IS!! 超宇宙刑事ギャバンインフィニティ S   作:サイトーサイト

29 / 29

今回は長いです! オメガホーンも おもろかった! レイジがちゃんとレイジしてるのにレイジ推しの自分もちょーギャバい!!そして 来週はお休みします。


「蝶の羽ばたき」

 

そうして 時は過ぎ、 ついに当日となった 「学園タッグマッチトーナメント」 通常ならば「学園シングルマッチトーナメント」だったが 学園長の轡木十蔵氏から 「今年は1人での トーナメント戦は また侵入者が襲ってくるかもしれませんため 「タッグマッチ」として 2人1組にして 戦ってもらいましょう」と 上層部を納得させ 急遽「タッグマッチトーナメント」となった。

 

そんな 会場となるIS学園は 観客の生徒たちや このために来日した 様々な国の大臣も来ていた。

 

「Hello、I'm looking forward to seeing an amazing match this time around《意味:こんにちは 今回はすごい試合を見せてくれることを期待するよ》。」

 

十蔵「えぇ こちらこそです......」

 

リン「では こちらに。」

 

リンは 米国の大臣を連れて 指定の席に案内している、その合間に 片耳につけている 通信機に シノブからの通信が入った。

 

シノブ『こちら シノブ 現在 怪しいもの 並びに 不審な動きを見せる輩なし。』

 

ラビノ『こちら ラビノ、こっちも手がかりなし......』

 

シズナ『こちら シズナ こちらもなしです......』

 

リン「了解、こっちも当たるから 警戒をしといてくれ。」

 

『『『了解/にござる。』』』

 

通信を切ると 米国の大臣は不思議そうに リンを見た。

 

「Why?」

 

リン「あぁ いえ なんでもありません、どうぞ こちらです。」

 

そして リンは 米国の大臣を 指定の席に座らせ 自分は と そのまま 立ち去った。

 

ルールはシンプル、参加者は互いに「2人1組」のペアを作り、それをトーナメント形式で競い合うというもの 今回は「1年生」「2年生」「3年生」の順番で始めてゆくとの事で 最初の項目である 1年生から始まろうとしていた......

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

シン「シャル、準備いいか?」

 

シャルロット「うん! いつでもいけるよ、シン!」

 

シャルロットは、少し緊張で強張っていた表情を崩し、シンに向かって力強く微笑んだ。その手には、彼女の父の「ビーコマンダー」が握られている。

 

シン「でもよ ほんとにいいのか? その ビーコマンダーを使っても......」

 

シャルロット「うん! 友達と......世界のために使うからね!」

 

会場となるアリーナは、生徒たちの熱気と歓声で震えていた。

実況のブースからは、アナウンスの声が響き渡る。

 

『さあ、始まりました! 学園タッグマッチトーナメント、栄えある第1試合! 1年生の部、開幕です! 入場するのは――モロボシ・シン&シャルロット・デュノア・ペア!!』

 

ゲートが開き、眩しい光が2人を包む。観客席からの大歓声を受けながら、シンとシャルロットは堂々と足を進めた。

 

シン「作戦通り、まずは俺が前に出る。シャルの火力で、後ろから仕留めてくれ」

 

シャルロット「了解。シンの動きはボクが完璧にサポートするから、思い切り暴れておいで!」

 

2人は互いに視線を交わし、力強く頷き合う。その絆の強さは、急造のタッグとは思えないほどに噛み合っていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

一方、観客席の片隅。

 

複雑な表情でステージを見つめる一人の少女がいた。更識簪である。

 

簪「シン.......シャルロットさん.......」

 

隣では、本音が「がんばれー! シンシン、シャルちゃん!」と大きな声を張り上げて応援している。だが、簪の胸のうちは、冷たい風が吹き抜けるような寂しさに満たされていた。

 

簪(もし.......私の打鉄(うちがね)が動いていたら。私が、シンの隣に.......。ううん、部品のせいじゃない。私じゃ、きっとシンの足を引っ張っちゃう。あんな風に、自信を持ってシンの隣に立てるシャルロットさんが.......羨ましい.......)

 

ぎゅっと自分の服の裾を握りしめる簪。彼女の瞳には、ステージの上で背中を預け合う2人の姿が、あまりにも眩しく、そして遠く映っていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

『対する対戦相手の入場です! 1年生のダークホース、実力派のコンビ――!!』

 

実況の声とともに、対戦相手の2人がステージの反対側から姿を現した。

 

シンは相手の構え、そして纏う空気から、リンの言っていた「データを持っているかもしれない敵」の可能性を思考の片隅に置く。

 

シン「(誰が相手だろうと、関係ねぇ。俺たちの戦いを見せてやる.......!)」

 

シャルロット「いくよ、シン!」

 

シン「! おうっ!」

 

「「フッ!/重甲!」」

 

シンの体を光が覆い、全身がメタルテックスーツに包まれ ジャスピオンの姿に、シャルロットも ビーコマンダーの翅部分が展開され、そこから インセクトアーマーが散布され シャルロットの体を包み込み ヴィオレフェアリーとなった。

 

ついに始まったタッグマッチトーナメント。シンとシャルの、そして揺れる簪の想いを乗せた最初の戦い が 始まった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

実況の叫び声が、熱気の渦巻くアリーナに響き渡る!

