「間違いなく、写真はアリバイ通りだね。」
「ええ。」
「でも、本当にこれに乗っていたのかな?。」
と、南は言った。
「うーむ、あれっ。」
「どうした、日付が3月ごろになっているよ。」
「あっ、本当だ。」
とにかく、黒澤ダイヤに聞くことにしよう。
そして、翌日。
南は黒澤ダイヤに聞くことにした。
「ああ、その男が。」
「ええ、一緒に乗っていたかなって。」
「その男の人は奈良線あたりで見かけたと思うわ。」
「あれ、ダイヤさんはその男知っているのか?。」
と、南は言った。
「その2人って、殺されたんですよね。」
「ああ、東京と奈良でね。」
「そう言えば、その男が乗っていたのを見たわ。」
「それって、この男か。」
「ええ、よく似ているわ。」
「ありがとう。」
早速、南は高山たちに報告した。
「この男は確か、ビスタカーに乗ったって言っていたな。」
と、岩泉が言った。
「ねぇ、犯人は新快速と新幹線に乗って利用したんじゃないかな。」
「えっ、それはどう言う事?。」
「だって、新大阪から奈良へ行くにはそれを利用するじゃない。」
と、小海は言った。
「それも考えるな。」
「分かったわ、犯人はこれを利用したんだよ。」
「何、わかった。」
早速、南は時刻表を読んで推理した。
「犯人は、これを利用したんですよ。」
「ほう、なるほど。」
東海道山陽新幹線「のぞみ3号」
東京発6時50分 乗車
新大阪着9時27分 下車
奈良線
大阪発9時42分 乗車
奈良着10時28分 下車
奈良線・大和路快速
奈良発14時21分 乗車
大阪着15時05分 下車
東海道山陽新幹線「ひかり380号」
新大阪発16時43分 乗車
東京着19時43分 下車
「そうか、やはり犯人は奈良で殺害して、東京でその女性を殺害したのか。」
「ええ、その通りです。」
「犯人はわかったの?。」
「犯人はあの人だ、これを使って犯行が出来るのは磯風良治だ。」
「そうか、犯人は奈良線に乗って、帰りは快速を利用して新大阪へ向かって新幹線を利用したんですね。」
「その通りだよ。」
と、南は言った。
「ちなみに、南主任が乗ったのは。」
「普通の奈良線だ。車両は205系で大阪から久宝寺に乗てそこから大和路快速に乗ったんだよ。」
「へぇー。」
「快速では青春18きっぷが可能でしたね。」
「ああ、そうだよ。」
「これで磯風のアリバイは崩れた。」
そして、次の日。
磯風は、東京駅から寝台特急「はやぶさ・富士」に乗って九州へ向かった。
「奴は何処へ行くんですかね。」
「あっ、磯崎は九州へ向かうつもりですよ。」
と、そして南と高山と松本と梶山は磯崎に会った。
「磯風良治だな。」
「えっ。」
「お前を殺人容疑で逮捕する。」
と、松本は言った。
「くっ。」
「よしっ、連行しろっ!。」
「はっ。」
こうして、事件は解決した。
磯崎は、2人を殺害した犯行の動機は車内での携帯マナーが悪かったので注意されて喧嘩売られた事での犯行だった。彼は二人の後をつけて殺害を計画したことも自供した。
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劇中の列車時刻は平成26年度の時刻を使用しています
参考作品 原作・西村京太郎「紀勢本線殺人事件」