結末を前に必ず起こるべくして起こることがあり、それを経て全てが収まる。
私が傲慢にも切り捨てる命に、何の感情を抱こうか...
■■の死が無ければ、彼女は毒に苦しむほかない。
だから...仕方ないのだ。
「うっぷ...。」
地下に沈んだ支部の中へと足を踏み入れると、そこは耐え難い悪臭が充満しており
いつかの吐気が再びせりあがって、思わずえずいてしまう。
「うぅむ...肺の中へ五味が頻りに付きたり。」
「却りて頭が澄む臭いなり。」
イサンの言う通り、この匂いがかえって私の思考を平坦にしてくれる。
人間他に気になることがあると他が目につかないもので、今この瞬間だけは今後のことを忘れていられた。
「もう一度申し上げますが、この中で死ぬと戦闘が終わっても生き返ることはできません。」
ファウストが再度注意を呼び掛ける。
その言葉にホプキンスは疑問を浮かべ、アヤは流行りのジョークだと思っていた。
一方でダンテの方は死体の状態に着目し、そのことについてウーティスが担ぎ上げる。
また一方で...
「あら...グレッグ?あなたもしかして虫が苦手なの?」
「これは老婆心から言うんだけど、まさか虫の死骸を顔に突きつけるなんて幼稚なことは...。」
「じゃーん!!!」
「しないって信じ...うっ!どけろ!何がそんなにおかしいんだよ?」
死体に群がる虫をひょいと拾い上げたロージャがグレゴールの顔前までもっていき、からかっていた。
「そこ!ふざけるのもいい加減にしろ。管理人様が気にするべきことを作るなという意味だ!」
その様子にウーティスが怒鳴りつける。
その時、ファウストが一つの死体に目を向ける。
「待ってください...この死体はまだ温かいですね。」
「攻撃せられしは近頃であるべし。」
そこから死体が職員でないことや、イシュメールによる旧L社没後の世情を語ってくれた。
「ロド、エンラッシュ...格好いい略語だな...。」
「私はロード、エリッシュの方が良いですね、語感がいいので」
「はぁ、ずっと静かだったのにやっと喋ったのがそんな...。」
ロボトミードリーム、エンケファリンラッシュという言葉の格好いい略を思いついた良秀が語り出す。
何もせずにいて手持無沙汰だったし、良秀とはちょっとだけど会話できるし
なので私は気を紛らわせるためになんとなく会話に参加した。
絶対ロードとエリッシュの方が良いと思うんだけど。
「さるエングレッシュは本来の意味を曖昧模糊にせずや?」
「そのとお...。イサンさん、何だか口数が増えてませんか?」
「
その会話にイサンも入り込んでくる。
先ほどから度々会話に顔を出すイサンの様子を不思議に思ったイシュメールが尋ねる。
「彼はもともと口数が少なくない人です。」
「最近少し...変わっただけ。」
「それならアイリスさんもですか?」
本来ならイサンについての話で終わりのはずが、今回に限って自分から会話に参加したために話題にあげられてしまった。
「彼女はどちらかというと口数は少ない人です。」
「その割には自分から会話に入ってきましたよね?」
「彼女は口数は少ないですが、人と関わることに特別嫌悪感を持っているわけではありません。」
「むしろ、積極的に関われればいいと考えている節があるという事をファウストは知っています。」
「おわーッ!!?」
何言ってくれてやがりますか!?
思わず声を荒げてファウストの前で腕をバタバタと振り回してしまう。
「バスであんな静かだった人とは到底思えないですね。」
「...ちょっと話に混ざろうとしただけでなんでこんなことに。」
私の痴態が晒されたところで、一行は前に進み始める。
―――
通路に出た私たちはそこに多く転がる生体施術を受けた遺体と、
同時に奥から近づいてくる人影にも気が付く。
多くの囚人たちがファウストの言う幻想体ではないかと警戒を露わにしていたが、
まだ出てくるときではないと知っている私はその様子を後ろから眺めていた。
「アイリスさん、随分と落ち着いてますね。」
そんな私にシンクレアが話しかけてくる。
「え?いや、そんなことは無いよ。」
「でも、他の皆さんは武器を手に構えているのに。アイリスさんだけそうしてないじゃないですか。」
シンクレアの鋭い観察眼に私は思わず驚いた表情を浮かべてしまう。
少なくとも私はこんな最初で幻想体が出てくることは無いと知っているけど、他はそうじゃない。
今こうして警戒もせず、武器も構えずにいる私がいかに不自然か、今更ながらに気が付いた。
「あ、あぁ~、さっきのことでちょっと頭から抜けてたみたい。」
私は先ほどの痴態の件を引き合いに出して、はにかむような笑みを浮かべ、盾を構える。
「いや、お・め・な・しだった。何を隠してる?」
そこに良秀が加わり、私をじっと見つめながら尋ねてくる。
「お前の目はこの先に何があるか知ってるようだった、ですか?...本当なんですか?アイリスさん。」
「.......。」
良秀の鋭い観察眼が私を貫く。
目は口ほどに物を言うと言うが...まさかこんな時に
思わず苦虫を嚙み潰したような表情を浮かべてしまう。
「.....何があるかは気付いてたよ。他のみんなが幻想体と思って警戒していたそれが、幻想体じゃないってことに。」
「それって...」
「言い当てようか?この先に居る存在が何か。」
私は全てを言い切らない範囲で、知っていることをいう事にした。
「旧G社の敗残兵、そいつらが屯しているよ。」
「...貴様、その発言に責任はとれるのか?」
何時からか聞いていたウーティスが私に詰め寄ってくる。
「取れる。」
私はそう断言すると周りには目もくれずにツカツカと先に歩いていく。
暗がりの先、犇めいていた影の正体は...
