ACを作りたい少年とセミナー書記   作:雨垂れ石

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みんな心配してくれてる……


レイヴンへの看病

 

「……………」

 

過労でぶっ倒れ…ノア達に説教され…波乱万丈な時間だった…

救護係からは数日休めば 良くはなると言われ…部屋で安静にする事に…

ノアには一切AC開発関連はするなと言われ…途中制作の

『あるモノ』や『MELANDER』の設計図や色々持っていかれた……

仕方ないので…今日はゆっくり寝るかと思っていたが…

 

「お身体の方は大丈夫ですか?」

 

何故かヒマリがいる

 

「なんで……いるんだ?」

 

「レイヴン君の体調が良くなるまで…1日ずつ交代で看病する事になりまして…レイヴン君はあまり無理をせずに…この超天才清楚系病弱美少女ハッカーの明星ヒマリに任してください♪」

 

「………」

 

まぁ…せっかく来てくれたし……言葉に甘えるか……

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「頭の包帯は緩くないですか?」

 

「まぁ…少し緩いかな…」

 

「では…巻き直しますね…」

 

そうしてヒマリは俺の頭に巻いている包帯を外し…新しい包帯に巻き直す

ACの胴体から落下した時頭を打ち血を流していた…それ以外は目立つ怪我もなく…骨折もない…本当に不幸中の幸いって感じらしい…

 

「キツかったら言ってくださいね」

 

「あぁ……」

 

優しい手つきだな…

力を入れていないのか…またまた力がないのか…どっちにしろ優しい手つきだ…

 

「はい…いいですよ」

 

「ん…ありがとう」

 

「………」

 

「ほんとに…良かったです……」

 

「?」

 

急にヒマリが言う…

さっきまで楽しそうだったヒマリが…今はなんだが…悲しいというか…心配しているという顔

 

「あなたが…倒れたと聞いた時…一瞬…目の前が真っ暗になりました……」

 

「気づいた時は…車椅子のスピードを最大にしてあなたがいるところに向かっていました……」

 

「ほんとに……心配でした……」

 

「でも…大事に至らなくて本当に良かったです……」

 

「……」

 

そう言うと…ヒマリは涙を流して…

 

「もう…あの様な無理は…しないでください」

 

「………ごめんな…」

 

……………それ以外は何も言わず…ヒマリの頭を撫でる…

 

「もう……子供扱いはしないでください……」

 

「嫌だったか?」

 

「いえ……むしろ…………少しの間だけ…そうしてください…」

 

そうして…ヒマリの頭を撫で続ける…

サラサラした髪に…いい香りがする……

撫でられているヒマリは…とても嬉しそうだった…

 

(優しい…手つきです…これが出来なくなってしまうのは…嫌…彼の笑顔が見れなくなるのは…嫌です…)

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

2日目

 

ヤッホー!レイヴン君!

 

元気よく部屋に入ってきたのはアスナ…

今日はメイド服ではなく制服を着ている

 

「今日は…アスナか」

 

「うん!」

 

「それじゃぁ……」

 

そう言うとアスナは……

 

「えい!」

 

「グエッ…」

 

勢いよく飛び込んできたアスナを受け止めると…そのまま抱きついてきた…

 

「アスナ?」

 

「ねぇ…知ってた?ハグってリラックス効果があるらしいよ?」

 

「まぁ…そうだな…聞いたことがある…」

 

「だから!今日はレイヴン君を沢山リラックスさせてあげるね!」

 

アスナはさらにギューと強くしてきた…

 

「ア…アスナ?なんか力強いんだけど……」

 

「うん………わざと……」

 

ん?

