「あら……超天才清楚系病弱美少女の来訪を、電気をつけずに迎えるなんて……来客をもてなす気がこれっぽっちもないと言う点、とてもあなたらしいとは思いますが……しかし、暗い部屋でモニターをつけていると目が悪くなりますよ……リオ」
ミレニアムサイエンススクール・会長室
ミレニアムの全知こと明星ヒマリと、セミナー会長・調月リオの密会
呼びつけたのはリオである
「……本題に入りましょう」
「ええ、わたしもさっさと帰りたいので」
「まず、お互いの認識のすり合わせを。前回、"鏡"を巡ってミレニアム生が起こした一連の騒動……あれは私たちが仕掛けた事だったわね」
「ええ。私が"鏡"という手段を用意し、リオが『C&C』という危機を提供する……珍しく我々の目的と手段が一致した物でしたね♪」
「アリス……彼女の正体を明かすと……これ以上は、もう何も言わないでおきましょう」
「…そうですね」
「彼女の正体への解釈は、もう結論が出ているのかしら」
「勿論です、無名の司祭……それなる存在が崇拝するオーパーツであり」
「はるか昔の記録に存在する、名も無き神々の王女……つまり、あの存在の本質は」
「……ええ」
二人が互いに近づき、目を合わせながら双方の結論を告げた。そこに嘘はなく、真の目しか存在しなかった。互いに、これから告げる結論に偽りや誤りは存在しない。
「世界を終焉に導く兵器」
「可愛い後輩ですね⭐︎」
「「……」」
リオはアリスを危険すぎる存在と、ヒマリをただの可愛い後輩と結論告げた。互いに何を言っているのかわからず、しばらく沈黙が続いた。
「……本気なのかしら、ヒマリ」
「本気ですよ、あの子は世界を滅ぼす危険な存在なんかじゃない。ただの可愛い後輩、天童アリスちゃんです」
「それの危険性はよく理解しているはずよ」
リオは力強く手を握り、鋭い視線でヒマリに告げた。間違っているのはわかっている、やろうとしていることの重大さも
「その言葉の意味を、重さを、理解しているのかと……私は何度も貴女に問いただしたはずです」
「アリスの力は未だ未知数、恐ろしい事態に発展するその前に、破壊するのが一番合理的よ」
「なんですって…?……リオ、まさか、貴女!」
「人殺しの汚名……その一つや二つ、いくらでも背負ってやるわよ、キヴォトスを、ミレニアムを守るためならね」
「だけど、それをする為にも、ヒマリ、あなたは障害となるわ」
「トキ」
背後からいきなり手を回されたヒマリは、口元にハンカチを押し付けられる。強烈な圧迫感とともに揮発するエーテル麻酔に、程なくして病弱なヒマリは抵抗の暇もなく意識を失った。
(――貴女、その、顔は……!?…―…レイ……ヴ……)
「……落ちました」
「そのまま、彼女を例の部屋へ」
「かしこまりました」
「……ごめんなさいヒマリ、もうこれしかないの」
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「ああああああああもうヤダあああああああああああああ!!!」
「ノ、ノア!?落ち着きなさい!?」
ある日のセミナー……
もうお分かりだろうが
いつものようにノアはシュミレーターでロックスミスに挑んでいたが……
完膚なきまでに叩きのめされた
現在は400敗を記録している
「もうやだ、レイヴン君の所に行く……」
そうして、ノアはセミナーからAC開発部の作業場へと向かって行った
「……ノアってあんなキャラだったかしら?」
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AC開発部
「……」
「おーい、これでいいのか?」
「ん?あぁ、OKだ!」
AC開発部にネルがいる
理由としては、前に俺を蹴り飛ばし、チャティを壊した罰として
アスナから『やって』っと言われたらしい
ネル本人も反省をしていてあった直後
『ホントにすまねぇ……』っと深く頭を下げてきた程だ
別に俺はそんな気にしてないし、生身での無力さを実感した
ある意味感謝している
「ん?それは設計図か?」
「あぁ、前々から武器腕を作ろうかなって思っててさ」
「武器腕?」
「腕がまんま武器って事」
「腕が……武器……」
「カッケェじゃねぇか!!」
「お、おう……」
まさかあのネルが興奮するとはな……
意外とロマン系とかに目がないのかな?
