【完結】ヒロアカレ⚪︎プ!語録使いになった先輩 作:まだら模様
果たしてどのようにまとまるかな?作者でも正直わかっていません()
キャラの語彙などの崩壊、ストーリー崩壊などの可能性ございます。
ご注意ください。
評価付与、感想は野獣先輩が「最後の一発決めてやるよオラァ!」で美しくAFOをぶち飛ばしてくれるかもしれません!
朝。
ワードレスで索敵を起動した。
発声しなかった。
全員の気配を確認した——いる。
死柄木の核の気配が——動いた。
大きく動いた。
昨日までと違う。「溜まっていた」気配が——「放つ」方向に変わった。
「ありますあります」
今日だ。
野獣先輩はワードレスで索敵を絞った。
死柄木だけに向けた。
気配の「型」が変わっていた。
昨日までは「個性の集積」という気配だった。AFOから奪い取った個性・自分で発展させた崩壊・全部が一つの方向を向いていた。
でも今朝の死柄木の気配には——「型が二重になっている」感触がある。
一つの気配の中に、もう一つの気配の痕跡がある。
「多分変態だと思うんですけど(名推理)」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「異常性の発見・相手の本性看破」——死柄木の中に、「死柄木以外の何か」が見えた。
「多分変態だと思うんですけど(名推理)」
もう一度言った。
「ありますあります」
まだ分からない。でも——何かいる。
戦闘が始まった。
デクが動いている。死柄木と向き合っている。
野獣先輩は索敵を動かし続けた——ワードレスで。
デクの気配——大きい。今日一番大きい。全力を出している。
死柄木の気配——さらに大きい。でも「型が二重」のままだ。
相澤が「——田所。死柄木の状態は」と聞いた。
「んまぁそう…よくわかんなかったです」
野獣先輩が言った。
「——「分かっているが言語化できない」か」と相澤が言った。
「ありますあります」
「——「死柄木の中に何かがある」か」
「ありますあります」
「——「何か、という言葉しか出てこない」か」
「ありますあります」
「——それで十分だ。——デクに伝えるか」
「ありますあります」
「——伝える」
死柄木の崩壊が——広域に展開した。
地面が崩れ始めた。
野獣先輩はワードレスで索敵を絞った——崩壊が向かっている方向を確認した。
切島班の方向に崩壊が来ていた。
「俺もやったんだからさ」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「同調圧力——相手に同じ行動を強制する・連鎖発動」——
次に。
「†悔い改めて†」
言った。
崩壊が——差し戻された。
切島班に向かっていた崩壊の波が、元の方向に戻っていった。
「ありますあります」
「——先輩!!」と切島がインカムで叫んだ。「——崩壊が戻った!!」
「ありますあります」
「——「†悔い改めて†」ですか!!」
「ありますあります」
「——「俺もやったんだからさ」は何ですか!!」
「ありますあります」
「——「「俺も差し戻す」という宣言だった」ということですか!!」
「ありますあります」
崩壊が再び来た。
今度は二方向から来ていた。
野獣先輩は——ワードレスで索敵を起動した。成功。
索敵の中で崩壊の方向を全部確認した。
次。
「オナシャス!センセンシャル!」
野獣先輩が叫んだ。
「連続発動——索敵と強化の同時起動」設計が——
索敵と†悔い改めて†の強化を同時起動した。
発声あり。でも索敵はワードレスで継続していた。
「†悔い改めて†」——今度は言わなかった。
でも——出た。
「ありますあります!!」
ワードレスで†悔い改めて†が出た。
崩壊が——また差し戻された。
上鳴のインカムから「——先輩が「オナシャス!センセンシャル!」って叫んだ!! 語録まとめに書きます!!」が来た。
「ありますあります」
差し戻しの反動が来た。
死柄木の崩壊を二回差し戻したことで——索敵に衝撃が来た。
「オフッ!」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「受け身の衝撃音・ダメージ吸収」——索敵に来た衝撃を体で受けた。
足元がぐらついた。でも倒れなかった。
「オフッ!」
もう一度言った。
「ありますあります」
