ACを作りたい少年とセミナー書記   作:雨垂れ石

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自分が選んだ道なら、それでいいじゃないか


自ら選んだ道

 

 

アリウスでの出来事から数日

ベアトリーチェの魔の手から解放されたアリウス自治区・生徒達だが……

まだまだ抱えている問題は多い、だがこの先は先生や連邦生徒会の仕事

俺達ミレニアムは足を突っ込むべきではない

 

さて、あの出来事が終わった直後だが

あの後トリニティへ赴き、セイアさんとナギサにプロトタイプネクストの事、操縦していたアリウス生徒の事、ベアトリーチェの事を話した

生徒が亡くなってしまったことについては、2人とも心を痛めていた

アリウスのことについては先生と協力し、慎重に対応していくと言う結論に

まだまだ問題は山ほどあるが、これで一区切りがつくだろう

 

ああ、そうそうミカについてだが、ナギサとセイアさんが色々やってくれたお陰で退学までとは行かなかったが……

決して無罪って訳でもなく、謹慎処分が下った

今は、トリニティの牢屋で過ごしているらしい

ナギサとセイアさんはそうしたくはなかったのだろう、多分だが、トリニティの過激派が騒いだのだろう

「魔女を許すな!!」ってさ

 

 

クソッタレのトリカスがッ!!

 

 

っと言いたい所だが……

決して文句は言えないのがなんとも……

 

だがしかし……それによって、ミカに対してのイ〇メが多発している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このド畜生のトリカスがッ!!

 

絶対にコーラルで灰も残らす焼き尽くしてやるからなッ!!

 

 

 

 

 

ってやりたい所だが、さすがにそれはマズイ

大人しく指をくわえて見ているしかないのだが………

 

 

 

 

 

 

ミカに手を出してみろ

 

 

 

 

 

 

男だらうが女だろうが、顔面が変形する程その面にレッドガンの流儀(顔面ストレート)をぶち込んでやるからな?

 

 

 

コホン……少し感情を出してしまった

さて、語りはこれぐらいにして

今現在俺達が何をしているのか、見ていこう

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ミレニアムサイエンススクール

 

AC開発部・AC用格納庫

 

「戦友、武装はどうするんだ?」

 

「あ〜全部解体だ、5連装ガトリングはまだしも、コジマキャノンは残してはいけないからな」

 

現在俺とラスティ、チャティでプロトタイプネクストを解体をしているところだ

トリニティを襲い、生徒の命を奪った、こんな最悪な兵器を残す理由はない

それに、こいつを残して外へ流れてしまったら

キヴォトスに戦火が広まることになる

だから、俺とラスティは責任をもって解体しなければならない

せめての弔いとして

 

とは言っても、このまま解体っていうのは少しもったいない気がする

だから、本体ではなく、内部にあったデータを応用する事に

プロトタイプネクストのデータにはジョシュアの戦闘プログラムが組み込まれていた

それを使い、UNACや新型のAC開発に取り入れる

 

ん?バルテウスはどうしたのかって?

バルテウスは、別の格納庫に保存してある

あれはプロトタイプネクストよりクリーンだからな(??)

何かしらに使えるだろう

 

そうプロトタイプネクストを解体していた時

 

バンッ!

 

「レイヴン!シュミレーターをやろう!」

 

っと、扉が勢いよく開けられ、フロイトが滑り込んでくる

 

「まてフロイト……今解体作業中だ」

 

「……そうか」

 

なんかしょんぼりしているんたまが……

 

実は、数日前フロイトにシュミレーターでの対戦を申し込まれ

コテンパンにしてやったら

 

逆にそれがフロイトの闘争心に火をつけてしまって

毎日の様に、フロイトからシュミレーターの対戦依頼がくる

 

こちとら開発や解析、解体をしなきゃいけないのに……

 

