シャーレの件から少し経った頃
いつものように作業場でACをいじっていると
ピピッ
仕事の通知が来た
ここ最近、色々な学園から依頼が来ていて
今じゃかなりの依頼が溜まっている
すぐにでも取り掛かりたいが、ACの整備や弾薬の補充などであまり多くは受けれない
1日に数件程度である
普通なら依頼内容を確認してそのまま作業に戻るが
今回新しく届いた依頼者の名前は……
「連邦生徒会?」
あの連邦生徒会からの依頼だと?
……かなり重要な仕事だろうな
そうしてブリーフィングを確認する
『独立傭兵レイヴン、連邦生徒会の『七神リン』です』
『今回の依頼は、とある施設の調査です』
『先日、アビドス砂漠にて謎の施設の扉らしき物が見つかったと報告を受けました』
『ですが妙なことにこの施設は、以前は『無かった』とも報告を受けています』
『調査隊を派遣しましたが、想像よりも深くヘリでは到達不可能とされています』
『そこで貴方のACなら、この調査は行えると判断をし、依頼を出させていただきました』
『内部の構造も分からない危険な仕事ですが、引き受けてくれますか?』
「ふむ……」
施設調査か、まあよく歴代ACでやっているから慣れてはいる
しかし、以前は無かった物が突然出てくるかって話だが……
これは俺しかできない仕事、やりますか
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あれか、かなり大きいな
あれが突然姿を表したって、見逃すとは思えないが……
『レイヴン君、一人で大丈夫ですか?』
「あぁ、とりあえず日が暮れる頃までには戻ってくるつもりだが」
「もし予定時間を超えたらコウノトリは撤退する様に設定してある」
『えっでも、レイヴン君は……』
「数日分の食料はある、心配はないさ」
『……わかりました、気おつけてください』
さて、始めようか
ガコンッ
施設のゲートを開ける
ゲートの先は底が見えない
慎重に降下していく
まるでAC3の『レイヤード』みたいだな
しかし、深いな奥が見えん
全天周モニターのおかげで下側は見えるが、真っ暗
下に着く頃はどれだけの深さになってんだろうな
そう、降下していると
『レ――レイヴ――通信―届か――』
ん?
コウノトリからの通信が、途絶えた?
コウノトリは特殊な通信回線を使っているはずだからこの深度でも問題無く使えるはずだが
再び通信を繋ごうとすると
ガゴォン!!
突如としてACのシステムがダウンした
モニターも付かなくなり真っ暗になってしまった
「システムが、なぜだ?」
よりによって降下中にダウンしてしまった
このままでは地面と激突する
「システムの再起動、急いで……やら……な……きゃ……」
急に耳鳴りとめまいが起こり、そのまま意識を手放してしまった
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「ん……」
意識を取り戻す
どれだけ気を失っていたんだ?
とりあえず身体は五体満足、痛みもない
システムを再起動させると、今度は問題無く起動したが
「えっ?」
モニターには『空』が映っていた、いつの間に外に出たのk……
まて、あれは『空』じゃない
ハッチを開けて直接見る
「……っ!」
やはり、あれは『空』じゃない偽物だ
偽物空の下には数々のビルが立ち並ぶ都市が広がっていた
まるでレイヤードみたい……
『レイヤード』みたいじゃない『レイヤード』だ
「なぜ、キヴォトスにレイヤードが……」
信じ難い光景ではあるが、AC3でよく見た記憶がある
確実にそうだ
困惑しながらも、コックピットに戻り
現在位置などを色々と確認をする
現在位置は、『第2都市区』、深度と時間は、エラーを起こして分からない
通信も繋がらない、
とりあえず、先へ進むか……
そうしてACを動かし先へ進んでいく
それにしても、このレイヤード……誰もいない
何か起こった形跡も無く、争ったような感じもない
まるで、突然人がいなくなったような
そんな感じがする
しかし、あの時はなぜACのシステムはダウンし、俺は意識を失ったんだ?