「ちょっと見せてくれねぇか?」
「あぁ、いいぞ」
ネルに設計図を見せる
「んあ?なんだこれ?」
「大型ブレードの『OMEGA』」
「1年の時に、仕事で撃破した奴のデータを流用し新しく設計した武器腕だ」
「出力を調整する事によって刀身の長さも代わり威力も変わる、調整によってはブレードの色も変化する」
「なんだよそれ……」
「めっちゃカッケェじゃねぇか!!」
「……だろ!」
こう言われるってのは、嬉しいな
そうして、色々と武器腕について話していると……
ガチャ……
「レイヴン君〜……」
「ん?ノアどうし……」
「……ロックスミスだな?」
「うん……」
「ちなみに、今の成績は?」
「……400敗」
「「負けすぎじゃねぇか」」
俺とネルがハモる
いやだって、前までは300敗ぐらいだったよな?
そりゃそんな事言うって
「こいつどれだけやられてんだよ……」
「まぁ、一応、アリーナランク1まできてるから……」
「にしたって負けすぎだろ……」
「……慰めて」
「へいへい……」
そうしてノアの頭を撫でる、なんか最近これが日課になっている気がする
まぁノアの気分が良くなるならそれでいい
「アスナにもやってんのか?」
「ん?まぁアスナが求めたら時だけだけどな」
「ふーん、まぁアスナと仲良くやってんならそれでいいさ」
「まぁ、大事な友達だからな」
「……そうか」
ノアの頭を撫でて数分、ノアの気分が良くなってきた頃だった……
ドカアアアン!!
「……」
「なっ、何?」
急に爆発音が作業場内に響く
……ミレニアムではエンジニア部の爆発が相次いでいるからな
「エンジニア部かな?」
「いや、どうも不自然だ……」
ネル顔が険しくなった時
『……ビ……ター』
『ビジター』
「チャティ?」
『緊急事態だビジター』
『レイヴン!!』
「エア?」
あのエアが慌てている、そういえばチャティは今日ゲーム開発部でアリス達とゲームをやってたような……
『急いで来てください!ゲーム開発部のみんなが!』
「エアどうした?1回落ち着け」
『そんな事言っている場合ですか!!』
『アリスが、急に暴走を!!』
「何?」
アリスが暴走だと?
いや考えている暇はない……
「わかった今行く、アリスは押さえれるか?」
『それが……』
『アリスの周りに識別不明のロボットが邪魔をして近づけない』
『レイヴン!急いで!!』
「わかったから!とりあえずアリスから目を離すな!!」
そうして、エアとチャティの通信を切る
一体何があった……
「おい、あのアリスが暴走ってどういう事だよ……」
「分からない、とりあえずいち早く向かうぞ」
「ゲーム開発部のみんながいる所まで距離がある……ACで現地へ行く」
「ネル、乗ってくれ!」
「ノア!コウノトリでサポートを!」
「わかりました!!」
そうしてネルを連れてACに乗り込む
今回はスクランブル発進の為、コウノトリとの接続はせず
ACで現地まで飛ばす
OBを起動し、指定されたポイントまで向かう
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「……あれは!?」
現地へ着くとそこには、校舎だったもの
辺りに散らばらるサーバーの機器や残骸と瓦礫
そしてそこには……
無数のロボットを従えるアリスの姿
「クッ……レイヴン!下ろしてくれ!」
ACを着地させ、ネルと俺は降りる
「おいアリス!お前どうしたんだよ!!」
ネルはアリスにそう答えるが……
「………」
返事はない
アリスの雰囲気、目の色……
「おいアリス!」
「ネル、無駄だ」
「あぁ?」
「あれはアリスじゃない」
「じゃあ何だって言うんだよ!」
「正確に言うなら、あれはアリスの中にいる『ナニカ』……」
「どういう事だよ……あいつの中に誰かがいるってのかよ!」
「そういう事だ……」
コーラルが反応している……
これは、本能的な危険信号……
今のアリスは、危険だ……
「チッ……」
ネルはツインドラゴンを構え、高速でアリスに接近する
「待て!ネル!そいつは!」
「オラァ!!」
ドドドドドドドド!!
