ポケットモンスターOR  紅き炎   作:ドラッケン

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ちなみにミツルのイベントはありません。
ミツル君とはセンリが一緒に行きました。


1章 邂逅

102番道路

 

エンラは102番道路を歩いていた。

既にブースターとヒノヤコマのレベルはここらのポケモンでは相手になるレベルではなかった。

そのため「むしよけスプレー」を使用しながらトウカシティに向かう。

 

道中ではトレーナーが勝負を仕掛けてくるがエンラの相手ではなかった。

 

「勝負だ!」

 

「ブースター、かえんほうしゃ」

 

「ああ!ジグザグマ!?」

 

「私と勝負して!」

 

「ヒノヤコマ、アクロバット」

 

「きゃあああ!私のポチエナが!」

 

 

「…やっぱここらへんには強いトレーナーはおらんよなぁ…」

少し調子が戻ってきたのか砕けた口調になっているエンラ。

 

そのまましばらく歩いているとトウカシティへの入り口が見えた。

 

「ついたか、トウカシティ…久しぶりに来るな」

 

トウカシティ

 

ジムもある比較的大きな町だがまだまだ田舎といったこの町。

つい最近新しいジムリーダーが来たらしい。

 

「俺のバッジはまだ3つ、4年前にとったきりだし・・・この町のジムは5つ目が良いらしいからな…」

 

彼はポケモンセンターで回復してからフレンドリィショップで買い物をした後にすぐさま104番道路に向かった。

104番道路は海に面していてすぐ先にはトウカの森がある。

 

 

トウカの森は森という場所の性質上他の地域にはいないポケモンも生息している。

 

彼も「昔」はよくこの森に来ていた

しかしきていたのはあくまで「昔」である。

そのため…、

「…ううむ、最後にきたのは8年くらい前だからな・・・かなり森自体が変わってやがる」

 

彼は迷っていた。

まっすぐ出口に向かおうと思っていたエンラはかなり困っていおり。

 

「さーてと…どうすっかな…」

 

彼はとりあえず北に向かって歩くことにした。

 

そして北に歩くこと数分

 

 

「た、助けてくれええ!?」

 

男の叫び声が聞こえた。

 

「!?、なんだ?」

 

すぐさまエンラは走ってその場に向かう。

そこには・・・彼の「目的」の一端が存在していた。

 

「おい、その書類をよこせ!」

「こ、これは大切な書類だ、渡すわけにはいかない!」

「そうか、なら力ずくで…」

 

赤い不思議な制服にフードをかぶった男が研究員みたいな男から書類らしきものを奪おうとしていた。

 

 

「そこまでだ…マグマ団」

 

エンラは背後から話しかける。

 

 

 

「!?、なんだてめえは……!?!?!、あんたは!?」

「…俺が何者かなんてどうだって良いだろう?、ほら、こいつからこの書類をうばいたきゃ俺を倒してからだぜ?」

「ククク、いいや!それは大歓迎だ、あんたにもしあったらつれて来いってのがカガリ様の命令だからな!、行け!ポチエナ!」

「なるほどな、…ってかもう知ってるのか…、ウェイクアップ、ヒノヤコマ」

 

 

マグマ団のしたっぱはポチエナを繰り出しエンラはヒノヤコマを繰り出した。

 

 

「ポチエナ!かみつ「ヒノヤコマ、つばめがえし」何ィ!?」

 

ヒノヤコマは一瞬でポチエナに翼の一閃を放つ。

レベル差とタイプ一致もあってか一撃で大きなダメージを受けるポチエナ。

 

「くそ、今度こそかみつく!」

 

ポチエナはジャンプしてヒノヤコマにかみつこうとするが。

 

「避けろ、ヒノヤコマ」

 

ダメージもあってか簡単に回避されてしまう。

 

「ヒノヤコマ、とどめのニトロチャージ」

 

炎を噴出させての突進を食らったポチエナは戦闘不能になった。

 

「…さてと、これでてめえの負けだな、したっぱ」

「っ…覚えてろぉ!」

 

マグマ団のしたっぱはそのまま走って逃げていった。

 

「良し、…まずは一人、そしてこれで確定したな、奴らは「なにかをやっている」ことがよ」

 

エンラは目的が一歩進んだことに喜んだ。

 

「…あ、ありがとう、助かったよ、それにしても強いなぁ君は!」

「カロスとジョウトにいた時にバトルの修行をしてたんで…んでその書類は大丈夫なのか?」

「ああ、君のおかげで無事だよ、…そうだ!お礼にこれを!」

 

研究員みたいな人はエンラにスーパーボールを手渡す。

 

「…スーパーボール」

「ああそうだ、ここらへんじゃあ売ってないからね」

「ありがたく貰っておくよ、感謝する」

「いやいや、感謝するのはこちらのほうさ、それじゃあ!」

 

研究員みたいな人はそのまま出口に向かっていった。

 

「…出口はあそこだったのか、一石三鳥だな」

 

ほくそ笑みながらエンラは出口に向かっていった。

 

 

 

 

森を出たエンラを見つめる影が一つあった。

 

その影はマグマ団の制服を来ている女性だった。

 

「はい…はい、彼の任務は失敗したもようです…え?、もっと大きな収穫があった?、…了解」

 

誰かと通信していた彼女は通信を切ると。

 

「へぇ…おもしろいなぁ、あの子」

 

そう呟く。

 

 

 

 

 

104番道路 某所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もうしわけございません…カガリ様、書類を奪う事に失敗しサブミッションもこなせませんでした…」

「…別に期待なんてしてなかった。…エンラは君なんかじゃあ倒せない相手だから…、分かった次の任務に行って…邪魔だから。」

「っ………了解…。(エンラ…一体何者なんだよ…あの男は、カガリ様がリーダーマツブサ以上に…執着しているなんて…)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「じゅるり…はぁ…はやく会いたい……会ったらキャプチャーして…ァハ♪、楽しみ…♪、エンラ…だぁい好き♥」

 

マグマ団の幹部「カガリ」はそう言ってその場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

104番道路 北部

 

 

「やっと抜けたー!!、そしてあそこに見えるのはカナズミシティか、…しっかしかなり景観も変ってんなぁ…んじゃ、行くか!」

 

 

 

彼は歩き出した。

 

 

 

第一章 邂逅  完

 

 

 




ヒロインのカガリの登場です。

原作ではマツブサ一筋って感じなカガリですがこのSSではエンラに対してかなり重い恋愛感情を抱いています。

理由は3つ程あるのですがそれはいずれという事で…。


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