ACを作りたい少年とセミナー書記   作:雨垂れ石

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みんなも…体には気をつけてな…


無理をしすぎた代償

 

 

「グエエエ…疲"れ"た"ぁ"」

 

ミニサイズMTの完成からまたも数週間

アスナのカジノで無双した時に…もらったお金のおかげで…金欠問題も解決…さらに本来のサイズのMTの開発にも成功した……

ミニサイズとは比べられる程でない…作業量が違すぎる……

腕だけでも…ミニサイズMTの数体作れる程…

よく数週間で完成出来たなって思うわ…

 

「お疲れ様……です……」

 

「完成…しましたね……」

 

ノアもヒマリも疲れ果てている……

無理もないさ…ノアは運動音痴…ヒマリは足のことなど…色々と抱えてやってきたんだ…よくやった方だと思う……

 

「……はぁ…まだ残ってるわ…」

 

……まだ動作確認をしていない……

けど……この状況でやれそうな雰囲気もない……

時間も……もう日は落ちてる……

 

「今日は……ここまでにしよう……」

 

「そう……ですね……」

 

「はい………お疲れ様でした……」

 

そうして……各々…自分の寮へと戻っていく…

 

「…………………」

 

=͟͟͞͞(((((ノ・ω・)ノササッ

 

ペラ…

 

めっちゃ疲れていると言っていたな?

あれは嘘だ

 

このMTの動作確認が終われば…いよいよ…

その前に…こいつを仕上げる必要がある…!

悪いな…(ニヤリ)

俺は今最高にハイッ!な気分だからなぁ…!

何時だって起きれるさ!

 

「さぁ!こっからは俺の時間dバシュ!グエーシンダンゴ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こう言う事があるからレイヴン君を寮まで連れていかないといけないんですよ」キビキビ( ^ω^)

 

 

「………なんというか…ノアさんも大変ですね…」

 

「えぇ全くです」

 

「とりあえず……レイヴン君を部屋まで連れてい来ましょうか…」

 

 

そうしてノアとヒマリでレイヴンを引きずりながら部屋へと運んで行った

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

翌朝

 

(うっ……なんかいつの間にか寝てたけど……前にもこんな事があったような……まぁいいや…)

 

(それよりも…なんか体の上に何かが乗っている気がする…)

 

そうして乗っている物の正体を確認する為に目を開けると…

 

「あっ!起きた起きた!ヤッホー!」

 

「………………」(´◉ω◉` )

 

「どぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?!?!!?!」

 

目を開けるとそこにはアスナが俺の体に馬乗りになっていた………

 

「ア……アスナ!?」

 

「アッハハ!すごいびっくりしてるw」

 

「……いや……なんでこんな所にいるんだよ!?俺…アスナに寮の場所教えた覚えないんだが!?」

 

「うーんとねぇ……なんとなくそこに行けば君に会えるかなぁって!

 

「…………」(꒪ꇴ꒪ ;)

 

なんとなくだって?

………この子…カジノでもそうだったが……常人離れした『勘』を持っているんだよな…

 

「ま…まぁ…いい………んで……ここに来たって事は……何か用でも?」

 

「んー?せっかく友達になったんだからさ!遊ぼうよ!」

 

……AC開発に集中したいんだが……

まぁ…ここまで…ずっと作業ばっかだから……少しぐらい休みがあってもいいか……

 

「まぁ……いいけど……」

 

「ほんと?ヤッタ!」

 

そうして…今日は予定を変更をしてアスナと色々と遊ぶ

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「んで……何をするんだ?」

 

「うんーとね…お買い物かな?」

 

「それじゃ!行こう!」

 

「ちょ…わかったから手を引っ張るなって!」

 

とあるショピングセンター

 

「♪♪♪♪」

 

…………ここって……女性物の服屋だよな?

俺………入ってもいいの?