アリスに向けて撃つが、謎のロボットに防がれ
ドゴォ!!
「グッアッ!?」
吹き飛ばされ、こちらに帰ってくる
「クソッ、邪魔だあのロボット!!」
「ネル、無闇に突っ込むな」
「じゃあ何か策があるってのか!?」
「あぁ、だが下手したら俺が死ぬ事になるかもな」
「は??」
あまりにも衝撃的な事を聞いて、ネルは困惑する
「おいまて、なぜお前が犠牲なるかもしれない事をやるんだ」
「それしかない」
「……」
「俺がコーラルシールドを生成して注意を引く、ネルは空いた隙を狙え」
「……それしか方法は無いんだろ」
「わかったよ……ただし……」
「死ぬなよ」
「死んでアスナを泣かせたら、私がもう一度殺す」
「あぁ、死なない」
アリスの方を向き走り出す
アリスは俺に気づき……
「強化人間 C4-621 レイヴン……」
そう言う……やはり、621と俺は何か関係があるのか……
アリスの周りにいるロボットはこちらにビームを撃ってきた
俺はコーラルを放出しコーラルシールドで防ぐ
できるだけ、このロボットをアリスから引き剥がす……
しかし、対抗手段がない……逃げ回りたいが……
『ビジター、援護しよう』
チャティがLRBとマシンガンで援護してきた
やはり頼りになるやつだ
「チャティ!助かった!」
「できるだけロボットに損害を与えてくれ、本体はネルがやる!」
『了解だ』
拡散バズーカで固まっているロボットを吹き飛ばす
起動力でかく乱し、次々とロボットを倒していく
(頃合いだな……)
「ネル!!」
俺がそう叫ぶと
アリスの頭上からネルが現れ
「オルァ!!」
ドゴォ!!
蹴りを入れ、アリスは転倒する
そのまま踏み押さえ
「観念しろ、いい加減アリスを返せ」
「……レイヴン」
「あ?」
「『自由意志を表す一種の思想・象徴』」
「『何もかもを黒く焼き尽くす……
……死を告げる鳥』」
「………………イレギュラー」
「大きすぎる…………修正が必要だ」
そうして、アリスはグタッっと倒れ、そのまま動かなくなった……
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セミナー
「とりあえず、モモイとアリスちゃんの治療は完了したわ」
「うん、ありがとう」
ユウカ、ノア、ネル、チャティ、先生、俺
あの事件の関わりのある人は全員セミナーへと集まっている
「えーと、まずは状況の整理からだ」
「先生とチャティがあの時いたはず、何が起こった?」
「実はついさっきヴェリタスに新たな発見があったと研究室に呼び出されたの」
「アリス達とはそこでバッタリとあってせっかくだしみんなでで行ったんだけど」
「廃墟と呼ばれるミレニアム郊外にある封鎖区域から見つかったロボットをアリスは見たことがあると言って、それに触れたら……」
「……」
俺はそのロボットに視線を向ける
あれに触れたら……か……
しかも寄りによって見つかった場所は、アリスを見つけた時と同じ『廃墟』
それと何か関係があるのかもしれん……
未だにアリスの正体がわかっていないのも不可解だ……
「エア、あのロボットについて何か調べたりとかしたか?」
『……念の為調べましたが、固いセキュリティで1部分しか調べることができませでした……すみません』
「いや、一部分だけでも調べれたのは上出来だ」
「それでその調べれれた内容は?」
『……あのロボットはミレニアム製、かなり古いものとされています』
AC6の技研の奴と似たようなものか……
『それに、『王女』っと不可解単語が……』
「王女?」
なんの王女だろうか……
でもこの単語はアリスに向けられたものだろう
アリスはなにかの王女……ということになる……
『現時点では、それぐらいしか調べられませんでした……』
『もう少し、時間をくれれば、深く調べる事が出来ます』
「わかった、そのまま調べてくれ」
「……もう少し情報がいるな」
「それなら、私がヴェリタスに話を聞きに行くわ」
「私はゲーム開発部、モモイちゃんの様子とか気になるからね……」
それからそれぞれ調べる為に、今回は一旦解散とする
俺も、このロボットについて調べようとしたところ
「なぁ、レイヴン」
「ネル?」
「あの時、止まる前にアリスが言ってた事なんだけどよ」
