ACを作りたい少年とセミナー書記   作:雨垂れ石

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まさか俺が…『独立傭兵レイヴン』になるとはな


独立傭兵レイヴン

 

「……………」

 

オリジナルACを作成開始から2週間ぐらい経ったが…未だに頭部が出来上がってない…複眼の構造や今まで取ってきたデータを取り入れる事になっているが…

まぁそこは試行錯誤しながらやっていけばなんとかなる…

けど……それとはまた別に問題がある…

予算が無くなってきた

 

10億あるのになんで?って感じだろうが…BAWS製AC…MELANDERなどで結構使ったし…何より今作っているオリジナルACはあのふたつよりも違う

あのふたつは量産も目的とした設計で…オリジナルACは完全専用機のワンオフ機

最新技術も取り入れるし…

例えるなら…バン〇イの『HG ガン〇ラ』とコト〇キヤの『AC プラモ』

 

素材の確保などで結構金を使うから…

そろそろ確保しておきたい頃…

一番の手っ取り早い方法は…アスナがカジノで無双する事だが…

さすがに2回目はまずい…ノアやユウカにブチ切れられる…

ならばどうするかって話だが…

 

「…………」

 

右腕には『RF-024 TURNER』通称初期ライフル

ベイラムの開発した普及型アサルトライフル

フルオートで扱いやすく 連射性能と威力のバランスも良い

企業の新兵から熟練の傭兵まで広く支持されるロングセラー

 

左腕は『MG-014 LUDLOW』

ベイラムの開発したマシンガン

連射性能に優れており 単品での火力不足は否めないものの

2丁持ちや他武器との併用で効力を発揮する

 

右背部には『SONGBIRDS』

メリニットの開発した小型連装グレネードキャノン

中量機体オーナーから寄せられた要望に応えて作られ

爆発威力の低下を連装化で補っている

 

左背部には少し改造を施した試作型の『ブレード』

まだレーザーやパルス系の武器はデータ不足なので…仕方なく改造を施した…炎のブレード

 

とまぁ武装を作りアセンブルをした『MELANDER』が目の前にある…

合法的にお金を稼ぐには…『傭兵』が俺には合っていると思う…

て言うかそれしか考えられない…

しかし…傭兵バイトって…あんま儲からないって聞いた気がするんだが…

 

「……………」

 

物は試しだ…

『独立傭兵レイヴン』として…傭兵をやろう…

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「まぁ…そういう事…」

 

「はぁ…………」(クソデカため息)

 

傭兵をやるとは言ったものの…現在俺はミレニアム所属…他校の依頼も受けることにもなるから…何かとトラブルがあるかもしれない…

そこでミレニアム所属ではあるが…他校の依頼を受けれるように…ユウカ達セミナーに許可をもらう必要がある…(念の為)

 

一応ユウカ達にはなぜ傭兵をやるのか…どう言った感じになるのか説明済

 

依頼を受ける条件

 

・主に排除依頼や破壊依頼などACを使う依頼しか受けない

・依頼料は10万以上

・依頼主との問題は一切ミレニアム側は責任を持たない

・報酬の1割はセミナーが仲介料として受け取る

など条件付きで話してはいる

 

「……ブラックマーケットで問題を起こすよりかは幾分かマシだと思うが…」

 

「まぁ………それは………」

 

「はぁ………」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

その後…何やかんやありつつ…何とか許可を貰えた

さて……早速依頼を募集をしようか…

そうして各学園に募集を送る

 

『独立傭兵レイヴン』

多額の報酬と引き換えに学園の問題などの依頼を遂行する傭兵

報酬の為なら依頼主は問わない

 

………依頼来るかな…

 

 

依頼を募集してから…数時間後…

 

ピピッ

 

「お?」

 

早速依頼が来たか!

PCを確認すると

 

「トリニティの…正義実現委員会?」

 

トリニティって…ゲヘナやミレニアムとも並ぶマンモス校じゃなかったか?

