マンダロリアンに出会った元帝国兵   作:ファンノヒトリ

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コンニチハ


   



第六話 エンドア

 

 

 

 

木々の間を通り抜け爆発や発砲音を感じながら仲間の元へと急ぐ

 

既にプラットフォームは敵の手にある

 

(遅延戦闘をしつつ撤退しているならばこの付近のはずだ)

 

木の陰から襲われる事を警戒して体を低くする

 

暫く走った後味方を発見する事が出来た

 

「ここで踏ん張れ!増援は必ず来る」

 

E-11の赤い弾幕で敵を牽制しつつ敵の進軍を食い止めている

 

だが反乱軍の兵士達は予想以上に多かった

 

チュゥン 

 

「アァア…!」

 

一人…また一人と撃たれていく

 

反乱軍の見た目は完全に森に擬態する事を前提にしていた

 

一方で我等帝国兵の白いアーマーはあまりに目立ちすぎたのだ

 

「スカウトが居るぞ!気をつけろ」

 

肩にオレンジ色のマーカーをつけた小隊長と思わしき人物が注意を促す

 

74-Zスピーダ一に搭載されているブラステック・インダストリーズ社製Ax-20ブラスター砲が重低音と共に敵に放たれる

 

カデュン! カデュン!

 

直撃とはいかずとも至近に着弾した反乱軍兵士は急いで木の陰に隠れる

 

敵の弾幕が襲い来るが友軍の所に合流する

 

やや開けた小川を挟んでの撃ち合いになっている

 

岩陰で指示を出す小隊長に接近した

 

「友軍の増援か?」

 

安心と期待とが入り交じった声だ

 

「サム・ダ・ダレ軍曹であります 増援は本官のみです」

 

「そうか…だが一人でも来てくれただけありがたい 援護を頼む」

 

「了解しました」

 

そう話しているときトルーパーの一人が声を上げる

 

「コマンダー!デス・スターが……!」

 

指差した方を見るとそこには爆発していくデス・スターの姿があった

 

爆発の衝撃波が視認できる程の爆発だ

 

その時の感情は一言で表すのは難しい

 

驚きと困惑と不安に満ちたそんな感情だったのだろう

 

ここに配属される前…デス・スターを目にしたときはまさに鉄壁の要塞であり堕ちるなど思いもしなかった事だ

 

ここに居るトルーパー達だけでは無い

 

全ての帝国兵が信じて疑わなかった事だろう

 

デス・スター 

 

一撃で惑星を破壊する力を持つ新たなる帝国の象徴であり最大の兵器だ

 

それは敵である反乱軍が最も恐怖したことだろう

 

だからこそ反乱軍達の士気は限りなく高まるはずだ

 

混乱は瞬く間に広がる

 

「デス・スターが!」

 

「コマンダー!ご指示を!」

 

統率が乱れ始めているのは明確であった

 

そうして困惑している間にも反乱軍は攻撃を加えてくる

 

事態が変化した状況では完全に下がることも視野に入れなければならないが…

 

勝手に動くことも出来ず牽制射撃を加える

 

「…敵は目標を達成した」

 

重々しくコマンダーが口を開く

 

「反乱軍の目標はデス・スターの破壊である以上数で劣る奴等は撤退を選ぶだろう」

 

「だが我々も惑星軌道上にいる友軍との合流を考えねばならん」

 

「プラットフォームを確保されたままではそれも出来ない…よって撤退戦を止め攻勢に移る!目標第4プラットフォーム!」

 

各々が木々にもたれ掛かったり伏せて敵と牽制しながらも答えるトルーパー達

 

「「了解です コマンダー!」」

 

味方の数が減り十数人ほどになっても小隊長はやる気だった

 

「行け!」

 

敵の砲火が弱まり反乱軍の兵士が撤退を始めようとしたときだ

 

号令と共にトルーパー達は一斉に走り出す

 

