東方樂贍郷   作:夜桜神葩

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ハーメルンで小説を読んでたら感化されて、作品のテーマ以外何も決めていない状態で書こうと思い立ってしまいました。

小説を書くのは初めてなので軽いノリで見ていってください。



プロローグ

 

 

人里離れた山奥の森の中に、博麗神社は位置している。その神社の巫女である博麗(はくれい)霊夢(れいむ)は今日も縁側でお茶をしていた。

 

「はぁ〜…… 今日も参拝客は来ないわね〜…」

 

この理由として、博麗神社には妖怪がよく住み着いているのだ。これは霊夢の性格からでもあるのだが、先代と違って霊夢は妖怪が神社に居ても何も気にせずに放って置いていることがよくある。

そんな理由だとは露知らず、霊夢は退屈そうにしていた。

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

「最近は異変も無いし… 何かしら面白いことでも起きないかしらね」

 

そんな事をつぶやいていると、何かが起きるかもしれない、という勘が虫の知らせのように働いた。こういう時の私の勘は大抵当たるものだ。

 

「まぁ、とはいえ私が異変に対して動けるのは起きた後じゃないとねぇ 博麗の巫女っていうのも不自由なものだわ〜」

 

そんなこんなでぼーっとしていると、ある人物が(ほうき)に乗ってやってきた。

その人物の名は霧雨(きりさめ)魔理沙(まりさ)。私の友人といえる魔法使いだ。

 

「よっ、霊夢。遊びに来たぜ」

 

「全く……何か起こると思ったらあんたが来ただけじゃない」

 

「なんだ霊夢、私がここに来たのが不満か?」

「いやそういう訳じゃないけど…」

 

「じゃあ何が起こると思ってたんだ?」

 

「私の勘だと…異変とか何かしら非日常的なことが起こるんじゃないかしら」

 

「おお、霊夢の勘は冴えてるからな! 今日は霊夢と一緒にいれば何か楽しいことが起きそうだ!」

 

「ちょっと、一緒に行動するからにはちゃんと手伝ってもらうんだからね」

 

「はいはーい、わかったぜ〜 それじゃあ私はお茶でも汲んで来るから、霊夢先にやっててくれよな!」

 

「ねぇ、聞いてるの!?待ちなさいよ!あんたサボろうとしてるんじゃないでしょうね? とりあえず、境内(けいだい)の掃除やるわよ!あんた自分の箒持ってるんだからそれ使って手伝いなさい!」

 

「お、ぐーたら巫女さんもやる気になったのか」

 

「私だってやる時はやるわよ… というか魔理沙、あんたそれが目的でサボるふりをしたんじゃないでしょうね?」

 

「あちゃあ、バレちまったか… でも私はちゃんと仕事やってる霊夢もいいと思うぜ?」

 

「な、何恥ずかしいこと言って……ってあれ、何かしら?」

 

突然、空に切れ込みが入ったと思ったら、謎のゲートのようなものが出来たのだ。

 

「噂をすればなんとやら、ってやつか!裂け目ってことは紫の仕業か?」

 

「ん〜、そうねぇ〜…」

 

でも、私は何も紫に知らされてないし… それに、あいつの能力にはこんな大層なゲートを作る芸当は出来ないはず。

 

「って、おい! 霊夢、人が見えた!落ちてくるぞ!」

「ちょっと、早く言いなさいよ!」

「仕方ないだろ!今やっと光が収まって影が見えたんだぞ!」

「とりあえず、落ちる前にキャッチするから、手伝ってね!」

「言われなくてもわかってるぜ!」

 

あのゲートの出処は、博麗神社から少し離れたところにあるから、スピードを上げるしかないわね……下は一応木があるからクッションにはなるけど、ただの人が落ちて助かる可能性は低いわ。

 

「魔理沙!スピード上げるわよ!」

「おう!」

「衝撃和らげるために、キャッチする時に一回転するから、合わせてね!」

「わかったぜ!」

 

よし、なんとか間に合いそうね。

 

「キャッチするわよ!せーのっ!」

 

―――

 

「ふぅ〜…、ナイスだったぜ!霊夢。息ピッタリだったな!」

 

「ええ、そうね。あんたもありがと」

 

「おう、こちらこそだぜ。それにしても… なかなかの美人だな」

 

「全く……そんなこと言ってないで…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「おーい!」

 

「おーい!」

 

「おーい!聞こえるか〜!!」

 

「ん?あら、ごめんね魔理沙」

 

「ったく…数秒だったからいいけどよ、急に反応しなくなったら困るだろ?人助けした後によく意識飛ばせるよな」

 

「ま、まぁその人は無事だからいいでしょ?」

 

「そうだけどよ…私に感謝しろよな!」

 

「それにしても綺麗ねぇ……」

 

自分がナルシストであるとは思っていないが、人の顔を見て固まったのは初めてだと思う。魔理沙の腕の中には、生糸と見(まが)うかのように美しい生成(きなり)がかった白い髪に、少し幼さが残るもののバランスのいい顔、(つや)のある長い睫毛があった。

 

「ああ、そうだな……」

 

「とりあえず落ち着いたし、博麗神社に帰って寝かせますか!」

 

「おう!今日は神社で寝泊まりしていいか?」

 

「いいわよ、でも看病は交代制でやってもらうね〜」

 

「わかってるよ〜」

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

ん……? 急に意識が落ちたと思ったら…なんか温かい…

 

「ん……んんっ」

 

「あら、起きたのね」

 

「は、はい」

 

眠たげに目をこすっていたら、そこには巫女の姿をした……「私の名前は博麗霊夢」博麗霊夢さんらしい……「ここの神社で巫女をしているわ」

博麗霊夢!?

「これからよろ「は、博麗霊夢!?」」

 

「え、ええそうよ、私の名前がどうしたの?」

 

「い、いえ…昔、聞いたことのある名前で……」

 

「あらそう、私の名前も有名になったものねぇ」

 

「あはは…そうかも?」

 

「あ、そうだ 魔理沙起こしてこないとね!ちょっと待ってて〜」

 

「あ、あの…」

 

魔理沙ってあの霧雨魔理沙…?だとしたらここは…幻想郷…?

 

「お、起きたのか!元気か?」

 

「えぇ、まぁ…」

 

「じゃあ良かった!私の名前は霧雨魔理沙!よろしくな! それで霊夢、この人の名前は?」

 

「あ、聞いてなかったわ。 あなた、名前を聞かせてくれない?」

 

自分の名前は…

 

「私の名前は、御神楽(みかぐら)叶寧(かさね)です」





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2000字ぐらいを書くのになかなか時間かかりました。世の小説家はすごいですね。
今後連載が続くならテーマを予想しながら読んでいくと面白いかも…?
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