外部からの影響……は考えられない
それだったら既に俺の命も無いしACも破壊されているはずだ
ではなんなのか……
とりあえず、ここから出るために『中枢』へ向かう必要がある
もしこのレイヤードがAC3と同じものなら、エネルギー炉の破壊で外への地上へのゲートが開くはず
『第2都市区』から『中枢』までは遠いな……
ACを動かし、中枢へ向かっていると
「ん?」
レーダーに反応、ここには誰もいないはずだが……
まて……近づいてきてないか?
モニターを見ると、複数の飛行MTがこちらに向かってきているのが見える
「ちっ、やるしかねぇか」
あっちは確実に敵対している
ならばやるしかない
ドドドドドドドドドドドド!
MTはこちらに撃ってきたが、QBで躱し
カァオ!!
カラサワで一機撃破
間髪入れずにもう一撃
カァオ!!
もう一機撃破
まだまだ後方からくる
OBで高速で接近し、カラサワから月光に切り替え
ズシャアッ!!
まとめてぶった斬る
ドン!ドン!ドン!
「あれは……」
捉えたのは、複数のAC3初期アセンのAC
「ACまでいやがるのかよ……」
色々と不可解なことが多い
なぜ俺ばっかを狙うんだ
MTとACの種類はバラバラ
クレスト、ミラージュなどの企業のAC混じっている
「考えても仕方が無いか……」
今は、目の前の敵に集中しよう
考え事なんぞいくらでもできる
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「はぁ……」
クソッ、倒しても倒しても湧いてきやがる……
被弾はあんまり無いが、弾薬が不安
このままではジリ貧だ
「このACのOBの速度なら、撒けるはず……やってみるか……」
OBを起動し高速で飛んでいく
このACは半分ネクストみたいなものだから速度ではノーマルACには絶対に負けない
普通の人間なら耐えれないが、何故か俺は全く問題無く使えるという
不思議なものだ
そうして少し飛んでいると
「ん?」
境目だろうか……前には大きな壁があり、そこにACが通れる大きなゲートがある
幸いにもゲートは開いており、そこに突っ込んで行くように飛んでいく
ゲートに入っていくと当時にゲートがしまった
なんか誘われているような気がするが、今は進むしかない
内部は長い通路になっていてどこに繋がっているか分からない
通路内部を進んでいると
反対側のゲートが開いた、終点だな
反対側のゲートをと出ると、そこに広がっているのは……
「……っ!?」
荒廃した都市、至る所のビルが倒壊し、瓦礫まみれである
ラストレイヴンのOPの場所に同じに見える
しかし、ここはレイヤード……ラストレイヴンのOPの舞台は地上
どうにも噛み合わない
一体このレイヤードで何が起こってる……
とりあえず着地をして、状況を確認する……
「やっぱり、ラストレイヴンの舞台だ……」
「あそこにある残骸は、クレストのACか?」
周りにはクレストやミラージュのACの残骸
少し持ち帰りたい気持ちがあるが、今はそれどころではないからな
帰ったあと、回収にしに来よう
残骸などをスキャンしていると……
「ん?」
不意に背後から気配を感じた
振り返ると、一機のACが飛んできたが……
「……まて、あのACって、『クレスト CR-C90U3』 か!?」
あの『ハンデ・レールガン』『とある企業の産業廃棄物』とも呼ばれるレールガン持ちのACじゃぁないか!
よく見たらラストレイヴンのOPの場面じゃねぇか
「ん?」
あれ、あのクレストAC……こっちにレールガン向けてないか?
OPと同じ構図なら……
確かあのクレストACのレールガンは、フロムマジックが付いてた様な……
ドゴオオオオオオオオオ!!
「ウッソだろお前!?」
ドヒャアッ!
QBで回避する
ドカアアアアアン!!
「……」(꒪ꇴ꒪ ;)
やっぱりフロムマジック付いてんじゃねぇか
……ふむ、フロムマジック付きのレールガンか……
あれ、奪えねぇかな……
そうしてクレストACに機体を向けていると
ドゴオッ!!
「!?」
背後からミラージュの四脚タイプのACが壁をぶち破って出てきた
ドゴオオオオオオ!!
四脚ACは背部のレールガンをこっちにぶっぱなしてきた
ガゴォン!!
レールガンの弾は左手武装のキャノンライフルに当たり
その反動でぶっ飛んでしまった
「武器が……」
さてさて、どうするか……
正面にはフロムマジックのレールガンを持ったクレストAC
背後には四脚AC
見事に挟み撃ちだが……
相手が悪かった事を教えてやる
ブーストでクレストACに接近する
ドドドドドド!!