そこから来るとは……意外だな…

 

『初めまして独立傭兵レイヴン…こちらはトリニティ総合学園、正義実現委員会…羽川ハスミです』

 

『今回の依頼ですが…ある集団を叩いてほいいのです』

 

『The Devil's Judgment…『悪魔の裁き』という名のカルト集団です』

 

『トリニティのあり方に反対し…悪魔の導きという妄言に動いている危険な集団です…』

 

『前にもその集団による攻撃を受け…かなりの被害が出ています…』

 

『そして今日…その集団が多数の人数と兵器を従え…トリニティに攻撃しようとする情報が入っています…トリニティが攻撃される前に…叩いて欲しいのです…』

 

『本来は私達が解決しなきゃいけない問題です…傭兵に頼るのは恥ずかい限りですが…今…正義実現委員会の人があまり動けない以上…貴方に頼るしかありません…』

 

『もちろん…依頼に見合った報酬は用意しております』

 

『色良い返信を期待しています…共に戦ってください…私達の正義の為に…』

 

……

 

「カルト集団か……」

 

なんというか…ラストレイヴンのバーテックスの集団を思い出すな…

まぁせっかく来た依頼だ…受けよう

『信頼とは実績』

確かに…ウォルターの言葉通りだな…

 

そうしてACに乗り込み…システムを起動させる…

 

《メインシステム…通常モードを起動します》

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

…………作戦領域まであと少し……

 

「システムよし…武装も問題無し……ノア…いつでも行けるぞ」

 

『それはいいんですけど…なんで私オペレーターなんですか!?

 

実はウタハにACV、ACVDに出てきた大型のヘリこと『ストーカー』を作って貰った…呼び名は『コウノトリ』なんだけどね

それにACを繋げ遠くまで行けるようになった

そしてオペレーターとしてノアを連れてきたが…ノアはなぜオペレーターが自分なのか疑問に思っている

 

「そりゃ…記憶力と冷静に状況判断ができる目…オペレーターとしては十分だろ?」

 

『……そうなんですかね…』

 

「まぁ…そんな訳で…これから依頼の時は一緒に来てもらうよ」

 

『………わかりました』

 

なんか喜んでいるような…まぁいいか…

 

「作戦領域に到達…切り離していいぞ…」

 

『……わかりました…』

 

そうしてACとコウノトリの接続が切られ…ブーストを吹かし…着地する…

 

「…コウノトリから周辺をスキャン…あの集団がどこにいるかあぶりだしてくれ」

 

《了解…周辺をスキャンします》

 

COMは少々特別でな…コウノトリの操縦やこう言った感じに…色々やってくれるように…設定した…ヒマリ…ありがとな…

 

《西側に複数の反応…》

 

「ノア…数は?」

 

『……えーと…ざっと見積もっても…20人ぐらいいますね…近くに戦車なども車両も確認してます…』

 

ブリーフィングでは…かなり人数と聞いたが…おそらくあれは1部隊に過ぎないだろうな…

まるで…AC6のミサイル防衛のミッションとザイレムの防衛ミッションみたいだな…

 

ピピッ

 

『独立傭兵レイヴン…こちら正義実現委員会…羽川ハスミです』

 

『今回の依頼受託…心より感謝します』

 

『貴方が操る『AC』という物…その実力を見させてもらいます』

 

『それでは…幸運を…』

 

……絶対それが本音だろ…

まぁいいや…

 

「了解…さて…稼ぐか…

 

《メインシステム…戦闘モード起動します》

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「もうすぐだ…」

 

「トリニティに悪魔の裁きが下るだろう」

 

「裁きが下り次第…我らが統治する秩序…それを作り出す!」

 

そうカルト集団が言っている時…

 

ドンッ!ドンッ!

 

「グオアア!?!?!」

 

「な…攻撃!?」

 

「まさか…気づかれたのか!?」

 

「クソッ!反撃だ!」

 

カルト集団が反撃体制を整えている時…

 

ズンッ……

 

「えっ?」

 

「何……この…」

 

カルト集団の目の前にはAC

そして左腕のマシンガンを向け

 

ダダダダダダダッ!

 

 

「…………」

 

やっぱソングバードはいいな…

 

『レイヴン君…東方向に同じような部隊が!』

 

「あぁ…了解…すぐに対応する」

 

そうしてABを吹かし迎撃に向かう

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ダダダダダダダッ!!

 

ドンッ!ドンッ!

 

 

「……あれが……独立傭兵レイヴンが操る『AC』ってやつっすか…」

 

「結構いい動きをするっすね…いやあれは手馴れすぎじゃないすか?」

 

「えぇ……本当に初めて傭兵をやる人でしょうか…」

 

「しかし……ミレニアムの技術はすごいっすね〜」

 

「あれ…結構な人数いなきゃ作れないでしょうし…」

 

「いえ…情報によると…それを作った部活…『AC開発部』の部員は…1人

 

「……………冗談ッスよね?