 

「ねぇねぇ!これどっちがいい?」

 

アスナはふたつの服を持ちこちらに向いてきた

片方は落ち着いた色のワンピース

もう片方は…少し露出が多い…服…

 

「………あ〜……こっち…」

 

俺が選んだのは…落ち着いた色のワンピース

 

「だよね!私もこっちを選ぶと思ってたんだ!」

 

なら選ぶ必要あったか?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「♪♪♪♪」

 

「………」

 

「うーん…どれが君に似合うのかなぁ…」

 

服を買ったあと…次は俺の服を見ている…

それと…ちゃっかり先程買った服に着替えているし…

自由気ままだな……

 

「うーん……」

アスナは時々俺の方を向いて…戻す…

 

「……服じゃなくて……」

 

「今着ている服と…これなら合うかな?」

 

アスナが持ってきたのは……

黒色のコート??

 

「えっと……今の季節…コートは必要ないんじゃ…」

「そう?これ…オールシーズン対応だけど?」

 

「夏は涼しくて…冬は暖かいよ!」

 

そんなコートがあるのか?

「ほらほら!着てみて!」

 

そうしてアスナに渡されたコートを着る……

ハンドラー・ウォルターのエンブレムが入ったパーカーにコート…

………意外といいな……

 

「おー!似合ってるね!」

 

まぁ…悪くない…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そうしてコートを買ってもらい…着用している…普通…この季節だと暑いものかと思ったが…意外と涼しいな…さすがオールシーズン対応…

 

他にも色々見て周り…近くの広場でクレープを買い…ベンチに座り食べている…

 

「んー!甘くて美味しい!」

 

アスナはいちごクレープ…俺のはチョコクレープ

まぁ本来はマンゴークレープがあれば良かったのだが…残念ながら無かった…

まぁ…チョコクレープが美味いしいいか…

 

「ねぇねぇ?今日楽しかった?」

 

突然アスナから聞かれる…

そういえば…誰かと一緒にこういう買い物や…遊ぶのは…久しぶりだったな…

 

「あぁ…楽しかった」

 

「そっか!良かった!」

 

そうアスナは喜ぶと続けて…

 

「また今度一緒に遊ぼうよ!」

 

「あぁ…」

 

「やった!次はどこにしようかな…………あれ……」

 

「?」

 

先程まで元気だったアスナが…突然ボケーっとして空を見あげている…

 

「アスナ?」

 

「あれ……あなた…いや…レイヴン……君……あれ?」

 

「私…さっきまで何をやってたんだっけ…」

 

「はっ?」

 

何をって…さっきやった事を忘れている?

 

「何って……一緒に買い物したり…今こうしてクレープを食べているんじゃないか…」

 

「あれ…そうだっけ……そうかも……そう…」

 

ボケー……

 

「アスナ?アスナ?」

 

「んぁ?あれレイヴン君?どうしてここに?」

 

まずいな…

 

「あっ…そうだ!ごめん!私のあと予定があるんだった!」

 

「え?」

 

そうしてアスナは突然立ち上がり…

 

「またね!また遊ぼうね!」

 

走って行ってしまった……

 

記憶障害か?

いや…色々とおかしな部分がある…覚えている所と…そうではないところがバラバラだ…

別にアスナに障害がある訳でもない…

ではなんだ?

……そういえば…アスナって…常人離れした『勘』の鋭さを持っていたな…

もしや…その『勘』にずっと頼ってたせいで…体に定着していないのか…?

わからん……この手の事は専門外だ…

理由も分からないまま…今日は寮に戻って行った……

 

 

 

「レイヴン君はレイヴン君……レイヴン君は友達……友達?」

 

 

「あれ……友達ってなんだっけ?」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「……………」

 

やはり…胸騒ぎがする…

アスナのあれは…まずい…

あれから数時間が経過したが…

未だに…この胸騒ぎが治らない……

 

ピロン…

 

ん?

モモトーク?

 

画面を確認すると…

 

アスナ《レイヴン君!大変なの!》

 

アスナ《大変なの!助けてくれない!?》

 

レイヴン《どうしたアスナ?》

 

アスナ《あれ?レイヴン君?》

 

アスナ《あれ…私…どうしたんだろう…》

 

レイヴン《今どこにいる…?》

 

アスナ《………………》

 

レイヴン《アスナ?アスナ?》

 

まずい…

部屋を出て急いでアスナを探す

 

数分後

 

ボケー

 

 

「アスナ!」

 

「んぁ……あれ?」

 

数分後走った後…ミレニアムのとある広場のベンチに空を見あげたアスナを見つけた…

 

「大丈夫か?俺の名前……わかるか?」

 

「レイヴン君でしょ?」

 

「そうか…忘れてなくて良かった…」

 

「………そっか…また…」

 

……自覚があるのか?

