レガ主無双 Based on " ハリーポッター " 作:James ...
...
( 1991年 , 此処はアイアンテールからそう遠くない崖の下の川沿い . 此処に人が来ることはほとんどないので人にバレないように何かをするにはとっておきの場所だ .
突然 , 川の上に黒と青色の丸いオーラが出現した . そのオーラは段々と大きくなり , 不気味な音を出し始め , 近くの木に止まっていたジョバノールが羽音を立てて飛んで行った .
急にオーラの拡大と音が止まったかと思えば , オーラの中から , 魔法使いと2匹の妖精が叫び声を上げながら放り出された . )
レガ主 :はぁ ... はぁ ... はぁ ... 死ぬかと思った .
... 2人とも大丈夫か ... ?
ディーク : えぇ ... ですが此処は ... ?
ペニー : 先程の場所のままのようですね ... ちょっと違う気もしますが ...
レガ主 : 嗚呼 , 多少は違うかもな ...
( 屋敷しもべ妖精2匹を連れたその魔法使いは谷を吹き抜ける風に , 身につけたいな黒いマントをなびかせながら , あたりを見渡す . 隣のディークは既に何か見つけたようだ . )
ディーク : レガ主様 , これを見てください .
( そう言ってその妖精は地面に置いてあった古びた皿を両手で持ち上げて2人に見せる . )
ディーク : これはディークが先程此処に来た時に置いたおやつです . ですがもう腐りきってしまっています...
レガ主 : やっぱりそうか ... はぁ ...
( ため息をつきながら , その魔法使いはポケットから古びた鞄を取り出し , 口を開けると , 中から奇異な生物が飛び出た .
前半身は鷲 , 残りは馬の特徴を持つその生物は全身真っ黒で ,
まるでカラスのようだ .
魔法使いはその生物 , ヒッポグリフに跨ると , ディークとペニーに乗るように合図を送る . )
レガ主 : 捕まってろよ !! 行くぞ !!
( ヒッポグリフは翼を広げ , 空へと羽ばたいていく . 崖を登り切ったところから , アイアンテールを見下げると , そこにあったのは3人が見慣れたアイアンテールではなかった . )
ペニー : レガ主様 , アイアンテールがいつもと違いますわ .どうなってるんですか ?
レガ主 : 実はな ... 僕らはタイムスリップしてしまったんだよ . 古代魔術の研究中にね . 今は多分僕達がいた時代の100年後 , 1990年前後だろう .
( そう述べる彼の顔には微笑が浮かんでいて , まるでこの事態を楽しんでいるようだ . 代わって2匹はショックを受けたようで , 言葉も出ない . )
...
( 3人を乗せて天空を羽ばたくヒッポグリフはホグワーツ渓谷を通過し , 黒い湖湖畔にそびえ立つ巨大な城に向かって進んでいく . )
レガ主 : GO !!
ディーク : そろそろ速度を落とさないとぶつかってしまいますよ .
( 忠告するディークを他所に , レガ主はむしろ速度を上げ , 城の1番高い塔の隣を通り , 周りを一周して , 校庭に向けて急降下を始めた . )
ペニー , ディーク : キャー !!
レガ主 : ホッホー !!
( レガ主はヒッポグリフを地面スレスレで向きを急転換させて綺麗に着地させた後 , ヒッポグリフをねぎらって鞄の中にしまった . )
レガ主 : よしっ ! いこっか .
ペニー : " いこっか " じゃないですよ !! 危うく死ぬところでした .
( ... と , ペニーはふらふらと足元がおぼつかないディークを支えながらツッコミを入れる . )
レガ主 : ごめんごめん .
ディーク : そ , それよりなぜ元の時間に戻る方法を試すより此処に来たのですか ?
レガ主 : ふふっ , ヤボ用があってね .
( そういう彼は手に煙突飛行粉を持っている . " ほら , 行くよ . " と妖精達に声をかけた彼は , 粉を投げ , " 天文台の塔 " と叫んで緑の煙を残して消えていき , 2人も後に続いた . )
つづく .