 

『なんと!? 両者ともに未知のアーマーを装着! モロボシ・シンは以前も見た白銀のIS!ジャスピオン へと! シャルロット・デュノアは可憐かつ鋭利な昆虫なIS! ヴィオレフェアリーへと姿を変えたーッ!!』

 

対戦相手の女子生徒2人は、一瞬その威容に気圧されたものの、すぐに好戦的な笑みを浮かべてそれぞれのIS(インフィニット・ストラトス)を展開した。実力派のダークホースと呼ばれた彼女たちの機体から、高出力のスラスター音が轟く。

 

「な.......なによ! そんなもの私たちの前には玩具に過ぎないわ!」

 

「ギッタギタにしてあげるわ!」

 

突撃してくる2機のIS。

 

だが、その直線的な動きは、数々の死線を潜り抜けてきたシンの目にはあまりにも大振りに映った。

 

ジャスピオン「玩具かどうか.......その身で確かめてみようぜ!!」

 

シンが地面を蹴る。メタルテックスーツの推進力とホバー移動により、ジャスピオンは一瞬で対戦相手の懐へと潜り込んだ。

 

「速っ――!?」

 

驚愕する相手の胴体へ、シンの強烈なアッパーカットが叩き込まれる。ISの絶対防御エネルギーが激しく火花を散らし、1機が派手に上空へと吹き飛ばされた。

 

ヴィオレフェアリー「させないよ! 「インプット・マグナム」!!」

 

後方で構えるヴィオレフェアリーが、ビーコマンダーと共に父から受け継いだ銃、「インプット・マグナム」をホルスターから抜き 上空の敵に構えた。

 

ヴィオレフェアリー「1.1.0 インプット!」

 

コマンド部分の数字を順番通りに押し込んで「ビームモード」にして 上空の敵に撃ち込んで 姿勢制御を完全に奪い、空中へ釘付けにした。

 

「う、嘘でしょ!? 動きが完全に読まれて――」

 

ジャスピオン「よそ見してんじゃねえ!」

 

もう1機がシャルロットへ向けて放った追尾ミサイルを、ジャスピオンがブレーザーソードを抜いて一閃。空中で全ての火線を叩き落とす。

 

ジャスピオンとヴィオレフェアリーの連携は、まさに電光石火。

 

前衛で圧倒的な武力を見せるジャスピオンと、完璧な空間把握で隙を埋めるヴィオレフェアリー。その姿は、ISの常識を遥かに超えた戦術を見せつけていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

観客席の簪は、ただ圧倒されていた。

 

簪(強い.......。シャルロットさんのサポート、シンの動きに寸分の狂いもなく噛み合ってる。あれは……ただ合わせただけじゃない。お互いを、心の底から信頼してるからできる戦い.......)

 

簪の手のひらには、じっとりと汗がにじんでいた。

眩しい。悔しい。だけど、それ以上に――あの2人の絆が、胸が痛くなるほどに美しかった。

 

本音「すごーい!! シンシンもシャルちゃんも無敵じゃん! かんちゃん、見た!?」

 

簪「うん.......。すごい、ね.......」

 

簪は、自分の膝の上に置いた拳をさらに強く握りしめた。

もし、自分の「打鉄」が動いていたら。あのシンの背中を、自分は守ることができただろうか。その答えを出せない自分自身が、たまらなく歯がゆかった。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

『決まったァーーーッ!! 第1試合、勝者――モロボシ・シン&シャルロット・デュノア ペア!!』

 

実況の勝ち名乗りとともに、アリーナは割れんばかりの歓声に包まれた。

 

対戦相手の2人は、ISのエネルギーを完全に削り取られ、呆然とピッチに膝をついている。

 

シン「ふぅ.......。シャル、ナイスサポート。助かったぜ」

 

メタルテックスーツを解除した シンが爽やかな笑顔でサムズアップを送る。

 

シャルロット「ふふ、ボクの方こそ。シンの踏み込みが早すぎて、ちょっと焦っちゃったよ」

 

ヴィオレフェアリーの装甲を解いた シャルロットもまた、最高の笑顔でそれに応えた。

 

最高の滑り出しを見せた2人。しかし、シンはふと視線を観客席の片隅へと向けた。そこには、小さく拍手を送りながらも、どこか寂しげに瞳を伏せる簪の姿があった。

 

シン(簪.......)