 

「……いつも…なるのか?」

 

「うーん…暇な時とか…集中できない時とか……」

 

「でも…大丈夫だ……か……ら……」

 

「……あれ……どうしてここにいるんだっけ…」

 

重症だこれは

 

「はっ!ごめんごめん!ちょっと散歩しようか」

 

そうしてアスナは立ち上がり…歩こうとした時……

 

「あれ……」

 

「歩くのって……どうするんだっけ…」

 

(絶句)

まじか……ここまでで酷くなってたのか……

 

「アスナ…無理するな…」

 

「大丈夫……これぐらい……」グラッ…

 

「アスナ!!」

 

バランスを崩したアスナを咄嗟に支える…

アスナの体は…小刻みに震えていた……

 

「あなたは……誰だっけ……ダメ…思い出せないよぉ…怖い……怖い…」

 

その表情は恐怖、誰か掴んでいるのわからない、わからないことが多すぎてアスナの恐怖心は限界を超えていた…

 

「………俺は…『レイヴン』…アスナの…大切な『友達』だ…」

 

「友達…?…友達ってなんなの……」

 

「友達っていうのは、頼れる人、一緒にいて安心したり、楽しかったりする人の事だ…」

 

「あなたは…………それ…なの?」

 

「そう…俺はアスナの友達…いや……」

 

俺は…自分とアスナのデフォルメされた似顔絵が入ったキーホルダーをアスナに渡す

 

「とても…すごく大事な『友達』さ」

 

「…これは……」

 

「もしも…また忘れそうになったら…これを見るといい…」

 

「少々恥ずかしいが…アスナのために描いたものだ…」

 

「……ありがとう…」

 

「ありがとう!レイヴン君!」

 

「今まであんな感じになっちゃったら、何も思い出せなくなっていくんだけど……この思い出と…レイヴン君の事は、きっと絶対に忘れない…忘れたくない!」

 

「本当か?」

 

「うん!」

 

「約束な?」

 

「うん!約束する!」

 

「ねぇ…レイヴン君?」

 

「これからも…よろしくね!」

 

「あぁ…」

 

今のアスナの笑顔は…今まで1番の笑顔…

この2人の似顔絵のキーホルダーと彼がいる限り…

アスナは絶対に…忘れない

 

「レイヴン君は大切な友達!うん!覚えてる!」

 

 

 

「「……………」」

 

「今回だけは…許してあげましょうか…」

 

「そうですね…」

 

この光景を密かに見ていたふたりはそう言う

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「さて………」

 

ついにこの時が来た………

MTの動作確認も終了し…データも取れた…

『AC』を開発する時が来た

 

「…ACを開発をしたい所だが……」

 

「なんでアスナがいるんだ?」

 

振り返るといつものメンバーのノア、ヒマリ、ウタハの3人に

何故かアスナがいる

しかも…渡した覚えもない作業着をちゃっかり着ている

 

「お手伝いをしに来たの!」

 

「……あぁ……」

 

いやまぁ…正直人が増えるのはすごくありがたいが…

まぁいいや( ᐛ )

 

そうして俺は机に昨晩書き上げた設計図を広げる

 

「これは…」

 

「あら…結構可愛らしいデザインですね」

 

「ほう……」

 

「わぁ」

 

「BAWS製の旧世代型AC『BASHO』」

 

今回開発するのはルビコニアンがよく乗っているBAWSの旧世代型AC

G4ヴォルタがMTと大差の無いゴミと言っているが……俺としてはACを開発する上で重要だと思っている

BAWS製MTを開発したのもこの為でもある

 

「旧世代型…」

 