 

「そうと信じたいですけどね…」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

『第5波…さすがに打ち止めでしょうか……』

 

あれから戦車や歩兵部隊を殲滅

第5波まできたが…もうさすがに人数的にも厳しいはず…

 

ズンッ…ズンッ…ズンッ…

 

「ん?」

 

前方から複数のゴリアテ…奥には4脚タイプも混じってる…持っていたとはな…一体どこから手に入れたのやら…

 

『ゴリアテ!?数が多い…』

 

「いや…少ないぞ…」

 

ガシャンッ!

 

マシンガンからブレードに切り替え…ABで一気に距離をつめ

 

ボボボボボ…ビイイイ!!

 

ズシャアッ!

 

ゴリアテ2機をまとめてぶった斬る…

ブレードにはチャージ機能を追加した改造を施している

チャージするにより刀身が長くなり広範囲の攻撃を可能にしている

AC6のレーザーブレード『Vvc-770LB』に近い機能だ

その代わり冷却に少し時間がかかるわけだけども…

 

「さて……」

 

いきなり2機破壊された事により相手は動揺しているみたいだ…

すぐに反撃体制を取ろうとしているが…

 

ドンッ!ドンッ!

 

そんな隙与える訳ねぇだろ

 

ソングバードによりもう一機破壊…なんちゅう脆い…

あとは4脚タイプだけだが…こいつは一度もやり合った事がないが…武装を見る感じ…AC6の4脚MTに近いな

 

ダダダダダダダダダダダダ!

 

向こうは撃ってきたが…

QBで軽々と躱し…

 

ズシャアッ!

 

そのままブレードを叩き込むが…通常のゴリアテと違うからか…さすがに一発では落ちなかったか…

 

「……」

 

ズガンッ!

 

蹴りを入れるが…あんま意味ないな…

 

ドンッ!ドンッ!

 

ソングバードを撃ち込む事でやっと撃破できた…

これ…早い所レーザー系を作らなきゃな…

まぁそんな事よりもミッション完了だ…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「独立傭兵レイヴン…依頼の達成…心より感謝します」

 

「あぁ…どうも…」

 

依頼が終わったあと…ACから降り正義実現委員会のもの達と顔を合わせているが…

一部の人を除いて…みんなACに群がっている…

 

「すみません…お見苦し所を…」

 

「いや…いいさ…珍しいからな…」

 

「しかしすごいっすね〜あんな大きな機体を動かすんなて」

 

「……そうか?ゲーム感覚で動かしているつもりだが…」

 

「……え?」

 

えっあんな動きをゲーム感覚で?

 

「すごいっすね……」

 

「いやいや…あれと比べれば…まだまだよ」

 

「だって相手の癖を利用してマニュアル射撃でぶち当ててくるわ…一瞬で裏を取ってパイルバンカーをぶち込んでくる『変態共(イレギュラー)』がいるからさ」真顔

 

「「………………」」絶句

 

おかしいよ…あいつら人間じゃねぇ…何?チーターをおもちゃにしても上位ランカーは誰一人もランク変わらなかったって?

この変態共(イレギュラー)が!

 

まぁそんな事を話していると…

 

「ハスミ先輩!」

 

ある正義実現委員会の人が駆け寄ってきた

 

「どうかしましたか?」

 

「『ティーパーティー』の百合園セイア様から…独立傭兵レイヴンを連れてきてほしいと…」

 

「セイア様が?」

 

ティーパーティー?

トリニティの生徒会が俺を連れてこいと?

………大丈夫かな…色々と…ここのマナーとかからっきしやぞ

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「…………」

 

トリニティの生徒会…ティーパーティーから呼ばれたので…その場所まで向かってはいるが……

すっごい豪華だな…

ミレニアムではまず見ない光景だ…

一応ノアにはACを見てもらっている…誰かに変に触られないためにね

 

ティーパーティー…か…

 

「こちらです…この先にティーパーティーの方々がお待ちです…くれぐれも無礼のないように…」

 

そうして扉が開く…その先は…3人の人が待っていた…

カップを手に持ち…上品に飲んでいる銀髪に近いような…よくわからん髪の色をした人

ピンク髪に何かと明るい表情の人

ケモ耳が生えた黄色の髪の人

 

その3人が丸いテーブルを囲むように座っていた…

カップを手に持っていた人がこちらに気づくと…

 

「あら?セイアさん…例の人が来ましたよ」

 

「ん?あぁ…そうか…」

 

そうして黄色の髪の人はこちらを向き歩いてきた…この子が百合園セイアって言う人か…

 

「初めましてかな…ティーパーティーホストの百合園セイアだ…ティーカップを持っているのが桐藤ナギサ…ピンクの髪の毛が聖園ミカだ」

 