 

シンの胸に、一抹の引っかかりが生まれる。

だが、余韻に浸る間もなく、実況のアナウンスが次の展開を告げようとしていた。

 

『さぁさぁ! そこのおふたり! そこで夫婦漫才をしている暇があるならとっとと離れなさいよ〜!!』

 

シャルロット「なぁ!? あ......あの人何を......!?」

 

シン「おっとやべっ! そろそろ次のやつか! シャル、離れようぜ!」

 

シャルロット「わわっ!? ちょっとシン!?」

 

そして シンは シャルロットの手を掴んで 急いでアリーナフィールドから離れた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

秋野「ちっ 急にいちゃつきやがって あのギンギラ野郎と 金髪男子もどき......!」

 

一方 次の試合に、出る予定の 織斑秋野と ラウラ・ボーディッヒの控え室で モニターを 恨みのこもった目で見ている秋野を 不思議そうに見ているラウラ。

 

ラウラ「婿よ、何故 そこまで奴らを憎む?」

 

秋野「あ? 決まってんだろ? あいつらは俺よりも目立っている! それが気に入らねぇんだよ! こっちはな!」

 

ラウラ「......そうか......」

 

そう言ったラウラの 口元は......「笑っていた」。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

次回予告

 

1年生の トーナメントもついに決勝戦! 相手は 秋野とラウラのペア! 戦おうとした時 ラウラの体に異変が!?

 

第28話「黒い偽物」

 

ラウラ「ありがとう 秋野 これでお前は「用済み」だ。」

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

仮面ライダーエターナルNEXT(作者:サイトーサイト)(原作:インフィニット・ストラトス)

▼1人の転生者によって 全てを奪われた 織斑一夏 しかし彼は死神との相乗りで 転生者から全てを奪い返す!▼載せきれなかったタグ▼転生者は聖人(弟以外は)▼スパロボシリーズ(機体 キャラのみ)▼鉄のラインバレル(ラインバレル キャラのみ)▼マブラヴ オルタネイティヴ(キャラのみ)▼オリジナルガンダムあり▼ダンバイン (オーラ関係で)▼リーンの翼(技のみ)▼ウル…


総合評価:70/評価:-.--/連載:15話/更新日時:2026年09月06日(日) 11:18 小説情報

with U zero(作者:ゲーム最高)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

▼ウルトラマン60周年おめでとうございます。▼※本作のゼンゼロは「100年前のホロウ災害が発生する前の時代、ウルトラマンゼロに転生した主人公が怪獣や侵略者からの脅威を守った世界観」となっております。▼嘗てホロウという災害が発生する前の時代、人類は怪獣と侵略者の脅威に晒されていた。▼人類の平和は「ウルトラマン」という光の戦士によって守られていた。▼強大な力を前…


総合評価:683/評価:8.88/連載:46話/更新日時:2026年10月11日(日) 22:12 小説情報

ウルトラマンレジェンド Episode.CROSSOVER(作者:ハジケハムスター・ポッポ)(原作:ハイスクールD×D)

伝説の戦士ウルトラマンレジェンド▼光り輝く宇宙の神とも呼ばれる彼はあらゆる世界を行き来して今日も平和の為に戦うのだ▼友人のキングやノアに振り回され後輩のサーガらに労られる彼が向かう事になったのはかつてトラブルを解決した事もあるドラゴン強しなあの世界!▼怪獣超獣宇宙人だけでなくまさかの部隊とあのウルトラマンも登場し果ては夢の産物まで出て来るカオスな事態に……▼…


総合評価:1076/評価:7.19/連載:311話/更新日時:2026年10月09日(金) 20:00 小説情報

転生したらスライムだった件forDevil May Cry(作者:サイトーサイト)(原作:転生したらスライムだった件)

▼現世にて死んでしまったサラリーマン 「松野恭二」しかし彼は生まれ変わり 「半人半魔」として 悪魔たちの王となった....これは彼の周りに起きる 様々な戦いの記録である....!!


総合評価:431/評価:7.5/連載:23話/更新日時:2026年10月11日(日) 00:00 小説情報

インフィニット・ストラトス ~迷い込んだイレギュラー~(作者:S-MIST)(原作:インフィニット・ストラトス)

 自宅で遊んでいたら停電。気がついたら何故か篠ノ之束博士の秘密研究室という訳の分からない状況に放り込まれるオリ主。▼ しかも強化人間という素敵仕様。▼ そんな人間がISの世界で色々と苦労(?)をしていくようなお話です。▼ ▼ (現実×ACFA)→インフィニット・ストラトスという他の作者様の何番煎じか分からないような代物ですが、アニメに触発されて書いてしまいま…


総合評価:36254/評価:8.15/連載:276話/更新日時:2026年10月03日(土) 15:01 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>