ミラージュACがミサイルを撃ってきたが
ドヒャアッ!ドヒャアッ!ドヒャアッ!
QBで軽々と回避
カラサワを構え……
カァオ!!
クレストACの右腕目掛けて撃つ
ガゴォン!!
直撃し、右腕がぶっ飛ばされる
クレストACはブーストで接近してきてブレードを振る構えをとる
甘いな
ズガァン!!
悪いな、ブーストチャージも取り入れているんだ
蹴りを入れられよろけたクレストACの隙を見逃さず
カラサワから月光に切り替え
ズシャアッ!!
真っ二つにぶった斬る
「……」
レールガンを拾う
サイズ的にどうかなと思っていたが、いい感じだ
だが……
「認証に時間がかかるな……」
すぐに使えるわけではない
機体が正常に使えるように認証をする必要がある
認証に待っている時間はないな
クレストACは撃破したとはいえ、まだミラージュのACがいる
ブーストでミラージュACに接近する
ダダダダダダダダダダ!!
マシンガンとミサイルで対抗してきたが……
ドヒャアッ!ドヒャアッ!
QBで難なく避ける
ズシャアッ!!
月光で右腕をぶった斬る
間髪入れずに背部の6連ミサイルで追撃を入れる
ドドドドドド!
ミサイルが直撃し頭部や複数箇所破壊する
「……」
レールガンの認証が丁度終わったな
ガコンッ……
レールガンを構え、チャージを開始する
四脚ACも左腕のマシンガンで抵抗しているが、このACは鉄とチタンを混ぜた特殊な装甲となっている
そこいらの豆鉄砲では全然効かんぞ
チャージが溜まり、ロックオンする
じゃあな……
ドゴオオオオオオ!!
ドカアアアアアン!!
敵ACの撃破を確認……
改めてフロムマジックが着いたレールガンやべぇな……
しかし、ラストレイヴンのOP機体と殺り合う事になるとはね……
まぁいいか、良いもの手に入ったし
機体を動かしてさらに奥へと進んでいく
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……」
進んで行った先には、巨大なゲート
デケェ 、AFが入るかってぐらいデケェ
マップを見た感じ、この先が中枢らしんだが…
まぁいいか、先へ進もう
ゲートを開け先へ進む
「……」
進んで行った先に、ラストレイヴンで見たサークシティ地下
ジャック・Oやジナイーダ、パルヴァライザーなど、色々な奴と殺りあった記憶がある
やっぱりここのレイヤードの構造はおかしい
AC3とラストレイヴンの世界が混じってやがる
「ホントに、何なんだろうな……このレイヤード……」
考えても良くわからん
まずは帰還する事を考えよう
ここがラストレイヴンの世界の構造なら……
この先に、インターネサインある空間がある
それを破壊すれば、AC3のレイヤード中枢への道ができるかもしれない
確信は無いが、やらないと分からない
インターネサインの内部に入る
内部自体はラストレイヴンの時と同じ
こいつを破壊すれば……
そうしてカラサワを構え……
カァオ!!
インターネサインを破壊する
これでレイヤードの中枢への道が……
ガシャン!
「ん?」
背後から何か降りてきた音?
音の重みからして、ACっぽいが……
『お前か……』
「……っ!?」
まて……この声って……
モニターには、ラストレイヴンにでてきた
AC『ファシネイター』
パイロットは……『ジナイーダ』……
さっきまでは、何も喋らない無人機っぽいACやMTばっかだったが……
ここに来て……
ハンド・レールガンを持っているという事は、最終決戦仕様だが……
さっきのセリフといい、ラストレイヴンで見た光景……
まさか、本当にジナイーダが乗っているのか?
