を見た瞬間、カミーユ、アイオス、ジュドーの三人——通称・Z兄弟が、一斉にハサウェイを指差した。

 

カミーユ、アイオス、ジュドー

ぁ、、、、テロリスト

 

アムロ

辞めとけ馬鹿!!口閉じろZ兄弟!!!!

 

アムロの怒号が飛ぶが、ハサウェイは力なく自嘲気味に笑うだけだ。

 

ハサウェイ

はは、、、、まぁ、、、事実なんで、、良いですよ、、、アムロさん

 

カミーユ

そういうとこムカつくんだよな

 

ジュドー

なんか、、もっと明るくいけよ!開き直りはうざい!

 

アイオス

、、、、、、、、キモ、、、、

 

マリーダがアイオスをデコピンして

辞めなさい

 

アイオス

痛っ、、、、事実は事実じゃん!

 

デコを押さえて涙目になるアイオスを見て、ハサウェイは深いため息をついた。

 

ハサウェイ

、、、、、、、、、、、、、、、Zパイロットにデリカシーは無いのか、、、、

 

ラウンジの混沌が極まる中、バナージがホワイトボードをバンバンと叩いて場を鎮静化させる。

 

バナージ

は、、はい!という事で!!ガンダムパイロットの強さ番付をしていこうと思います!!!

 

ブライト

良いぞバナージ!艦長とはそういうものだ!

 

バナージ

艦長ではないんですけど、まぁ、、司会を頑張ります!

 

バナージはマーカーのキャップを外し、ホワイトボードの最上段に線を引いた。

 

バナージ

えと、、、、はい、、ではまず宇宙世紀TOP10を決めていきます!

 

アムロ

機体性能はどうすんだ?Ξガンダムとか性能差凄くねぇか?

 

アムロの指摘に、壁際のハサウェイがまたもや縮こまる。

 

ハサウェイ

お、、、、俺の機体、、、まぁ、、、はい、、、、どうせ俺は、、、持て余したテロリストです

 

カミーユ

ウルセェから黙ってろハサウェイ!!

 

ジュドー

こいつ居ると陰気になるな!まぁ明るくいこうや!ハサウェイ!

 

アイオス

、、、、、、、今そこで口に出すって、、、目立ちたがりなの?

 

ハサウェイ

ぅぐ、、、、、目立ちたがり、、、、いや、、、俺は、、、、俺は、、、、、

 

アムロ

ややこしいから噛みつくな!!Z兄弟!!

 

再び飛び交う野次と怒号。バナージは懸命に進行を試みる。

 

バナージ

えーはい、、性能差に関してはその時代の平均MSからどのくらいかけ離れてるかを基準として、、実際そのMS同士でシミュレートしたらどうなるかを基準にします

 

シャア

ふむ、、、それはサザビーか?、、、それとも百式か?

 

フロンタル

、、、、ネオジオングか、、、、、、シナンジュのが好みではあるんだがね

 

バナージ

はいもう!自身が乗ったMSの最強形態で比べていこうと思います!

 

カミーユ

、、、、、、、Zガンダムしか乗ってないんだが?

 

ジュドー

俺ら時代跨いでねぇからMS弱いんだよな

 

そこへ、ふらりと近づいてきた人影があった。扇子を片手に、獲物を値踏みするような視線を向ける。

 

シーマ

、、、、、へぇ、、、、、、、、、、何でもありかい?毒か?人質か?仲間呼か?、、それともなんだ?コロニーでも落とすのかい?

 

発想がどんどん物騒になっていくシーマを見て、バナージは助けを求めるように視線を送った。

 

バナージ

えと、、、、、、、、、、、、、アムロさん

 

アムロ

一対一、、、戦場で仲間なし、、、主戦場から離れ、、一騎討ちが条件だ

 

シーマ

はっ、、、男らしいね英雄様は

 

シロー

地上戦か?宇宙戦か?

 

アムロ

くじによるランダムで戦場は決める

 

ガトー

核はありか?

 

アムロ

、、、、、、、、、、使いたいなら使えばいい、、まぁシミュレートだからな

 

ガトー

了解した

 

歴戦の戦士たちの物騒な確認事項が終わり、バナージはどうにか提案をまとめる。

 

バナージ

はいという事で!まずは大まかに強さ番付を決めて微妙な所はシミュレートにするという事で如何でしょうか?

 

クリスチーナ

了解しました

 

マリーダ

了解ですバナージ

 

リディ

分かった、、、、ぁ、、、バンシィはマリーダクルスと同じ機体だぞ、、どうすんだ?

 

バナージ

2機ある前提でお願いします!

 

ブライト

では会議を始める

 

ブライトの低い声が響き、いよいよ本格的な話し合いがスタートした。

 

バナージ

え、、とまず、、、アムロさん、シャアさん、カミーユさん、ジュドーさん、、、、、、、、、、、、フルフロンタルは、、、、、、詳しい順番抜きでトップ10に入るという事で、、、異議がある人は、、、居ますか?

 

リタ

はい!

 

元気に手を挙げたリタを、バナージが指名する。

 

バナージ

はいリタさん

 

リタ

なんでヨナ居ないの????、、、、ヨナは強いよ!フェネクス乗ってたよ!

 

バナージ

、、、、、、、、、ユニコーン系列はサイコフレームに頼った動きが大きいので、、、3機とも一旦除外しました

 

ヨナ

ぁ、、、なるほど

 

納得するヨナの横から、コウが素朴な疑問を投げかけた。

 

コウ

Z系列は全部入ってんのに、、アイオス君でZガンダムαでしょ?名前、、、Z、ZZって来たらその次でしょ、、、入ってなくていいのかい?