「独立傭兵レイヴン……です……お会いできて光栄です……」

 

「なに…そんなかしこまらなくてもいいさ…ほら…座ってくれ」

 

そうして…セイアに案内され席に座る…

前には学園トップ…俺はしがない傭兵であり学生でもある…

周りには護衛らしき人…怖え…

 

「お会いしたいと聞きましたけど…普通…一般の生徒…ましてや傭兵が学園トップに会えるものでしょうか…」

 

「まぁ普通はそうかもしれないが…今回は私個人として君を呼んだのさ」

 

「びっくりしたよね♪セイアちゃんあまり人を呼ぶような人じゃないからさ♪」

 

「確かに以外ですね…セイアさんが人を呼ぶような事はありませんでしたから…」

 

「む…私もそういう時もあるのさ」

 

………雰囲気に押しつぶされそうだ…

 

「それで……なんで俺を呼んだんですか?」

 

「ん?あぁ…『AC』と言ったかな…あれを操るのはキヴォトスでは見た事がなく…どんな人が操っているが気になってね…ただそれだけの理由さ」

 

「はぁ…」

 

「それにしても凄いですね…あんな大きなものを操るのは…」

 

意外と好印象…

 

「うーん…」

 

聖園ミカっていう人がこちらをまじまじと見てくる…

 

「あ〜…どうした?」

 

「うーん?いや〜なんか意外だな〜って」

 

「?」

 

「てっきり…大柄な人かなって思ってたけど…意外と普通の人なんだね」

 

「ちょっ…ミカさん!あまり失礼な事は…!」

 

「………意外と鍛えている方だが…」

 

「そう?ちょっと触ってもいい?」

 

「まぁ…」

 

そうしてミカは腕を触っている…

 

「わぁーお☆…本当だ…意外とあるね」サワサワ

 

「まぁ…ACを操縦する上で…Gには耐えれる体にしないといけないし…」

 

「ふーん…そうなんだ…」サワサワ

 

「コホンッ…ミカ…そこまでしたまえ」

 

「はーい…」パッ…

 

 

それから数十分ぐらい色々と話していていった

終始ミカは腕を触ろうとしていたが…ナギサやセイアに止められていた

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日はありがとう…いい話が聞けたさ」

 

「こちらも…話しができて良かったよ」

 

「また次回もトリニティで依頼があるならまた話そう」

 

「あぁ…」

 

そうして部屋が出ていく…

いい人だったな……

 

ACの所に戻ってくると…ノアとハスミ…イチカが待っていた…

 

「あっ来ましたね…結構話していましたね」

 

「……あぁ…結構いい人達だったよ」

 

「ふーん……」

 

なんか不満そうなんですけど……何か悪いことしたか?

 

「レイヴンさん…本日はありがとうございました…」

 

「あぁ…まぁ何かあれば遠慮なく依頼を出してくれ」

 

「わかりました」

 

そうしてACに乗り込み…コウノトリと接続してミレニアムまで帰って行った

 

 

「独立傭兵レイヴンか…」

 

「ツルギ!?」

 

「レイヴン…」

 

「『自由意志を表す一種の思想・象徴』か…」

 

「『何もかもを黒く焼き尽くす、死を告げる鳥』か…」

 

「あ〜…ツルギ先輩?」

 

「……ハスミ…」

 

「……なんですか?」

 

「あの鴉の扱いは慎重にやれ…あの鴉がキレたら…全て焼き尽くすぞ

 

「「…………!?」」

 

奴の中に…燃え上がる何かを感じた…

レイヴン…

お前は…自由意志の象徴か…死を告げる鳥か…どちらだ?

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「ふーむ…」

 

トリニティからの依頼のあと…ミレニアムに戻りACのデータを見ている

今回の依頼で色々と考える事がある…

制圧力の事だ

別に今の装備でも戦えはする…けどこれからこういった依頼が降るかかるかもしれない…

けど現在予算も限られる…オリジナルACの為にお金を稼いでいるのに…

また新しく作る訳にもいかないけど…

一応…左背部用のソングバードは作ってはいる…

………Wソングバードか?