なんか声のトーンが…低いような……

 

「……ねぇ…レイヴン君…」

 

「どうした…?」

 

「……大切な友達が怪我をした時って…どう思う…?」

 

…………

 

「悲しいよ…」

 

「そう…実は私…今…悲しいよ…」

 

「レイヴン君が…倒れた時……頭が真っ白になったの……」

 

「必死に名前を呼んだけど…返事も無かった……」

 

「すごく怖かった……君を忘れそうだった時よりも……レイヴン君がいなくなるかもって思った時の方が…すごく怖かった…」

 

………………

 

「もう…無理しちゃダメだよ……私なら…どんな頼みでも聞いてあげるからさ……」

 

「……そうだな……そうするよ……」

 

「……うん…ありがとう…」

 

「ねぇ…レイヴン君……しばらくこのままでいい?」

 

「………あぁ…」

 

しばらく抱き合った後…楽しく会話をした

ハグの効果もあってか……十分リラックスできた……

 

(離れたくない……)

 

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3日目

 

「やぁ…!調子はどうだい?」

 

3日目はウタハ…

彼女の手には…果物とか持っていた

 

「ウタハか……ACの方はどうだ?」

 

「それは今する話かい?」

 

「えっ?」

 

「ノアにも言われただろ?この休みの期間はAC開発関連は一切するなと」

 

「あぁ…そうだった……」

 

「まぁ……それに関しては…君の責任でもあるがね」

 

「ウッ……」

 

痛いところを突いてくるね…まぁ自業自得なんだけど……

 

「それで…何をするんだ?」

 

「何って…いたって普通の看病さ…」

 

そう言うとウタハはリンゴを手に取り皮を剥いていく…

さすがエンジニア部と言っていいか…手先が器用だ…スムーズにリンゴの皮を剥いている

 

「ほら…」

 

ウタハから皮を向いて切ったリンゴを渡され…食べていく…

 

「全く…ホントにどうなるかと思ったよ…」

 

「さすがの私でもびっくりしたさ…」

 

そうウタハ苦笑するが…

 

「もう少し…君は自分の体を気にかけた方がいい」

 

「あんだけ無茶をさせて…」

 

「あぁ……」

 

自分でもわかってはいた…それそれ限界かなとは思っていた…

夢のために…

 

「………見返したいのか?」

 

「えっ」

 

「ノアから聞いたよ…君がどうしてACに固執するのか…」

 

「自分の夢の為……夢を笑われたから…」

 

「…………」

 

「夢の為に必死に辛い着くのはいい…だが…」

 

「その為に自分の体を犠牲にするのは話が違ってくる…」

 

「………」

 

「心配しなくてもいい…私も…協力するからさ」

 

ウタハそう言うと…

 

「けど女の子を泣かせすぎるのは男としてどうかね?」

 

「ウッ………」

 

相変わらず痛い所を突いてくる……

 

「まぁ…それだけ君は愛されているのだろう……」

 

「それじゃ…私は作業に戻るよ」

 

そう言って部屋から出ていく…が…

 

ヒョイ

 

「もう体を壊すなよ」

 

「わかってるって…」

念を押された……

 

 

 

(全く…罪な男だね…)

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

4日目

 

 

「こんにちは…レイヴン君」

 

4日目はノアだ…いつも通りの振る舞い……なのか?

 

「ノアか…」

 

「予定では…明日には復帰でしたね」

 

「まぁ…そうだね…」

 

「それは良かったです」

 

………なんか様子が変だな…動きにぎこちないっていうか…何か言いたげだが…

 

「もしかして……怒ってる…?」

 

「いえ?そんなことありませんよ?」

 

「何か言いたげだけど…」

 

「………ええ…それは沢山…」

 

声色が変わった………

そうしてノアは椅子に座り…

 

「レイヴン君への不満を言おうと思いまして」 ニコニコ

 

「………」冷や汗

 

「まず…あなたはもう少し自分の体のことを考えてください」

 

「ハイ…」

 

「いつも遅くまで起きて……ちゃんと寝てください」

 

「ハイ……」

 

「どれだけ心配させるんですか…こちらの身にもなってくたまさい」

 

「ハイ………」

 

「最後に!」

 

「‪( ˙꒳˙; )ハイッ」

 

「これ以上……心配をさせないでください」

 