一見問題児のフロイト、普通なら迷惑かと思うかもしれんが

ACの事についてはフロイトはずば抜けている

武装やパーツの欠点を的確に見抜き、アセンブルのバランスを真面目に考えてくれる

それに、新装備のテスターも引き受けてくれている

そのお陰で溜まっていた依頼も消化できている

 

ACについては本当にありがたい人だ

 

「相変わらずだな、フロイト」

 

「あんなにやられたのは初めてだ、もっとレイヴンの動きを見てみたい」

 

「なら前にやったシュミレーターの記録でも見とけば……?」

 

「あの記録時間30秒のをか?あれは短すぎてよくわからん」

 

「……そうは言っても、今は手を離せないしな」

 

「……!」(何か閃いた様子)

 

「そうだフロイト、ノアのAC操縦の練習を手伝ってくれば?」

 

「ノアって、あのナインボールとかいうACのパイロットだったか?シュミレーターの記録を見てみだが、普通にいい動きだったぞ、俺が教える程でも……」

 

「あれでも、まだまだ練習中だからな、ACについてはフロイトが適任だろうし」

 

「……そうか、なら早速ノアの所に向かうとするか」

 

そうして、フロイトは格納庫から出て、セミナーへと向かって行った

 

「戦友……そういえばノアってロックスミスがトラウマになっていなかったか?」

 

「…………あっ」

 

「いやまぁ……大丈夫だろ」

 

「……ムゥ」( -᷄ ω -᷅ )

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

セミナー

 

「……」

 

毎日の様に、ACのシュミレーターをやっているノア

彼女は最強の称号『ナインブレイカー』をもっていながら

毎日、AC操縦の練習に明け暮れている

なぜここまでやるのか、理由は単純

 

大切な人(レイヴン)の隣に立つため

 

彼女は『ナインブレイカー』という最強の称号を持ってはいるが

それはただの肩書きに過ぎない

上には上がいる

それがレイヴン

 

未だに、レイヴンとのシュミレーター対戦をやると瞬殺されてしまう

 

だからこそ、ノアは練習を続ける

AC操縦でダメだった所はメモを取り、修正する

前までは日常に記録として使っていたメモ帳が、今ではページの隅々までAC操縦についてはの文字がビッシリも書き記されている

以前ユウカやコユキなどはそのメモ帳を見たが、思わず絶句する程だったらしい

あのリオですら、『ページを隅々まで使うのは合理的だけど……これはやりすぎよ……』っとドン引きされるほど

 

ノアは気にしていない、これが1歩でも彼に近づけるものなら、それでも構わない

 

だが、決して彼を越えようとは思わない

少しでも、彼の隣に立てるならそれでいい

 

その気持ちを胸に、今日もAC操縦の練習に明け暮れいた時

 

「ノア」

 

「……あっ、フロイトさん」

 

セミナーにフロイトが尋ねてきた

フロイトが初めてキヴォトス、ミレニアムに来た日に、1度顔を合わせており

フロイトは、一目見ただけでノアがAC乗りだということを見抜いた

 

ノアは、フロイトがロックスミスのパイロットだということは元々知っていたため

ちょっと引き目になっている

トラウマだからだ

 

「セミナーに用ですか?」

 

「いや、お前自身にだ」

 

「えっ?」

 

「レイヴンからお前の練習の手伝いをしろって言われてな」

 

「(レイヴン君ッ!!)」

 

「毎日の様にシュミレーターをやっているようだな?」

 

「えぇ、はい……」

 

「少し見させてくれ、お前がどういう感じに動かしているか見てみる」

「あっ……はい、わかりました」

 

そうして、ノアはシュミレーターを起動し、フロイトのアドバイスの中

練習をするのであった

 

 

 

「左の反応が遅れている、それだと被弾率が上がるぞ」

 

「は、はい!」

 

「背部武装の使用回数を増やせ、ライフルだけでは意味がないぞ」

 

「……はい!」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ふぅ……」

 