ありだな…

 

左手のマシンガンからブレードに変え

左手背部をソングバードに変える

……うん頭ベイラムだな

まぁしばらくはこれでやっていくか…

弾薬費などの心配は?と言われるだろうが…この世界の弾薬はあっちの世界と比べてかなり安く…コンビニなどで普通に見る程…

改めてこの世界は変わっているなと思う

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ピピッ…

 

おっ…また依頼が入ったな…

 

『えーと…独立傭兵レイヴン……だっけ?まぁいいや…アビドス廃校対策委員会の小鳥遊ホシノだよ〜君に依頼をお願いするね〜』

 

『今回やってもらうのはね…アビドス高等学校の近くにあるヘルメット団という不良グループがいるんだけど…そいつらの拠点を襲撃してもらいたいの』

 

『今のアビドスは砂漠化の影響で人もいないし…ヘルメット団みたいな不良がうろついている感じになっているの…いや〜めんどくさいよねぇ〜』

 

『でも昔みたいなアビドスにするために私達は頑張っているんだけどね…人手が足りないんだ〜…』

 

『ちょっとでもいいからさ…手を貸してくれるとおじさんとしてはありがたいかな〜』

 

『報酬はあまり用意出来なかったけど…頼むよ…返事を待ってるね』

 

………報酬は最低金額の10万を下回っている…

しかし…アビドス砂漠化の影響で住民…生徒もいない…

かなり厳しい状況と聞く…

 

「……………………」

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

《作戦領域に到達…ACを切り離します》

 

アビドス自治区…辺り一面ホントに砂だらけだ…

コジマ汚染を受けたかってぐらい酷い…

 

「………」

 

『あーあー…聞こえる?』

 

『来てくれたんだ…ありがとうね』

 

『それじゃ…ヘルメット団のアジトの場所は送っておいたから…好きに暴れてもいいよ…じゃ…よろしくね〜』

 

「……………」

 

まぁいいか……

仕事を始めよう

 

《メインシステム…戦闘モード起動します》

 

 

 

ドンッ!ドンッ!

 

「グアアア!?」

 

「な…なんだあれは!?」

 

「ヒッ…助けて!」

 

 

「…………」

 

Wソングバードの制圧力は凄まじいな…一瞬で殲滅できた…

こいつらにはオーバーキルって思うぐらいだがな

まぁいいや…

マップには数箇所マーカーが記されている

手早く終わらせよう

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「いや〜助かったよ〜ありがとね〜」

 

あの後ヘルメット団のアジトを片っ端からぶっ飛ばし

依頼は終了した

現在は依頼者小鳥遊ホシノと顔を合わせている

 

「まさか来てくれるとは思っていなかったけどさ…」

 

「まぁ……俺も…悩んではいたけど…」

 

「今のアビドスの状況を見れば…まぁ…」

 

「しかし…こんな砂だらけなのに…なんで残ろうと?」

 

普通に疑問である…もうここまで来てしまったら…手の打ちようがない…

しかも今のアビドスの生徒数は片手で数えられるほど…

現実的には…ほぼ絶望と言っていい

 

「アビドスは……私達の居場所なの…」

 

「私が…私でいられる所なの…無くなってしまったら…もう…」

 

……なるほど…

 

「そっか……このアビドスが…君たちの『魂の場所』なんだな…」

 

マギー…お前もそう思っていたのか?

戦場が……お前の魂の場所だって言ってたよな…

 

「……まぁ……そうだね…」

 

「それじゃ…俺は戻るよ」

 

「うん…ありがとうね」

 

「また何かあれば連絡してくれ」

 

そうして…ACに乗り込もうとするが…

 

「あっホシノ」

 

「?」

 

「無理はするなよ」

 

「え?」

 

そうしてレイヴンはACに乗り…コウノトリと接続して飛んでいった

 

「…………」

 

あれは…どういう意図で言ったんだ…

今のアビドスの状況に対して…いや…あれは…

 

 

「……………」

 

あのホシノっていう人…何かしらを抱えている…そういう目をしていた

普段は気が抜けているような振る舞いをしているが…あれは誤魔化すために作っている

本当は…何かあるはず…例えば…『大事な人を無くした』とか……

まぁ何がともあれ…無理はしないで欲しいな…俺が言えたことじゃないけど(´・ω・`)

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さて……あれからも色々な学園の依頼を受け…金も貯まってきた…

作業を再開できる

けど現状未だに頭部すら出来てない…

複眼システムが非常に厄介…

 

「はあ〜………」

 

こいつが完成するのはどれぐらい先なのやら…

まぁグチグチ文句を言っても仕方がない…

とりあえず夏休みが終わるまでには頭部は完成させよう

 

 

 




みんなは1度独立傭兵レイヴンになりたいと思ったことあるよね?
あるよね?(圧)
まぁ…これからちょくちょく独立傭兵レイヴンとしての仕事の場面を増やしていきたいのでよろしゅう頼んます
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