IS!! 超宇宙刑事ギャバンインフィニティ S   作:サイトーサイト

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お久しぶりです! 長話もあれ何で 本編どうぞ!


「委員会の闇 合体怪人の胎動」

 

東京のどこかのボロアパート そこに 退学処分を受けた3人のIS乗りが 住んでいた......

 

箒「............」

 

学園を退学してからというもの 篠ノ之箒は 見違えるほど変わっていた......顔はやせ細り、髪もボサボサ 廃人のような姿となっており、実家からも絶縁を言い渡され 絶望に晒されていた......それは セシリア 鈴音も同じだった。

 

セシリア「......お家が......私のお家が......!」

 

セシリアは イギリスのお家が イギリス政府の制約の下 解体され、現在は更地も同然となってしまい 心が折れてしまった。

 

鈴音「いや......いやよ......秋野ォ......助けてぇ......!」

 

鈴音も 学園を退学されてから ずっと秋野のことを喋るだけで 退学された2人の言葉には あまり耳を貸さなかった。

 

箒「......どうして......こうなったんだろうな......」

 

箒が 思い出すのは ジャスピオンとなったモロボシ・シン、そして その後ろにいた 秋野の出来損ないだと罵った 夏目リンの姿が見える。

 

箒「......奴らが......私達から......秋野から 引き剥がしたんだ!!」

 

箒が 立ち上がって セシリア 鈴音の順番で見回してゆく。

 

箒「奴らは 私達と秋野の 関係を妬んでいたはずだ! だから私たちを......!」

 

セシリア「......そう......ですわね......! 全ては......!」

 

鈴音「あいつら......! 出来損ないのせいで......!」

 

全員が リンとシンのことを恨みを募らせる......と 部屋のインターフォンが鳴り出した。

 

箒「......? 誰だ......?」

 

セシリア「ま......まさかお隣の方が......!?」

 

うるさくしすぎて 隣の人が怒鳴り込んでくるのか......と 思い、鈴音が 扉を開けた。

 

鈴音「"ガチャッ" す......すみません......少しうるさくしてしまっ────」

 

扉を開けて 鈴音が 顔を上げて 謝ろうとした時......言葉を失っていた......

 

「あ.......が......!?」ギリリッ......

 

?「ほぉらほぉら 落ち着いて......!」

 

鈴音「ヒッ......!?」

 

隣に住んでいる男が 黒服を着込んでいる男に首を絞められていた。

 

箒「おい いつまで静かにッ........!?」

 

セシリア「な......何をされていますの!?」

 

そして 3人の姿を確認した黒服の男は 静かになった隣の男を床に投げ捨て、服を正すと 黒服の男は冷徹な笑みを浮かべ、黒い箱を取り出した。

 

?「──篠ノ之箒、セシリア・オルコット、凰鈴音。IS学園を追われ、すべてを失った哀れな少女たち........。お迎えに上がりました」

 

男の背後から、さらに数人の黒服の男たちが狭いアパートの廊下を埋め尽くすように現れる。床に倒れた隣人の男はピクリとも動かない。その異常な光景に、廃人のようだった3人の身体に一瞬で緊張が走った、箒がボサボサの髪の隙間から男を鋭く睨みつける。

 

箒「貴様.......何者だ。私たちは実家からも国からも捨てられた身だ。奪えるものなど何もないぞ」

 

黒服の男はクククと喉を鳴らして笑った。

 

「確かにあなた方はすべてを失った。名誉も、家も、そして最愛の織斑秋野も。だが、まだ残っているでしょう? .......あのモロボシ・シンと夏目リンへの、骨の髄まで染み渡った『怨み』が」

 

「「ッ.......!」」

 

セシリアと鈴音が息を呑む。男の口から出たシンとリンの名。それこそが、今の彼女たちを辛うじて生かしているドス黒い原動力だった。

 

セシリア「.......なぜ、彼らの名を知っていますの? 私たちを嘲笑いに来たのですか!?」

 