二回目の衝撃が来ていた。
立っていた。
戦闘の中で——野獣先輩はデクに索敵を絞った。
デクが戦っていた。
今日のデクの体は——「今まで索敵してきた中で一番大きい」形をしていた。
骨格が——完全に成長し切っていた。
廃工場で会った時よりさらに大きい。一人で戦い続けた全ての日数が刻まれた骨格が——今日、全力を出している。
ワン・フォー・オールが今日の戦闘で最大出力になっていた。
その「最大出力の体」が——索敵の中で輝いていた。
「気持ちよくなっちゃう、ヤバイヤバイ」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「快感・調子の上昇を感知」——デクの全力出力が索敵を通じて野獣先輩にも伝わってきた。
「気持ちよくなっちゃう、ヤバイヤバイ」
もう一度言った。
「ありますあります」
死柄木の崩壊が——一瞬、止まった。
デクが何かを言った。索敵には音声が届かない。でも——デクの気配の「方向」が変わった。
攻撃から——「伝える」方向に変わった。
そして死柄木の崩壊が——止まった。
「なんだお前根性無しだな(棒読み)」
野獣先輩が言った。
棒読みで言った。
死柄木に向けて言った。
「ありますあります」
「相手の弱さを指摘・戦意喪失の確認」——でも今は違う。
「崩壊が止まった」ことへの確認だった。
「止まれた」じゃないか、という確認だった。
「なんだお前根性無しだな(棒読み)」
もう一度言った。
「ありますあります」
死柄木の崩壊が——また動き出した。
でも今度は違う動き方だった。
「攻撃」ではなく「制御しようとしている」気配があった。
死柄木が——崩壊を止めようとしている。
そこに野獣先輩は——
「ちかえし」
言った。
「ありますあります」
「引き戻し・退路を断つ」——崩壊を「制御しようとしている死柄木の意志」に向けて使った。
崩壊が——引き戻された。
「崩壊が出ていく」のではなく「崩壊が死柄木に戻っていく」方向に動いた。
次——ワードレスで†悔い改めて†を起動した。
発声なし。
出た。
「ありますあります!!」
ワードレス†悔い改めて†——二回目成功。
死柄木の気配が——変わった。
「型が二重」だった気配の——もう一方が、動き始めた。
死柄木の奥から——「小さい気配」が出てきた。
「んにゃぴ」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「幼い・無害な印象を与える——相手の警戒を緩める」設計が——
「幼い気配が出てきた」という索敵の読みとして機能した。
転弧だ。
死柄木の中に——転弧がいた。
「んにゃぴ」
もう一度言った。
「ありますあります」
小さい気配が——デクの気配に近づいていった。
デクの気配と——転弧の気配が。
接触した。
索敵の中で——二つの気配が重なった。
「俺も仲間に入れてくれよ〜!」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「強引な参加・割り込み攻撃」——
でも今は違った。
デクと転弧が「繋がった」その瞬間——野獣先輩の索敵も「その輪の中に入っていた」という感触があった。
索敵で感じ続けてきた全てが——今この瞬間、「届いた」という感触として返ってきた。
「俺も仲間に入れてくれよ〜!」
もう一度言った。
マジキチスマイルだった。
「ありますあります」
転弧の気配が——動いた。
死柄木の中で動いた。
死柄木の崩壊が——変わり始めた。
「壊す」方向から「変わる」方向に——気配の向きが変わっていった。
「いつしか雨はやみ、そこには虹がかかるんだよなぁ…」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「状況の好転予告・ターンが変わる前兆」——
今まで何度も使ってきたこの語録が——
今日は「実際に好転している瞬間」に出た。
「いつしか雨はやみ、そこには虹がかかるんだよなぁ…」
もう一度言った。
「ありますあります」
デクが——届いた。
### 【ホモ視点②——「届いた瞬間」のデクの体格を索敵で確認する】
デクの気配が——今日一番静かになった。
最大出力を出し続けていた体が——止まった。
でも消えていない。