小河の中をバシャバシャと音を立ててつまずきながらも前に進んでいく

 

自身もスピーダーを滑らせるように飛ばしてブラスター砲を背後から畳みかける

 

振り返り応戦しようとして足を止めたものは直撃を受け絶命していく

 

木立に入り込んだその時…

 

緑色の閃光が光ったかと思えばスピーダーの胴体に射撃が当たり跳弾する

 

直撃と言うよりも掠めたような当たり方だった

 

先程の話にあったスカウトだろう

 

腕の良い奴がいるようだ

 

次々に反乱軍の殿を務めていた者達は弾幕の前に倒れていく

 

「止まるな!押せ!」

 

コマンダーの指示が帝国軍の足取りを速めた

 

敵も味方も損害は大きい

 

木々の中を抜けて戦いながら前進する

 

プラットフォームはさほど遠くはないだろう

 

それから暫くして岩のトンネルを抜けた小川でコマンダーは足取りを止めさせた

 

「総員止まれ」

 

トルーパー達はその場にしゃがみ込む

 

「防御陣形!ブラスターの点検を済ませておけ」

 

「「イエス コマンダー」」

 

 

指示を受けてゆっくりと円形に防御陣形をとる

 

俺もスピーダーから一度降り点検を行う

 

辺りを見回すとトルーパの数が更に減っているのが分かる

 

「またすぐに攻勢に移る 軽く身体を解しておけ」

 

その時だ 

 

我々の背後から近寄る存在がいた

 

漆黒の闇のような色のアーマーを身に纏い赤いアクセントが目にとまる

 

デストルーパー

 

帝国の誇るエリート中のエリートだ

 

背後を警戒していた私に向かって歩いてくる

 

「貴官は何処の所属だ」

 

そう聞いた私の言葉に足を止めて言葉を発した

 

「私はインフェルノ隊所属エージェントミーコ 現在の状態を聞きたい」

 

インフェルノ隊

 

このデストルーパーはそう言った

 

「インフェルノ隊?帝国の英雄にお会い出来て光栄です」

 

インフェルノ隊はその活動内容こそ細かに知らされる事は無いもののその活躍ぶりはまことしやかに噂されていた

 

人の口に戸は立てられぬと言うことだろう

 

「自分はサム軍曹です コマンダーは此方に」

 

話し声に気づいたトルーパーは振り返るとその姿に暫し目をとめる事となった

 

ざわめきを耳にしたコマンダーは此方に目をやる

 

「ん…?どうした」

 

「インフェルノ隊所属のエージェントミーコが現在の状態を知りたいそうです」

 

「ご紹介頂いたエージェントミーコです 現在の活動状況を共有頂きたい」

 

「コマンダーヤドです お会い出来て光栄ですエージェントミーコ」

 

「此方こそ」

 

コマンダーヤドは進行方向のプラットフォーム4を指差しながら話し始めた

 

「現在我々は反乱軍に占拠されたプラットフォーム4を奪還すべく活動中です」

 

「了解した インフェルノ隊のコマンダーも合流します ぜひ同行させて頂きたい」

 

「ありがたい申し入れです 皆の士気も上がるでしょう」

 

握手を交わすコマンダーヤドとエージェントミーコ

 

顔こそ見えないがその雰囲気は特殊部隊にしては朗らかだった

 

スカウトに狙撃された箇所を点検しつつ新たな指示を待つ

 

そうして周辺を警戒しつつ待機しているとデストルーパーが2名新たに合流してきた

 

「エージェントミーコ…状況は?」

 

 

続く…




アンケート結果として

前衛壁役E-11+腕部ビームシールド

が人気でしたのでこの方針で行きますね

時間空きますがよろしくお願いします

B-1のバトルスタイル

  • E-11+腕部ビームシールドで前衛壁役
  • CR-2で機動射撃スタイル
  • E-11のみの基本に忠実スタイル
  • 場合によりチェンジさせる
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