「………はい…」

「あなたがいなくなったら…私……」

 

「……」

 

皆を悲しませすぎている………

 

―――それだけ君は愛されているのだろう

 

……そうなのかな……

 

「なので…私を悲しませた罰として……」

 

そうしてノアは両手を前に出し…

 

「私の気が済むまで…抱きしめてください」

 

……………

 

ギュ…

 

「これでいいの…」

 

「ええ…これでいいです…」

 

アスナにもやったが…そんなにいいものかね…

 

 

(もう……同じような事はさせません……)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「おっ…主役の復活かな」

 

無事に回復し戻ってきた…あれから進展は聞いてないが…

どうなったんだろうか…

 

「ウタハ…ACは?」

 

「ほぼ完成している…けどまだ終わってないところがある」

 

そうしてウタハはACの胴体を見て…

 

「コックピットがまだ完成してなくてな…仕上げを任せるよ」

 

コックピットは元々俺が担当していた所…ダウンしたから手がつけられてないが…残してくれたんだな……

「よし……」

 

そうして仕上げに入る

コックピットのほとんどは出来上がっているため…あとは各パーツをつけるだけ…

操縦レバーにモニター…操縦席など…必要なものを組み立てる…

 

数分後

 

「……できた……」

 

コックピットの作業が終わり…ついに……

 

ACが完成した……

長年の夢が叶った……ついに叶えた…

けど……まだまだこれから……こっからどんどん色々なACを開発して…もっと夢を叶えてみせる

 

「さて……」

 

完成はしたが……ここからが本番である…実際にACを動かすし動作確認をする…

しかし……ACの操縦はやった事がない…コントローラーならまだしも…実際にレバーやペダルなどでの操縦は初めて…

しかし…この中でACを操縦できるのは俺しかいない……

 

要は試しだ…やってやろうじゃないか…

 

そうしてACに乗り込む…

ACの中に入る方法は…頭部が開きそこから入れるようにしている…

キアヌACにその描写があったからな…

 

乗り込んだあと…システム私起動させる…動くか?

 

《メインシステム…通常モードを起動します》

 

COMの音声は『フィオナ・イェルネフェルト』

何故かって?

 

VやVDでよく使用してたからさ

本当は主任にしたかったけど…なんか集中力が切れそうだったから不採用

まぁ…別のを作った時は考えるけど

セレンさんも良かったけど…悩むな……

 

ACのシステムは…AC6のシステムを使用している…なのでいちいちスキャンモードに切り替えなくてもいい

 

「さて……システムも起動したし……」

 

あとは操作だが……

……何故だろうか…その手の操縦のやり方を知っている気がする…

そう疑問に思いながらも…操縦レバーを握り…前に押すと…

 

ズンッズンッズンッ

 

動いた……

 

「はぁ…はぁ…はぁ!」

 

やっべぇ…めっちゃ興奮する…

俺は今…ACを実際に動かしている…!

 

各動作も以上無し…

あとはブーストだ…

 

このACはバッテリーではなく…大豊のジェネレーターを再現したものをつけている…

行けるか?

そうして外へ出て…

 

「行くか……」

 

ABを起動させる

 

ゴォーー……ブォォォォ!!

 

飛んだ……

ABが正常に作動している…

 

ズンッ…着地をして…次の動作に入る…

次はQB…AC6のQBは真人間には少し辛いが…

 

ブォン!

 

……全く辛くないな……

 

ブォン!ブォン!ブォン!

 

うん…連続でやっても辛くない……

そういえばABも普通なら辛いはずなのに全然そんなこともない…

……そういえば…キヴォトスには『神秘』というものが存在する……

その神秘は自分あると言う…その神秘のおかげで特殊な力をもっと生徒もいるとか……ノアは完全記憶能力…アスナは『勘』の鋭さ…

もしかして俺はACを問題無く乗れる力とか?