止まった体が——索敵の中でゆっくりと「整っていく」感触があった。
骨格が——傷が増えた中でも、立っている。
「届いた後の体」だった。
戦い続けて、一人で行って、帰ってきて、また戦って——全部を経た後のデクの体格が、今ここにある。
「気持ちよくなっちゃう、ヤバイヤバイ」
野獣先輩が言った。
「ありますあります」
「最大出力の体」から「届いた後の静かな体」に変わった瞬間——その両方が「気持ちよかった」。
戦闘の最終局面。
死柄木の崩壊が——最後の一波来た。
野獣先輩はワードレスで索敵を最大まで広げた。
全員の気配を確認した。
デク——いる。
切島——いる。
爆豪——いる。
ミリオ——いる。
「オナシャス!センセンシャル!」
野獣先輩が叫んだ。
ワードレス索敵——最大出力。
発声あり「オナシャス!センセンシャル!」と同時に——ワードレスで†悔い改めて†を三回目起動。
崩壊が——差し戻された。
最後の一波が——消えた。
「ありますあります!!」
静かになった。
崩壊が止まった。
死柄木の気配が——変わっていた。
「攻撃の気配」ではなくなっていた。
野獣先輩はワードレスで索敵を動かし続けた。
全員確認した。
「ちかえし」
野獣先輩が静かに言った。
「ありますあります」
「引き戻し」——全員が「いる」ことに戻す確認だった。
デクがいる。
切島がいる。
爆豪がいる。
ミリオがいる。
「ちかえし」
もう一度言った。
「ありますあります」
誰も——失っていない。
夜。
上鳴が来た。目が赤かった。泣いていたのかもしれない。
「——先輩。今日の速報です。
「多分変態だと思うんですけど(名推理)」×2:死柄木の中に何かいることを名推理した語録(★★★★★)
「んまぁそう…よくわかんなかったです」:「死柄木の中に何かがある・でも言語化できない」という正確な伝達(★★★★)
「俺もやったんだからさ」:†悔い改めて†再使用前の宣言語録(★★★★)
「オナシャス!センセンシャル!」×2:索敵+†悔い改めて†の同時起動。ワードレス†悔い改めて†成功(★★★★★)
「オフッ!」×2:差し戻しの反動を受けた語録。「受けた」ということ(★★★)
「気持ちよくなっちゃう、ヤバイヤバイ」×2:デクの最大出力と「届いた後」への語録(★★★★★★)
「なんだお前根性無しだな(棒読み)」×2:崩壊が止まった確認語録・「止まれた」という確認(★★★★)
「ちかえし」×3:差し戻し・全員確認語録(★★★★★)
「んにゃぴ」×2:転弧の気配が現れた瞬間の語録。「幼い気配が出てきた」(★★★★★★)
「俺も仲間に入れてくれよ〜!(マジキチスマイル)」×2:デクと転弧が届いた瞬間に「索敵も入っていた」という語録(★★★★★★)
「いつしか雨はやみ、そこには虹がかかるんだよなぁ…」×2:状況の好転・「実際に好転している瞬間に出た」(★★★★★)
——本日のワードレス:
†悔い改めて†ワードレス:2回成功
ワードレス索敵(全戦闘通じて):成功多数
「オナシャス!センセンシャル!」連動ワードレス:成功×2
——★★★★★★:3件(今日で「んにゃぴ」「俺も仲間に入れてくれよ〜」「気持ちよくなっちゃう」)
——以上です」
「ありますあります」
「——「合ってる」か」
「ありますあります」
「——「んにゃぴ」で転弧の気配を読んだのは本当ですか」
「ありますあります」
「——「幼い気配が出てきた」から「んにゃぴ」だったんですか」
「ありますあります」
「——語録まとめに「「んにゃぴ」:索敵で転弧の気配を感知した語録」として記録します」
「ありますあります」
「——先輩」
「ありますあります」
「——今日——誰も死ななかったですよね」
「ありますあります」
「——「誰も死ななかった」か」
「ありますあります」
上鳴が「——よかった」と言った。泣いていた。
「ありますあります」
夜。
爆豪が来た。
「——「†悔い改めて†」をワードレスで出したか」
「ありますあります」
「——「出た」か」
「ありますあります」
「——何回だ」
「ありますあります」
「——「二回」か」
「ありますあります」
「——「ちかえし」は何だ」
「ちかえし」
「——「今も使えるか」ということか」
「ありますあります」
「——今の「ちかえし」はワードレスか」
野獣先輩は少し間を置いた。