「おい!そこ、誰だ!」
私の知る通り、敗残兵たちだった。
「アイリスさん...どうしてわかったんですか?」
「私は...幻想体というものを知っている。」
「え?じゃあ、アイリスさんは...旧L社にいらっしゃったんですか?」
シンクレアの疑問に対し幻想体を知っていたと答えると、ユーリが割って入ってくる。
「いや、私はL社になんていなかったよ。」
「じゃあ何で...」
「何だ?この近辺には俺たちだけしかいないって話だろ。」
「入口の方で処理できなかったか?いつの間に他のネズミどもが入ってきたみたいだな。」
ユーリがさらに疑問を投げかけようとするが、敗残兵たちが私たちの方にのそのそと歩み寄ってくる。
「...どこから来たゴミクズどもかは知らないが、聞け。」
一人の敗残兵が私たちに向かって語り掛けてくる。
「どうせお前らもエンケファリンを取りに来たんだろ?ここからもう一階だけ下りていけば容易くエンケファリンが手に入るぞ。」
「そこはお前らに譲るよ。互いに取るもん取っていい感じに別れよう...」
此方に対して譲歩するかのような提案を仕掛けてきた敗残兵は、
私たちの中にいた見覚えのある人物を見て一瞬動きを止める。
「か。は、はは。」
「ちっ、バレたか。」
自らが見つかったことにばつが悪そうな顔をしながらグレゴールが前に進み出る。
そこからはグレゴールに対して恨み辛みをぶちまけ、グレゴールもそれに対して煽るような言動を見せる。
怒りで眼を血走らせた彼らは今にも襲い掛かろうとし始める。
「呆れたヤツら。俺たちがエンケファリンを持ってきたら、そのまま後ろから頭をズガンと行くつもりだったくせに。」
「そ、そうだったんですか?」
「底辺の底辺まで落ちぶれた奴らに義理ってもんが残ってるとでも?」
「生きることに必死な人間に人情なんてないのは当然ですね。私がそうだから...」
私はヒースクリフの言葉に同調する。
あの日、この世界に来て初めて取った私の行動が、全てを物語っている。
私に義理なんてものがあったのなら、あの時傍観になんて徹さなかっただろうから。
―――
<グレゴール、ファウスト、ウーティス、イシュメール、アイリス、お願い。>
ダンテに呼びかけられた私たちは前に出る。
それとほぼ同時に私とファウスト、イシュメールの姿が変わる。
「上手く行くと良いですね。」
「大丈夫だよ、きっとうまく行くからさ~。」
私たちは先ほど抽出された人格を被り、戦いに望む。
ダンテの指示に従い、私は敗残兵の一人の元へ走る。
「よい、しょぉ!」
そんな気の抜けた掛け声で振り下ろされる敗残兵の鉤爪を銃で受け止め横に受け流す。
引き金を引いたまま、バレル側面で敗残兵を思いっきり殴りつける。
その衝撃で怯んだところに、トリガーを離してチャージした電力を放出する。
「弾丸ほどじゃないけど、バッテリーも高いからさ。さっさと終わらせちゃおう」
そのまま二度目の指示に従って、ファウストに追従するように走り出す。
「はぁっ!」
ネオンピンクに輝く刃が敗残兵の腕を切り払い、そのまま振り上げられた刃が勢いよく振り下ろされる。
その一撃によって敗残兵は力なく膝から崩れ落ちる。
「トドメ!」
地に膝をついた敗残兵の頭目掛けて私はバレルを手に持つ形にして銃床で殴打する。
その一撃によって一部虫のようになっていた敗残兵の頭部がバキリという音を立てて砕け、
その場に倒れたっきり二度と動くことは無かった。
―――
没落した翼の職員、ましてや戦場を駆ける兵士だった彼らがまっとうに生きていける道は、
果たしてあったのだろうか?
