不完全だから進化する   作:妖狐アルル

3 / 3
亜詩原 劉
好きなこと ツーリングとカラオケ
好きな場所 水族館(特にクラゲのエリア)
嫌いな事 口うるさい説教


個性把握テスト

「いきなり除籍なんて…いくらなんでも急すぎます!」

「ヴィランはこっちの都合など待ってはくれない、お前達が来たのはそういう所*1だ」

相澤の発言に皆が苦言を呈すがそれをあっさりとした言葉で返しこちらを睨む

 

「Plus ultra 落とされないよう食らいついてこい」

相澤の目が赤く光こちらを人の悪い笑顔で見つめ計測場に移動していく

 

「次 亜詩原、蛙吹」

最初は500m走、青山とかいう奴は腹からのレーザーで記録を出そうとしていたな*2

「変身」

慣れた変身のポーズを取り俺の横にギルスが出現、重なり合う事で仮面ライダーギルスに変身する

「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

顔を上げ空に向かい吠える、周りは変身でざわついていたのにこの雄叫びで更にザワつく

 

「気合いばっちりね 亜詩原ちゃん」

既に見た事のある蛙吹、それと他の生徒の中で見てる耳郎は特に驚いた様子も見せない

【位置ニツイテ ヨーイ】

 

計測用のロボが起動しタイム計測のモードに入る、蛙吹は自分の走りやすいであろう姿勢になる中俺腰を落とす

【ドン!】

 

「ウゥ!!」

スタートの合図に合わせ走る、出だしから順調にスピードを上げゴールテープをきる

【ピピ 二秒 五二】

「「「「「はや!?」」」」」

「なんて早さだ…ぼっ! 俺でもあのタイムが行けるだろうか?」

ギルスは100mを5秒で走る、これくらいはやってのけてこそだ

 

ちなみにメガネはこの後挑み俺よりタイムが遅く目に見えて落ち込んでいた、そんなに自信があったのか

 

高飛び、これに関してはというよりギルスではほとんどの競技に使えるような技はない

なので普通にジャンぷすることにする

「ウラァ!!」

【記録 50m】

 

まぁスペック道理か、まぁ飛行系の能力でもなければこんなもんだろう

 

握力測定

「ハァ!…アァ?」

ちょっとづつ力を入れていくつもりだったのだが測定器の針がグルっ!っと回転しそのままうんともすんともいわなくなった…壊れたか?

「亜詩原 お前はいい、記録は無限だ」

 

「無限とかあんの!?」 「測定不能という事ですの…何も機械を使わずに!?」

そこの驚いてる女子、その手に持ってるもんの方が驚きだ*3

 

反復横跳び、記録は88回 ちなみにこの時最高得点出したのは頭がポコポコとコブの形をしたちっさい男子だった

 

ボール投げ今の所記録は爆発ヤンキーが1番高得点だ

「ハァ!」

軽く体をひねりボールを投げ飛ばす

【記録 505.6m】

 

2球目を相澤から受け取るが目を赤くギラつかせこちらを睨む

「少し本気を出してみろ…お前の個性はこの競技なら生かせるだろう」

本気?…って言われてなぁ

 

「まじ?あれ本気じゃないの!!」 「充分やべぇ記録出てんだろ!?」 「ケロッ 気になるわね」

周りも騒ぎ始めてるし…面倒だ…考えるのも

 

「ウワアアアアアアアアアア!!!」

腹の底から声を張り出し吠える、そして体をひねり力を込めてしなるような動きでボールを投げる

 

【記録 860.0m】

「ウオオオオオオオオオオオオオオオ!!」

やりすぎたか?…考えずにやると力加減をミスしてしまう

 

落ちつけ

相澤がまたも目を赤く光らせこちらを睨んでくる、その目が赤くなるのが個性なのか?

(コイツ…やはり俺の個性が効かないのか*4)

 

「…次蛙吹」

「ケロッ 凄かったわ亜詩原ちゃん私も頑張るわ」

「あぁ」

 

周りの視線が気になる…この個性が蔓延る中でも俺の個性は珍しい方なのだろう

「相変わらず変身するとロックな姿になるね亜詩原」

「知るか…ロック関係ないだろ」

 

そう?と言いながら横に経つ耳郎、一応同中であり受験期間も俺が雄英を受けると知ると最初は戸惑いつつではあったが俺に勉強を一緒にしようと誘ってきたほどだ

 

まぁそこからの縁か長い事コイツとの付き合いは長く割と話しやすい奴になった

「ギルスだっけ?」

「…あぁ」

 

「なぁなぁ?2人は知り合いなの?」

黄色?金髪?に黒のメッシュの入った男が話し掛けてくる、確か電気系の奴だったな

「同中」

 

「おー同中なのね!俺上鳴よろしく!」

「そっ ウチは耳郎こっちが」

「亜詩原だ」

しかし上鳴と言ったか?そんなにジロジロ見てどうした

 

「いやぁ…かっこよくね亜詩原のその変身した姿」

「…そうか?」

「いやそうよ!まず変身!なんて男の子の夢よ?」

変な奴だ、こんな人から外れたような姿に変身するのに

 

「SMASH!」

そんな話をしていると空気が震えた…さっきまでごく普通の結果しか出してなかったヤツが急に大砲のような音を立てボールを飛ばしたのだ

 

「うっわやべ!?めちゃくちゃ飛んだぞ!」

「いやでもあれ…」

耳郎が指さすのはそいつの小指だ、青黒く腫れ上がっている折れてるな

「負担が強いのか…しかし」

あの威力にSMASH…No.1*5を思わせるな

 

その後特に大きな事もなく*6*7相澤の手の中の端末から結果だけが表示される

「うひゃー亜詩原2位じゃん!すげぇー!」

「…そうか?」

 

1位は八百万って名前の女子、あのバイクや万力やら作り出してた奴か

「いやアンタもバイク乗ってたよね?」

「あれは作り出してない 呼んだだけだ」

スクーター有りならギルスレイダーもありだろ

 

「あぁ…それと最下位除籍は嘘だ 合理的虚偽ってやつだ」

「「「はあああああああ!?」」」

「当たり前じゃない…少し考えればわかることよ」

どうだが…あの目は本気に思えたがな

 

「制服に着替え教室に戻るように 明日からのカリキュラムの説明に移る……緑谷は保健室に行って手を婆さんに見てもらってから来い」

「は はい!!」

初日からこれか……先が思いやられそうだ

*1
雄英高校 ヒーロー科

*2
結果は副作用の為ご察し

*3
万力をもつ八百万

*4
抹消

*5
オールマイト

*6
爆豪の緑谷襲撃は小さい事

*7
あ゛あ゛!?by爆豪




最初結果は亜詩原を1位にしようと思ったのですが流石にこういうテストは八百万の方が上かなって思って2位にしました
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