「『自由意志を表す一種の思想・象徴』」
「『何もかもを黒く焼き尽くす……
……死を告げる鳥』」
「とか言ってたぜ、あれってよぉ一体どういう意味なんだ?」
「……」
「前者の意味は、ある独立傭兵集団、『ブランチ』のメンバーの1つの名称『キング』や『シャルトルーズ』とかあるが、特に「レイヴン」の名は特定の傭兵を差す名称ではなく、自由意志を表す一種の思想・象徴のように扱われて来た」
「後者はイレギュラーを表す“黒い鳥”というレイヴンという言葉を髣髴させる言葉だが、イマイチよくわかっていない」
「戦う事を自ら選び、その度に強く羽ばたくことを……」
「それが『レイヴン』の証明だと俺は思ってる」
「……じゃぁ、なぜお前は『レイヴン』と名乗っている?」
「……ただそう名乗りたいっと思ってたが、今だとその理由も通らなくなってきた」
「どちらかの意味に迫られているかもしれない……」
「……そうか」
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その日の夜、俺はゲーム開発部の様子を見に来ていた
一応チャティが先に向かっていったが、やはり自分の目で見た方がいいと思う
そうして、ゲーム開発部の部室付近に来た時だった……
「リオ?」
ゲーム開発部の部室がリオが出てきた
あの件の事だろうか……
だが、リオの後にできた人物によって話が変わってくる
「アリス!?」
リオと出てきたのは、アリス
しかし様子がおかしい、泣いている……
それにリオの周りいるロボットの数が尋常じゃない
人一人相手するには明らかに過剰戦力だ
「リオ」
俺は咄嗟にリオを止めに入る
「レイヴン……さん」
「レイヴン、来ていたのね」
「……アリスをどこに連れていく」
「貴方には関係の無いことよ」
「言い方を変えよう」
「アリスをどうするつもりだ」
「……」
リオは黙る
あのリオが行動するのは珍しい
それに彼女が動くのは本当に危険な事しか動かない
「あなたもアリスの正体が気になっていたのでしょう?」
「……いいわ、あなたにも教えてあげる」
「あなた達がアリスと呼ぶソレは、あの奇妙なロボット群『不可解な軍隊(Divi:Sion)』の指揮官であり、古の民が残した遺産『名もなき神々の王女AL-1S』」
「つまりアリスは……この世界を滅ぼすために生まれた「魔王」なのよ」
「だからそれを破壊しようと?」
「えぇ、話が早くて助かるわ」
「その意味がどういう物か、理解してるのか?」
「百も承知よ」
あの顔は本気だろう
リオはアリスを殺す
リオの言っていることが正しければ、今リオのやろうとしていることは正しいと言える
否、それはあってはならない事だ
ただの子供が人殺しになるのは
それに、アリスはゲーム開発部の大切な仲間であり、チャティの大事な『友人』
本来は止めるべきなんだろう
だが、俺は生身では戦えない
よって、ただ俺は見ることしか出来なかった……
リオとアリスが行った通路の反対側を見ると、倒れているネルがいた
確かリオの隣に、同じメイド服を来た奴がいたな、そいつにやられたのか
あのネルが……
ゲーム開発部の部室へ入ると、システムが停止したチャティと、下を向く先生、すすり泣きをしているミドリとユズがいた
「チャティ、大丈夫か?」
俺がチャティに声をかけると、システムが起動し、頭部の灯りがついた
『ビジター、リオに強制的にシステムが落とされた、アリスが連れていかれた』
「あぁ、見たよ」
『止めなかったのか』
「止めようにも、俺は生身では……」
『そうか……』
「すまない、お前の『友人』なのに……」
『……』
「今日は、休め……明日、みんなと話そう」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「このおバカさんが!!」
翌日、アリスと関わってきたみんなが集まりどうするか議論しているが、空気が葬式である
それを見かねたモモイが皆に喝を入れた
「正直、アリスが「魔王」だろうがなんだろうが、そんな事どうでもいいの!私はアリスとこのままお別れなんて嫌だよ!」
「だから私はアリスを連れ戻したい!連れ戻しに行くよ!