おそらくなかっただろう。
折れた翼の所属と言うだけで途轍もない烙印を押されているというのに、
加えて煙戦争の参加者だ、これを受け入れるところは何処にもないだろう。
参加していたという事実だけで移住権が取り消されるように、彼らには初めから戦後に向かうべき場所なんてなかっただろう。
私は私が殺した、頭から止めどなく溢れる血で床を染める敗残兵を見下ろしながらそう思った。
「アイリスさん。」
そんな私にシンクレアが声をかける。
「アイリスさんは...いつも悲しそうな目をしてますよね?」
「え?」
「ダンテさんが言ってたんです。アイリスさんは僕とも違って、命令されてここに居るって。」
そういえば、ダンテになぜここに居るか聞かれたことがあったっけ?
それについてシンクレアに話してたのか。
「そうだね。」
「アイリスさんは、望んできたわけじゃないなら...どうして―」
「望んで来てはないけど、ここに居ることを望んではいるよ。」
シンクレアが聞きたかっただろうことを、私は答える。
自分から来たくて来たわけじゃない。けど、
ここの居ることを望んでいるから、私はバスに居るんだ。
「バスに居ることで、私の望みは叶う...いや、もしかしたらもう叶ってるのかも。」
自分の知る世界で自分の知識をもとに歩んでいこうにも、私が知っていることには限りがある。
いつか、私の知識が通じない日だって来る。
それでも私はここに居ることを望んでいると思う。
知らないところに行くってことは、酷く勇気がいるものだ。
知らない環境に慣れようとするのは、とても疲れることだ。
私はそのどれもに、自ら歩み出すことができなかった。
「それならそんな辛気臭ぇツラしてねぇだろ?」
その時ヒースクリフが割り込んでくる。
「本当にてめぇの願いが叶ったってんなら、もっと嬉しがれよ。」
「嬉しがる、か。」
ヒースクリフの言ってることはもっともだ。
望みが叶った人間が、そのことに全く喜びを感じないなんて普通ありえないだろう。
だけど、私は全く喜ばしいと思ってない。
「望みが叶っているからって、それが嬉しい事とは限らないんだ。」
「あぁ?」
「望みが叶うことで、同時に私は苦しまなければいけないだろうから。」
「なんだよそれ?」
心が酷く不安定に感じる。
なのに思考は澄んでいるような...
これも黄金の枝によるものなのだろうか?
そう考えていたその時...
――キシャァ!!
奥から人ならざるものが現れる。
絡み合った蔦から口の付いた蕾を生やした怪物、暴食大罪。
それらはぞろぞろと私たちの前に歩み出てくると、勢いよく噛付きにかかって来た。
その一撃を囚人たちが防ぐと、ダンテは端末を取り出して、
今度は違う囚人たちを呼びつけて戦闘を行い、制圧する。
「私、初めて見ます。こういうのは...。」
戦闘が終わってすぐ、ユーリが先ほどの存在について知らないと告げる。
「知らないのか?」
その言葉に対してホプキンスその表情を歪め、冷たく責め立てるように言い放つ。
「い、いえ...その...。」
「俺たちがわざわざ墜落した翼の羽を拾った理由が何か、分かってないのか?」
「L...L社支部の依頼を少しでも安全に解決しようと...。」
「よく分かってるじゃないか。下級管理職出身に望むものなんて別になかったしな。」
「道案内。そしてあの幻想体だか勉強会だかいうのをどうやってフルボッコにすれば良いか教えること。」
「けどな...初めて見るとかほざかれたら俺たちはどうすればいいってんだよ?あ”ぁん?」
ホプキンスはユーリに対して捲し立てるように言葉の暴力を浴びせる。
「はぁ~ホプキンス、お腹でも空いたの?優しくしてやってよ~。」
そんな状況にアヤが割って入り、ホプキンスを宥める。
「ユーリさんが初めて見たというのが確かなのであれば、この個体は幻想体から由来したまた別の...もしかすると別種かもしれません。」
「そのコーポレイションが、ありとしある幻想体を預かることもなきにしもあらじ。」
「ユーリ嬢が等閑にまねぶことなかれば、己を責むるにおよばず。」
「うぇっへん...。」
さらにファウストとイサンがユーリを庇うように話に加わる。
そのことにホプキンスはただ咳ばらいをすることしかできなかった。
「...ありがとうございます。」
ユーリは静かに感謝の意を述べた。
「なにじれったく口喧嘩してんだよ?普通にボコせばいいだろ?」
「命令するなら、やるだけだ。」
空気を読まないヒースクリフとムルソーのつぶやきが虚空に散ると同時に、私たちはさらに奥へと進んでいった。
―――
「やはり...赤い視線様の手下だといえるくらいには、侮れない実力ですね。」
先ほどから度々現れる大罪を蹴散らしつつ進んでいた時。
ホプキンスがそんな皮肉を飛ばしてくる。
「...手下だって?」
「あらら、うちのホプキンスが失言しちゃって...私が代わりに謝りますね~えへへ。」
良秀が少し不機嫌な様子でホプキンスを睨みつけると同時にアヤが間に入り込んで謝意を示す。
その時ホプキンスは後ろ手で何かを弄るような動きをする。
「ところでなんでそんなくねくねしてるの、ホプキンス?痔でも再発した?」
「な、何言ってるんだ?俺がいつ...。」
そういいながらもその動きを止めることなく、しばらくして彼は私たちに見えないようにポケットに何かを入れ込んだ。
ダンテと私はそれを見ていたけど、ダンテは見ないふりをした。
私はその時どうしようか迷っていた。
十中八九ホプキンスは個別でエンケファリンをくすねている。
そのことについて問い質すことだってできるだろう。
でもそれをする意味はあるのだろうか?