あれから数日、やっとプロトタイプネクストの解体が完了した

コジマ技術が使われているジェネレーターなどの処分は、本当に大変だった

とりあえず、これで終わりだ

 

さて、シャイングの整備でもしようかね

 

そうして、カップを机に置き、シャイングの整備を始めようとした時

 

ガチャ……

 

「ヤッホー、レイヴン♪」

 

「ん?あっアツコ、それに、スクワッド達も」

 

AC開発部に訪れたのは、元アリウススクワッドの面々

全員、連邦捜査部『シャーレ』の刺繍が入ったコートを着ている

 

「なるほど、先生が上手くやってくれたようだな」

 

「えへへ、これで美味しいご飯が……」

 

「まぁ、みんなが選んだ事だがら、私はそれについて行くだけ」

 

「本当に先生には感謝しきれないよ、もちろんレイヴンもね?」

 

「別に俺はいいだろ、それを選んだのはお前達だから」

 

「もう、少しぐらいは素直に受け取ったら?」

 

「気持ちだけでも十分さ」

 

「ムゥ」( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)

 

「まぁ、これでいつでもレイヴンに会うことができるからね」

 

「まぁ、これなら立場も気にせずに来れるな」

 

「そういう意味じゃないんだけど……」

 

「なんか言ったか?」

 

「うんん、何も」

 

「(先生が言ってた通りに、本当に鈍感なのね………)」

 

アツコと話している時、サオリに目が行く

彼女もシャーレのコートを着ている

 

「そっちの道を選んだな」

 

「あぁ、だが本当にこれでいいのだろうか……?」

 

「俺に聞くな、サオリが選んだことだろう、それでいいじゃないか」

 

「自分の未来は自分にしか決められない、サオリが選んだのなら、その道を突き進むしかない」

 

「……そうか」

 

「ふふ、サッちゃんはこのコートを貰った時少し嬉しそうだったよ?」

 

「なっ、そんな顔はしてない!」

 

そうアツコ達と談話をして

お互いに笑い合う

 

少なくとも、彼女達は笑えるようになった

これでいいのさ

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「じゃ、私達は戻るね」

 

「あぁ、じゃあな」

 

そうして、アツコ達が格納庫から出ようとした時

アツコがこちらに振り向き

俺の前まで来ると

 

「(また一緒にクレープ食べようね)」

 

っと耳元で囁いて、格納庫から出ていった

 

耳元で囁くようなことか?

 

別にアツコだけでも、サオリ達でも一緒に食べようかと考えていたけど……

 

そう首を傾げていると

 

「「ムゥ……」」( ⸝⸝⸝⩌⤚⩌*)

 

「……」

 

なんかノアとヒマリがほっぺを膨らませてこちらを睨んできているんだが……

 

何か俺悪いことしたか?

 

「……なんで睨んでいるんだ?」

 

「別に睨んでいませんけど?」

 

「いや睨んでるよね君達……」

 

「レイヴン君のせいですよ」

 

「??????」

 

「「……」」

 

『はぁ……』

 

えっなぜか2人にため息をつかれたんですけど……

 

「(本当に、本当にクソボケなんですね……)」

 

「(いくらなんでも、これで気づかないとか、ある意味病気なんじゃないですか?)」

 

なんかこの空気に耐えれないので、足早に逃げるように格納庫から出ていったレイヴン

 

「……」

 

「……」

 

「これではいつまで経っても、勝負が泥沼化しますね……」

 

「えぇ、それに新しいライバルが増える一方です」

 

『はぁ……』

 

どうやったらレイヴンに振り向いて貰えるか

あの二人でも、かなり手強い問題になっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、という事でスクワッド達シャーレ編入ルートでございます
まぁ本編通りにしようかと考えたけど、なんかそれだと個人的にスクワッド達が報われないと言うか、助けれないというか
まぁ、彼女達を救いたく、シャーレに編入させました

みんな、もっと笑顔になってもええんやで
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