みんな、そうじゃないの!?」
「そうですよね、このままお別れは嫌です」
「う、うん、私ももっとアリスちゃんと遊びたい」
『ここに来てできた『友人』だ、助けない理由はない』
「よし!みんなその意気!みんなでアリスを助けよう!!」
こうして、モモイのお陰で、アリス救出作戦が始まるのである
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「それで、作戦はあるのか?」
「もちろんです、まず、C&Cが陽動として地上からエリドゥに突入します、その後、先生率いる後発隊が、無人輸送列車を通じてエリドゥに侵入」
「防衛網を突破してタワーにたどり着いた後、アリスちゃんを救出して離脱。これが、作戦の全体の流れです。」
ノアからの情報を補足するようにホログラムが表示される
それは、エリドゥの全体図だった
要塞都市の名に恥じない大規模な街
今からそこを、ここに居るメンバーで攻め落とす必要がある
「このエリドゥですが、地上は大量の自律兵器、AMASによって守られています、スペックから推測して、レイヴン君のACであれば、強行突破可能です」
「ですが、ここで懸念点が……」
「レイヴン君のACを運搬するためヘリがエリドゥに近づけないのです」
エリドゥの地図に乗せられた多数の赤い点、これはエリドゥの対空砲とミサイル発射装置
「さすが、会長……レイヴンのAC対策までしてくるとはね……」
「どうにかして、ACをエリドゥに入りさえすれば……」
「……1つ案がある」
俺は、エリドゥの地図からとある設計図へと変更する
「これは……」
「『VANGUAD OVERED BOOST』
通称『VOB』」
「ネクストがアームズフォートに対抗するために開発された新装備であり」
「機体背部に接続する巨大な追加ブースターで、これを使用することでネクストは時速2000kmにも達するスピードで飛行することが可能」
「『長射程と高火力を誇るアームズフォートに対して超高速で接近、その懐に入り込むことで損害を最小限に抑え、また、火力を封じる』というコンセプトに基づき開発された物だ」
「……なかなかぶっ飛んだ物だな」
「時速2000kmって、普通の人間では耐えれませんよ!?」
「C&Cとゲーム開発部がエリドゥ内で暴れて、注意を引いてくれれば、コウノトリでエリドゥ対空砲の射程内ギリギリまで攻めてVOBで一気に接近する」
「これなら、ACでエリドゥ内入れる」
「……レイヴン君」
「心配するな、無茶はしない」
「約束ですよ」
「……VOB準備までに大分時間がかかる、先に作戦をはじめても構わない」
「うん、わかった」
「よし、みんな、アリスを助けに行くよ!」
こうして、先生の指揮のもと、アリス救出作戦が決行される事になる
さぁ、アリスを助けに行こうか
というわけで次回はVOBでの突撃作戦でエリドゥに乗り込みます
それと………