 

その瞬間、アイオスが悲鳴のような声を上げた。

 

アイオス

い、、、言わないで、、、、

 

コウ

へ?なんで?

 

ベテラン勢が、揃いも揃って冷酷な視線をアイオスに向ける。

 

アムロ、シャア、カミーユ

単純に弱いからだな

 

コウ

そうですか?彼の機体Zガンダムαの性能的にはZガンダムの上位互換では?

 

アムロ

どうかな?、、、、アイオスは戦士や兵士ではないからな

 

シャア

、、、、、、、、、、アイオスは、、、、、ふむ、、、、機体を倒す能力で考えると弱いというだけだ、、

 

カミーユ

コイツは俺のZガンダムをパクった馬鹿だ!性能もZの方が高い!!

 

アイオス

す、、すみません、、、カミーユさん

 

カミーユ

、、、、、いや、、、別に、、、、そんな謝れって訳じゃ無くてだな

 

頭を抱えてじたばたするアイオスに、容赦ない追撃が浴びせられる。

 

アムロ

、、、、、、、ふむ、、、、だが、、、正直戦場で印象薄いからな

 

シャア

撃墜数も少ない

 

カミーユ

お前ずっとハマーンに怒られてるだったからなぁ、、

 

アイオス

あれは、、、、、ハマーンさんが俺の、、、、初恋、、、なので

 

アムロ

な?コウ、、、コイツ基本恋愛脳で所属裏切って破滅した奴だから弱いよ

 

コウ

、、、、、え、、、、いや、、、アイオスくん、、軍人、、なんだよ、、、ね?

 

アイオスは顔を上げ、まるで吟遊詩人のような遠い目をして言い放った。

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、人は恋に堕ち、愛に生きる事で世界は色づくので

 

その言葉を聞いたシャアが、顎に手を当てて真剣に評価を下す。

 

シャア

、、、、アイオス、、、92点だな、、、

 

アイオス

そんな、、、、

 

シャア

そこは優しく言わずに断言系にした方が格好がつく、『人は恋に堕ち、愛を抱え生きる事で死を受け入れられる』、、、とな

 

アイオス

、、、おぉ、、、、、、、

 

謎の指導に感銘を受けるアイオスを横目に、アムロが呆れ顔でカミーユを見た。

 

アムロ

カミーユ、、良いのか?、、お前の、、、こう筋的にシャアの弟子はお前だろ

 

カミーユ

え、、、、あぁ、、、どうでしょう、、正直クワトロ大尉のセンス付いていけないので

 

必死の弁明も虚しく、バナージが申し訳なさそうに補足する。

 

バナージ

えぇと、、、その、、、、公平にする為にブライト艦長、ジンネマンさん、オードリーの3人でとりあえずのトップ10で印象だけで決めてもらったので、、すいません、、えとそのうちに入ってるのが、、、アムロさん、シャアさん、カミーユさん、ジュドーさん、、、不本意ながらフロンタルは確定で10位以内にいるということで、、これが基準として、、、ですね、、、

 

クリスチーナ

印象か、、、、、そっか、、、じゃあ弱いわね、、私

 

シロー

ふぅむ、、、入れんかったか、、、まぁ、、あの5人に比べられちゃ立つ瀬はちょっとねぇかな

 

ハサウェイ

俺、、、、入ってない、、、一応、、、、あとの時代では強い感じだったんだけどなぁ、、、

 

ハサウェイのぼやきを聞き逃さず、アイオスが信じられないものを見るような目で彼を指差した。

 

アイオス

、、、、、、、うわ、、、、、、、アムロさんと戦った事ない癖に

 

ハサウェイ

、、、、、この人俺にあたり強い、、、何この人、、、

 

アムロ

ウルセェ!アイオス!黙ってろ!

 

アイオス

、、、、、、、、、、、、、、、、すみません、、、、

 

アムロの一喝で即座に直立不動になるアイオス。その様子を見ていたリタが、感心したように呟く。

 

リタ

元気だなぁ、、、アイオス君、、、

 

マリーダ

みんな同じ重積を背負った者達なので、気楽になってるんですよ

 

ヨナ

、、、あの人も、、、強化人間、、、でもなんか、、、あんま壊れてない、、、、ように、、、、見える、、、、どうしてだ?

 

不思議そうに首をかしげるヨナに、マリーダはクスッと笑って答えた。

 

マリーダ

まぁ、、会議を続けたらそのうち爆発すると思いますよ、、アイオスの歪みが

 

リタ

さすがアイオスの奥さん、、、よく知ってる!

 

マリーダ

ふふ、、、そうかもですね、、まぁ私が近くに居るのでそこまで荒れはしませんよ

 

マリーダが穏やかに微笑む中、バナージはようやくホワイトボードに向き直った。

 

バナージ

はい!異議はないようなので!ランク毎にA、B、Cとランクを決めて番付を作って行こうと思います!




というわけで、第1回でした。
ハサウェイに対するZ兄弟(カミーユ、ジュドー、アイオス)の当たりが理不尽に強すぎるのは仕様です。

アイオスは先輩たちの前だと基本こんな感じの「不憫な子犬枠(撃墜数も少ない)」ですが、マリーダの言う通り、そのうち宇宙世紀で溜め込んだ歪みが爆発する…かもしれません。

次回は、いよいよシミュレーターを使った実戦シミュレート(または他作品のパイロットとの絡み)に入っていく予定です。
お気に入り登録や感想など、モチベーションになるのでぜひよろしくお願いします。

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