ハイスクールD×D 四天龍の王   作:DECADE

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 今回も見切り発車です。


Life.71.5 再び夢、見ました。

 今も昔も、お前はお前であり続けた。それは覇をも屈服させるほどの強さであり……余りに強すぎた。

 

 だからこそ波紋は広がり、波となって影響を及ぼす。あいつらは、その波に呑まれたのさ。

 

 

 

 ただ単純に……俺はお前らが欲しいんだ――兵藤一誠

 

 

 

 イッセー先輩! 今日こそあたしを弟子にしてください!!――普通の女子高生

 

 憧れに魅せられた命知らずの馬鹿は、再び断崖の底へ飛び込んだ。

 

 

 

 覚えておく事じゃ、坊や。時に善意はどんな悪意よりも深く人を傷つけるという現実を――妖拳の女宿

 

 誇りと意地に全てを賭けて、人を超えた神仙女は勝負へ挑む。

 

 

 

 貴方は私を救ってくれた。死への希望と生への絶望を拭い去り、食の喜びを教えてくれた。だから……また、愛してしまったんだぁぁぁぁぁぁぁ!!――裏切りの完璧なる騎士

 

 彼女は独り、剣の丘で想いを紡ぐ。

 

 

 

 どうした? まだお互い、多少本気で死にかけた程度じゃないか。拳を握れ、肉を再構築しろ、鎧を直せ、さあ、お楽しみはこれからだ。早く(ハリー)! 早く(ハリー)早く(ハリー)!! 早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)!!! 早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)早く(ハリー)!!!!――白い吸血鬼

 

 倒すためではなく、闘争の為に闘う者。世界はそれを、化け物と呼ぶ。

 

 

 

 なんでイッセー君が僕に嫉妬するのか、真剣に分からないよ――木場祐斗

 

 学園一のモテる男に対し、師が告げた答えは理不尽だった。

 

 

 

 まあ、ほぼお前のせいだが、お前はほとんど悪くない。世の中なんてそんなもんさ――榊神

 

 合縁奇縁は巡りあい、一つの結果となって降り注ぐ。

 

 

 

 もし彼の者達が目覚めたとすれば……最悪、我らが打って出るべきだろう――サーゼクス・ルシファー

 

 それほどまでに、もたらされるものは強大だった。

 

 

 

 何時の世も、私達に出来るのは力で抑えるだけなのか……――ミカエル

 

 悩む暇など、それらは与えてくれはしない。

 

 

 

 もし運命そのものに心があるとすれば、あいつは熱烈に愛されてるな。でなきゃこうも禍福織りなす十七年なんてあってたまるか――アザゼル

 

 かつての災厄を目覚めさせる切っ掛けを作ったイッセーを、総督はこう評する。

 

 

 

 これもまた、二天龍の宿命というやつなのかな?――ヴァーリ・ルシファー

 

 白龍皇の辞書に、後悔の文字はなかった。

 

 

 

 ねえ、イッセー……童貞頂戴?――マラコーダ

 

 貞操の危機は常に存在していた。

 

 

 

 ハハハハハ……なんだ、やっぱり痛いなぁ……最高に痛いぞ馬鹿野郎!!――榊氷美神

 

 欲していた場所に、彼女はたしかに立っている。

 

 

 

 ……ここではない――白き支配

 ……一体、何処へ――赤き闘争

 ……主よ――黒き飢饉

 

 陰のごとく身を潜める彼らはひたすらに、主を求めて彷徨う。

 

 

 

 そうね、強いていうなら……完全な存在になることかしら――ダンテ

 

 陰なる魔女は、果て無き欲の終着点を求めていた。

 

 

 

 フハハハハ……いいぞいいぞ、もっと昇れ! 俺の求める高みへと!!――コカビエル

 

 全てを捨てた求道者は、ひたすら好敵手の完成を待ち望む。

 

 

 

 主はもうおられない……そんな事をする意味ももうないの!! だから、帰りましょう? ……お願いだから――ガブリエル

 

 

 

 あれからずっと考えたけど、私の答えは変わらない……みんなみんな、大っ嫌いだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!――青き死

 

 

 

 災い転じて福となすとか思ってないとやってられないかも知れないけれど……多くの人たちと関われるこの人生を、俺は心底楽しんでる――兵藤一誠

 

 

 

 ハイスクールD×D 四天龍の王 旧日登校のリベンジャーズ

 

 

 

 

 

 ……ふぁ!?

 

 喉の渇きに身を起こすと、両側にはいつもどおりの部長とアーシアが寝息を立てている。起こさない様に注意しながら手元にガイアの血液パックを出して、静かに飲み始めた。

 

 濃厚でコクがあり、じんわりと温かみすら感じる味わいに喉を潤す中、最近の自分の食事量の増加に辟易とする。通常の食料は勿論だが、血液に対する餓えが特に酷い。

 

 最初は一日一パックで十分だったのが、日に日に二、三と増えていって、五まで増えた所で一応の安定を見せた。どしどし送ってきてくれるから量は問題じゃないんだけど……なんだろう、この疼きは。

 

 これ自体は不安なんかじゃない。むしろ、安定したところへ確実に向かっているような感覚を覚えていて……それが逆に不安で仕方がない。

 

 何かが変わる。オレの中で、また何かが。何度も繰り返してきたことではあるが、本当は毎回怖くて仕方がなかった。

 

 いやだいやだと思っても、結局オレは未知への欲求に誘われるがままに踏み越えてきた。いつか……俺は皆すら無視してしまう程に、この欲に身を任せてしまうんじゃないか。それが一番怖い。

 

 ボフ!

 

 !

 

 震えそうな俺を励ますように、二人が同時に俺の袖を引いてベッドへ寝かせると、両腕を取って強く強く、抱きしめてくれた。

 

 ……暖かくて、柔らかい。

 

 うん、この有り難みを、決して忘れないと胸にちかおう。それがきっと、俺を救うはずだ。

 

 

 

 

 

『……これが、兵藤一誠か』

『おお、久々に喋ったと思ったら、随分流暢に話すじゃないか。その調子で、少し俺の愚痴に付き合ってくれるか』

『……彼のかい?』

『ああ。歴代最弱の癖に、馬鹿ばかりやらかしまくるドスケベで、散々人に心労をかけまくる……俺の大事な相棒のだ』




 今度は一気に増えそうです。しかもかなりの化け物揃い。イッセーの苦労は絶えません。
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