鈴音「秋野は.......! 秋野はどこにいるの!? あいつらから追い出されたの!? 言いなさいよ!」

 

鈴音が狂ったように黒服の男の胸ぐらを掴もうとするが、男はそれを容易くいなし、黒い箱を箒の足元に放り投げた。

 

男「我々は、あなた方のような『世界の理不尽に踏みにじられた者』を救済する組織。モロボシ・シン.......あの忌々しい宇宙刑事......いや、ジャスピオンと夏目リン......「ギャバン・シバルバー」を絶望のどん底に突き落としたいとは思いませんか?」

 

箒は床の箱を拾い上げ、中身を取り出した。そこにあったのは、「ネガエモルギア」と 「ギャバリオントリガー」のようなものだった。

 

男「それを使えば、失ったIS以上の力を得られる。秋野という少年を取り戻し、シンとリンに復讐する力をね。.......さあ、そのボロアパートを出て、我々と共に来てもらおう。世界にあなた方の怒りを示すために......そして 我々「犯罪組織マクー」の意志のままに」

 

箒はネガエモルギアを凝視し、やがてその細んだ顔に、狂気と歓喜が混ざり合った歪な笑みを浮かべた。

 

箒「.......ああ、そうだ。私たちが間違っていたんじゃない。あの出来損ないのリンと、あの男が全てを狂わせたんだ。……セシリア、鈴」

 

セシリア「ええ.......ええ、もちろん行きますわ。私の家を、プライドを壊した奴らに、同じ絶望を味わわせるためなら.......何にでも魂を売って見せますわ!」

 

鈴音「あはは.......! 待っててね秋野、今度は私が、あの邪魔者たちを全員すり潰して、絶対に助け出してあげるから.......!」

 

3人の瞳から光が完全に消え去り、底なしの憎悪が宿る。

黒服の男は満足げに深く一礼し、アパートの階段を指し示した。

 

?「賢明なご判断だ。では行きましょう.......『反逆』のステージへ」

 

東京の片隅のボロアパートから、かつての代表候補生たちは姿を消した。あとに残されたのは、冷たくなった隣人の身体と、シンとリンへの狂おしいまでの復讐劇の幕開けだけだった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

リン「えっ.........? 中止に、できない.......? どうしてですか、十蔵さん! このままじゃ、生徒たちの誰かがマッドカイザーの犠牲になるかもしれないんですよ!?」

 

思わず通信機を握る手に力が入り、リンの声が一段と高くなる。食堂の喧騒から少し離れた廊下だったが、その緊迫した空気は周囲にいた仲間たちにも伝わっていった。

 

十蔵は通信の向こうで、深く、重い溜息をついた。

 

十蔵《.......上層部と IS委員会からの絶対命令です。フランスの「25分での消滅」という未曾有の事態を受けて、世界中がパニックに陥っている。各国政府やIS委員会は、今ここでIS学園の最大イベントであるトーナメントまで中止にすれば、人類が完全に恐怖に屈したと証明することになると危惧しているのです》

 

リン「そんな、面子(メンツ)や政治のために生徒の命を危険に晒すっていうんですか.......っ!?」

 

十蔵《それだけではありません。マッドカイザーが「生徒の1人」に仕掛けを施しているという情報が事実だとして、トーナメントを中止にすれば、奴は別の、より過激な手段でその仕掛けを起動させる可能性がある。.......潜んでいる爆弾の正体が分からない以上、あえて奴の予定通りに打って出させ、その瞬間に叩くしかない。それが、現在の防衛本部の判断です》

 

簪「そんなの、あんまりだよ.......」

 

いつの間にかリンの背後に立っていた簪が、青ざめた顔で呟いた。本音とロランも、配給の手を止めて深刻な表情で通信をじっと見つめている。

 

十蔵《リンさん。非常に残酷な役目を強いることは百も承知です。ですが、あなた方のような宇宙刑事達が揃っている今だからこそ、罠だと分かっていて飛び込むしかない。.......トーナメントは予定通り開催されます。どうか、その中で「仕掛けられた生徒」を見つけ出し、マッドカイザーの陰謀を粉砕してください》