...いや、少なくとも今は意味が無いかもしれないかな。
私も
その後ファウストの指示に従って、ダンテが時計を回す。
体中に着いた傷の痛み、肩が外れる感覚...様々な苦痛がダンテを襲っていることだろう。
その光景をみて、ホプキンスが狼狽し、アヤが少し興奮した様子で語り掛ける。
「その時計本当に不思議ですね~ほんとに見たことも聞いた事もない技術ですよ。」
「これくらいなら、と、特異点レベルだよ...。一体どんな翼が裏に...。」
狼狽えながらも、ホプキンスは欲に忠実らしく。
ダンテはその視線に気が付くと、頭を守るように抱える。
もうすぐだ...もうすぐ来る。
その時私が声を大にしていった。
「ホプキンスさん、貴方...何か隠してません?」
「は?な、何がだよ...!」
私の言葉にあからさまな動揺を見せた彼はポケットを庇うように体を捻る。
「何ですかそれ、まるでポケットにあるものを守ってるみたいですね?」
今だけは非情にならなければ...
私は流れる冷や汗と高鳴る鼓動の最中でも冷静に努めようとする。
「いいんですかね?そんなことして、契約違反にならないんですか?」
「うっ...!」
「底辺のフィクサーですからすぐにでも稼げる宝の山、その一角ぐらいならと持ち去ろうと思うのは分かります。」
私はさらに彼を廊下の奥に追いやるように詰め寄る。
「でも万が一、それがバレてしまった場合。大金の動くものをくすねた貴方はどんな罰を受けることになるんでしょうかね?」
「まっ、待て!分かった、白状するよ。だから...」
その言葉は長く続かなかった。
何故なら彼の胴体は一本の蔦によって貫かれてしまっていたから。
「あ”っ...がぁ?」
「ごめんね」
私は最後に彼にだけ聞こえるように小さく呟いた。
「私のせいですね、騒ぎを起こしたから幻想体がこちらに気が付いたみたい...」
「ホ、ホプキンスさん...!!」
懺悔のつもりか...私は誰よりも前に立ち、こちらに迫りくる幻想体と向き合う。
蔦に貫かれ、絡め捕られる彼の体を尻目に、私は今犯した己の罪を深く刻み込んだ。
私は私が苦しまないよう、私にとって最も苦痛のない選択を選んだ。
物語の辿り道が変わることは無いだろう。だけど...
小さくとも確かな変化が、都市に刻み込まれることとなる。
これを運命が許すのか、それはまだ分からない
だけど、やらずに苦しむよりはいいと思った。
遅れて他の囚人たちも走り出る。
「全員、戦闘準備。」
ウーティスの掛け声が響く。
それと同時に私を含め囚人たちが武器を構える。
「管理人様。ご命令をお願いします。」
もうすぐ、幻想体との闘いが始まろうとしていた。
誰かが死なないといけないなら、死んでもいいと思う人を犠牲に、なんてまぁよく考えることですよね。
人によってはこれはアヤかもしれませんし、ホプキンスのことだったかもしれません。
少なくとも私はホプキンスかなと思いました。
他の方の話とかを見させていただいたりもしたんですが、そのままアヤを死なせるのもありますし
助けられて3人とも無事にってのもあります。
でも本編では他にも囚人たちが周りにいた中でアヤは貫かれました。
全員が全員至近距離にいた訳じゃないでしょうから、間に合う人とそうじゃない人もいたでしょうけど、
それでもあの結末になったという事は、多分当時の囚人じゃ誰も間に合わせられなかったんだと思うんです。
だから私はこの流れにしてみました。
あ、一応弁解しておきますと、私はホプキンス好きですよ。都市の人間って感じがするので。
第1期アイリス恒常人格(投票数が多いものから順次登場させる予定)
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ツヴァイ協会
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シ協会
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センク協会
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リウ協会
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セブン協会
-
剣契殺手
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黒雲会若衆
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W社整理要員
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R社第4群