分からない、もしかしたらそういう音声が入っているかもしれないが……
一体、どうして現れた……
「ジナイーダ……なぜお前が……」
『やはりな……』
『そんな気がしていた……』
『私達の存在……』
『それが何を意味するのか、これで分かる気がする……』
『……お前を倒し……最後の1人となった……』
『その時に……!!』
ファシネイターはブーストを吹かし、こっちに接近してきた
「待てジナイーダ!!なぜ俺と殺り合う必要がある!?」
『あるさ……』
「!?」
『お前も『その1人』だからだ!!』
『その1人』
あぁ、そうか……
俺も、『レイヴン』だからか……
しかしだ、声が届いてる……
本当にジナイーダがいるんだな……
しかし、どういう事だ……このレイヤードならまだしも……
このキヴォトスにはACのキャラなどは存在しないはずだ……
……そういえば……このレイヤードのゲートは突然現れたと言っていたな……
まさか関係があるのか?
いやそんな事はどうでもいいんだ……
まずはジナイーダを……!
カァオ!!
カラサワで応戦するが、流石といったところか……
軽々と避けやがった……
ドゴオオオ!
ファシネイターもハンド・レールガンで反撃
ドヒャアッ!
QBで回避
ドゴオオオオオオ!!
俺も、ハンド・レールガンで撃ち返す
こっちはフロムマジック付きなので威力が段違いだ
ドカアアアアアン!!
まぁ、これも避けらるんですけどね
『お前のAC、普通じゃないな……』
「あんたのACも大概だがな……」
ノーマルACでハーフネクストとやり合えているのは普通に考えておかしい
ドドドドドドドドドドドド!
左腕のマシンガンを撃って来たが
ドヒャアッ!ドヒャアッ!
QBで軽々と回避
お互いに撃ち合っていると……
『何?』
「AC?」
降りてきたのは、二機のAC……
だが……
『ACだと?どこの所属だ……?』
「どごの所属でもないさ……」
「管理者のACだ」
『管理者?』
「地下都市レイヤードを管理しているメインコンピュータ」
「どうしてここにいるのか分からないが……」
「ただ言えることは、こいつらは……」
ガシャン……
カラサワを構える
「敵だという事だ」
『……そうか』
ガシャン……
ファシネイターもレールガンを構える
「一時休戦だ、こいつらをぶっ飛ばすぞ」
『あぁ……』
お互いにブーストを吹かし、管理者ACに接近する
ガション……
ピーピーピーピーピー
管理者ACはレーザーオービットを展開し攻撃してきた
ドヒャアッ!
だが……所詮無人ACだからな
ブレードに切り替え……
ズシャアッ!!
ぶった斬ったが……
さすがに1発では落ちないか……
ドゴオオオオオオ!!
ジナイーダの方は、心配する必要はないな……
圧倒的に押している
こちらも、さっさと終わらせようか……
ドヒャアッ!
QBで背後に周りブレードを振る
ズシャアッ!!
ドカアアアアアン!!
管理者ACを撃破……
ドカアアアアアン!!
ジナイーダの方も、終わったみたいだな……
『片付いたな……』
「あぁ、そうだな……」
お互いに向き合い……
「続けようか……」
『そうだな』
俺は、カラサワ
ジナイーダはレールガンを構える
カラサワの残り弾数は……1か……
まぁ今まで補給すらせずに、ぶっ通りで戦ってきたからな……
『弾数1か……』
「奇遇だな……俺もだ……」
ガコンッ……
カラサワのチャージを始める
この一発に全てを賭ける
お互いにブーストを吹かし、接近する
ガコンッ……
ファシネイターがレールガンを構え
ドゴオオオオオオ!
近距離からぶっぱなしてきたが……
ドヒャアッ!
QBで回避
ズガァン!!
ブーストチャージで蹴り飛ばし……
ガコンッ……
最大出力のカラサワを構え……
カァオ!!
ドカアアアアアン!!
ファシネイターに直撃
『私はただひたすらに強くあろうとした……』
『それが私の生きる理由であると信じていた』
『やっと追い続けたものに手が届いた気がする……』
ドカアアアアアアアアアアン!!
ファシネイターは、大爆発を起こして倒れた
「……」
「お前も……『レイヴン』だ……」
もう本人には聞こえないが……
せめての敬意をはらう
「……」
中枢へ向かおう……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
インターネサインの施設から進み
中枢の通路の所にいる
進んでいると……
『君が何を求めているのか我々にはわからない。』
『秩序を打ち壊すことで、何が得られるというのか』
『だが、我々にはもう君を止められない』
『行くがいい。そして君が成したことが何を生むのか、それを見届けるがいい』
AC3のクレストの代表者からの通信
管理者ACと殺り合う前にあったセリフだな……
何を求めているか…
今は、地上への道だが……
その後は?