「前にも言ったけど…ACの原型はMT…そこから色々と派生して色々なACが生まれた…そしてこのACのおかげで…『MELANDER』や『ORBITER』などACにも繋がっていると俺は思う…」

 

「なるほど…つまりこのACを開発して…それを応用し様々なACを開発するって言うわけか…」

 

「そう…ACを開発する上に…これは絶対に外せない」

 

まぁ今回は…AC6焦点を当てているが…いつしかクレストとかミラージュとかのACも開発したい所だ…

まぁ…それを可能にするためにも…まずはBAWS製ACを作る必要がある…

 

「では…早速やっていこうか…」

 

そうして…作業に取り掛かる

役割としては…

俺とウタハで各パーツの作成

ノアとアスナは俺とウタハのサポート

ヒマリはシステムなどの作成に分けて作業を行う

まぁ人手不足と感じるが…

 

今回は今までに開発したミニサイズMTを作業用にしたり通常サイズMTも高いところや重いものを運ぶことができるようにヒマリがプログラムを作ってくれた

これで少しは作業効率をあげることができるだろうか…

 

作業開始から2時間経過

 

「……わかってはいたが…いざ作ってみると…結構難しいな…」

 

「そりゃ……前代未聞の挑戦だからな…まぁそれはそれで興奮するけどな」

 

「まぁ…そうだな…」

 

「そういえば…このACを作ったらどうするんですか?」

 

「ミレニアムプライスがあるだろ?」

 

「それに出す」

 

「ミレニアムプライスに!?」

 

ミレニアムプライス

ミレニアム中の部活が各々の成果物を競い合う、ミレニアムで最大級の品評コンテスト

いつしか公に出すつもりだったし…ちょうどいいからというのもあり…

実際の所…『自分はこんな物を作ってますよ』っていう…言わゆる自己満足ってやつだ…

 

「えーと…次のミレニアムプライスって…」

 

「確か…夏だったかな…」

 

「そんなに時間は無いですね…もって2ヶ月ぐらいでしょうか…」

 

2ヶ月でか…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

あれから数週間が経過した…ミレニアムプライスまではあと1ヶ月ぐらいの所まで迫ってきている…

現在の進展としては…腕部と頭部の完成…現在は胴体を作成している

 

正直胴体が1番の鬼門だと思う…

コックピットやジェネレーター機能…排熱機構などACを動かすのに重要な機能を取り付ける必要がある部分だと思う…

ジェネレーターや排熱機能はウタハ達に任せていて…

俺は…コックピットを作成している…

コックピットの構造は1番わかりやすいのは…『シークレット・レベル』AC…キアヌ・リーブスの主演の物を参考にしている…あとはMOAやAC2のopなどにもコックピットの描写があり…それも参考にはしているが…大部分はキアヌACを参考にしている…

全天周モニターは無理…

なので…3面の画面を用意して180度の視界を確保する…

 

「………」

 

なんだろうな…これに俺が乗るのか……

少しワクワクするが…同時に不安もある…

上手くいかなったらどうしよう…ちゃんと操縦できるのか…

色々とあるが…今は考えることではないな…作業に集中しよう……

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

またも数週間が経過…ミレニアムプライスまで残り数週間を切っている

胴体の完成も近づいてきて…残りはコックピットの設置などの仕上げ作業だけであり…そこは俺だけでやっている…

ウタハ達は脚部の作成に集中してもらっている…

今日は…ノアと…ヒマリは不在だが…

もう少しで完成……あと少し……

 

「レイヴン?」

 

ウタハに呼ばれる…

 

「少し…休んだらどうだい?」

 

「この2ヶ月…君はずっと作業しぱなしじゃないか…」

 

「いや……大丈夫……あと少しなんだ………」

 

そう………あと少しなんだ……あと少しでACが……

 

「……そうだよ…休んだ方がいいって」

 

アスナにも言われる……

 

「いや…ダメだ……ミレニアムプライスまで時間が無い…あと少しなんだ……」

 

たとえ…数日しか寝ていなくても……

 

「あと少し………………………」フラッ……

 

 

あれ……急に体に力が……

 

バタンッ

 