まぁ…それならありがたいが…

 

それよりもだ…無事に…動作確認も終わり…これで正真正銘ACは完成である

早速…ミレニアムプライスにエントリーしなければな

 

そうして作業場に戻り…ミレニアムプライスにエントリーする

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ザワザワザワザワ

 

『さあ皆さん!ご覧下さい!今回もミレニアムプライスは大盛りです!』

 

ミレニアムプライス当日…会場には大勢の生徒で溢れている…

 

「大丈夫でしょうか……」

 

「うーん…今回が初めですので…どうなるのでしょうか…」

 

ノア、ヒマリ、ウタハ、アスナ

ACの開発に関わった彼女達はその様子を見届けるためにセミナーに集まっている…

 

「なんか……すごいメンバーね……」

 

ユウカがそう言う…まぁ無理もない…

 

セミナー、ヴェリタス、エンジニア部、C&C普通なら考えられないメンバーが揃っているからだ

 

『さぁ今回のミレニアムプライスは…たくさんの応募が来てますよ!』

 

『生物研究部、素材開発部、エンジニア部、など様々な部活がエントリーしています!』

 

「えっエンジニア部もエントリーしたんですか!?」

 

「まぁ…何も出さないわけにもいかないし…私の開発か…彼の開発か…白黒ハッキリさせようと思ってね」

 

「……ウタハ先輩…」

 

少し大人気ないのでは?っとノアは思うのであった

 

『そして…今回!このミレニアムプライスに…あの噂の転校生が作った部活…『AC開発部』もエントリーしています!』

 

『今回が初めてということで…是非ともいい成績を残せるといいですね!』

 

「……今回は…かなりエントリー数が多いからね…レイヴン君大丈夫かな?」

 

『さてこちらには、エントリーした部活の出展作品がございます!』

 

『………あれ?AC開発部の所は……何も無いようですが…』

「「「「えっ?」」」」

 

4人とも驚きを隠せない…

 

「レ…レイヴン君?」

 

「もしかして…ACに何か問題でも?」

 

 

そう…不安が込み上げてきたが…

 

『ん?なんかあっちから…何か飛んできますね…』

 

ナレーターが向いた先には…

 

ブォォォォ!!

 

BAWS製ACがABを吹かし飛んできた

 

ズンッ!

 

出展の作品の設置場所に着地をする

 

 

『こ…これは……』

 

『なんという事でしょう!ま…まさか!これがAC開発部の作品ですか!?』

 

ワアアアアアアア

 

テレビからも多くの人の歓声が聞こえる

 

「………」

 

「レイヴン…なかなかの登場をするね」

 

「……はぁ…びっくりしましたよ……」

 

無事に来たということに安堵する…

 

「……こ…これが…レイヴンの言っていた『すごいやつ』…?」

 

「ま…まさか…本当に作ってしまうんなんて……」

 

ユウカはあまりにも事にすごい驚愕している…

 

(あれが『AC』なかなか興味深いわね…)

 

リオはACに興味を示している…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「ふう……」

 

印象付けにはなかなかいいのでは?

観客のみんなも…ACに夢中だ…

さてとおりますかね…

コックピットを開き…降りていく…

 

「あ…あの!」

 

降りた途端…マイクを持った子に話しかけられた…

 

「あ…あなたがAC開発部の!?」

 

「あぁ…AC開発部の『レイヴン』だ」

 

「レイヴンさん!この大きなロボットはもしかして…!」

 

「あぁ…ACさ…結構時間がかかったけど…ミレニアムプライスに間に合って良かったよ」

 

「今回のミレニアムプライスの意気込みは!」

 

「そうだな……初めてのこともあるし…どうなるかは心配だけど…いい成績が残せるといいな」

 

そうして色々と質問を答えていく

 

「ありがとうございました!」

 

マイクを持った子は別のに所に走っていった…

さて…少し作品でも見ていこうかと思っていたら…

 

「あの!レイヴンさん!」

 

振り向くと…見覚えの人がいた…

 

「あれ…君たちは食堂の…」

 