分からない……
考えても仕方ない、今は脱出に集中しなければ
たどり着いたのは、AC3の管理者本体がある所にたどり着いた
あれを破壊すれば……
ブーストを吹かし
管理者を破壊する
ドゴオオオオオオ!!
レールガンで防壁ごと貫く
『基幹ユニットの破損率が……90%を超えました……エネルギー供給率……低下……』
『再生プログラム……最終レベルへ移行します……』
『地上への……ゲートロックを……解除……』
『本命令の実行を……もって……プログラムの……全行程を終了……』
『システムを……停止します……』
管理者がそう告げたあと……
上部にあるゲートが開いた
「……あれか」
機体を動かし……地上へと向かう……
進んでいると、奥のゲートが開いている……
隙間からは、光が漏れ出ている
あの先には地上が……
そうして、ゲートを抜けたと思っていたら
視界が真っ白になり、そのまま意識を手放した
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「……っ!!」ガタン……
意識を戻した時には、またACのシステムはダウンしていた……
「戻って……来たのか?」
ACのシステムを再起動……
「えっ?」
再起動し、モニターに映ったのは……いつもの作業場……
なぜだ?
作業場までは動かしてないし、気を失っていたはず
それに、レイヤードがあった場所は……アビドス砂漠のはず
ミレニアムに戻ってるなんて……普通はありえない……
夢……だったのか?
コックピットを開き、ACから降りる
「夢じゃない……」
左腕武装が……キャノンライフルからハンド・レールガンに変わっている
それに、戦っていた痕もある……
確実にレイヤードに来ていた事が証明出来る……
てことは……俺は、ジナイーダを……
「はぁ…」
その場に座り込む……
なんと言うか……とんでもない出来事だったな……
『『レイヴン』……その称号は……』
『お前こそふさわしい……』
「ジナイーダ……」
そう呟いてると……
ガタンッ……
後ろから、なにかを落とした音がした……
振り返ってみると……
「レイ……ヴン……君……?」
「嘘……」
お気に入りのメモ帳を落として固まっているノア
今にでも大泣きする数秒前のヒマリの2人がいた……
「ノア……ヒマリ……」
ノアは数秒前固まり、我に返ると……
目元が暗く、すごいニコニコ顔になった……
「レイヴン君?あなた一体今まで何をしていたんですか?」
あぁ、ブチ切れた……
けど、なんだろうな……
今回は不思議と怖くない……
「あぁ……」
「そうですよ!3日間行方不明ですごく心配したんですからね!!」
3日間……?
3日も経っていたのか……
地上とレイヤードでは時間流れが違うのか……
「そうか……3日も経っていたのか……」
「……レイヴン君?」
「なにか言うべき事ありますよね?」ゴゴゴゴゴゴゴ……
「あぁ……ごめん……」
「他には?」
「……ただいま…」
「…………」
「はい……おかえりなさい……ほんとに……心配したんですから……」
「ほんと、レイヴンはよく女の子を泣かせるね」
「ま、まぁ……それだけ大切な人って思ってるからじゃない?」
「それもそうだな……」
「とりあえず、レイヴンが戻ってきた事、連邦生徒会に報告しとくよ」
そう影からウタハとユウカは言う
その後の話だが……
連邦生徒会には今回の件の報告、あの施設が何なのかを話した
だが妙な事に
そのレイヤードのゲートが消えていたという
まるで元から存在しなかったように綺麗さっぱり消えていた
一体どういう事なのか……それを知っている物は誰一人としていない
だが、存在していた事は確かだ
ジナイーダとの戦った戦闘記録、ハンド・レールガン
それしか証明する物はない
まぁだが、これだけはわかる
このキヴォトスに、『何か』が起きていると
はい、いきなりAC3やラストレイヴンを取り入れてみましたが……
どうですかね?
レイヴンとACのキャラの掛け合いとか、大丈夫ですかね?
しかし、このキヴォトスにACの世界が来るとはね……
何が起こっているのやら