 

通信が切れる。ツーツーという非情な電子音だけが、静まり返った廊下に響いた。

 

リンは悔しさに唇を噛み締め、拳を壁に叩きつけそうになるのを必死で堪えた。フランスの半分を救った安堵感は一瞬で吹き飛び、さらなる巨大な悪意が、すぐ目の前の舞台で牙を剥こうとしている現実に直面する。

 

シン「......先輩......」

 

いつの間にか子供たちを寝かしつけ、歩み寄ってきたシンが、心配そうな顔をするがすぐに振り払い、リンの肩にポンと手を置いた。

 

シン「中止にできないなら、好都合ですよ!マッドカイザーの野郎がわざわざ俺たちの前にツラを拝ませにくるんだ。その「仕掛け」ごと、俺達ががまとめてブッ飛ばしてやりましょうよ!」

 

シノブ「シンの言う通りでござる。闇に潜む忍びを炙り出すには、あえて誘い込むのも一興。我らの絆、そう簡単に引き裂けはせぬよ」

 

二人の頼もしい言葉に、リンはゆっくりと深呼吸をし、顔を上げた。まだ不安は消えない。しかし、背後でご飯を食べ、少しずつ笑顔を取り戻しているフランスの避難民たちの姿が目に入る。

 

守るべきもののために、ここで立ち止まるわけにはいかない。

 

リン「.......だな。来るなら来いよ、マッドカイザー......!あなたの思い通りには絶対にさせなないぜ......!」

 

悲劇のフランス崩壊から一夜。IS学園は、世界を揺るがす恐怖と、狂気の男が仕掛けたタッグマッチトーナメントの幕開けを迎えようとしていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

だが ここでひとつ問題が起こった、それは「参加するメンバーをどうするか」である。

 

リン「メンバーなんだけど......まず、俺ら教職員組は 俺たちで仕事があるため無理だし......」

 

シノブ「拙者は 忍故に、奴らを陰ながらに監視せねばならぬし.......」

 

劉備「となると......残りは生徒組だけど......」

 

劉備が 生徒の方を見ると 簪は申し訳なさそうに手を挙げた。

 

簪「す......すみません......私の打鉄なんですけど......交換部品が届いていなくて......まだ 動かせなくて......」

 

本音「私も かんちゃんのお手伝いのため行けませ〜ん ごめんねシンシン〜」

 

ロラン「すると 私とシンのタッグかな?」

 

ロランが そう決めると シンは 断りの言葉を出した。

 

シン「わりぃ ロラン......俺 組みたいヤツ決めてたんだ......」

 

そう言うと シンが シャルロットの方に歩き出して 手を取った。

 

シン「俺、シャルと組みたい。 」

 

「「「「「............ええっ!?」」」」」

 

シャルロット「うぇぇぇっ!? し......シン!? 何を.......」

 

シン「多分だけど 俺とか ロランとかの戦闘は既に敵に伝わっている気がするんです。」

 

シンの言葉にリンは考える。

 

リン「......たしかに マッドカイザーは分からねぇけど その生徒は 戦闘のデータを持っているかもな......」

 

シン「だから、シャル 俺と組んでくれないか?」

 

シンの言葉に シャルロットも決意した。

 

シャルロット「......うん! わかったよシン!」

 

そして ロランは「仕方ないな」と両腕を組んで 諦め 本音も「頑張ってぇ〜!」と ダボダボの袖をサイリウムがごとく降っていた。......しかし 簪は 唇を少し噛んでいた。

 

簪(........やっぱり 私は シンに......似合わないの......かな......)

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

次回予告

 

ついに始まる タッグマッチトーナメント! その始まりには 観客の生徒や 世界各国のお偉いさんなども多く来ていて リン達は大忙し、そんな中 シャルロットは ISではなく「ヴィオレフェアリー」となった!?

 

第27話「蝶の羽ばたき」

 

ヴィオレフェアリー「私の 実力、見せてあげる!」

 

 

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