「はい!お久しぶりです!」

 

どうやら覚えてくれているみたいだ……

 

「ついに完成したんですか!」

 

「これが…AC…」

 

「あぁ…だけど…これはまだ試作品みたいなものだ…」

 

「こっからどんどんデータを取って…もっとすごいACを作るつもりだ…」

 

「そうなんですか!」

 

それから…色々と話していく…みんな真剣に聞いてくれていいな…

 

「頑張ってください!」

 

彼女たちはそういい…

別の所へと行っていった

 

時間は…もうそろそろ…だな…

それそろ受賞式が始まる…

エントリーした人は指定の場所まで来るように言われたからそこへ移動していく…

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『………以上…第三位の作品でした…』

 

受賞式が始まった…ここまで…三位まで発表されたが…未だにレイヴン君のACは発表されていない…

少し期待があるが…同時に不安もある…

 

「………レイヴン君のAC…出ませんね……」

 

「うーん…まだ分からないよ…」

 

『……そして…第一位の発表です!』

 

「「「「………」」」」

 

全員が息を飲む……ここででなければ……

 

 

『第一位は……エンジニア部の『溶かして作る君』です!

 

 

「えっ?」

 

「あれ……?」

 

「あっ……」

 

「……………」

 

 

『受賞理由は…廃材を溶かして新しい素材にするという…環境にも優しく…新しい素材を作る所は開発者にとってはすごく活気的な作品ということです』

 

『以上…第一位の発表でした』

 

「うがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

「ノ…ノア!?」

 

「なんでですか!!彼が一体どこまで汗水流してACを作ったと思っているんですか!!」

 

 

「彼が過労で倒れるほどに努力したのに!なんで!!」

 

ノアが今までに見たことない程に暴れてる

そりゃそうである…

ノアは初めからずっとレイヴンとともにACを作ってきた…

その努力が水の泡になったと彼女はそう思っている…

 

「ノ…ノア…落ち着きなさい!?」

 

「落ち着いてられますか!!彼がどんなに努力したと……!!」

 

「まぁ…そう言うこともあるよ……」

 

「ウタハ先輩ぶん殴られたいですか?」

 

「ア…イヤ……」

 

そうわちゃわちゃしていると…

 

 

『なんと!今回特別賞があります!』

 

 

「「「「えっ?」」」」

 

『特別賞は………AC開発部の『AC』です!』

 

「えっ…」

 

 

「「「「ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!?!??!」」」」

 

「特別賞!?」

 

「そんな物ってありましたっけ!?」

 

「……今回から追加されたものよ…」

 

そうリオは言う

 

「なんで教えてくれなかったんですか!」

 

「いや…教える暇が無かったとしか……」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「おめでとレイヴン君!」

 

「あぁ…ありがとう」

 

授賞式から戻ってくると…みんなから祝福される……

……あっちでは考えられなかった事だな…

…………………なんかノア…部屋の端でうずくまっているが……

 

「おめでとうレイヴン」

 

「あっユウカ…」

 

「まさか本当に作ってしまうとはね…」

 

「あぁ……ついに叶ったよ…夢が…」

 

「そう…」

 

「けどまだまださ…これからたくさんデータを取ってどんどんACを作っていくさ」

 

「……そう…頑張ってね」

 

「あぁ…」

さて…これから忙しくなるぞ…

 

「ところで…なんでノア…部屋の端で…」

 

「なんでもないです…」

 

「そう………」

 

「ねぇねぇ!お祝いにさ!みんなでパーティしない?」

「おっいいんじゃないかな」

 

「だよね!じゃぁ早速準備してくるよ!」

 

………ここに来て……本当に良かった……

けど…まだまだこれからもっとすごいACを作る…

やってやるぞ!

 

 

 




レイヴン…あんたみんなを心配させすぎちゃいますん?
いやまあそれよりも…ついにACが完成したようですが…
まぁこれからも彼のAC開発は続いていきますので…
暖かく見守ってください
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