「「えっ?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイヴンはACの胴体パーツから落下し…頭から血を流しながら倒れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「レイヴン!?!?」

 

「レイヴン君!?!?!」

 

2人は慌ててレイヴンに駆け寄るが……

 

「レイヴン!返事をしてくれ!」

 

「レイヴン君!レイヴン君!」

 

彼からの返事はなく…

 

「レイヴン!」

 

「レイヴン君!嫌ぁ!」

 

「レイヴン!しっかりしろ!」

 

「レイヴン君!!」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「………ん……」

 

体がだるい…それに頭痛い…

あれ……何をいてたんだっけ……

あぁ……そうだ……胴体を作っていて…なんか体に力が入らなくなって…

そこで気を失ったんたんだ…

無理をしすぎたな…と思い…目を開けると……

 

「レイヴン?」

 

「レイヴン君?」グスッ…

 

「……ウタ…ハ?アスナ…?」

 

「うわあああああああああん!良かったよおぉぉおおおお」

 

「グエッ…」

 

俺の意識が戻ったと分かった途端…アスナがすごい泣きながら抱きついてきた…苦しい……

 

「こらこら…アスナ…レイヴンは今病人だから…あまり負担をかけないで…」

 

「だってぇ!だってぇ!すごく心配だっからぁ!!」

 

「まぁ…気持ちは分かるが…離してやれ…」

 

数分間…アスナは1度たりともレイヴンから離れなかった…

 

 

「はぁ……全く……心配したぞ………」

 

「あぁ……うん……ごめん……」

 

「まぁ…無事だったから良かったものの……」

 

「救護係曰く…過労だ…」

 

「言ったよな?無理はするなと」

 

「ごめんなさい…」

 

見たことない鬼の形相で説教される……

 

「ミレニアムプライスに間に合わせたい…ACを早く作りたい…その気もは私も分かる…だが…」

 

「だが………」

 

「自分の体を犠牲にしてやらないでくれ……そのせいで君がいなくなるのは…私も嫌だから……」

 

「………」

 

なんも言えない……これは俺が招いた失態…

 

「とりあえず…数日は休め…ACに関しては…私達が何とかする……だから君はしっかり休め………」

 

「うん…」

 

「んじゃ…私は戻るが……続きの説教は彼女達に受けてもらうといい…」

 

そういうと…ウタハの後ろには…バインダーをバッキバキに握りしめているニコニコのノアと…すごい小刻みに震えているヒマリがいた……

 

「逃げるなよ?これは君が招いたことだ…」

 

「…………………………救いは?」

 

「ありませんよ?」

 

\(^o^)/

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

「バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカ!!」

 

「バカぁ!!」

 

「レイヴン君?どうしてこんなになるまで…無理をしたんですか?」

 

……ヒマリは俺のお腹をポコポコと叩き…ノアはウタハ以上の鬼の形相で詰め寄ってくる…

 

「本当に………ごめん………」

 

「ごめんじゃないですよぉ!!」

 

「レイヴン君が倒れたって聞いた時…私……心臓が張り裂けそうになったほどですよ…?どれだけ心配したと思いですか?」

 

「……」

 

「…………」ニコニコ

 

「………」冷や汗

 

「本当に……心配したんですから………」

 

ノアは……そう涙を流す……

そこからは…本当にに心配だったという気持ちが伝わってくる……

 

「約束してください……もう無理は…しないって…」

 

「………わかった……約束する…」

 

「絶対ですからね!!」

 

「……あぁ………」

 

2人は泣きながら顔を埋めている……俺は…2人の頭を撫でる…

 

 

「…………」

 

「レイヴンが倒れたって聞いたけど…入れる雰囲気ではないよね…」

 

「あのヒマリがここまで取り乱すなんて…思ってもいなかったわ…」

 

「それだけ…彼の影響力は強いって事なのかしら…」

 

彼の様子を見に来た…ユウカとリオはそう告げる…

 




あーあーみんなを泣かせたな
いやまぁあれはレイヴンのせいなんですがね…
しかし……愛されてますね…みんな過保護になるのでは?
湿度がめっちゃ上がりそう
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