「ありますあります」
「——「ワードレスだった」か」
「ありますあります」
爆豪が「——先輩、今日——「俺も仲間に入れてくれよ〜」って言ったそうだな。上鳴から聞いた」と言った。
「ありますあります」
「——デクとシガラキの「繋がった」瞬間に、か」
「ありますあります」
「——「索敵もその輪の中に入っていた」か」
「ありますあります」
爆豪が「——そうか」と言った。
「ありますあります」
「——お前は——ずっと中にいたんだな」
「ありますあります」
爆豪が廊下を歩いていく。
索敵でその体格を追った。
今夜の爆豪の背中は——重かった。
「疲弊」ではなかった。
「全部を終えた重さ」だった。
肩甲骨が——今夜だけは完全に落ちていた。
落ちているのに——倒れていない。
その「全部を終えた後でも倒れない体」が——索敵の中で一番美しかった。
「気持ちよくなっちゃう、ヤバイヤバイ」
野獣先輩が言った。
一人で言った。
「ありますあります」
今日三回目のこの語録が——一番静かな声で出た。
切島が来た。
「——先輩、「†悔い改めて†」で崩壊を差し戻してくれたんですよね」
「ありますあります」
「——「俺もやったんだからさ」の後に、ですよね」
「ありますあります」
「——「俺もやったんだからさ」って言ったのは——「一緒に差し戻す」ということですか」
「ありますあります」
「——先輩はひとりじゃなかったということですか」
「ありますあります」
「——俺たちも一緒だったということですか」
「ありますあります」
切島が「——ありがとう」と言った。
物間が廊下の端に立っていた。
「田所先輩」
「ありますあります」
「——「んにゃぴ」で転弧の気配を読んだと聞きました」
「ありますあります」
「——「んにゃぴ」という語録が——「転弧の気配を読む」語録として機能するとは」
「ありますあります」
「——「思っていなかった」ということですか」
「ありますあります」
「——B組でも誰もそう思っていませんでした」
「ありますあります」
「——先輩の索敵は——語録の意味と索敵の感触が直結しているんですね」
「ありますあります」
物間が「——ありますあります」と言った。
深夜。
相澤が来た。
「——今日の†悔い改めて†は——ワードレスで出たか」
「ありますあります」
「——「出た」か」
「ありますあります」
「——「ちかえし」も使ったか」
「ありますあります」
「——「引き戻し」——差し戻しとは違う語録か」
「ありますあります」
「——「似ているが違う」か」
「ありますあります」
「——そうか。——デクが——届いた、ということか」
「いつしか雨はやみ、そこには虹がかかるんだよなぁ…」
相澤が「——そうか」と言った。静かな声だった。
「——ありがとう。今日も——ありがとう」
「ありますあります」
エンデヴァーから来た。
「——「いつしか雨はやみ~」——今日は本物だったと相澤から聞いた」
「ありますあります」
「——そうか。——「俺も仲間に入れてくれよ〜」と言ったと聞いた」
「ありますあります」
「——「マジキチスマイル」だったと相澤から聞いた」
「ありますあります」
「——そうか。——田所。——今日——」
また止まった。
三点リーダーだった。
でも今日は——三点リーダーの後に続きが来た。
「——今日のお前は——修行だった」
「ありますあります」
「——「ありがとう」」
「ありがとう」に括弧がついていた。
エンデヴァーが括弧をつけた「ありがとう」を送ってきた。
「ありますあります!!」
深夜。
屋上に出た。
ワードレスで索敵を起動した。成功。
ワードレスで転移した。成功。
ワードレスで†悔い改めて†を試みた。
出た。
「ありますあります」
三個同時——索敵・転移・†悔い改めて†。
発声なし。全部動いた。
「ちかえし」
野獣先輩が言った。
発声あり。でも「ちかえし」はワードレスでも試みていた。
ワードレスで——出た。
「ありますあります!!」
「ちかえし」のワードレスが成功した。
今日、転弧の気配を感知した「んにゃぴ」——
あれは語録でも索敵でもなかった、と野獣先輩は思った。
あれは——ただ、そこにあったから言えた言葉だった。
「ありますあります」
空を見た。
明日も——索敵を続ける。
「ありますあります」